Sunday, September 24

旅行博

 東京ビックサイトでやっていた旅行博にいってきました。

 初めてだったのですが、年々規模も大きくなって人気もあるイベントだそう。130カ国が参加して、今年は中欧がフォーカスされていました。

 各国の観光協会、航空会社、旅行社、ホテルなどがそれぞれブースを出しています。パンフレットは山のように入手できて、あとは、クイズなどに参加すると景品がもらえたり、ダンスなどのイベントを見たりという感じで楽しめます。ただし、かなり並ぶ必要もあり、とにかくすごい人でした。さらっとぐるっと一周しましたが、人気はやはりANAとJALのブース。クイズなどのイベント参加の整理券もすぐにいっぱいになってしまうようでした。最近、ちょっと人気がかげりがちな印象のグアム・サイパンもかなりがんばっていました。イタリアなど、すでに知名度も人気も十分という国は、ブースは大きくても商談用のスペースがメインだったり、こじんまりしたブースでリーフレットを配っているだけだったり、と、ここでがんばる必要はないからという雰囲気を感じました。

 最後には、パンフレットなどの山でかなりの荷物で混雑の中疲れてしまいましたが、もう少し目的を定めていったらよいのかもしれません。万博のようなアトラクションがいろいろあるわけではありませんが、情報収集の場としては、かなりよい機会だと思いました。
 

 

Saturday, September 23

Laos

 バタバタしていていちょっとアップが遅れました。まとめてなのでちょっと長文。  

なぜラオスに?といわれました。
 行ったことがなくて、数日でいけて、9月という時期があまり悪いときではなく、しかも、あまりお値段も高くない、という条件にあっていたのです。

 たぶん、もう二度と(プライベートでは)行くことはないだろうと行く前から予想はしていましたが、実際、本当に何もないところで、一度行っておけばよい、という感じではありました。 素朴なところです。

 癒しの国、ラオス。要は何もないのでのんびりして、人もよいし治安もよいので安心できるところ。実は、かつていた南の国との共通項目、かもしれません。大きく違うのは、生活水準と宗教。道路は完璧、ピカピカと輝くモスクに何もないけれど箱だけは立派なショッピングモール、朝は4時半からコーランのモーニングコール、省エネを逆行する派手なライトアップ、見渡せばレクサスやベンツの新車ばかり、アマ(メイド)を雇った優雅な生活、はもちろんここにはありません。仏教が圧倒的で、しかも敬虔な仏教徒ばかり。30年前の日本ともいわれますが、まさに、田舎、という感じです。ハノイは小さい、と思ったのですが、ハノイが都会に思えるほど。まず、空港からちょっと行ったら、もうまともな道路ではありません。舗装もされていないでこぼこ道や、舗装をしたけれどすでにでこぼこになっている道ばかり。雨季のおしまいだったので、それほどひどい雨にはあいませんでしたが、雨上がりはすごい状況。ぬかるみに足をとられます。そして、乾いているときは土ぼこりが大変。舗装道路のありがたみを感じます。現地ガイドは、あと1年したらきれいになります、といっていましたが、1年ではとてもムリでしょう。歩道などはもちろんほとんど存在しません。それでも、これが首都の街のハイストリート。レンガをひとつずつ歩道部分に埋め込む作業を行っていましたが、あと何ヶ月かかるのでしょうか。とにかくのんびりペース。街頭がほとんどないので、夜はかなり真っ暗。治安がよいといわれても、さすがに暗い中歩くのは怖いですし、何よりも、足元が危ないのです。

 初日半日でメジャーなお寺、凱旋門、市場などの市内観光をしてしまうと、さて何をしましょうか、と悩んでしまいます。ハノイ出発の朝が早かったので疲れてしまって、市内観光後、休憩したあと、ふらふらと数少ないお店をのぞきました。ベトナムを期待していると残念ながら相当裏切られます。夕日がきれいといわれたメコン川沿いでお茶をしましたが、スコール。夕日は見られずじまいでした。久々にスコールをココナツ・ジュースを飲みながら45分ほどぼーっと眺めていました。そして、夕食とマッサージ。夕食は、フランスの植民地だったのでフレンチもいいのでは、ということでフレンチレストランに行ってみましたが、まぁまぁ。ほとんどが輸入に頼っているため、ハウスワインの赤を頼んだら、今は白しかありません、イカは入荷していないので、かわりにエビになります、とメニューも限られていました。それでも、サービスやお味そのものは悪くはなかったです。 マッサージは、ラオス・マッサージというのを試してみましたが、要はタイと同じ感じ。タイほど、思いっきり体をねじりあげることはなく、少し弱すぎる感じで物足りなさは残りました。

 それでも、ラオス初日は、長い1日で充実していました。

 2日目、いろいろオプショナル・ツアーが用意されているだろうと思っていましたが、ほとんどない状態。結局、勧められるまま、車で2時間程度の郊外に行き、塩を作っている村、動物園(!)、ラオ族の村、ダムを見学。塩はものすごい原始的な製造方法。内陸国なのになぜか塩分が高いという地下水をくみ上げて、それをひたすら熱して水分を飛ばしたものをザルにあげ、薬品を加えて袋詰めするだけ。それでも、この小さな村で製造された塩が首都ビエンチャンほか国内に出回っており、この塩のおかげで村人の生活はよくなったそう。かなり小さな子どもたちも働いていました。義務教育がないそうで、当然、労働基準法もなく、多くの子どもたちは学校に行くこともなくこうして働いているのでしょう。動物園では、アルビノの白いサルや象はちょっと珍しかったです。ガラガラの動物園はかなり草ぼうぼうの道なき道となっているところもありました。お客さんはほとんどいません。それでも比較的すごかったのは、かなりの数のワニ。じっと動かず、中には口を半開きしたままコケむしているものもいて、それでもその凶暴性を秘めたワニたちには圧倒されました。あとは、カンガルーなども一応いました。ラオスまで来て動物園とは、と思いましたが、ほかに行くところもないので仕方がないのでしょう。その後、ラオ族が昔ながらのスタイルで暮らしている小さな村を通り過ぎ、巨大湖のダムへ。日本のODAも入ってできたところです。湖では、いつ止まってもおかしくないぼろぼろのボートにちょっと乗りました。まるで海のよう。いくつもの島が浮かんでいますが、刑務所がある島、ゲストハウスがある島などもあるそうです。ゲストハウスにはたまにフランス人などが泊まりに来るそうですが、日本人は来ないとのこと。それはそうでしょう。こんなに何もないところでは私のようなせかせか日本人には1時間以上時間をつぶすのはなかなか難しいですから。夜は、伝統舞踊があるシアター・レストランへ。小渕元総理、小泉総理などの写真もありました。お料理はアラカルトで頼んでみたのですが、ランチは湖の周りの外国人向けのお店で失敗した分、かなりおいしかった気がします。黒米(もち米)は専用の蓋付の小さな籠のようなものに入って出てきます。亀の形をしたしいたけの詰め物、温野菜の魚ディップ添え(これは辛くて失敗)、チキンのローストなど辛くなさそうなものをチョイス。もちろん、外国人向けに味は直されているのでしょうが、結構よかったです。その後は、またマッサージへ。高級ホテル内のマッサージは、市内のお店の3倍以上のお値段でしたが、マッサージそのものは特筆するほどではありませんでした。

 最後の日も、出発まで十分時間があったので、市場をふらふら。結局ブティック(と一応呼べるようなお店)でラオス・シルクのお洋服を購入した以外は何も買いませんでしたが、あとは、ラオス式のサウナに。本当は、古くからあって現地の人も行くというお寺の脇にある尼僧が経営しているというサウナに行く予定でしたが、お値段は張るもののもう少しきれいそうなほうがよいのでは、ということで、フランス人が経営しているスパへ。サウナはハーブの香りいっぱいのスチーム・サウナ。これはじわっと汗をかき、気持ちがよかったです。その後、リフレクソロジーをやりましたが、こちらはなでているような感じで好みではありませんでした。これが終わってしまうともうやることもありません。まだまだバリのような1日Spaで極楽気分、というようなレベルではありません。それでも、サウナはなかなかよかったです。

 もう少しベトナムを長くすればよかったとは思いましたが、それなりに充実した旅行でした。日本のODAの看板があちことで目に付き、日本人観光客も意外に多かったので、あと5年後ぐらいにはもう少し観光地らしい雰囲気になってくるのかもしれません。

 

Monday, September 18

Hanoi

 遅い夏休み。今回のメインはラオス。そのためとても駆け足のハノイでした。

 ラオスには直行便がないので、ベトナムやタイ経由が一般的。ハノイ経由は、便数が多いので結構便利なようです。ラオス・ハノイ間もとても近いです。

 台風が近づいているというのでちょっと心配していたら、やはり、少し遠回りをするとのアナウンス。定刻よりも少し早く離陸したのですが、通常より1時間長いフライトでハノイへ。それでも、朝出てその日の夕方にはハノイについていました。乗り継ぎだけということで、ほんの数時間の滞在。それでも、知り合いがいるとまったく違います。たった数時間なのにものすごい充実ぶり。ホテルにお迎えに来てくださり、まずは、ホーチミン廟や一柱のお寺など、数少ない観光ポイントを駆け足で。ほとんど外からだけでしたが、雰囲気は結構味わえました。その後、お店をふらふらしてから水上人形劇へ。これはかなり有名なので、楽しみにしていました。意外と小さなところですが、一応室内なのでエアコンも効いています。それでも、無料で置いてある扇子(というほど立派なものではないですが)を手にしている人は多かったです。かなり人気だということで一番後ろの端っこの席でしたが、割りとよく見えました。15ぐらいの演目はほとんど農業がらみのテーマ。ステージは、ミニ湖のような状態で水をたたえています。この水上で、伝統音楽にあわせて動物や人間の操り人形がユーモラスな動きを見せます。蛙とり、水牛による田植え、アヒル農、釣り、ボート遊びなど。ちょっと迫力があったのは、花火を吹く竜。最後に操っていた人たちが半分水につかりながらでてきて挨拶。水上人形劇というのは初めてだったので、おもしろかったです。人形劇のあとは、お待ちかねのディナーへ。ベトナム料理は大好きなので、どれもおいしかったです。生演奏ありの雰囲気のよいお店でした。そして、最後は、マッサージに。日本人もかなり来ているという有名なチェーンだったので、とてもきれいでした。スチームサウナに入ったあと、Qiというオリジナル・マッサージを選びました。ちょっと力強さが足りない感じでしたが、リラックスはできました。

 翌日はものすごく朝早いモーニングコールで起こされ、ホテルで用意してくれた朝食がわりのお弁当を持って空港へ。あまりにも短い滞在で後ろ髪引かれつつ、ベトナムは改めてまた来るチャンスもあるかと思いつつラオスに向かいました。
 
 首都とはいえ、ホーチミンよりかなり小さなハノイ。人口も半分で、街も小さく、お店なども少なかったです。立派なホテルも増えているようでしたが、ホーチミンよりものんびりとした田舎な感じでした。ショッピング目的であれば、やはりもう一度行くのはホーチミン、ということになりそうです。

Wednesday, September 13

よもぎ湯

 お持ち帰りにしてもらったヨモギを煮出した水と残ったハーブの入った袋。

 好きな香りなので楽しんでいます。2、3日しかもたないといわれたので、早速使っていましたが、ヨモギ水のほうは相当あめ色に近い色まで煮出されているため、かなり色がつきます。シャワーなどのあとに、かけ湯のように使うといいといわれたのですが、かけるとお風呂場のタイルや洗面所にも色やあとが残るほど。それでも、香りもいいし、しっとり感もあるのでいい感じです。残りヨモギ・パックのほうは、お風呂の中にポン。こちらはさすがにあれだけ煮出したあとなので、うっすらと色がつく感じ。心配したほど、お掃除は大変ではなさそうです。

 1回で3回ぐらい楽しめて、よもぎ蒸し、なかなかお徳かも、と思っています。

 来週はようやく遅い夏休み。マイナーにも、ハノイ経由でラオスに行ってきます。たった2泊で短いので何もできないと思いますが、何もないところらしいので、とりあえずちょっと観光をしたら(有名な?)ハーブ・マッサージを試そうと思っています。もともとハーブは好きですが、よもぎ蒸しをきっかけに、ハーブが再びマイブームになっています。ちょうど今は、買ったミントの葉を水につけておいてその香りを楽しんでいますが、フレッシュ・ハーブはやっぱりいいです。

Monday, September 11

ゲルマニウム温浴&よもぎ蒸し

 前々から行ってみたかったゲルマニウム温浴。ようやく行ってきました。

 恵比寿のお店で、ゲルマニウム温浴&よもぎ蒸しがあるところ。ゲルマニウム温浴はよく聞いていたのですが、よもぎ蒸しとは?と思いつつもチャレンジ。

 まずは20分間のゲルマニウム温浴。専用のバスローブに着替えて消毒やメイク落としをしてから、腕と足を42度に設定されたお湯に。20分間でしっかり汗をかきました。といっても、そもそも外が暑かったので、すでに十分汗はかいていましたが。それを差し引いても、岩盤浴よりも汗の出始めは早かったようです。

 続けて今度はよもぎ蒸し用のマントに着替え。よもぎ蒸しというのは、もともと、韓国のものらしいのですが、特に女性によいそうです。真ん中に穴のあいた箱のようなイス。中には、熱々に煮立たせたよもぎなどのハーブの入った土瓶が。ここから出てくる蒸気を特に下半身を中心にあてます。独特の香りですが、結構気持ちのよい香りでした。これを40分間。しょっちゅう声をかけて継ぎ足してくれるハーブティーをごくごく飲んでしまいます。また再びかなり汗をかきます。サービスの顔のパックもやってもらって、さらに、煮出したよもぎ汁を持ってきたペットボトルに詰めてくれて、よもぎもお持ち帰り。自宅でも、足湯、かけ湯などに使えるとのこと。

 岩盤浴が終わったあとのほうがお肌のしっとり感はあったような気がしますが、汗の量は圧倒的にゲルマ&よもぎに軍配。体脂肪が落ちてダイエット効果も高いそうです。

 気楽にいけるお値段なので、定期的に通ってもよいかな、という感じです。

Sunday, September 10

さんま祭り

 目黒のさんま祭りってこんなにメジャーだとは。

 「さんまは目黒に限る」とお殿様がいったため、さんまがとれるわけでもない目黒の枕詞になっているさんま。産地はともかく、今の時期のさんまは本当に食欲をそそられます。

 無料で5000匹の産直さんまが炭火焼され、すだちとともに配られるというので、ご近所だしちょっと行ってみませんか、とお誘いがあり行ってみることに。

 お稽古が入っていたため、その前の1時間、ちょっとのぞいて、うまくいったらさんまを食べて・・・と思っていたらとんでもない。10時開始というので、その頃待ち合わせ。日曜日の10時の目黒駅がこんなに人がいるのは初めて。さっそくさんま祭りと書いてある方角に向かうと、道路わきから煙が。なんと、さんまは駅近くの大きな道路の脇に設置された特設魚焼きエリアで焼かれていました。

 10時少し過ぎにはさんまを焼いているエリアから延々続く列。とてもさんまはムリそう、とは思ったものの、どれぐらいの列だろうと最後尾まで行ってみることに。大通りが高速と交わるところで折れてもまだまだ列は続き、歩くこと15分近く。もうお隣の五反田駅からのほうが明らかに最寄りというあたりにたどり着いて、ようやく最後尾のプラカードが。当然、お稽古までには間に合わないとは思いましたが、とりあえず並んでおしゃべりして、さんま祭りに来た気分だけ味わうことに。しばらくして偶然、別の友人たちが通りがかったので、彼女たちも加わり時間ぎりぎりまでおしゃべり。横入りではなく、交代であれば文句もないでしょう、と列はバトンタッチ。目黒のさんまにちなんで、落語も無料で行われていたのですが、そちらももういっぱいだったそう。

 ちなみに来週もさんま祭りがあるそう。目黒駅は品川区なので品川区主催であるのに対して、こちらは目黒区主催。やはりさんまの無料配布があるそうです。

 かんかん照りの中、1匹100円で買えるさんまを食べるために並び続ける人たちを横目に見つつ、こうして並ぶことそのものを楽しめない限り、やっぱり買って帰ったほうが早い、とは思ってしまいました。それでも、並んだ末に手にしたさんまはおいしそうに見えましたが。

Wednesday, September 6

 再び笠間絡み。

 笠間で行ったギャラリーの姉妹店、お箸のギャラリーが銀座にあるそう。

 個展の初日ということでプレゼントされたお箸は黒っぽい色に、女性用は銀、男性用は金のラインが真ん中に細くすっとはいったシンプルなものですが、飽きのこないセンスあるデザイン。

 お箸といえば、小さい頃、祖父母のうちに遊びに行くと、孫たち用に大量の動物柄やお花柄のついたお箸があって、皆お気に入りの「自分のお箸」にこだわっていたのを思い出します。確か私はいつも赤いチューリップを使っていました。

 恥ずかしいことに、お箸の正しい持ち方、がいまだにできていないので、なるべくお箸を使わない生活をしてきました。でも、やっぱりお箸は便利。そして、「myお箸」で個性を出すことも。今はアジア系以外でも、お箸を上手に使える人がとても増えている気がします。箸置きも気分を変えたり、季節感をだしたりできるアイテム。今度銀座に出たときにはお箸のギャラリーにも立ち寄ってみたいと思います。 納豆用、豆腐用、パスタ(!)用と、用途にあわせたものから、贅沢なもの、ガラスなどの珍しい素材のものなどいろいろとあるようです。笠間のギャラリーにも壁にはかなりの数のお箸がありました。

 日本でのお土産として、お箸が使える人にだったらお勧めできそうです。かさばらず割れることもなく(ただし、ガラスのお箸は割れてしまうかも)、実用的でありながら、個性やセンスを光らせることも。最近、お弁当を持ってくることも多いので、職場用の「置き箸」か「携帯箸」を選びに行ってもよいかもしれません。

Tuesday, September 5

クレパスとクーピー

 懐かしい響き、じゃないでしょうか。

 先日行った笠間日動美術館での企画展はクレパス画名作展。

 クレパスってクレヨンとは違うけれど、そういえば、どう違うの?と思っていたら、クレパス(Cray-Pas)は、クレヨンとパステルから日本で発明された描画材だそう。クレヨンのようにベトベトしていなくて、重ね塗り、盛り上げなどもできて、油絵のようなタッチも可能。学校教育で使われることが多かったとはいえ、子ども用というわけではなかったようです。特に戦後、絵具が高価で手に入れられなかった頃、多くの画家たちに親しまれたそうです。

 かつて恵比寿のアトリエでお絵かきを習いにいっていたときも、パステルにはチャレンジすることがなかったので、パステルとどの程度違うのかというのは体験に基づいてはいえないのですが、使い方次第でパステルより表現力がありそうな気がしました。もちろん、展示されるようなすばらしい作品を観たからそんな印象を持っただけかもしれませんが。

 クレパス、といって思い出したのはクーピー。

 これもまた全部が芯という、色鉛筆の進化型。サクラクレパス社によれば、フランス語のCoup(革命)から来ているとか。色鉛筆市場に革命を起こし、トップブランドとなることを目指し、CoupをもじってCoupyとしたそうです。まさかそんな由来があったとは露知りませんでしたが。クレパス発売時も、ニセモノが出回ったため「ほんとうのクレパス」という商品名にしたというネーミングセンスはなかなかです。

 最近は大人の塗り絵もちょっとしたブーム。2時間半座っているのが耐えがたくお絵かき教室は断念してしまいましたが、塗り絵ぐらいだったら気軽にできそう。何色ものクレパスやクーピーを「大人買い」して無心に塗り絵、というのも、いいかもしれません。 

Sunday, September 3

African Fair

 お台場で行われているアフリカン・フェア。

 ちょっとのぞいた程度でしたが、想像以上のかなりの人手でした。

 各大使館が出している国別展示ブースに、ショップやNGOなどの方が出している販売ブース、企業の社会貢献について説明したブース、音楽やダンスのブースなど。アフリカの産品といってすぐに思いつくような、コーヒー、紅茶、工芸品、ビーズ細工などから、ワイン、オリーブオイル、花、塩、鉱石など、様々なものが展示されていました。印象に残ったのはかなり流暢な日本語を話して観光プロモーションを行っていたマダガスカル。青い海に美しい自然、珍しい動物たちの写真満載のパンフレットを渡されました。そして、ピンクのおサルの置物。もちろん、本物はピンクではありませんが、あのショッキング・ピンクはかなりインパクトあり。キッチュでかわいかったです。

 ダンスや音楽を楽しむ時間がなかったのですが、ホール内は満席でした。アフリカの音楽ファンというのは結構増えているようです。日本にも太鼓がありますが、ドラムのリズムというのは人をひきつけるものがあります。和太鼓はヨーロッパでも相当な人気でしたし。

 また少し、アフリカが身近になった感じでしょうか。

Saturday, September 2

笠間

 東京から日帰り範囲内。いわゆる別荘地の軽井沢や蓼科と比べると、あまり有名ではない(少なくとも私は知りませんでした)ところですが、とても魅力のあるところでした。

 東京からバスや、フレッシュ常陸などJR利用、車でも1時間30分程度で着いてしまうところです。今回はメインがBBQ&ワインパーティーだったので、ゆっくり観光する時間はありませんでしたが、陶芸、美術館などいろいろあります。アーティストが集まる町。特によかったのは春風萬里荘。日動美術館分館なのですが、北王路魯山人が住居としていた藁葺き民家を鎌倉から移築したもの。広大な庭園には季節ごとの花や木々が美しく、とても落ち着くところです。また、陶芸作家が集まるということでたくさんギャラリーがあるのですが、数ある中でお勧めということで、回廊ギャラリー「門」にお邪魔しました。とにかく素敵です。回廊を使ったギャラリーには、様々な陶器やお箸などの作品があふれています。個展・企画展の初日には、ティーパーティーやオープニングパーティーがあるということで、偶然行った私たちにもお箸のプレゼントや、ケーキとお茶のサービス。作家の一点ものなので、ちょっと気軽にお買い求め、という感じではありませんでしたが、よい目の保養になりました。ギャラリーめぐりをしていたら、あっという間に時間が経ってしまいそうです。日本の陶器のよさを再認識しました。

 もちろん、メインのBBQワインパーティーはおいしく、楽しく、本当にすばらしかったです。ホタテなど自家製燻製や鴨のロースト、かつおのたたき、タイの塩釜焼きなど、アメリカのジンファンデルを中心としたワインや日本酒とともに。自然の中でいただくので余計においしさは増しますが、本当に充実した1日でした。

 すっかり笠間ファンになってしまいました。

Friday, September 1

Olyset

 アフリカン・シンポジウムに行ったのですが、なかなか勉強になりました。
 市場を通じたアフリカ開発ー官民連携の新展開。

 アフリカという今までは市場として捕らえられてこなかったところが、新たな市場として注目を集めつつあります。とはいっても、時間がかかり先も長いお話。それでも、ムリだと考えられていた中に可能性が見出され、ほんの少しずつでも前進していっているのを感じました。

 BOP、Bottome Of Business(購買力平価が1500ドル以下を市場として考える理論)というアイディアも新鮮でしたが、もともと関心があって知りたかったのは、オリセットネット。

 マラリア感染地域が圧倒的に多いアフリカで、ロール・バック・マラリア・キャンペーンなど、マラリア防除運動は行われていますが、住友化学が開発したのが防虫剤を織り込んだ蚊帳。そして開発のみではなく、中国、ベトナムとともにアフリカではタンザニアで現地の織物会社に無償技術協力を行っています。現地で生産され、雇用促進にもつながり、人々の暮らしに役立つ技術と製品。確かに雇用創出して現地経済に貢献したように見えても、どこか搾取の構造が見えたり、製品はすべて輸出用であったりするビジネスとは異なる、本当の意味での社会貢献したビジネスの成功モデルではないかと思います。

 単なる支援ではなくて、現地に人たちが利用できて、根付いていくもの、そして、同時に現地の人たちがそれを求め、受け入れる意識と力、自助努力というのが富裕国と貧困国のギャップを埋めていくためには必要なのだと改めて感じました。

 

Tuesday, August 29

Principality of Sealand

 ちょっとおもしろい話。

 南の国は人口30万、今関わっているアフリカ大陸近くの小さな国は人口8万人ちょっと。小さな国はたくさんあるなぁと思っていたらそれどころではありませんでした。

 人口4人、常駐していた住民「兵士」は1人(ただし今はたぶんゼロ)。しかも、英国のすぐ側。東岸から約10キロ。そんな国聞いたことない!と大騒ぎで調べてみると、シーランド公国という国際法上の独立国ではないものの、英国から独立を宣言した「国」がありました。島なのかと思いきや、島ですらなく、ヘリコプター発着の基地ようなところ。第二次大戦中の海上要塞。しかも今年6月の火災で燃えてしまって今は廃墟になっているらしいです。市民権を持っている人は100人を超えるらしく、ただし、そのパスポートが悪用、犯罪に関与したということで、今は1997年以前の発行のものは無効とされているとか。もちろん、国旗もあり、切手も発行されてます。おもしろいのは、そもそも、勝手に「公」と爵位を自分につけて公国にしたぐらいなので、爵位販売ビジネス。すごい格安(4000円ぐらい)でLord やBaronになれるらしいです。ちょっとしたジョークのプレゼントとしてはお手軽だしおもしろいかも。

 それにしても国家承認されていないという同じくくりとはいえ、ソマリランドやアチェといった歴史的、民族的な問題を抱えて独立を目指しているところや高度な自治権を付与されているところと並べられてしまうと、違うのでは・・・という感じです。シーランド公国と同じようなところでは、もう少し大きな規模(といっても25人ぐらい)でオーストラリアにも」「ハット・リバー王国」として独立を宣言したところがあるようです。

 世の中、いろいろなところがあり、いろいろなことを考える人がいるのだなぁと、ちょっと笑ってしまいました。

 

Sunday, August 27

高円寺阿波踊り

 南の島とのご縁は意外に続いていて、出張で友人が来るとの連絡。

 銀座あたりをぷらぷらしたあと、そういえば、高円寺の阿波踊りというのがあるらしいけど、といってみると、ぜひ行きたいとのこと。

 実は、中央線沿線生活が結構長かったにもかかわらず、阿佐ヶ谷の七夕はよくいっていたのに、お隣の高円寺の阿波踊りは一度も行ったことがありませんでした。

 いきなり決めたので特に下調べもせずいったのですが、5,6ぐらいの連の踊りをしばらく楽しみました。結構混雑していたのですが、移動しているうちに、比較的よく見える場所がありました。実は180以上の連、10000人以上の踊り手が参加していたということなので、ごくごく一部を見ただけでしたが、高円寺地元のいろは連は海外遠征もしているというだけあって、さすがに動きもそろっていて、振り付けもしっかりとして工夫もあり、ちょっと際立っていました。前日の浅草サンバカーニバルには友人も出ていたので(練習には行きましたが、結局今年は参加見送りにしました)行きたかったのですが行かれなかったのですが、「隅田川の花火大会や浅草サンバカーニバルとともに東京の三大夏祭りにも数えられ」るのだそうです。とりあえず、東京三大夏祭りのひとつは制覇した(?)ということで。

 サンバは昼間で暑いですが、阿波踊りは夜だからいいかなぁ、などと一瞬思いましたが、踊りのノリとしては、ラテンなほうが体が自由に動かせて楽しそうな気もしました。もちろん、和太鼓などお囃子を聞くと心も体もウキウキした気分になりますが。

Saturday, August 26

紀尾井ホール

 紀尾井ホールでピアノコンサート。

 若手ピアニスト4名(でも、少し遅刻してしまったため、ちゃんと聞けたのは3名)。いちばんの若手の男の子は92年生まれ! 1990年代生まれなんて・・・と軽くショック。音楽というのは才能があるのは大前提で、やはり小さい頃からやっていないと、と思ってしまいました。ショパン、ベートーベンなど比較的メジャーな曲が多かったのですが、とにかく圧倒されたのは、技術力。よく指がこんなに動くという感じ。特に、とりを飾ったメインの韓国人ピアニスト、イム・ドンヒョクはすごかったです。さすがに、90年代生まれの子たちとは違った表現力がありました。

 紀尾井ホールは1995年にできた新しいホールで、今回が初めてでしたが、なかなか素敵なところでした。対面に普通に並ぶ客席に加えて、1、2階ともにバルコニー式で両横に客席が並んでいるのが日本では珍しかったです。欧州での伝統的なスタイルでシューボックス形式というそうです。確かにヨーロッパではバルコニーにはボックス席が並ぶことが多かったですが、ひたすら一列に客席が並ぶスタイルというのはあまりなかったような気がします。

 仕事のあとで気持ちのよいクラシック。若干眠気を誘われてしまう危険はありますが、やはりいいものです。

 

Thursday, August 24

Women's Day

 南アフリカにはNational Women's Dayという祝日があるようです。

 パス法に反対した黒人女性約2万人が集会を行った日が50年前の8月9日。今年は50周年の記念の年、らしいです。

 その関係で南アフリカ大使公邸で行われたレセプションに招待されていってきました。大使公邸は、六本木ヒルズのレジデンス棟のすぐ裏のあたり。とても静かな一角。お庭付きのゆったりした一軒家です。ズールー族の女王様という方が10人の代表団を引き連れて訪日して、セミナーなどをやっていたようです。女王様はとても気さく。Tシャツに、民族衣装のスカートと巻きつけた布にビーズのアクセサリー。ごく普通のおばさま、という感じでしたが、ニコニコと優しい感じですが、さすが堂々としていて貫禄はありました。

 3月にInternational Women's Dayというのもありますが、日本には女性の日、というのはないなぁと思いつつ、調べてみたら、ありました! やはり婦人参政権を記念したということで、4月10日。1946年ですから、南アフリカより実は歴史は長いのでした。ちなみに、「婦人の日」として制定されたのが1949年、その後、1998年に「女性の日」に改称されたそうです。

 それにしても、女性の日の知名度はかなり低いのでは・・・。ひな祭りを知らない日本人はいないでしょうけれど。

Tuesday, August 22

LaQua

 久々にラクーアへ。

 温泉、スパ好きなので、結構気に入っています。ほとんど手ぶらで気軽に電車で行けるところが魅力。温泉としての効能も悪くはないのではないでしょうか。露天、低温サウナ、リラクゼーションルームなど、のんびり楽しめます。いつも週末に行っていたので時間制限があったのですが、今回は初めて平日に。時間制限がないと、間でお食事をしたり、一眠りしたり、というのもありなので、夕方から行ってしまいましたがもっと早くから行ってもよかったかもしれません。ただ、残念だったのは、以前は予約制、でも無料で使えたマッサージチェアがたくさんあったのですが、それが数も種類もなくなって有料になったこと。そのかわりオプションでできるエステやマッサージはますます充実してきていましたが。

 ラクーア以外ではお台場や横浜も有名ですが、最近、六本木にも新しく温泉がオープンしたということで、今度はそちらにも行ってみたいと思います。

 本当はゆったり1泊か2泊で温泉に行きたいのですが、往復の時間、混雑や面倒を考えると、都内や都内周辺にこういう施設がどんどんできたらいいな、と思います。

Sunday, August 20

麻布十番祭り

 暑いことを想像して、長時間になるので、やっぱり浴衣は着ていけませんでしたが、ちょこっとのぞきに行ってみました。

 年々人が増えている感じ。各国大使館やレストランが出店する国際色豊かなフードコーナー「国際バザール」が有名ですが、今年は加えて全国各地の物産のようなエリアもありました。「おらがくに自慢」。炭焼きされた岩魚や練り物、日本酒、焼酎、新鮮そうなお野菜、などなど。あまりの混雑とその後の待ち合わせの関係で、お目当ての豆源でお豆を購入したあと、途中まで歩いて引き返してしまいましたが、本当に熱気であふれていました。六本木ヒルズ方面に戻る際に、混雑を避けて出店がない裏道をあえて選んでいきましたが、裏道にもちょこちょこショップがワゴンを出したり、地元らしい人たちがテーブルを出して缶ビールなど片手に盛り上がっていたり。

 都心の本当にど真ん中にありつつ、ちょっと下町的な雰囲気もある麻布十番。南北線開通、六本木ヒルズのオープン、と隠れ家的な意味合いはどんどんなくなってしまいましたが、確実に便利になった分、一般的な知名度と人気が高まっているのを感じます。

Wednesday, August 16

神宮の花火

 たぶん、これが今年最後の花火。

 国立競技場の自由席から観覧しました。ステージからはかなり遠いのですが、花火打ち上げ会場のすぐ隣。ステージでは、BoAが花火開始にも負けず、最後までがんばって歌って踊っていましたが(もちろん、アリーナ席をとっているようなファンたちは、花火よりも彼女を見ていたでしょうが)それをBGMに完全に体は斜め方向で花火へ。神宮は場所柄大きなものはあがりませんが、さすがの近さに音も大きく迫力はありました。迫力というか、風向き次第で火花も落ちてきそう。実際、使用していないいちばん打ち上げ会場に近い座席部分やフィールドではホースで水まき。風向きが悪く、灰は降ってくるし、たまに煙で見えなくなることもありましたが、一応は「席」があって見られるというのは、やはり楽です。帰りも相当な混雑を予想しましたが、会場が複数あり、道路などで見ていた人もどんどんはけていき、複数の駅があるためか、思ったほど大変ではありませんでした。

 チケットさえあれば、仕事のあとでも気軽に花火を楽しめて、そのあとも比較的楽に帰りの足やお食事などの場所が探せる、というのは都心の花火ならでは。華やかな大玉や、新作花火は期待できませんが、本来、夏のナイターを楽しむ気分でビール片手に花火、という趣旨から始まった神宮の花火。その趣旨を考えたら十分楽しめました。

Sunday, August 13

東京湾の花火

 すごい雷雨だった土曜日。大雨の中、傘も曲がりつつ、それでもがんばってたどり着いたダンスのワークショップは、人数が集まらなかったということでキャンセル。連絡がうまくつかなかったので・・・、と謝られがっかりしつつ、再び雨の中へ。

 雨が上がり、これなら花火は大丈夫かもと思い、駅に行けば、雷雨のせいで山手線が動いていません。それでも夕方はきれいに晴れてきたので、さらに歩いて恵比寿に戻ってお台場方面の待ち合わせ場所に向かっていってみたら、あると思っていた花火は延期。

 それでも、めげずにさらに日曜日に行ってきました。かなり遅めにいったので最初はうろうろ。あまりいい場所は確保できませんでしたし、時間がなく浴衣も着ていけませんでしたが、それでも楽しみました。ただ、やはり東京湾の花火は絶対に晴海側のほうが迫力があり、よいと思います。レインボーブリッジと花火、花火を追いかけて動いてくる屋形船など、絵としては、お台場からのほうがおもしろいし、よいのかもしれませんが。

 花火もそろそろピークを越えて、残る花火大会も少なくなってきました。

 なんで日本人はこんなに花火好きなのか、といわれることがありますが、花火の一瞬の美しさや技巧をこらすための技術を極めていくのは、やはり日本人的発想なのでしょうか。桜もその命が短くて、一気に満開、華やかさを極めたと思ったらあっという間にハラハラと。その散りゆくさまも美しいのがよいのでは。花火だって、夜空に張り付いたままでは。きれいといえばきれいかもしれませんが・・・。

 夏の開放感、お祭り気分を盛り上げる、庶民的だけれど、日本的な美の感覚の現れが花火なのではないでしょうか。

 

Thursday, August 10

Darwin's Nightmare

 ダーウィンの悪夢。

 なんだかホラー映画のタイトルのようですが、実は、ドキュメンタリー。ホラーは思いっきり苦手でそもそも見ませんが、あまりドキュメンタリーというのも観たことがありませんでした。

 来年のお正月映画として公開予定の作品。もちろん、ロードショーというタイプのものではないので、単館上映です。世界第二の湖、タンザニアのヴィクトリア湖に人為的に入ってきた外来種ナイルパーチ。日本でも冷凍で入ってきて、お弁当や外食の白身魚のフライの中身だったりする、意外に身近なお魚。魚をめぐるビジネス、一見、雇用など現地経済に貢献しているかに見えるのですが、肉食のナイルパーチは本来の生態系を破壊し、環境の悪化を引き起こすとともに、売春、エイズ、ストリートチルドレン、ドラッグ、集まってきた人たちの貧困はやはり変わらず・・・。見え隠れする武器の密輸。

 最後のシーンが終わり、何のサウンドもないまま、出演者などのテロップが流れだしました。何か救いようのない弱肉強食、貧富の差は克服できないという現実を見せ付けられたのを感じました。観終わって、しーんとした会場内には言葉もなく、重い雰囲気。

 決して楽しい作品ではありません。でも、これがまだまだアフリカの現実なのかも。政府作成のプロモーション・ビデオの対極。こうしたドキュメンタリーにありがちな、反政府、政府批判の要素は色濃くでています。もちろん、このドキュメンタリーだって、意図があって作られた作品であるのでそれに注意すべきでしょうが、やらせでないとしたら「衝撃のドキュメンタリー」であることは間違いありません。いろいろな賞を受賞しているだけあって、見ごたえはある作品でした。

Tuesday, August 8

Mory Kante

 Blue Note第2弾。

 アフロ・ポップ。「イェケ・イェケ」の大ヒットで一躍有名になった(らしい)ギニア人。先日のMighty Sparrowとはまた全然違うステージでした。アフリカの珍しい民族楽器が印象的でした。コラといわれるアフリカン・ハープ。ギター系の楽器ではなく、あれ、これってハープ?と弦の張り方で気づくのですが、見た目は、いわゆるハープとは全然異なります。そのほか、木琴や打楽器もちょっと見かけないものがありました。アフリカン・ドラムの勢いよいリズム。5日間の最後のステージということもあって、アンコールもかなりのサービス。観客と一体となって楽しんでいる感じでした。

 音楽に関しては、これが大好き、というのがない分、とりあえず何でもかじってみるのですが、アフロ・ポップは、アフリカの民族音楽をベースに欧米の影響を受けつつ発達したもので、特徴的な軽やかなリズムに乗って伝わってくるパワーを感じました。シンプルな楽器が多いので、素朴な音楽ですが、のびやかな明るい演奏でした。

Sunday, August 6

関西の花火その2:淀川

 20000発。大阪の中心、梅田からほど近い淀川での花火。こちらは、相当な人手。

 知り合いの方のマンションの屋上という特等席からの観覧だったので、のんびり、ゆったり楽しむことができました。距離的にはちょっとあったのですが、さすがにかなり大きなものがあがるので、遠くても楽しめました。フラワーファンタジー、一期一会など、プログラムの名前も凝っていて、横浜などで目立つ型物、様々な花ややしの形などのおなじみの花火から新作まで色、形、音ともに華やかでした。有料観覧席はかなりのお値段らしいですが、それでもその価値は十分あるとのこと。納得の大迫力なのでしょう。何事もかぶりつきで観たいタイプなので、もう少し近いところだったらよかったなぁと贅沢にも思いつつ、花火を満喫しました。

 それにしても、関西のほうがやはり浴衣も身近なのか、梅田周辺には午前中から浴衣でお買い物をしたり、お食事をしたりしている姿が。結構帯もきれいに結ばれていて、しかもアップのヘアスタイルも一様に決まっている(みんな似ていて決まりすぎている感も・・・)のは、気合をいれて美容院にいっている率が高いのか、浴衣・着物慣れしていて当たり前なのかどちらだったのでしょうか。

 とにかく暑い夏ですが、花火の季節と思うとうれしくなります。

 

Saturday, August 5

関西の花火その1:宝塚

 花火フリークを自称していますが、今年はいつもとちょっと違う花火大会へ。

 宝塚の武庫川であげられるこじんまりした花火大会。4000発。大きな川ではないので、大玉の打ち上げはないのですが、地元の人用という感じで場所取りも楽、危なくないので親子連れも多かったです。2日間開催で(なぜ1日にして8000発にしないのでしょうか? やはりこじんまりやる、というのがモットーなのでしょうか?)、毎年変わった趣向で行うというもの。今年は、福知山線の追悼も兼ねており、想いをこめて打ち上げられる花火は他の花火大会とは異なっていました。華やかさはないものの、音楽にあわせて打ち上げるのでにぎやか。打ち上げ場所からかなり近いところで見られたので、小さい割りには迫力がありました。途中電気系統の故障で一時待たされたりもしましたが、なかなかよかったです。

 かなり歴史は古い花火大会のようで、地元密着型。浴衣姿の高校生ぐらいのカップルや子どもたちが目立つ感じで、朝から場所取りなどしなくても、始まる前にふらーっといって楽しめる、というのは、昔は当たり前だったのでしょうが、いいなぁと思いました。

Wednesday, August 2

Mighty Sparrow

 初のBlue Note東京。NYでは行ったことがあったのですが、日本では始めて。大阪も外から見ただけでしたが、東京は「ほかと違ってかなりきれい」だそう。確かにNYの雰囲気はあれはあれでいいのですが、東京のほうが断然スタイリッシュ。音響のよいライブハウスで、テーブル数もかなり多く、おしゃれなカクテルやワインなどを(かなりお値段もいいですが)フードとともに楽しみつつ、落ち着いて演奏や歌を楽しむというスタイル。

 今はRoots Music Festivalということで、いつものジャズよりも、よりエスニック色が強い感じのアーティストを集めています。

 Mighty Sparrowはカリプソの王、トリニダード・トバゴでは、銅像あり、切手にもなっているという国民的英雄だそう。70歳を超えているとは思えない若さで、でも、ちょっと疲れもあってエネルギーはセーブしているのかなという気もしましたが、明るくパワフルでラテンなのりのステージでした。ジョークを飛ばしつつ、貫禄たっぷり。ご招待でいったので、もともとファンというわけでもなく、どの程度人気があるかというのも知らなかったのですが、ほぼ満席。割とお行儀のよいお客さんが多くて最初は静かに楽しんでいましたが、最後はみんな立って、ということで、立ち上がり踊りながらのアンコール。

 元気になる音楽、でした。
 

Tuesday, August 1

梅雨明けと傘

 なかなか明けないと思っていたらいつの間にか明けてしまった梅雨。

 梅雨明けしたらかーっと暑くなるのかと思いきや、意外に涼しくて過ごしやすい気がします。クーラー嫌いの私はまだほとんどエアコンを使っていません。このままあまり使わずにしのげればいいなーと。南の国生活中も、ほとんどエアコンなし生活。冷蔵庫状態の映画館やホテル、会議場は本当に体に悪く、よく風邪を引きました。今でも、オフィスやレストランなどで長時間過ごすのはつらいです。オフィスのほうは、ようやくまともに効き始めたという感じで、暑くなりかけの頃は扇風機のみ(!)でしたが。

 梅雨明けとともに傘は、雨傘から日傘へ。いずれにせよ、この時期、傘は手放せません。傘は結構好きなので、ついつい買い足してしまいます。日本の傘というのは、本当に丈夫、デザインもよくて、しかも安価。最近は、100円で売っている傘も相当まともなようです。先日、南の国から出張できた友人は、キディランドで子供たちにと折りたたみ傘を数本購入。さらに、自分用にも買っていました。英国時代も、日本から持っていった折りたたみは大活躍。特に、日本から大量持ってきたのでといって知り合いの方からプレゼントしていただいた超軽量三段傘は、不安定な天候の英国で重宝しました。英国人は多少の雨では傘をささず(統計的にはわかりませんが、傘の保有本数はかなり低いのでは。英国紳士のあの細ーく巻いた傘は、傘巻き専門職人がいて「開かない」ものらしいので。)濡れて歩いていました。同じことをすると、たいてい風邪を引きます。やはり体のつくりが違うのでしょうか・・・。ちなみに、その小さな傘は今も現役です。このあまりにもかわいらしいサイズでは、南国のスコールにはまったく役立ちませんので、ミニ傘にとって、ちょっとの休暇期間でした。

 これからは日傘兼雨傘がヘビーデューティーをこなすことになりそうですが、そろそろまた傘売り場をふらふらしたい気分です。

Sunday, July 30

Jay-J's Cafe

 月1回のジャズ・ボーカルのレッスン。今回は特別レッスン。

 カルチャースクールでやっているレッスンですが、ジャズ・ボーカルといっても、レッスンの半分以上は呼吸、発声練習などのボイス・トレーニング。海外赴任がはいったためブランクもあり、まだ実際は数えるほどしかレッスンを受けていません。当然のことながら、ちっとも「ジャズを歌っている」状態になっていないのです。ジャズが特にやりたいという感じではじめたわけではないし、発声練習中心のレッスンは、かえって、それがいいかなと思ってやっていたのですが、今回の特別レッスンに参加してやっぱり歌えるようになりたい・・・と思いました。

 いつものカルチャースクールではなく、目黒の小さなお店で。去年できたばかりのライブハウス。こんなところにあったのね、という感じでした。落ち着いた大人な雰囲気のお店です。ほとんど毎日、ジャズなどのライブをやっているようです。

 先生が東京で教えている2ヶ所のお教室と地元の生徒さんなどが混ざっている状態。最初はいつもどおり発声練習、その後、前にレッスンでやったブルースとジャズ1曲ずつをグループ分けして歌いました。ピアノとウッド・ベースの生演奏。といっても、私は即席グループでごく一部を歌っただけ。生の伴奏を楽しむ余裕はありませんでした。個人レッスンをとっている人たち、すでにステージデビューをしている人たちのパフォーマンスや、公開個人レッスンもありました。気持ちよく歌っている様子を見ると、もう少しまじめにやろうかなという気になってきました。

 といっても、ブルースのスキャットは苦手、アドリブはできない、ジャズやボサノバの大人っぽい雰囲気も出せず、譜面を崩して歌うのも難しいかも、と上手な人たちの歌を聴きつつ、chiorで譜面どおり、目立ちすぎず、みんなにあわせて歌うほうが向いているのかしら・・・という気もしてきましたが。

Saturday, July 29

Valencia

 お知り合いになった方がジャズのライブをやるというので、池袋のちょっとあまり足を踏み入れないエリアにあるスペイン料理のお店に。

 もともとは会員制のクラブだったというお店。個性的なマスターとともになかなか不思議な雰囲気があります。この日は私たちグループと2組ぐらいだけ。ほぼ貸切状態でした。ボーカルにピアノとベース。メジャーな曲をBGM的に演奏、歌っている感じでした。彼女たちのグループは月1回このお店で演奏しているそう。

 とても仲がよくいい雰囲気の3人組で、音楽仲間というのはいいなぁと思いました。

 

Thursday, July 27

真夏の夜のフラメンコ

 日比谷公園野外音楽堂、小松原庸子スペイン舞踊団の毎年恒例の野外フラメンコ。

 ずいぶん前に行ったことがあるのですが、今年はなんと36回目。都条例遵守との関係で、来年は場所が確保できないかもしれないので、もしかしたら今年が最後かも、とのこと。野音でのコンサートなどは、騒音との関係で週末しかやってはいけないらしいのです。平日公演は原則禁止、今までは大目に見てもらってフラメンコは許可されていたそうなのですが、来年からは週末のみ。そして、週末の野音はかなりの倍率らしく、その抽選に外れてしまうとできない、ということだそうです。

 そのせいもあってか、かなりの盛り上がり。アンコール代わりにセビジャーナスが2回あって、フラメンコを習っているお客さんたちも通路で参加。席がステージから遠かったですが、休憩なしの1時間半ちょっと、久々のフラメンコを楽しみました。今回の目玉はスペインからの若手男性ゲスト。25歳という彼は確かに技術があるのでしょうが、コミカルな感じ。遠めなので顔はよくわからなかったのですが、他の男性ダンサーに比べてルックス的にも・・・。ちょっと、情熱やセクシーさには欠けていた気がしました。近くで見たら素敵、だったかもしれませんが。それにしても、やはり、フラメンコはタブラオや小さなところで観るほうがいいです。ステージが遠すぎて、足の動きや表情が十分見えず残念でした。華やかな衣装とタブラオではあり得ない大人数でのショーは、それはそれでよかったのですが。

 お天気もどうにかもちました。暑すぎることはなかったのですが、なんとなくムシムシ。それに緑がある分、虫も多いわけです。公園の中という環境のよさが、かえってちょっとつらい感じでした。それでも、貴重な機会、来年以降もぜひ続けて欲しいものです。週末にやってもらったほうが行きやすいのでむしろよいともいえますが。

Wednesday, July 26

ほおずき市

 ほおずき市といえば普通浅草が有名らしいですが、神楽坂。

 急なお誘いがあり、ほおずき市そのものに行ったことがなかったので、仕事帰りにふらっと行ってみました。毘沙門天を中心にごく狭い範囲。肝心のほおずきは、といえば、そんなにみかけませんでした。売っていたのは2箇所ぐらい。どちらかというと、地元の小規模なお祭りという感じ。それでも特徴的でおもしろいのは、フレンチテイストとのミックス。櫓の上のステージではシャンソンなどが歌われ、屋台も、ブルターニュなどのお店がクレープを出していたり、焼きそば、たこ焼き、などのごく一般的な縁日とは一味違いました。ほおずき市は2日間、その後は阿波踊りだそう。阿波踊りといえば高円寺。これも、神楽坂ではかなりこじんまりとした感じなのでしょう。麻布十番の納涼祭り的なものを想像していったので、ちょっとあれ、という感じはありましたが、それなりにおもしろかったです。

 浴衣コンシェルジェなる企画があり、浴衣を着たボランティアが神楽坂を案内してくれます。雑誌などでよく見かける石畳。それぞれ歴史的な由来がある坂や道の名前、有名料亭や旅館、土地にまつわる話などをはさみつつ散策します。かつては数百人いた芸者さんも今は30人ぐらいだとか、35歳まで誰でも芸者になるためのお稽古を始められるとか、話してはいけない有名居酒屋、作家がこもる旅館の1泊のお値段は朝食つき込みで1万円ぐらい、一見さんお断りのおにぎりやさん、神楽坂という不思議な雰囲気と味のある街を、ほんの少しですが知ることができました。

 たまにしか行かないのですが、魅力のある街。これからも足を運ぶようにしたいなと思いました。

 

Sunday, July 23

Star Light Cinema

 毎年夏は、恵比寿ガーデンプレイスのオープン・エアの映画。年によって、スポンサーの数などに左右されて、上映本数やテーマが変わり、今年は、音楽がテーマで21日からスタート。

 かなり定番イベントとなって、観に来る人も増えたせいか、最近は整理券を配っています。ベンチに番号をふって、先着150人に配布。もちろん無料です。ベンチに座れなくても立ち見や、周囲の地面に座って鑑賞も可能。週末は、意外に予定がつまってしまっていけないので、ちょうど予定がなかった土曜日の夜、行ってみることにしました。整理券配布時間の5分前にいったらすでに100人以上の列。それでも無事整理券をゲット。

 「あの頃ペニー・レインと」。タイトルは聞いたことあるような気がすると思ったのですが、あまりどういう映画かは知りませんでした。それでも気楽にいけるのが、無料かつ野外のよいところ。1973年、アメリカ。ロック全盛期が去った頃。15歳の少年は、母親とうまく行かず家を飛び出してスチュワーデスになったお姉さんの影響で音楽に興味を持ち、音楽ライターとして活動するようになり、グルーピーのペニー・レインと知り合って・・・。バスでごとごとと揺られながらの全米ツアー。笑える場面も多いのですが、ドラッグとロック、恋愛、家族などが音楽とともに描かれていて楽しめる作品でした。

 まだ「8人の女」「スタンドバイミー」「Shall we Dance?」など9作品の上映が予定されています。時間があればまた観にいきたいと思います。

Thursday, July 20

鯨ギャラリー

 東京海洋大学という大学に行く機会があり、水産資料館と鯨ギャラリーを見せていただきました。

 大学内にある一般公開されている施設なのですが、結構おもしろかったです。退官された教授の個人コレクションの貝などはおそらく日本一の種類と量を誇るそうです。南極にいったときに持って帰ってきてしまった(当時は許されましたが、もちろん、今は不可能です)動物の剥製なども無造作にそのまま台に載せられていたり。イセエビ、タカアシガニ、イグアナ、鳥などの剥製や魚など様々なホルマリン漬け。食品の研究もあるということで、鰹節などの展示も。

 今年設立されたばかりの鯨ギャラリー、見せていただく時間がありませんでしたが、登録有形文化財の練習船など、キャンパス内は普通の大学とだいぶ違った雰囲気です。

 実は、これまで大学のこと自体もよく知らなかったのですが、東京商船大学と東京水産大学が3年前に合併してできた新しい大学。ちょっと面白いところです。

Tuesday, July 18

岩盤浴初体験

 疲れのたまった週末、岩盤浴を初体験。

 目黒のお店にいってみました。マンションの2室にカプセル型を2台ずつ設置。お部屋全体が岩盤浴ルームになっている写真などを見慣れていたので、あれ、という感じでした。ラクーアと似たような感じだと思っていたのですが。カプセル型のものは、岩盤浴がブームになる前にどこかで試した赤外線カプセル(?)なるものに似ていました。ただ、その、赤外線のものは、顔を出して体だけすっぽり中に入るタイプ。今回は、頭まではいってすっぽり閉めてしまうため、真っ暗でじわーっと温かい中に放置(?)された気分。空間はそれなりにありますが、閉所、暗所恐怖症だった小さい頃だったら、耐えられなかったでしょう。今はなんとか息もできて我慢できました。

 着替えをしてお水を飲んだらすぐこのカプセルに。どうも、頭の部分のふたは開けてもよかったらしいですが、40分間、我慢してしまいました。じわじわ温まってきます。まずは、ふたを閉めているせいもあって、いつものとおり、顔の部分だけ汗が。運動をしても、顔、上半身はすぐに汗をかくのですが、下半身はあまりかきません。半分ぐらいたった頃には、背中など上半身もうっすらと汗をかいているようでした。終わった頃には、下半身にもうっすらと汗。顔は相当汗をかいていました。

 水分をとりつつ体の火照りを覚まし、着替えておしまい。岩盤浴でかく汗はさらさら、と聞いていたのですが、確かにそんな感じ。シャワーで流さないほうがよいそうです。確かに、美肌効果ありとうたわれている温泉にでもはいったような感じで、お肌はしっとりすべすべ。いい感じでした。トルマリンなど様々な天然石の力が働いているそうですが、何が何に効いているのかは今ひとつわかりませんでした・・・。血行はよくなったようで、肩のあたりのこりも少しほぐれた感じでした。

 悪いものが流れ出たのかどうかはわかりませんが、値段もお手軽、短時間でまぁまぁの効果はありそうです。また行ってみようかなと思いました。目黒、恵比寿近辺には岩盤浴も続々できているので、いろいろ試してみようと思います。今度は、ゲルマニウム温浴でしょうか。

Monday, July 17

横浜の花火

 花火フリークを自称していた割には、花火熱に若干かげりがあります。とはいえ、やはり行かねば!ということで、今年最初の花火は横浜。

 行ったのが遅く、いい場所が確保できず、結果としては結構よく見えるところだったのですが、途中で帰ったので少し不完全燃焼。それでも、やはり日本の花火は、いいです。横浜は、ネコやメガネ、二コチャンマーク、ドラえもんなどの変形花火(正式には何か名称があるのだと思いますが)多い気がしますが、今回も多かったです。それぞれの花火のスポンサーが呼び上げられ、そのスポンサーと花火のイメージにどの程度結びつきがあるのかみるのもおもしろかったです。残念ながらメガネ屋さんはスポンサーにいませんでしたが。これは、シュウマイ(でも、多分、違ったと思います)?、バラのイメージね、と考えつつ、日本の花火技術のすばらしさを堪能しました。

 この頃は、浴衣もすっかり定着。一過性ブームというよりは、夏は浴衣でしょ、という季節のものという意識が高まっている気がします。浴衣好きなので、当然浴衣でいきました。電車や横浜で浴衣チェック。紺地などのブルー系に朝顔、ひまわりといった花柄がいちばん目立ちました。いわゆる浴衣柄という感じ。たまに、かなり変わった今年風に半襟にレース足袋や、着物風に帯止めという人もいましたがやはり少数。ただ、気になったのは、作り帯が多いこと。文庫などの形にできあがった帯を留めるだけというお手軽なもので、これは目立ちます。浴衣の柄よりむしろ帯のほうが目に入る気がします。帯をきちんと締めていると、それだけで、素敵です。後ろだから自分ではチェックしにくいですが、やっぱり帯は自分できれいに結べるようにしたい、と改めて思いました。

Sunday, July 16

トルコ人宇宙飛行士

 東大の助手でトルコ人初の宇宙飛行士、という方が本を出版したので、そのお披露目レセプションなるものにお邪魔しました。

 全然縁もゆかりもなかったのですが、おもしろそうなので、連れて行っていただくことに。日本生活も長いということで日本語はもちろんぺらぺら。何よりも、日本語で本を出版するというのはすごいところです。建築が専門ということで、科学者、そして、宇宙飛行士。呼ばれていてる人たちも様々でなんとも不思議な雰囲気でした。

 坂本竜一からのビデオメッセージもあり、日本ではあまり知られていない人ですが、トルコでは相当有名人のようです。そのうち、火星に飛ぶらしいので、そのときにはかなりの話題になるのでは、と思います。

Friday, July 14

St Catharine's Choir

CambridgeのChiorを楽しみつつ、交流するというイベント。内幸町の某銀行の最上階が会場でしたが、全面ガラス張りで日比谷公園を見渡せる眺めと、高い天井に想像以上によい音響に驚きました。

 伝統的なチャペルのサービスで歌われるものから、ピアノをはさんで、後半は少しモダンな感じのもの。武満の桜などもはいり、さわやかな歌声を楽しむことができました。特に武満の作品は、ロンドン時代のコンサートでその不協和音が心地悪く、あまり好きではないと思い込んでいたのですが、歌は悪くないと思いました。

 この日は最後のパフォーマンスで、それまで10日ほどの日程でほぼ毎晩、関西を含めたあちこちの大学や教会でコンサートを行ってきたとのこと。皆学生なので若いですし、パワーもあって、最後ということで開放感も手伝っていたのか、のびのびとした感じでした。歌うのはやっぱり気持ちよさそうです。やはり、後半のモダンなもののほうがより自由に歌っていて、南の国での練習を思い起こして懐かしくなりました。聞いているときは、むしろ、Cambridgeが懐かしくて、南の国のことはすっかり忘れていたのも事実ですが。

 

Monday, July 10

シェーブル・ゴーダ

 先日参加したお手ごろ価格のアメリカのワインとチーズを楽しむ会でいただいた珍しいチーズ。

 シェーブルはヤギのチーズなのでくせがあってダメという人もいるようですが、納豆などに比べてどこにくせがあるの?と思ってしまいます。普通においしくいただいてしまいます。それにしても、オランダのゴーダでシェーブルがあるとは知りませんでした。シェーブルといえば、クリーミーなソフトタイプのイメージ。この日もよくみかけるシェーブルもありましたが、こちらはセミ・ハード。シェーブルなので白っぽいゴーダ。ハード・チーズというのは切り方によってお味が違います。このチーズもセミ・ハードでしたが、最初は巨大な塊だったので、チーズ・スライサーでスライスして、最後はナイフで切っていただきました。しゃりっとした感じが、ちょっとパルメザンを思い起こさせる食感でした。

 もうひとつ珍しかったのは、やはりセミ・ハード系のチーズで、カレー味。スパイスが効いていて、赤ワインにぴったりのお味でした。ビールは苦手ですが、ビールにあわせてもいけそうな感じ。

 いろいろなチーズを楽しむには、やっぱり大勢で。また珍しいものを試してみたいと思います。

Sunday, July 9

モナコ・モンテカルロ・バレエ

 久々のバレエ。

 シンデレラだったのですが、かなりモダンなバージョン。「大人のシンデレラ」という感じでした。

 コスチュームも近未来的。宇宙人か昆虫系?ともいえそうな不思議なチュチュ。チュチュというより、張りのあるオーガンジーのような素材一枚をレオタードにちょっとつけているだけ。シンプルな白を基調にしたステージは映像と照明で変化をつけていました。

 ストーリーの解釈もおもしろくて、シンデレラの父、というのがかなり重要な役目を果たしているのです。最初のシーン、まずしい身なりをしたシンデレラ、白い布のようなものを持っています。その横で、白いドレスの男女のダンス・シーンが始まります。幸せそうなのですが、途中、女性は倒れてしまいます。しばらく観続けるまで気づかなかったのですが、シンデレラの回想シーン、シンデレラの実の母の死、でした。このとき、シンデレラが抱きしめていた布は、白いドレスでした。そして、ラスト・シーンも印象的。ステージ中央の階段上部分のトップで、黄金の衣装を身にまとった幸せなシンデレラと王子、その左下には、ひとりさびしく白いドレス(シンデレラが最初のシーンで肌身離さないという感じだったドレス)を抱きしめて悲しみに浸る父。この直前に父が亡くなった最初の妻であるシンデレラの母を追慕し、彼女の幻想とともに踊り、彼女が消えたあと、二番目の妻(意地悪な継母)につらくあたるシーンもあります。ストーリーを通して、シンデレラの実の母は仙女(妖精)としてシンデレラを幸せに導き、最後はこの世に残していった夫の心も乱していきます。今回のシンデレラの主役は、完全にシンデレラの母、でした。そういえば、父のほうも、父なのにとても若くてハンサムなダンサーで、王子よりも目立っていた気もします。

 久しぶりのシンデレラだったので、自信がないのですが、音楽もかなり違うものを使っていた気がします。レニングラードなどの正統派路線の作品とはふた味ぐらい違った感じでした。思いっきり見せ場となるような踊りのシーンはなかったのですが、踊りと音楽にあわせて流れるようにストーリーを動かしていく感じでした。

Saturday, July 8

アンデルセン・プロジェクト

 先週観にいったのに、書くのを忘れていました。

 白井晃の一人芝居。映像の魔術師ロベール・ルパージュの作品で前半日程はルパージュが出演でした。ルパージュの英語版は都合がつかなかったので、日本語版だけ観にいきました。舞台はパリ。仕事も家庭環境も異なるカナダ人、フランス人、モロッコ人の3役を一人でこなします。相当な長台詞もあり重労働という感じでした。服装や声色、歩き方などだけで次々に3つの役の演じわけ。気分もそのたびに変えなければならず、大変だと思いました。

 観にいく前に作品についてあまり知らずにいったので、思った以上に社会派の重たいテーマなのに驚きました。パリのオペラ座が舞台。でも、まったく華やかではないその裏の世界。パリの(悪名高い)美しいとはいえないメトロやアパートがある建物の1階ののぞき部屋。

 アンデルセンの童話ではたくさん動物がでてきますが、この作品でも犬が重要な役割を果たしています。といっても、舞台上にでてくるのは、犬のリードのみ。この動きがすばらしくて(!)まるで本当の犬がいるようです。映像とのコラボレーションもとてもおもしろく、シンプルな舞台が、映像の力を借りてうまく変化していくのが斬新でした。

 フランスが舞台。ちょっと日本語だと違和感があるシーン、フランス人だったらちょっと違う感じでは、と思うシーンもありました。これが英語版だとどうだったのでしょうか。フランス語版だったらもちろん違和感なし、なのでしょうが。英語版と見比べられなかったのはちょっと残念でした。

Friday, July 7

藤原由紀乃

 ピアノのリサイタルにお誘いいただきました。

 定時に職場を飛び出し、猛ダッシュ。ぎりぎりに飛び込むことができました。シューベルトの夕べということで、アンコールまで心地のよい(でもそれほど有名ではない曲だったと思います)シューベルト・オンリー。暖かみのある深い感じの演奏でした。お客様もほとんど常連という感じ。後援会やピアノのお弟子さん、お知り合い、といった方が多かったようです。コンサート終了後のCD販売もかなりの列。ちょうど新しいものが発売されたところということで、よく売れていました。そして、それに一枚ずつサイン。アットホームな雰囲気でした。初めてだったためわからなかったのですが、いつもよりスローテンポが多かったとか。昨年ご結婚されたばかりということで、そんな生活環境の変化が演奏に現れていたのでしょうか。ちなみに、ご主人様は空手の師範。勧誘もしていただきましたが、マーシャル・アーツ系は未知の世界です。道場は吉祥寺ということで、かつて住んでいた大好きな吉祥寺なので、ちょっとまたご縁のようなものを感じました。

Tuesday, July 4

Bodner

 スウェーデン大使館でBodnerというアーティストの展示のオープン・レセプションがあると誘われて、行ってみました。エナメルの作品と聞いて、あまりぴんとこなかったのですが、百聞は一見にしかず、まぁ、とりあえず何でも行ってみてこようといういつもの感覚です。

 結局、作品を見るより、おしゃべりをしている時間のほうが圧倒的に長かったので、じっくり鑑賞はしないうちに帰ってきてしまいました。それでも、作品としてはなかなか素敵でした。いずれも結構小ぶりのサイズで(スウェーデンだからなんとなくもっと大きな作品を勝手に想像していました)、日本のおうちに飾るにもちょうどよい感じのサイズ。巨大な工業デザイナー、デザイナーとしての前歴のせいか、理解不能(あるいは極めて難しい)現代アート風ではなく、比較的万人受けするような色調やデザインの作品です。自然がテーマにあるということで、壁に飾られた作品はどれも目に飛び込んでくるというよりむしろ、独特な雰囲気でしっかり自己主張はしつつも、その場になじんでいる気がしました。

 北欧の家具はIKEAやデンマークのものなど、日本にも多くの企業、ブランドが進出していて受け入れられています。 木の暖かみ、明るい色調、シンプルで機能的、モダンなデザイン。

 そんな北欧家具のおうちに、ちょっとしたスパイスをきかせるような作品たちでした。
 

Sunday, July 2

ボーカル・レッスン

 懲りずにまた新しいところで体験レッスンに。

 CDかMDで好きな曲を1曲といわれて、一応持っていったものの、やっぱりこれ全然覚えてなくて歌えません、といって、ボイス・トレーニングのみにしてもらうことに。

 スクールによって、同じボイス・トレーニングといっても結構違うのがおもしろいです。今回は、ストレッチを少しやって、あとは、額のあたりから声を出す練習。口はスピーカーの役目をするので大きく開けて、そこから音は実際にでるものの、イメージとしては目と目の間あたりから音が飛び出してきて、弧を描く感じが理想的なのだそう。自分自身が楽器のようなイメージとなるのでそれがまたおもしろかったです。

 そろそろ、どうするか決めなければと思いつつ、三線やフラメンコのお誘いもあり迷っています。

 昔、モノがあまりない国で仕事をしていた方が、選択の余地が多すぎるのは困る、ないのは困るけれど最低限あるほうが楽だといっていましたが、やはり、いろいろ迷えるほうが楽しいと思います。

Saturday, July 1

エナジーヨガ

 バレエがお休みだったので、エナジーヨガなるものの体験にいってみました。

 今まで、いくつかヨガ系エクササイズに参加してみたのですが、今回は相当きつかったです。呼吸の仕方もかなり早く、動きもきつくて。最近、結構運動しているし大丈夫、と思っていたら、久々に筋肉痛になりました。しかも、それが肩甲骨の付け根の辺り。どうも、両手を思いっきり上げて耳の後ろを通る位置で伸ばして組んで、それをさらに引っ張って横に・・・という動き。なんというポーズだったか忘れてしまいましたが、たぶん、原因はこれのようです。やはり普段使わない筋肉だったのでしょう。

 最近のヨガのバラエティには本当に驚かされます。ホットヨガ、パワーヨガ、リラックスヨガなどなど。実際に体験してみると、名前は違っても内容は似ていたりすることもありますが。今回のは激しかったですが、普通は割合ゆっくりした動きで、動きやすい格好さえしていればすぐにできる、という入りやすさがこれだけ普及し、人気になった理由なのでしょうか。

 今度は、アロハヨガなるものがあるらしいので、体験しにいってみようと思っています。

Sunday, June 25

三線

 沖縄料理のお店での三線ライブにいってきました。

 小さい頃、少しだけお三味線をかじったことがありますが、三線というのはお三味線のもと。蛇皮線とも呼ばれる三線が沖縄から本土に渡り、蛇皮からネコ皮になってお三味線になったそう。沖縄の歌というのは島歌など、かなりポピュラーになっているので、なんとなく聞いたことがある曲も多かったです。独特なリズムとうちなーの歌詞。ドラムとの演奏は、なかなかよかったです。海ぶどう、ミミガー、紅芋のお料理などをいただきつつ、楽しいひと時でした。

 その翌日、体験を申し込んでいたボーカルスクールにいってみると、なんと、三線が。ギターなど楽器のレッスンもあると書いてあったので、キーボードやギターがおいてあるのは当然ですが、なぜ、三線? スクールのオーナー兼インストラクターが沖縄に行って、はまったということで、完全に趣味から始まったそうです。少し触らせてもらうと、お三味線よりずっと小ぶりなので、腕も楽。ギターを弾けないのでわからないのですが、単音のみで和音がない分、ギターより相当シンプルだそうです。お三味線をやったときも確かすぐに曲から入りましたが、三線も、早い人は1ヶ月で2,3曲、有名な曲が弾けるそうです。楽器としてのお値段もお手ごろ(といっても、やはりそれなりにはしますが)。気軽に始めやすい楽器なのかもしれません。

 ボーカルのほうは、前回のところよりは、雰囲気も教え方もよかったです。おもしろかったのが、自分がきちんと音程をとれているのか確認する機械。音程大丈夫ですか?といわれても、自分が音痴なのかどうか、というのはよくわかりません。そこで、この機械の登場。マイクをもって、キーボードに合わせて声をだすと、CDE(いわゆるドレミ)のランプがつきます。真ん中にはゼロを中心に触れる針。正しいランプがつき、なおかつ、針が中心にあれば、音がとれているということになります。若干、フラット気味な音があったものの、これはなんとかクリア。あまり耳がいいほうではないと思っていて、微妙な音の聞き分けはできないし、絶対音感も身についていないので、不安でしたが、ちょっと安心しました。

 個人レッスンなので、授業料はそれなりにします。でも、呼吸だけで終わった前回よりは、もう少し何かつかみやすい感じでした。ただ、プロを目指すような人たちにはいいですが、お遊びにはちょっとお高いかなぁ、という気もします。

Wednesday, June 21

ねこたま


 二子玉川にあったけれど、つぶれてしまった「ねこたま」。

 再開発のため閉園になり、その際、里親探しがあったそうです。人気はやっぱり結構高価な洋ネコ。血統書付き、みたいな子たちだったそう。

 知り合いが譲り受けてきた2匹。「普通のねこ」。仲のよい父親違い(!)の兄弟ネコで、2匹一緒でないと、ご飯も食べなくなってしまうそうです。


 「くろん」と「とらん」。

 写真のくろんは、実物よりかわいく写っています。

 さすがに、おさわりネコだっただけあり、とらんは人見知りはするものの、なぜられるのは好き。特にくろんは人の側にいるのが好きなようで、ソファでぴたっとくっついて丸くなっている姿はかわいいです。

 世の中ネコ好きが多いですが、私自身はイヌ派。でも、ネコもかわいいなぁと思うときが増えてきた気がします。

Tuesday, June 20

魔法のなべ

 先日、初めてダッチオーブンBBQを体験。

 よくキャンプで使われるというのは聞いていましたが、実物を見て、それでお料理されたものをいただいたのは初めて。おいしかったです! 魔法のなべ、といわれるだけあります。

 豪快に詰め物をしたチキンをまるまる。それに、途中から回りに洗っただけのジャガイモとニンジンをそのままごろりごろり。これで、下に敷かれた炭とふたの部分におかれた炭とで蒸し焼き、オーブン状態で、おいしく焼きあがり。チキンに詰められたお米は生で食べられませんでしたが、チキンはやわらかくジューシー。特に、ニンジンのおいしかったこと! ニンジンは生より煮たほうがカロチンがたくさんとれるそうですが、カロチンもたっぷりという感じで、やわらかく甘くって本当においしかったです。

 この日はそのほか、スズキの塩釜焼き、サケのチャンチャン焼きなど豪華メニュー。お庭のハーブやブルーベリーも。雨の中のBBQでしたが、おいしくいただきました。

 ダッチオーブンはアウトドア料理の必需品だそうですが、室内でも使えるようなものもあるらしいです。ちなみに、これで、パンやピザも焼けるし、普通のプロセスチーズもスモークチーズに変身。いろいろな用途があって、使っていると手放せないそうです。持ち主の方はペットのようにかわいがっていました。

Sunday, June 18

Samba

 ダンスなら何でも、という雰囲気になって、浅草サンバカーニバルなどで毎年出場しているというサンバチームの練習を見学兼体験させてもらうことに。 最終的には100人ぐらいが参加するチームだということでしたが、子連れの人も多く、始まるまでは「サンバ」の練習なのかなぁという不思議な雰囲気。地域のサークル、といった感じです。

 ラテンダンスでペアダンスとしてのサンバは多少やったものの、ブラジルのサンバはまったく初めて。まずはわからない用語だらけ。エンサイオって何? アーラ? バテリア? タンガってどんなもの? ???が飛ぶ中、とにかく参加してみようと、柔軟体操からはいって、その後、リズムにあわせて歩いてからベーシック・ステップの練習。

 実は、前に、まったく別のグループに属してる友人から浅草サンバやってみない?と声をかけられたことはあったのですが、そのときは、真夏の暑いさなか、あのすごい格好をして練り歩くのはちょっと、と恐れをなしてあっという間に断った記憶あり。今回は、カーニバルだと、踊るだけではなく、簡単な振り付けとシンプルなおそろいのTシャツなどだけで歩いたり、かぶりものを身に着ける役や、裏方もあると聞いてとりあえず様子を見にいってみることに。

 本番がかなり近づいているということで、もうすでにほとんどのパートは衣装や人数の関係で締め切り。今から参加できるパートはふたつだけ。ひとつは、ごく簡単な衣装と振り付けで鳴り物を手に歩くというパートと、もうひとつは「パシスタ」、といわれました。誘ってくれた友人がパシスタだからという理由でわけもわからずパシスタの練習に参加。あとから、よく話を聞いてみると、これこそあのかなり露出の激しいビキニスタイルの衣装で羽を背負うあれ。練習は楽しかったので、気軽に参加したいかもしれないから考える、といってしまいましたが、あとからよく調べてみると、相当な勇気がいります・・・。

 日焼けも怖いし、衣装を一式そろえるだけでも相当な金額。タンガ(例のすごい衣装)は普通オーダーになるらしく、レオタードを買うとかそういうレベルではありません。いろいろと考えると、練習にだけ参加させてもらうか、その他大勢で前日までに登録すればよいパートか、スタッフ参加のほうが無難。盛り上がってしまいましたが、冷静になって、うーん、と悩むところです。

Saturday, June 17

ヨガ

 瞑想など思想的なものがはいるのはちょっと苦手で、ピラテスやホットヨガは別として、今までヨガはパスしてきていました。

 それにしても最近のフィットネス・ブームはすごいです。駅からものすごく遠く、うちからは比較的近い、白金のあたりでヨガを教えているという小さなリーフレットがポスティングされていたので、時間もちょっとあるし、ヨガにも多少手を出してみようかと早速体験。

 バレエのレッスン後、地図を頼りに歩いて向かったら思いのほか遠かった上に、本当にわかりにくくて大変でした。たどりついたのは、完全に普通のオートロックのマンション。この一室?と若干不安にも思いつつ、ルームナンバーを押してみました。

 予想通り、基本的には居住用マンション。コンクリート打ちっぱなしにフローリング、余計なものは何もないシンプルでモダンなお部屋。遅刻したのですが、この日の体験は私だけ。個人レッスンでした。着替えてマットを借りて、早速レッスン開始。結構体を動かした経験はあったので、ほとんどのポーズはできて、ちょっとやれば私もこの程度教えることは可能かも・・・とさえ思ってしまいました。もちろん、これは初心者向けのクラスではありましたが。

 このスタジオに行くまでにプラチナ通りなど近辺にもスタジオをいくつか発見。しばらくは、こうしたスタジオの体験レッスンを渡りあることができそうです。

Wednesday, June 14

World Cup

 世の中サッカー一色という感じです。

 恵比寿のご近所で普段はモニターがないお店にまでモニターが設置されていてびっくり。この時期、お客さんを確保するためには、巨大モニターは必須、なのでしょうね。昨日行った六本木のブラジル料理ではさすがブラジル戦がある日、というか、普段から設置されているのかスクリーンやモニターがどの位置からも見えるようにいくつも。でも、さすがに、平日にもかかわらず朝4時からの試合までお店が開いていたのか、もし開いていたとしてもどれぐらいお客さんが残っていたのかは不明ですが。

 一応人並みに話題についていけるように、今年最高の視聴率を記録した日本・オーストラリア戦はさすがにテレビで観ましたが、とりあえずは試合結果とハイライトのみチェック。たいていテレビをつければどこかでやっているので、十分ついていけます。

 それにしても、ライブで観なきゃ、という気持ちはわかりますが、夜中過ぎまでがんばって起きているなんてとてもムリです。サッカーにしても、F1にしても、本当に好きな人たちは、時差などものともせず、そのために衛星放送をいれたり、立派なテレビを購入するのでしょうが・・・。いい試合を観れば、おもしろいとは思うものの、にわかファンにもなる気にもなれず、しっかり睡眠時間を確保する毎日です。

Sunday, June 11

We Are the Burning Fire

 英国大使館chiorのコンサートがあると聞いて、広尾の東京女学館で行われた回にいってきました。We Are the Burning Fireはそのタイトル。

 チャリティーということで、入場料はなしで、最後に募金。以前から聞いていたのですが聞きにいったのは今回が初めてでしたが、よかったです。

 今回は、英国人の作曲家、Howard Goodallによって作曲、編曲された様々な国の子守唄などのフォークソング。英国、日本、ドイツ、フランスからブルガリア、アイスランド、ブラジル、アフリカなどまでかなりおもしろい曲目でした。ピアノの伴奏以外に、バイオリン、チェロ、尺八、ドラムなどの演奏に、鳥の鳴き声や潮騒などの効果音まで使って、趣向を凝らしたものでした。

 9月にオーディションがあるとのこと。ちょっと興味はありますが、オーディションに受かる自信もなく、練習にもきちんと出られるかわかりませんが、やっぱり歌うのは楽しそう。とりあえずは、ジャズ・ボーカルのグループレッスンを月1回続けつつ、体験レッスンなども探しながら、合唱への参加というのも考えてみようかな、と思います。

Saturday, June 10

Diamond

 先週、ボツワナ・ウィークというのを六本木ヒルズでやっていたのですが、この国、実はダイヤモンドの産出量が世界最大。正直なところ、それまで国の名前すらまったく知らなかったのですが・・・。
 
 グランド・ハイアットでものすごいダイヤモンドの数々を見る機会がありました。2億円相当のダイヤモンドのティアラ、ダイヤモンドのドレス、超巨大ダイヤモンドなどなど。本当にうっとり、という感じです。まさに、ダイヤモンドは永遠の輝き、の世界です。いかにもアフリカ的なリズムと動きのボツワナのダンスや歌とダイヤモンドというのは不思議な取り合わせですが、アフリカ大陸というのは本当に資源に恵まれたところであることを再認識させられました。それが、うまく使えていないという問題を抱えている国も多いわけですが。

 それにしても、なぜそんなに女性はダイヤモンドを欲しがるのか、と職場の同僚の男性に聞かれましたが、やはりダイヤモンドの美しさは女性の心を惹きつける魅力か魔力があるのではないでしょうか。あとは、やはりデビアス社の徹底的な供給コントロールと広報戦略の勝利。

 なんといわれても、やっぱり、ダイヤモンドは女性の友、です。

 
 

Sunday, June 4

腹式呼吸

 腹式呼吸のやり方はわかっている、と思っていました。

 中高時代の部活、バレエ・ヨガ、ジャズボーカルでも、まずは腹式呼吸を習った気が。30分のボーカル体験レッスンで実質は20分。ほとんど、呼吸だけで終わってしまいました。それにしてもよくわかりません。まずはおなかまで息を下ろして、そのあとに横隔膜を下げておなかの中で風船を膨らませる感じで背中や横腹あたりにも空気を、といわれても。腹式呼吸はおなかを膨らませたりへこませるだけではないということを知りました。

 これができると、特に低音がでるようになるらしいです。音を体内で響かせるという感覚も難しいです。今まで、発声練習をするときにのどを広げて、といわれたことはあっても、声を後ろ向きにするとか下ろすとかいうことはやったことがありませんでした。短すぎてなんだか消化不足な体験レッスンでした。

 先日のゴスペル体験とは対照的。この間ぐらいの感じがあればいいのですが・・・。
 しばらくは、また、あちこち体験を続けてみようかなと思います。南の小さな国ではいっていたchiorは週末にちょっと遠出のコンサートがあったらしく、その連絡がきてちょっと懐かしくなりました。

Wednesday, May 31

Gospel体験

 ちょっといない間に近所のレストランもだいぶ変わりましたが、前はレストランだったかなと思われる場所にスタジオができたのを発見。
 早速、ゴスペルの体験レッスンにいってみました。

 6月にライブがあるということで、体験レッスン参加者が6人もいたけれど、かまっていられません、と先生。いきなり、歌詞が書かれた紙を渡されました。はい、ついていけたらどうぞ、状態。えー、音符がない!と焦りましたが、そもそもゴスペルの発祥や歴史を考えれば、楽譜ではなく耳から覚えていくというのには納得。ハイテンションな乗りの先生。なんだかよくわからないけれどまぁとにかく歌ってみましょうか、という感じでした。立ちっぱなし、地声で熱唱するので、相当疲れました。ストレス解消にはいいかな、と思ったのですが、「レッスン」という雰囲気はなし。

 これでは、サークル的な活動で楽しめた南の小さな国でのchiorよりもサークル的。楽しむのはいいのですが、せっかく、「習い事」としてくるのであれば、せめて多少の発声練習や指導をしてほしいなぁという気がしました。どうも、他の体験に来た人たちも同じことを考えていたよう。いきなりでも、それなりについていっていた人たちばかりなので、どこかで少し習っていたり、少なくとも、歌うのは好き、という感じ。サークルのりの合唱団と割り切ればいいのでしょうが、求めているものと違うかなという空気が流れていました。
 
 それにしても、中・高時代には学校で聖歌隊に所属をしていた時期もありましたが、ゴスペルは想像通りまったく違いました。むしろ、南の小さな国ででた結婚式ののりが結構近い感じ。余裕があれば(かつては、これがやることがないから、でした)やってみてもいいのですが、ちょっと迷います。

 お稽古としてでなく、こういう感じの合唱のグループがあったら入ってみたいかな、という気がしました。

Tuesday, May 30

日比谷公園

 雨が降ることも多いとはいえ、野外で過ごすのが気持ちのよい季節。

 先日は、日比谷公園でドイツ祭りにいってきました。本来であれば10月にやるはずのオクトーバー・フェスト。ワールドカップの盛り上げも兼ねているのか5月なので、さすがに名称もGerman Festivalになっていました。このイベント、以前、清水で行われたときに行ったことがありました。ドイツのビールとソーセージなどを歌ったり踊ったりと騒ぎつつワイワイと楽しむイベント。ビールのマグやジョッキはそれぞれの種類にあわせたガラスや陶器のおしゃれなもの(デポジット式で返却するもの)。ビールの飲めない私は、グラスとともに販売されているワインをいただきました。実はこのワイングラスすでにおうちに二つ。今回で3つ目のコレクションとなりました。ソーセージはおいしいのですが、本来肉食系ではないため、さすがにちょっといただくと途中で飽きてきてしまいましたが。

 バラエティ豊かだったといえば、5月のはじめにやはり日比谷公園で行われたアフリカン・フェスタ。こちらh、もちろん、1カ国ではないので、さまざまな珍しいお料理が楽しめたようです。というのも、混みすぎていて実際には何もいただかなかったのですが。ドイツ祭りと違って、こちらは音楽やダンス、トークショーなどのステージ、物産販売などと幅広く、ちょっと性格の違うイベントでした。

 南の小さな国でも国王誕生日近辺などに、確かにオープンエアのイベントが夜、行われていました。こちらは、いつもと似たりよったりの食べ物が売られている以外は、メインはカラオケ大会。正確にいえば、アマチュアやセミプロの歌手、ということのようですが・・・。これには悩まされました。騒音条例などもちろんないところ。夜中になっても大音量。これが、上手だったらまだましなのかもしれませんが。暑いところだから夜から始まるというのは仕方がないにしても、真夜中過ぎても大騒ぎ、というのはどうでしょう。

 ちなみに、ドイツ祭りは21時、アフリカン・フェスタは17時終了。終了時間になればぱーっと片付けられていきます。あぁ、日本らしい!と感じる一瞬でした。

Sunday, May 28

俳優座

 本当は、ひとりでお芝居を観にいくのはイヤなのですが、招待券を1枚だけいただいていて、迷いましたが行ってきました。

 文化に飢えていたので、とにかく、機会さえあれば逃したくない!という気持ちが相当強くなっているようです。

 イプセン没後100周年ということで、イプセンの「民衆の敵」というお芝居@俳優座。まったくこのお話は知らなかったので、正直なところ興味はそれほどなかったのですが、とりあえず、おうちから近いというのも行こうかしらと思ったポイントの一つでした。

 イプセンといえば、「人形の家」。これ以外実はまったく知りませんでした。「人形の家」と同様、社会を鋭く批判する社会劇。原作の舞台を現代とも思われる日本に移し、主人公ほか主な登場人物の性別を逆転させているほか、あらすじは原作に近かったようです(といっても、原作を読んでいませんが・・・)。権力と階級社会、公害、絶対多数・民主主義の危険、マスコミの怖さと大衆に迎合するマスコミ、「勇気がない」からマジョリティーの一員となる人々・・・。重いテーマでしたが、アレンジはもちろんされていたものの、100年前に書かれたと思えないほど今にも当てはまる部分がありました。

 日曜日の昼間、バタバタと用事の合間に観にいきましたが、ちょっと重めだったとはいえ、最後は一応明るめのエンディング。というか、主人公の女性の強さを感じさせるもの。自分でチケットを買ってまで行きたい作品ではありませんでしたが、たまにはこういうお芝居を観て物事を考えるのもよい機会なのかもしれません。

Saturday, May 27

初めてのトウシューズ

 トウシューズ、買いました! バレエ用品といえば、チャコット。でも、渋谷まで行く時間がなさそう。目黒のバレエ用品のショップで購入、その後そのままレッスンへ。

 続くかわからないし、初心者なのであまり高くなくて履きやすいものを、とお願いして、いくつか試着。結局、オリジナル商品で初心者にも人気、というものを購入しました。インポートもののほうが若干お安かったのですが、やはり、日本製のもののほうが足にしっくりくる感じ。それにしても、私の足は、バレエ向きではないので、今ひとつ・・・でしたが。ネットなどで調べたら、バレエ(トウシューズ)で痛くならない足というのは、一般に指の長さがほぼそろっている長方形に近い足だそう。確かに、トウシューズはトウが平らになっているのだからそのとおりなのでしょう。私の足は、よく見たら、人差し指がいちばん長く、斜めになっています。それにかかとがすこしでています。靴擦れもよくするし、トウシューズどころか、靴にあわない足、なのかもしれません。

 買ったままの袋を持参でお教室に行くと、ロッカー室で先生にすかさず、買ってきた?と声をかけられました。ちょっといい?といわれてそのまま渡すと、トウシューズを折り曲げたり、(さすがに人のを踏むのは悪いから、自分で踏みつけてといわれて)トウの部分を踏みつけたり。こうして柔らかくするようです。

 レッスンの最後10分。履き方からちゃんと教えていただき、今日は立たなくてもいいわよといわれつつ、何とかほかの生徒さんのマネをしてみました。やっぱり難しかったですが・・・。バランス感覚の悪い私が、少しでも「正しい姿勢」とバランス感覚を身に着けようとはじめたので、まだまだバレエシューズで練習したほうがよさそうです。そもそもがエクササイズ気分なので、踊れなくてもいいのですが。

 とはいいつつも、おうちに帰って改めてトウシューズを見るとやっぱり素敵。バレエシューズにはない魅力があるのも事実です。いつかこれを履いてクルリと回転できる日は・・・来るのでしょうか?

Friday, May 26

Africa Remix

 27日から森美術館で開催されるアフリカ・リミックス展のオープニングにいってきました。六本木ヒルズクラブで開催されたレセプションはかなり華やかな雰囲気。洗練された、というか、フランスナイズされたアフリカ、をちょっと感じました。

 そもそも、モダン・アートはあまり好きではないので、前にMOMA展に行ったときでさえ、うーん、と思っていたのですが、結構よかったです。アフリカは日本でも世界でもちょっと「旬」な感じ。勢いと元気さを感じさせられる作品が多かったです。モダン・アートにありがちな、これってゲイジュツ?何を意味しているの?という疑問が意外に少なく、訴えてくるものがわかりやすいような気がしました。もともとの色使いなども鮮やかな国が多いので、色彩的にも明るい雰囲気が多かったのもよかった気がします。もちろん個人の好みの世界で、万人受けするとは思えませんが、こんなアートもある、こんな国もある、という観点から、お勧めできるのではないかと思いました。

 ラッキーなことに、アフリカ・リミックス展の横で開催中のダビンチ・コード展にも入れたのでそちらも観てきました。本は読んでいましたが映画はまだ。本も映画も知らないと、楽しめないと思いますが、少なくとも本を読んでいればわかると思います。名画が映し出されていて、スクリーンにタッチするとその解説がでてきます。「問題箇所」のアップや下絵との違いを見せるなど、よくできていました。映画はプレス向けの公開直後はひどい評判でしたが、その後は賛否両論。あれだけの長編を2時間ちょっとにまとめるのですから当然ムリもあるのでしょうが、せっかくなので映画もぜひ観にいきたいです。あちこちで上映禁止になっている作品、確認していませんが、果たして南のあの小さな国では検閲をパスしたのでしょうか・・・。

Wednesday, May 24

恵比寿生活に復帰

 南の国をあとにして3週間。タイトルもちょっと変えてみました。

 あっという間に以前の生活スタイルを取り戻しつつあります。すでにバレエ、お花、ジャズ・ボーカルのお稽古に復活。情報も簡単に得られ、というか、むしろあふれていて何を選択するかに悩みます。お稽古日、申し込み手続きなどあらゆるものが明確。何度も確認したのに、やっぱりない!ということはありえません。ごく当たり前のことに感動できるというのは、結構幸せなことなのかもしれません。

 バレエは体験レッスンをいれて2回。初級だからと安心していたら、最後の10分はポアント(トウシューズ)。まだまだ初心者なのでいらないと思っていたら、先日のレッスンで、先生に次回までには買っていらっしゃいといわれてしまいました。どうみてもバランスもうまくとれていないし、「許可」をいただくのには早いのでは・・・と思うのですが。とりあえず、今週末のレッスンの前には購入予定ですが、果たしてちゃんと履けるのでしょうか。もちろん、10分間、バーから離れることはありません。ごくごく足慣らしのみ。それでも、ちょっとドキドキします。そういえばダンスのほうはまだ。せっかく買ったシューズがあるので、余裕があれば続けたいと思っています。

 ダンスといえば、最近、目黒にオープンしたばかりのスタジオでベリーダンスの体験レッスンを受けてみました。人数は多いですが、それでも指導は結構丁寧。どうも前に習った動かし方とはちょっと違うようで戸惑いもありましたが、多少の経験があるのでまったくの初心者の人たちよりはなんとなく形にはなっていたようです。ダンス・エアロビクスと違って思いっきり気持ちのよい汗をかく、という感じではないですが、内臓脂肪燃焼などに役立った(はず)ようです。

 雨後のたけのこのごとくダンスやフィットネスのスタジオが増えています。さて、次はどこで何の体験に行こうか、と楽しく思案中です。

Tuesday, May 23

タイトルをどうするか

 日本での生活にもすっかりなじみ、南の小さな国からではなくなったので、このブログのタイトルをどうするかをずっと悩み続けています。

 南の小さな国でののんびりペースとは異なり、とても毎日に近いアップはムリ。それでも、週1回ペースぐらいでも何か書いていこうかなと思っています。ブログそのものももっとメジャーなところで新規作成しようかとも考えつつ、とりあえず、今考えているテーマは、恵比寿界隈after 7 & weekend。これをそのままタイトルにしてしまうかも。「習い事をすることが趣味」ともいえるので、ご近所でのお稽古体験記、グルメなどについて書いていこうかと思っています。

 帰国して2週間半。やっぱり東京はいろいろあって楽しいです。そして、恵比寿は大好きな街。すでに以前やっていたお稽古のいくつかに復活。体験レッスンもまたいろいろやって報告していきます。

Tuesday, May 2

いよいよ明日

 昨日はMay Day (Labour Day)でお休みというところも多かったようですが、仕事も通常通り。引き継ぎや身辺整理でバタバタとしつつ、farewell lunch、dinnerと続き、ホテルに戻った頃はかなりぐったり。

 いただいたものを詰めて、さらに捨てられるものを捨てるという作業が。ムリヤリ閉めたスーツケースを開けるのは恐ろしいですが、仕方がありません。いったい、これは許容される範囲内の重さなのかどうかというのもよくわからないのですが、中にいれてしまった体重計をもう一度出すのも面倒です。最近の、farewell lunch、dinner続きで、自分自身が体重計に乗るのもちょっと怖いですが。

 銀行口座を閉めたり、アパートのデポジットを返してもらったり、いろいろと細々とした作業が残っていて、全部きちんと終わらせられているのだろうか・・・と不安にもなります。

 明日の夕方には空港に行っているわけですが、実感があるようなないような。

 今日も、lunch、仕事を終えてからのtea、dinnerと続きます。

 

Monday, May 1

最後の週末

 いろいろなことが立て込んで想像以上に忙しい週末でした。

 金曜日は、半分仕事絡みのfarewell lunchとダンス仲間とのfarewell dinner。さすがに疲れがたまってきていて、夕食が終わった頃には眠くなってきてしまったのですが、最後まで残った友人は帰る気配を見せず。girls talkのgossipは止まりません。せっかくdinnerに来てくれたので、こちらから帰るとは言いづらく、それでも、さすがにあくびをしだした私を見て、友人がそろそろといってくれました。

 本来は金曜日の夕方に後任が到着するはずがフライトが遅れて土曜日になることに。土曜日は、後任がいないので空いた時間に飛び込んできたfarewell lunchのあと、真剣にパッキング。これがちっとも終わらず、しかも、合間には最後になるからと友人が来てくれたりしてさらに遅れ気味。夕方からは別の友人のleaving partyに呼ばれていたので、そちらにでて、さらに、夜にはwine tasting nightがありハシゴ。ブラインドで銘柄などを選んであてるのですが、1992年というビンテージワインがありました。でも、保存状態が悪かったのか、お味の方は・・・。とてもおいしく頂けるという感じではありませんでした。

 本当は、この日、後任が到着したのでお迎えに行くべきだったのですが、申し訳なかったのですが、パスさせてもらいました。chiorのコンサートもパス。それでも、もう十分に忙しく出歩いていたため、どうも、スーツケース二つには収まりきらない荷物があることが判明し憂鬱な気分に。

 土曜日の午前中は、パニックでした。次から次へと出てくるモノ。とてもはいりきりません。佳境にはいってきた時間に、友人たちからの電話やテキストメッセージがはいり、また中断。inventory checkの時間がきても、まだ山が。結局、inventory checkの最中にも同じアパート内に住む友人たちに声をかけて、冷蔵庫の中身など、使うものを持ち帰ってもらいました。そして、最後はとにかくダストシュートへ。靴、タオル、洋服、キッチン用品・・・。余裕がないので、袋にもいれずそのまま放り込んでいました。そして、そのために悲劇が。ホテルに荷物を運ぶのを手伝ってくれるという友人が来た頃、はっと気づくと車のキーが見あたりません。inventory checkの際に、メインのキー1本を残してすべて返却して、そのキーと一緒に置いたはずだったのですが。思い当たるのは、むやみやたらに押し込んだダストシュート。どうも、何かの拍子に車のキーも紛れ込んでしまったようです。ものすごいショックでしたが、とにかく、アパートのチェックアウト時間も迫っていたので、とりあえずホテルへ。スーツケース二つにその他たくさんの小さなバッグや袋を抱えていったんチェックインしたあと、アパートへ。もういちど探しましたがやはりキーはありません。ダストシュートの下のゴミ箱。これをあさるのはちょっとという状態。ちらっとのぞきましたが、あきらめました。その後、スペアをとりに職場へ。無事スペアキーを入手して、後任や友人にあげるものを自分の車に積み込み再びホテルに向かいました。これで完全にアパートからはさようならです。

 ショックは大きかったのですが、そうもいっていられず、午後からは、友人宅でのtea partyへ。その後、コンサートです。コンサートは、日曜日にはいろいろな音楽関係の行事が重なったということで、欠席してしまった土曜日のほうが入りはよかったそうです。そんなに大勢のお客さんではありませんでしたが、友人たちも結構来てくれたので、挨拶をするにはよい機会になりました。アフリカの歌、フォークソング、ビートルズの曲を楽器のソロ演奏やオペラの曲などのソロを交えつつ歌い終わって、interval。refreshmentsをつまみつつ来てくれていた友人やchiorのメンバーとのおしゃべり。その後、ジャズ、バンドの演奏、そして最後はレ・ミゼラブルのメドレー。迷ったのですが、結局、ほんの少しではあるもののソロパートもやらせてもらうことに。バンド演奏中に赤のトップから青に着替え。ソロ部分は・・・。さんざんでした。もっと練習すべきだったと本当に恥ずかしかったです。メロディーがほとんどなくリズムだけのセリフのような部分。ひとりでピアノにあわせて歌うのは初めてだったので、あれ、テンポがずれちゃったかも・・・と気づいたのですが、ごまかして歌ってしまいました。ピアノのほうもだいぶあわせてくれていたのですが。メジャーなメロディーだったら歌いやすかったのにと思ったのですが、逆にいえば、メジャーでない部分だからchiorのメンバー以外からは意外にテンポがずれていることは気づかれなかったようです。それにしても、やはりもう少しちゃんと練習すべきでした。コンサートの最後に、surpriseで、私を含めた帰国や別の国に移る3人へのカードとギフトのプレゼントがあり、感激してしまいました。その後、来てくれた友人たちと挨拶して、さらに、何人かの友人とお茶を飲むためホテルへ移動。いつも、遅くでも気にせずカプチーノなど頼んでしまうのですが、さすがに疲れもたまりきっているので、ハーブティーをオーダーしました。それでも、カモミールの効果もむなしく、あまりよく眠れませんでした。疲れすぎ、なのでしょうか。少なくとも、パッキングをし終わったということでの安心感はありましえたが。

 せっかくパッキングが終わったのに、ギフトをいただき、また荷物が増えていきます。本当にうれしいのですが、とにかく、小さくて軽いものにしてください、とお願いしたくなってしまいます。 

Friday, April 28

リハーサル

 昨夜はコンサート前最後のchiorのリハーサル。

 結局、コンサートは2日間両方参加するのはやめて日曜日1日だけ参加することにしました。送別会などがこなしきれないためです。実は、レ・ミゼラブルからのメドレーで、ほんの少しだけソロ部分が。ソロ、といっても、割り当てられた部分はあまりにも少しだし、最初は二人でデュオということだったので、抜けてしまっても問題はないだろうと思っていました。リハーサルもお休みしてしまったし、半分降りたつもりでした。二人の声質が違いすぎるということで1日ずつに分けることになり、しかも、もうひとりの体調が今ひとつということもあって、せっかく日曜日は出るので一応やることになりました。レ・ミゼは好きな曲が多いので、もっと好きな歌や歌いやすい音域の部分だったら、もう少し張り切ったかもしれませんが・・・。

 リハーサルは立ちっぱなし。ハイヒールのサンダルではさすがに足が疲れてしまいました。本番は前回同様、赤のトップスに黒のボトム。それに、レ・ミゼのときには、ソロで歌う数人は青か白のトップスに着替えるということになっています。忘れずにヒールの低い靴にしておかないと。指揮者が代わって、かなり練習もシステマティックになり、連絡もマメにくるようになったのですが、今回はコンサートまでの期間がとても短く、仕上がりにはちょっと不安です。まぁ、アマチュアの発表会、とりあえず楽しめたらいいな、と思っています。背の順でまた一番前になってしまうので、音を外さないようにするのと、レ・ミゼの早口言葉(!)の練習だけはしておいたほうがいいかなと思っています。

Thursday, April 27

12回目のスタンプ

 昨夜、短期間の一時帰国から戻ってきました。
 たった1年半弱の赴任期間なのに、パスポートに押された日本への「帰国」スタンプは11個、「出国」は12個目。

 今まで日本から戻ると、あー、戻ってきてしまった、という気分だったのが、今回は初めてそれを感じませんでした。1週間しかないと思えば、ある意味、旅行気分。やることも山積み、会いたい友人も大勢、到着時の暑ささえ、ちょっと懐かしく感じるほどでした。行きはパンパンだったスーツケースはほぼ空っぽの状態。これにまたパッキングです。

 今日も送別ランチ。異動の多い仕事絡みの友人たちによる送別なので、「Good-bye」はなし。それでも、タイ人の友人たちがスカーフを贈ってくれたり、挨拶をしたりすると、さすがに寂しい気持ちになります。

 もう一度来ることがあるかわからないところ。そう思うと、ひとつひとつが最後かな、という気になります。ロンドンなどであれば、今度はいつ来られるだろう、という気持ちですが。車の運転もあと少し。この景色も最後。ちょっと感傷的になりつつも、慌ただしく毎日が過ぎていきそうです。

 12回目の「帰国」スタンプまであと1週間です。

 

Friday, April 21

Birthday party

 本当は、月末のchiorのコンサートに向けたリハーサルに行く前に、プレゼントを渡しておめでとうを言うだけのつもりが、結局、そのまま一緒にお食事。別に送別会を、といってくれていたのですが、もう時間もとれそうになく、15分のつもりが、席に着くことに。確かに楽しくおしゃべり、お食事するほうが練習よりは魅力的でした。

 友人のふたりの子どもたちには何度も会っていたのですが、19歳のお誕生日を迎えたbirthday girlに会うのは初めて。とても美人で、確かに彼女が若い頃はこんな感じだったのかも、というご自慢のお嬢さんでした。ちなみに、まだ会ったことのない彼女のいちばん上のお嬢さんは来月末から日本で先生として働く予定。名古屋なのでちょっと遠いですが、東京にも遊びに来るといっているので、彼女たち一家に日本で再会できるのは楽しみです。

 イタリアンのレストラン。丸テーブルを二つつなげてセットしてあったのですが、大人テーブルと子どもテーブルに別れた感じ。イタリアンなのに、なぜか、中華のように丸テーブルの中央はガラスのターンテーブル。シェアするには便利です。子どもたちはひと皿ずつオーダーしていたようですが、私たちはパスタやピザをシェア。唯一のイタリア人シェフがいるレストランで、最近メニューも一新していたので楽しめました。デザートをオーダーしたあと、さらに、birthday cakeがbirthday songのBGMとともに登場。ちゃんとしたチョコレートケーキでした。デザートの巨大ティラミスを食べ終えたあと。それでも、このチョコレートケーキもぺろっと納めてしまいましたが・・・。

 明日から帰国直前の一時帰国です。このブログの更新もあと片手ぐらいになってしまいそうです。

 帰国後、ブログをどうするかは、いまだに思案中です。日本の日常生活は書けないし、書くネタにも困ってしまうと思うので、とりあえずは、帰国とともにおしまい、ということになりそうですが。

Thursday, April 20

Queen's Birthday Party

 この国の王妃ではなく、もと宗主国の英国エリザベス女王のお誕生日。
 昨夜は、最後のダンスのレッスンを終えて汗だくになり大慌てで帰って準備をし、いってきました。

 今年は、かなり予算が削られたらしく人数もしぼり、全体のレベルもちょっと下げたよう。昨年は、大使が離任直前というせいもあったのか、とにかく派手。ジャングル風の入り口を通り抜け会場に入ると巨大なチョコレートのBig Ben、各国のお料理のブースに、南米のライブバンド。その豪華さはありませんでしたが、昨年よりはずっと英国調、を前面に出した雰囲気でした。バグパイパーが2人、インターナショナル・スクールの子どもたちによる歌と演奏。フィンガーサンドイッチ、fish & chips風の白身魚のフリッター、チーズなどを楽しみました。

 思えば、去年のこの時期はいろいろ大変でした。そんなことを思い出しつつ、あれだけ時間がなかなか経たないと感じていたのが、やっぱり1年は早かったなぁと感じます。季節感がないので、こうした行事や祝祭日が、記憶を呼び覚ます重要なきっかけです。ただ、それも、長くなれば一体あれは1年前だったのか、3年前だったのか、それとも5年前?という感じになってしまうかもしれませんが・・・。

 英国の場合、Queen's Birthdayは実際の4月か公式な6月かどちらかにお祝いしますが、この国の国王誕生日は7月。もちろん、お誕生日当日は祝日で盛大な式典をやりますが、その後、1ヶ月近く祝賀行事が続きます。この準備は数ヶ月前から毎年始められます。今年は、60歳。日本であれば還暦ですが、イスラムでは、特に60という数に重要な意味はないそうです。それでも、やはり切りのよい数字。石油価格上昇によって財政が潤っているということもあるのでしょうが、今年は昨年よりは大がかりなものになるようです。

 そういえば、今日は、友人のお嬢さんが19歳になるということでBirthday partyに招かれています。ちょっと顔だけ出そうかと思っていますが、birthday続きです。



 
 

 

Wednesday, April 19

アレルギー

 昨日もfarewellということで夕食会にお呼ばれ。

 ゲストのひとりは、結構親しくしてきたダンス・スタジオのオーナー。お食事は和食だったのですが、サイコロステーキのたれとしてでてきたソースにチリが入っているかどうか確認していました。チリが足りないということ?と思っていたら、実は彼女はチリのアレルギー。何かいただく席で一緒になったとしても、ビュッフェ形式ばかりだったので、今まで気づきませんでした。チリやワサビ、それにロブスターなどの甲殻アレルギーがついここ3年ほど前に出てしまったとのこと。最後のお寿司もワサビを外してもらっていました。

 この国でチリ・アレルギーとはかなりきついと思います。ペンネ・アラビアータを頼んで、それにextra chiliを持ってこさせたり、山盛りの小ぶりのgreen chili(特に辛いもの)を使ったりする人たちが圧倒的。しかも私のようにチリは苦手、というのであればまだよいのですが、小さい頃からチリだらけのお料理に親しんできていて、いきなりダメになるとは。

 思えば、いろいろなアレルギーに悩んでいる知り合いがたくさんいます。ゴマ、小麦粉、牛乳、ソバ、アルコール、特定のハーブなど飲食物や動物。先日、お寿司を食べたらアレルギーがでたので、今どのネタが問題なのか確認中という友人も。まずは、サーモンから試したといっていましたが、それはどう考えても可能性が低そうなので、これもおそらくエビではないかと思います。あるいは、生魚の鮮度の問題だったのかも。それでも、懲りずに和食をしょっちゅう食べに行くというのもすごいですが。

 私自身は、小さい頃には、これが原因かもあれが原因かも、といろいろと食べない方がよいといわれたものがありましたが、結局特定されなかったのか乗り越えたのか、とりあえず、今のところ、たいていのものは問題ありません。チーズがよくない、といわれていたこともありましたが、現在のかなりのチーズ好き状況から、チーズ・アレルギーでなくてよかった!とつくづく思います。好き嫌いとは違って、アレルギーの場合、好きでもダメなのがつらいところです。

 アレルギー話から、もうひと組のゲストのお嬢さんがお医者さんということもあり、当地医療事情にも話が及びました。幸いなことに、病院も未体験。お嬢さんは立派なお医者様に違いないとは思いますが、このまま彼女やそのお知り合いのお世話にはならずに帰りたいものです。

Tuesday, April 18

お国のもの

 ちょっとしたときに、お土産などの小さなものをいただくことが多い気がします。それも、この国はgift giving cultureがあるから余計なのでしょう。

 帰国が近づいているということもあり、最近いただいたもの。オーストラリアのオパールを使ったイニシャルペンダント。ベトナムのビーズバッグ。スコットランドのアザミのブローチ。そして今日届いたのは、中国のシルク。白地にオレンジのバラ柄。こちらのバジュクロンにはぴったりな感じですが・・・。パジャマにでも仕立てたら少なくとも着心地は良さそうな感じです。こうして気にしてもらえるというのはとってもうれしいことであるのですが、お気持ちだけで十分、というのも正直なところです。

 私自身は、相手の趣味がわからないときは、消耗品・実用品派です。お国のものっぽいのは特に難しい気がします。とても受けるときもありますが、結局使ってもらえないのでは・・・と思ってしまいます。自分のセンスを押しつけるのもどうかと。食べ物、飲み物もクセがあれば難しいですが、それはそれで、試してもらう、体験してもらうという発想で選ぶというのもありでしょう。キャンドル、石けん、タオルなどは香りやデザインはあるものの、置物や飾り物よりは無難。前に、あるアフリカの小さな国の民族衣装を着た王様の写真がはりついたキャンドルというのをいただいたことがありますが、これだって一応部屋を照らすという役目は果たせました。

 それにしても頂いているものはこの国以外のものばかり。というか、この国らしいもの、というのを探すのは極めて大変です。何しろ、ほとんど、クラフトらしいものもないところですから。ひとつぐらい、記念にお国のもの、的なものを持ち帰ってもいいかな、という気になっているのですが、何も思い浮かびません。モスクのてっぺんの金箔のかけらでも持ち帰れたら、いちばん、それらしいかもしれません。そんなことを考えるなんて不謹慎、と怒られてしまうでしょうが。

Monday, April 17

Farewell partiesと国境探検

 金曜日は、友人のおうちでpot luck形式でfarewell partyを開催してくれました。来たばかりの頃から、何かと食事やパーティーなどに誘ってくれた友人。この日もいろいろな友人に声をかけてくれていました。夫婦揃って顔が広く、彼女たちを通じて知り合った友人も多いのです。男の子4人のママとは思えない若々しさで驚きますが、この日もいつもどおりのホステスぶりを発揮して、素敵な集まりにしてくれました。

 土曜日は、日本語の上手な友人のおうちに招かれました。彼女と彼女のお母様手作りの中国の家庭料理、という感じのお食事をいただきました。スープにはいっているクニュっとした柔らかいお麩と油揚げの間の子のような不思議な食べ物。何かと聞いたら、魚の浮き袋。コラーゲンたっぷりなのだそうです。フカヒレは人によってアレルギーもでるそうですが、これはまったく問題なく、こういうものをたくさん食べてるからシワがないのよ、と彼女。確かに、年齢よりもずっと若く見えます。それと最後に高級珍味Bird's nest(ツバメの巣)を見せてもらいました。具合の悪い妹さんのために購入したものだそうですが、おそらく10数食分ぐらいの量で、軽く10万円以上。本当に超高級食材です。彼女にたくさん妹がいることは知っていたのですが、彼女のお母様の一番下の妹、つまり友人の叔母さんにあたる人はダンスの仲間。実はそちらはもっとすごくて、15人兄弟姉妹であることが判明! 私などは、従兄弟の数をあわせてもまったく及ばないので、びっくりでした。

 日曜日は、Easter SundayだったのでEaster Serviceに誘われて顔を出したのち、別の友人たちとのEaster Lunchへ。小さな子どもたちは、egg huntや塗り絵を楽しんでいました。

 いちばん近い国境にいったことがないという話をしていたら、夕方にはパスポートを取りに寄ってそのまま国境に行ってしまいました。ロングのワンピースにハイヒールのサンダルだったのですが、その服装では、とドレスダウンも命じられました。日が落ちる前に行きたかったのですが、出発が遅れて着いたときは既に真っ暗。国境を越えたすぐのところには、屋台のバーが並びます。イカやらチキンやらサテやら焼いていますが、メインは不法なアルコール販売とサービスなのだそうです。許可をとっていないとか、税金を払っていないとか、そういう意味で不法なのでしょうが、すごいところでした。いかにも東南アジア的な雰囲気。汚い格好でいくようにいわれたのは納得です。木曜日の夜などは満席らしいですが、さすがに、日曜日。そこまでは混んでいません。3ー5人ぐらいの(圧倒的に男性が多い)グループが囲むテーブルには、ビールの缶の山。1ダース単位で買って、次々と空けていくようです。ビールは飲めないから、というと、「ワインセラーがあるからワインを頼もう」といわれました。こんなところにワインセラー?といぶかしげな私を連れてお店の人がいるカウンターのあたりへ。ワインを、というと、なんと、カウンターの下の床をはがします。床下にはワインが30本ほど。もちろん立てて並べてあるだけです。一応、立派なリストもあるのですが、リストを見て注文しても、それはないといわれることが多いそうです。赤ワインを1本選び、アイスを、というと、バケツに氷をいれたこの場にとても似つかわしいワインクーラーにはいったボトルが来ました。意外にも、ワイングラスは一応足つき。その後、限度いっぱいまでアルコール類を持ち帰り用に注文。他の人たちの足下にある黒いビニール袋の山はその持ち帰り用であることに気づきました。なかなかこちらの注文したものは来ません。聞いてみると、今、取りに行っている、との返事。取りに行っている??? つまり、闇販売なので、たくさんはストックできず、どこかジャングルにでも隠してあるものを注文に応じて不足分を運んでくるようなのです。こうした屋台兼アルコール販売店と、あとは、ディスコ兼カラオケもどきのようなお店があるだけの国境。なんともおもしろい経験でした。ちなみに、Tiger1缶あたりの値段は1ドルちょっと。80円ぐらいですから格安です。毎週末のようにここに来る、という人たちがいるのも納得です。

 荷物の整理などと並行しつつ、最後に詰め込み状態でいろいろやっていますが、国境体験はなかなか強烈でした。

Friday, April 14

All you can eat

 昨夜は、弁護士など法曹関係の友人たちがリゾートホテルの中華で、送別を兼ねて、All you can eat eveningに誘ってくれました。

 ピックアップしてくれた友人が遅れたので、他の友人たちは待ちきれなかったからと既に食べ始めていました。メニューからオーダーするシステムなのですが、オーダーしてから出てくるまでは結構早いです。どれも、半分できあがっているものに違う味のソースをかけたり、炒めたりしてだしてきている感じ。かなりいろいろ頼みましたが、最後のほうは、お腹もいっぱいだったのですが、ちょっと似たようなものばかりで飽きてきてしまいました。食べ放題の割に価格設定が低いので、食材自体のバラエティは少なく、アラカルトメニューと異なって高い食材はありません。それに、ハラルなので、ポークは一切なし。友人たちは皆中国系のクリスチャンなので、ポークもアルコールも本来であれば問題ないのですが。ラードなどが使えないため、中華にしては、ちょっと軽めな味といえるかもしれません。油の量は決して少なくありませんが。

 ひとつ試すようにと勧められたものの、手を出せなかったのはChicken feet。スーパーなどでもよく売っているのですが、足そのもの。これがソースで真っ赤になっているものが山盛りでてきました。柔らかい軟骨のようなものがあるらしいですが、そのまま残さず食べていました。いい思い出になるから(?)食べたら、といわれたのですが、よっぽど空腹ならばともかくやはりあえて手を出したくなくてパスしてしまいました。

 友人たちは写真の申し込みをするために巨大なアルバムを何冊か持ってきていました。毎年、Legal Yearという司法の年度初めの式典のようなものがあるのですが、それに今年、Law Societyが初めて正式に参加できるようになったということでした。写真は、英国を思い出させる黒いガウンをまとった人がたくさんいるLegal Yearのものと皆がドレスアップしたLaw Societyのフォーマルなイベント。Legal Yearは今までは官のみ。新聞記事では全然気が付きませんでしたが、法曹界にとっては大きな変化だったようです。ちなみに、弁護士は圧倒的に中国系が多く、しかも、近隣諸国からの外国人の比率が高いのです。公務員のほとんどマレー系であることと対照的です。それでも、公務員の中の中国系の割合は徐々に増えていて、Law SoceityのLegal Yearへの参加が認められたことなど、ほんの少しずつですが、この国も変わっていこうとしているのを感じることができます。

 旺盛な食欲のメンバーで、かなりのお皿を片づけました。この日が最後になる友人もいて、だんだん、帰国が近づいてきたことを感じて、少し寂しさを感じました。

 

Thursday, April 13

ディナー

 レストランのオーナーで不動産会社も経営している友人からのディナーのお誘い。帰ることがわかっているので誘ってくれたのはわかっているのですが、直前のお誘いで招待状もなく、インフォーマルなものなのだろうと思いながらも、今ひとつ、趣旨やメンバーはわからずとりあえずいってきました。

 前回、思いっきり迷子になったところ。昨日は、さすがにちゃんとたどり着きました。レストランの上のプライベート・ファンクション用のお部屋にセットされた大きな丸テーブルを囲んだゲストは結構不思議な取り合わせでした。もちろん、送別も兼ねて呼ばれたのですが、特に、そういう雰囲気ではなく逆にほっとしました。もっとインフォーマルかと思っていたのですが、席次はなかったものの着席だったので、これでスピーチでも求められたら大変・・・と内心思っていたので。国籍も様々でしたが、ノン・ムスリムばかり。ワインもきちんとサーブされました。中華とマレーのニョニャ料理のお店ですが、メニューはかなり洋風なセンスもはいったおもしろい構成。蓮の葉で包まれて蒸されたチキンや、北京ダックといった典型的な中華があると思えば、白身のお魚をつかったコロッケ風のものや大きなエビを使ったパスタがでてきたり。それにしても、いつまで出てくるのかと思うほど量が多かったですが、普通のレストラン・メニューではないものばかりで楽しめました。デザートの頃にはなぜかカラオケ。巨大スクリーンにカラオケ画面が映し出せるのも売りのようでした。

 いつもおしゃれな彼女なのですが、このお部屋のインテリアにもそのセンスが生かされています。中国的なもの、東南アジア、そして多少のヨーロッパ・チックな部分が入り交じっていました。なかなかおもしろい雰囲気でした。テーブルクロスは白ですが、イスには真っ赤なカバー。ナプキンは若草色。飾られているお花は、真っ赤なガーベラにオレンジのトロピカルなお花。この取り合わせはなかなか思いつきません。それでも、意外なまとまり感がありました。マネしたいと思うほど好みではありませんが、個性的で悪くありません。

 そういえば、お料理も、いろいろな国の特集をやりたい、日本からシェフを呼べないかという話を前にされたことがありますが、新たな取り組みにも意欲的。彼女のセンスと人柄を全面的に出して成功しているレストランであることを改めて感じました。

Wednesday, April 12

休日

 昨日は、預言者モハメッド生誕祭でお休み。いつものように、王様たちによる「式典」が朝早くから行われていたようです。 本当に何事につけ、形式、セレモニー好きな国です。

 帰国までの貴重な祝日。

 まずは、ダンスのレッスン。その後、日本に行ってコンビニのおにぎりにはまってしまった、という友人に「おにぎりランチ」という至ってシンプルなランチのご招待。作り方を見たかったといわれたのですが、作り方というほどのことは何もないので、笑ってしまいました。この国を含めて周囲の国々はお米が主食。マレーの典型的な日常食に、バナナか何かの葉にくるまれた白米(ココナツでたいていることも)に、マレー風佃煮といえるような甘辛く煮た小魚や肉などが添えられたり中に入っていたりするものがあります。これなどは、マレー風おにぎりといえるのかもしれません。正確には、握っていないので包んでいるだけに近い感じですが。

 友人が帰ったあと、本を読みつつ、うとうと。電話で目が覚めました。そういえば、一度だけ参加したHASHに参加する約束をしていたのでした。大慌てで準備をして出発。1時間20分程度のコースといわれましたが、前回よりもかなりアップダウンがありました。2,3回浅瀬を横切る必要はありましたが、前回のように、どうやっても避けようのない川を足の腿までびしょびしょになって渡る、ということはありませんでした。気温が高かったこと、2度目だったので若干ペースが早かったこと(もちろん、本当に「run」はできず、多少歩きやすい部分は早足、という程度でしたが)もあり、コースをoffしたときは汗だく。ケガにさえ気をつければ、本当にいい運動になります。前回の反省で、サングラスなど不要なものは置いてきて、薄手のコットンのグローブもしていきました。

 疲れていたので早寝。結構充実した休日ではありましたが、お昼寝してしまった時間も含めると、ずいぶん寝ていた時間が長かったかもしれません。

Monday, April 10

シーフード

 そろそろ送別会が続き始めています。

 金曜日はシーフードのbuffetがある高級リゾートホテルのレストラン。まずは夕日を、ということでしたが、残念ながらちょっと曇りがち。雨こそやんだものの、海に落ちていく夕日の姿はムリ。それでも、空を染める夕焼けはなかなかきれいでした。夕日を眺める特等席からお料理に近いテーブルに移動して、お食事。各種サラダやオードブル、スープ、メインといただいているうちにお腹がいっぱいに。シーフード盛りだくさんのチャウダー、オイスターのチーズ焼きなどは、おいしかったです。でも、絶対にデザートをはずせないので、その分はしっかり残しておき、ケーキを山盛り食べてしまいました。

 土曜日の夜は市内の別のホテルでやはりbuffet。もともと、buffet方式は人気があるのですが、最近さらに増えて、ホテルも日替わりでbuffetにしてアラカルトメニューをほとんど引っ込めつつあります。こちらのテーマは、サボテンの張りぼてが飾ってあったところを見るとメキシカン。友人は、スペインではといっていたのですが、パエリアもトマトソースベースのお料理もなかったので、メインはメキシカン+BBQという感じでした。メキシカンなのに、オードブルセクションには、生牡蠣などのシーフードプラッターが。プールサイドに設置されているBBQでは、ラムが1体そのままぐるぐるまわっている鉄板で、選んだお魚、エビ、ホタテなども焼いてもらえます。シーフード好きなので、お魚を中心にとったのですが、生牡蠣にも惹かれました。生は危険かも、と思い、ためらったのですがとりあえずひとつ。さすがにひとつでやめておきました。

 雨を心配して中のテーブルをとっていてくれたのですが、クーラー漬けで寒くなったのと、プールサイドにしかライブバンドは聞こえないため、デザートの途中からプールサイドへ移動。この日盛り上がった話題は、new generation。同世代からだいぶお姉様という世代の友人たち。彼女たちの若い頃は、一家の働き手は父親のみ、母親が家事をやり、子どもたちもいろいろ手伝った、年長者に敬意を払うのは当然だった、留学などにいっても生活費が足りなくなって大変だった、お金の無心をするのも長々とお手紙を書いて・・・など。それが、今の子どもたちは、共働きの両親が雇う、アマやナニーが何でもやるのが当然、靴ひもすら自分で結ばない、マナーがなっていない、年上を敬わないetc、etc。一気に豊かになった国の甘やかされた子どもたち。こういう問題意識を持っている人がそもそも少ないようにも感じるのですが、確かにと頷ける部分も多かったです。いずこでも、「今時の若い者は・・・」ということなのでしょうか。

 日曜日はランチはお呼ばれ、ディナーは、友人を呼んでいました。外食続きはつらいので、少し胃を休めることができました。土曜日に生牡蠣をいただいたことを思い出してちょっと心配していたのですが、何ともなく、ほっとしつつ大量のシーフードをお腹に詰め込んだ週末が終わりました。

Friday, April 7

Easterとウサギ

 忘れていましたが、もうじきEaster。ドイツ人の友人のところに遊びにいったら、ちゃんと、カラフルな卵型の飾りや、卵型チョコ、小さな小さなウサギの置物が飾られていたので思い出しました。指の先ぐらいしかない超ミニウサギ。10匹ほどいたでしょうか(ウサギは10羽というのだったかもしれませんが)。リビングのテーブルの中央に並べられていました。ぱっとみたらウサギだと気づかないサイズです。お母様が送ってきたということだったので、おそらく、ドイツ製なのでしょう。ちょっとおもしろい顔をしていて、かわいらしかったです。

 そういえば、日本でもイースターというのは、やはりコマーシャルベースに乗りにくいからか浸透していません。友人は、イースターは、せいぜい子どもたちにEaster Eggのチョコレートをあげるぐらいだから、クリスマスのように宗教とほぼ無関係といえるほど広がることはない、と言い切っていました。確かに、そうかもしれません。でも、この時期、ヨーロッパで売られている卵やうさぎの形をしたチョコレートやお菓子、小物はかわいいので、日本でも十分受けると思うのですが。

 そもそも、キャラクターとして考えると、ウサギというのはネコ、犬、クマと同様に普遍的に人気。日本人の女の子は、基本的にウサギ好きなのではないでしょうか。私自身、Peter Rabbit、ミッフィー、それにサンリオのマイメロディーちゃんに囲まれて育った気がします。

 イスラムでは動物も偶像崇拝の対象なので、ダメ。最も戒律の厳しいサウジアラビアでは、テディ・ベアーの持ち込みさえ禁じられていると聞きました。卵形チョコレートは許されても、ウサギ型チョコレートは許されない、ということになるのでしょうか。そもそもEasterそのものが受け入れられないでしょうが。

Thursday, April 6

恵みの雨

 また、最近は毎晩土砂降りの雨。
 運転が恐ろしいぐらいの雨が降ってきます。とても恵みの雨、という優しいイメージではないですが、熱帯雨林というのはそもそも雨がたくさん降らなければ成長しないのでしょうから、この雨があってこそのジャングル、なのでしょう。以前、ニュージーランドにいったときにも、熱帯雨林では1年のほとんどが雨で降雨量がすごいという話を聞きました。

 周囲の国と異なって、雨期と乾期の境もあいまいです。それでも、季節がないようで微妙な変化があることに気づきました。ただ、本当にわずかな変化を感じ取る必要はあります。1年に1回か2回、ちょっといつもは見かけないお花が木々を彩ったり、何となく新緑のような色が目に付くことがあるのです。どうも、今もそのようです。雨との関係はちょっと定かではありませんが、おそらく、関係があるのでしょう。

 最近、目にするのは、八重桜のようにちょっとぼてっとした咲き方のピンクの花。木を見れば明らかに桜ではありませんが、遠目や運転中だと、何となく桜の気分も味わえないこともない(相当無理はありますが)かもしれません。このほか、紫の花。色だけですが、一瞬、ジャカランダを思い起こさせます。アフリカで紫に覆われたジャカランダの並木道、まさに「紫の桜」を見たことがありますが、残念ながらこちらでは、パラパラとたまに見かける程度。

 季節感からはずれますが、土砂降りのあとに発生するものがふたつ。以前に触れた羽アリ、そして、カエルです。いちど、雨のあと、近所の道路を歩いたことがあったのですが、大げさではなく1メートル置きに手のひらサイズのカエル。また、そのうるさいこと。日本の小さな雨蛙ぐらいであれば、ちょっとかわいげもありますが、土色ののそっとしたカエルたちとはあまり目をあわせたくありません。彼らにとっても、恵みの雨なのか、それとも、大量の水で住居破壊か床上浸水となり、さすがに耐え難くでてきたのかわかりませんが。

 日本では雨が降るとムシムシして、不快指数が高まります。そういうことは比較的少なく、雨のあとは結構気温が下がります。もちろん、湿度は上がっていると思いますが、気温がぐっと下がる気がするので、気になりません。雨とともに風も吹くことが多いせいなのでしょうか。雨が大量で、地表の気温をおさえるためでしょうか。気象に関して不勉強でよくわからないのですが、過ごしやすくなるという意味では、やはり「恵みの雨」といえるかもしれません。

Wednesday, April 5

おいしかったもの

 私の味覚は、ちょっと、一般的な日本人とはずれているのだと思います。もちろん、和食で好きなお料理はたくさんあって、ひとりでちょっと作って食べるときなどは、もっぱら油を使わない和麺系か和食テイストなものばかり。お豆腐やひじきなどの乾物、アジの干物、煮物など大好きですが、それでも、パンとチーズとパスタと甘いものがあれば、お米がなくてもまったく問題なく生きていけます。そんな私が選ぶ「おいしかったもの」は、相当な偏りがあるかもしれません。

 そのため、まずは、おそらく、「ごく普通な日本人」が選ぶのは、これ。

1.チキン・ライス: チェーンになっている専門店。メニューはチキン・ライスを含む5品程度のみ。ケチャップでいためた、卵なしオムライスではありません。このあたりで、Nasi Ayam(Chicken Rice)といったら、スチーム・チキン(でも相当油っぽい)にチキンのスープでたいたバターライスを添えたもの。お好みでガーリックのたっぷりはいった赤いソースをかけていただきます。かなり、ファンが多いです。

2.フィッシュ・ヘッド・カレー: 中国系の人たちにもとても人気の中華レストランの一品。大皿で頼むと、本当に豪快に魚の頭がそのままどぶん。オクラやナスがはいり、かなりスパイシーなカレー。目玉を見てひるむヨーロッパ人もいますが、フランス人の友人はこの部分がおいしいんだよ、と食べていました・・・。

3.中華料理全般: 人気店を選べばだいたいどのお皿を頼んでも失敗なし。ダチョウや鹿肉を置いているお店もありメニューは豊富。一説にメニューが豊富なお店のほうがおいしいとか。

4.屋台の焼き魚: 衛生管理のしっかりしたマーケット。その場で食べることは想定されておらず、皆take away。炭火で焼かれたサバやアジはなかなか。ついてくる辛いソースよりも、ダイコンおろしとお醤油で食べたほうがおいしいですが。

5.インド料理: しっかりスパイスのきいたものが多く、いろいろな種類のあるナンやチャパティー、ロティーに、サフラン・ライスなどと。ご飯にラムや野菜などを混ぜ込んだブリヤニも人気。同順位でタイ料理もはいるでしょうか。やはり、スパイシーなカレーが主流なところです。

 そして、私の選ぶベスト・ファイブは。あえて、上にあげたものは避けて、ちょっとマイナーな視点から。

1.高級リゾート・ホテルのサンドイッチ: 洋食系もパンもまずい、と思っていたときに、アフタヌーン・ティーでいただいたフィンガーサンドイッチ。見た目はごくシンプル、なのに、久しぶりにおいしいサンドイッチをいただいて感動。ちなみに、ケーキもまずまずの合格点。

2.ドライ・アップル: 半生状態にリンゴを干したもの。他のドライフルーツのようにさらにお砂糖やシロップを加えていなくて、さっぱりしていてそのままでもヨーグルトにも。でも、ある時から突然スーパーの棚から消え、それ以降、幻の品に。

3.スチーム・ボート: おそらくタイスキが元祖。トムヤムスープは辛すぎるため、チキンのクリア・スープを選びます。要はお魚、お野菜などをいれたお鍋。辛いものの苦手な私は、添えられている辛い薬味は一切いれず。そのままでも、十分それぞれのダシがでていて、さっぱりしておいしいです。最後にいれるヌードルまでしっかり、大満腹でも、意外に翌日にもたれません。

4.フレッシュ・ジュースとミルク・シェーク: お砂糖抜き、あまり甘くしないで、ホイップクリーム抜きと頼むのを忘れずに。やはりお勧めはマンゴー・ジュースや、マンゴー・ミルク・シェーク。アップル・ジュースもさっぱりします。インド料理のお店の、マンゴー・ラッシーもお気に入りです。

5.アラブ料理: フムス(ひよこ豆のペースト)、パセリのサラダなど、メインのケバブよりも、mezzaのほうが好みです。ティーバックの紅茶にフレッシュミントをいれただけで、アラブ風紅茶とはちょっとお手軽ではありますが、甘いテタレ(練乳のはいった紅茶)よりは断然いいです。

 番外で、「手作り」「あまりカラフルにしていない」「ドリアン味とメロンソーダ味はのぞく」という限定はつきますが、マレーのお菓子。それほど甘くないしっとりしたカステラ風のお菓子たちをつまむのは、結構楽しいです。

 食べ歩きもおいしいものを発見するのも、なかなか限られてしまうところですが、それなりの楽しみ方はできるところです。何と言っても、食べることが大好き、makan makan!の国ですから。

Tuesday, April 4

Good things

来月の今日は、もう日本。GWまっただ中の東京は気持ちのよい季節になっている頃だと思います。

 帰国の日でまさにちょうど1年半。短い期間でしたが、ここに来て学べたこと、よかったこと、得られたものを順不同にまとめてみたいと思います。思いつくまま、というのは、実は、ある意味重要だと感じている順、なのかもしれません。

1.車の運転。何よりも、長年のペーパードライバー返上で、毎日、運転せざるを得ない環境だったことで、下手なりにも車を動かせるようになったこと。それでも、慣れてきた頃、2回駐車場で壁にぶつけましたし、東京ではとても運転できませんが。

2.友人。車の次にするのも 何ですが、まず、車の運転が出来るようにならなかったら、そもそも、外に出て行くこともできないので。コミュニティーが小さく、エンターテイメントが少ない分、いかに仲間にいれてもらえるかは本当に重要でした。特に、「ひとり」が苦手な私にとっては、親切で気軽に誘ってくれるローカルやexpatの友人たちには本当に助けられました。思えば、たくさんの「いい人」たちに出会えたことで、このブログにも「楽しそうな生活」を書けるようになりました。

3.イスラムの知識。早すぎるモーニングコールのコーランに始まり、イヤでも、ある程度理解していく必要がありました。最も、カルチャー・ショックを受ける部分でもありましたが、よい勉強になりました。ハリラヤのオープンハウス巡りなど、イスラムの国でもなかなかできないいい経験もできました。

4.ダンス。うまくなったとはとてもいえませんが、体を動かす習慣ができたこと、汗をかきやすい体質になったことはよかったです。これしか楽しみがないとばかりに、エアロビ、ラテン・ボールルームダンスに始まり、ピラテス、ジャズ、バレエ、ベリーといろいろあるだけ試してみましたが、踊ることは楽しい!です。

5.音楽。文化的なものに飢えて、とにかく、あるものに飛びついていましたが、そうした中で意外なよさを発見できたり、chiorのグループに入って、楽しみながら歌うことができたのはよかったです。

制約があり、思い通りに事は運ばず、ファミリー単位の国。イライラすることも多かったですが、今は名残惜しい気持ちもあって、ずいぶんと前向きになった自分自身にもちょっとびっくりします。
悪いところではない、と思います。

Monday, April 3

Party、食べて踊って・・・

 金曜日の夜は、歓送迎を兼ねた感じのご近所日本人での集まりにおよばれ。手のかかった和食をごちそうになりました。建物内移動なので、歩いて帰れるのは本当に楽です。

 土曜日はしっかり寝坊したあと、余裕を持って支払いに行こうと電話局と電話局へ。いつものとおりすごい混雑。たまに5分で支払いが終わって拍子抜けのときもあるのですが、4月1日から電話局が民営化することもあり(すっかり忘れていました)、いろいろシステムが変わってついていけていないのか、単に番号呼び出し表示が壊れたのか(これは過去にもあり)、2カ所の支払いだけで1時間半。本を持っていてよかったと思いました。それにしても、みな辛抱強くぼーっと待っています。壊れていなければ一応テレビはついているのですが。日本だったら、これだけ待たされる可能性が高いとわかっていれば、本や新聞など、読み物持参の人が多いと思うのですが、何もせず待つことに何も感じないのでしょうか?

 その後、帰国予行演習のため、スーツケースひとつ分に荷物を詰めてみて、かなり捨てないとやはり持って帰れないのではと若干不安を抱きつつ、スーツケースは半分詰めっぱなしで放置。

 夜は、最後になるScottish Danceのパーティーに。少し遅れて迎えに来てくれた友人は焦り気味。AGMを兼ねたパーティーなので、(ScottishやScottishにつながりのある)メンバーではない私たちはAGMが終わる頃にでもゆっくり行けばよいと思ってのんびりしていたのですが、友人の焦っている理由はそれだけではありませんでした。ガソリンがEを指していて、しかも、警告のランプまでついていました。途中に1カ所あるとふたりが確信していたガソリンスタンドは閉まったばかり。自分の車で自分が運転していたらおそらく大騒ぎしたでしょうが、他人の車だと意外に平気なものです。車を押すのはイヤでしょ、といわれたときは、さすがに、もちろん、とは思いましたが。道を覚えるのも地図を読むのも下手でも、目印やランドマークがあったことだけはよく覚えているので、会場を少し過ぎたところにもう一カ所ガソリンスタンドがあることを思い出してそちらに向かいました。運良く、開いていました。

 パーティーは、いつもより人数が少なく、会場の大きさにはむしろちょうどよい人数。ライブ・バンドの演奏のあと、いつものようにScottish Danceタイム。ほとんどずっと踊りっぱなしでよい運動になりました。ダンス開始が遅かったせいもあり、帰りもかなり遅かったのですが、ガソリンをいれられて安心顔の友人に送ってもらいました。確かに、この真夜中、こんなところで立ち往生は困ります。最近続いている小さなトラブルのひとつにならなくてよかったです。

 日曜日はいろいろ予定が詰まっていたため寝坊ができず、ちょっとハードでした。ダンスのレッスンにいき、友人たちが出店しているバザーをのぞき、ランチとディナーにはそれぞれお友達を呼び、バタバタと1日が過ぎました。ディナーに来た友人のひとりから、去年のダンス・スタジオの発表会DVDを頂き、最後は、フリを思い出しながら踊りながら見ていたこともあり、友人たちを送り出して後かたづけが終わった頃はかなりぐったり。自分のおうちでまで「食べて踊って」となるとは思っていませんでしたが、盛りだくさんな週末でした。

Friday, March 31

1ヶ月

 明日から4月。4月末に数日一時帰国することを考えると、本帰国まであと実質1ヶ月を切りました。

 夏物しか持ってこなかったので比較的荷物も少なく、一時帰国と本帰国ですべて持ち帰る予定。船便もアナカンもなし、のつもりです。持ち帰っても、もう、置くスペースもないですし・・・。この週末には、スーツケースにとりあえずモノをつめてみて、帰国準備というより、予行演習(?)です。

 必要だと思って持ってきたものの全然使っていないものも。ひとつは蚊取り線香。日本のものが一番よい、と勧められ、時季はずれの10月末に慌ててあちこちのドラッグストアに探しにいき、虫除けスプレーとともに購入しました。日本式12階のせいか、巨大ハチはよく来るのですが、蚊に悩まされたのは1回のみ。珍しくずいぶんとアルコールを飲む機会があった夜、眠りも浅かったのでしょうが、夜中にかゆくて目が覚めると、数カ所蚊に刺されていました。これ以外は、アパートにいて刺されたことはありません。一軒家に住んでいたら必需品になっていたのだと思います。もうひとつは、まともな医療機関がない、と聞いて、一式持ってきた救急箱セット。風邪はしょっちゅうひくので、風邪薬と痛み止め、解熱剤だけはあっという間になくなりましたが、それ以外は一体何が入っているのか忘れてしまったという状態。いってみれば、ある意味、保険と同じようなものなので、使わないで済んでよかったというものばかりかもしれません。

 家族持ちの同僚たちが、そろそろ船便を、段ボールの山が、といっているのを横目に、まだのんびりしています。

 1ヶ月はあっという間。やり残したこと、というのを探すのも難しいところですが、楽しんで、よい思い出とともに帰国したいと思います。予想外に帰国が早まってやりかけになってしまったことは結構ありますが。最近、帰国が近づいてきて、What will you miss?などと聞かれることが多いです。もちろん、I will miss you! とは答えますが、それ以外に何があるでしょうか。missするほどではなくても、よかったと思っていることなど、改めて書いていきたいと思います。来たばかりの頃の帰りたくて仕方がない後ろ向きな姿勢から、ずいぶん前向きに楽しめるようになれたこと、これだけでもよかったと思っていますが。

Thursday, March 30

Pasta & Karaoke night

 こちらで結婚しているフィリピン人の友人に、パスタ・パーティーをするからと誘われてお邪魔しました。

 ここと思われるおうちに到着したものの、玄関は開けっ放し。中からは声が聞こえるので、何度が声をかけたのですが気づいてもらえず。仕方がないので、靴を脱いで勝手に上がり、もう一度声をかけるとようやく友人がキッチンから現れました。キッチンにはいると、彼女以外に3人。誰が来るかも知らずに来たのですが、聞こえてきたタガログ語(と思われる言葉)と英語に、最初は、アマ(メイド)と話しているのかと思ったのですが、顔を見て、この日集まったのは、全員フィリピン人仲間であることがすぐにわかりました。友人の仕事関係で短期間滞在中というひとりをのぞき、全員がマレー系と結婚し、イスラム教に改宗しているマダム系フィリピン人でした。

 フィリピンは人を使える側と人に使われる側で明らかな違いがあります。イメルダ夫人に象徴されますが、貧富の差の激しさを感じます。時に、タガログになってしまい、まったく話題についていけなくなることもありましたが、パワフルな彼女たちに圧倒されつつ、おもしろい夜でした。パスタはゆでておいてあるので、小学校の給食スパゲッティー。それに、妙に甘辛いソースで、お食事は今ひとつだったのですが。

 何かとお金の話はでてきます。○○ペソといわれても、ピンと来なかったので、適当にうなずいていただけですが、おもしろかったのが、カジノにはまっている母親、親戚などの話。シニア世代は、カジノ好きが多いようです。収入のある子どもや親戚にお小遣いをせびり、お小遣いを減らされれば、「私の尊厳」が保てないと主張するとか・・・。カジノ狂のおじさんのひとりは、50代で、カジノで突然死したそうです。ご本人にとって、本望だったのかどうかまではわかりませんが、周囲はもちろん大変だったそうです。それなのに、カジノよりもっと悪い!と言われたのが、ballroom danceにはまるシニア女性。これがまた、多いそうです。こちらでのダンスのインストラクターは例外なくフィリピン人。教える側、海外(外国人)需要ばかりと思っていたら、国内での需要も結構あるようです。レッスンにお金がかかり、チップを渡し、と切りがないと批判。カジノだったらたまには儲けて帰ってくることもあるのに、ダンスだと使う一方だから、と。これがまた、ボーイフレンドの役割も果たすことも多いらしく、いわゆる「若いツバメ」というのでしょうか。カジノよりは、ダンスの方が健康にもいいし、若返りもはかれて(?)よいのではないかとも思ったのですが、ここは黙って聞き役に徹しておきました。

 お食事が終わると、カラオケに移りました。フィリピン製のカラオケの機械。マイクをテレビにつなぐだけのシンプルなもの。タガログと英語の歌が入っています。バックに映るのは、フィリピンの自然や観光名所なのでちょっと楽しめました。世界一小さな猿や、マルコス時代の遺産の島といわれているキリンなどの野生動物がいる島、仮装フェスティバル、一面につづく棚田など。ballroom danceを批判した彼女は歌って、踊ってノリノリ。アペリティフに私が持ってきた梅酒を少し飲んだだけですが(改宗していてもお酒は飲んでいるようです)、アルコールなどなくてもいつでも十分大騒ぎできるのでしょう。

 まだまだマイクを離す気配はなかったのですが、翌日も気になり失礼しました。お店経営か自称desperate housewifeのマダムたちの朝は遅いようです。

 それにしても、今までフィリピンの人は、皆ダンスも歌も上手、と思いこんでいましたが、そうでもないなぁということに気づいてしまいました。

Wednesday, March 29

お花見

 テレビで千鳥ヶ淵の満開の桜を見て、今年もお花見シーズンを逃してしまったのがとても残念です。

 去年の今頃は、短期間一時帰国していたのですが、まだ咲いていませんでした。今年は、開花も早くしかもその後花冷えで結構長く楽しめるとか。うらやましいです。さすがにGWでは、来年に期待するしかありません。先日も、今は「桜がきれいなんでしょ」と聞かれました。桜の時期に日本に行きたいというのもよくいわれます。そのたびに、毎年時期がずれて、しかも、時には数日間しか楽しめないから、短期間の滞在だと難しいという説明をします。開花予想に大騒ぎ、お天気に一喜一憂。季節がない国で生まれ育つと、この感覚、とてもつかみにくいのではないでしょうか。

 花火にしても桜にしても、その命が限られているからこそ、余計に美しさを感じます。

 花の命は短い、といえば、先日遊びに行ったKKのあるサバ州など非常に限られた範囲にのみ生育する世界最大の幻の花、ラフレシア。つぼみの状態で花開くまで9ヶ月もかかり、実際の花は数日間のみ。すぐに枯れて腐ってしまうそうです。ラフレシアお花見ツアーなどもありますが、必ずしも見られないというか、見られないことが多いらしく、事前に咲いているかどうかを確認してからツアーも催行するということでした。もちろん、前回は、時間がなくて見られませんでした。わずかな間しか見られないという意味では、桜と一緒。ただ、こちらは、ジャングルの中でひっそりと育ち、でも、花開いたらその赤くて斑入り模様(毒キノコのイメージですね)の巨大な花弁を思いっきり広げ、腐肉の匂いでハエをおびきよせ受粉(食虫植物かと思っていましたが、違いました)。いろいろと飲み込んでしまいそうな勢い。強烈な個性の一輪は、ジャングルの中でものすごい自己主張をするわけです。珍しいことは間違いないですが、これを美しいと表現するかは・・・。一度は見てみたいと思いますが。

 桜は群の美しさ。川やお堀沿いの桜並木、上から見たら公園を覆い尽くす雲のような桜。バレエの群舞のようなものではないでしょうか。英国などで1本だけ満開に咲いている桜を見ても、あまりときめきません。美しいとは思っても、やっぱり、一面の桜に囲まれなければお花見の気分にはなれません。今から早すぎますが、来年こそは。

 

Tuesday, March 28

ケーキと隠れキリシタン

 週末の続き。

 土曜日の夜、持ち帰ったwedding cakeは、翌日の日曜日の遅い朝食に。その後、日曜日なので教会へということで、結婚式があった小さな教会の英語のserviceに出席。クリスチャンではないですが、ミッションスクールだった中・高時代にはカトリックのごミサに、そして、その後も英国でたまにアングリカン・チャーチのserviceに行くことはあったので、出席することそのものに違和感はないですし、宗派は違ってもどこでも暖かく迎えてくれるのがキリスト教のよいところだと思っています。ただ、勧誘を受けたり、聖書をプレゼントされてしまったり、信仰に関する議論を持ちかけられたりすると、正直なところ、ちょっと居心地の悪い気分です。キリスト教の精神は素晴らしいと思うのですが、お寺でも神社でもお祈りするのはごく自然、「神頼み」となれば、あらゆる神様にお祈りしてしまいます。一神教よりも、日本古来のヤオロズの神様仏様。ある意味、典型的な、宗教心の薄い冠婚葬祭仏教徒。教会に行くことにも慣れ親しんでためらいもなく、教会のほうが神社仏閣よりも親しみすら感じるときもあるのですが、これでは、どちらのグループにも入ろうとして入れない「コウモリ」なのかな、とも思います。

 小さな街なのに、Shellのexpatと中国系が比較的多いところのせいか、モスクより、各宗派の教会が目立つ気がしました。この国での国教はもちろんイスラム。一応は、信教の自由を謳っていても、形式的。実際には、かなり大変なようです。登録されている数少ない教会以外の場所でのmasやservice等宗教的な集まりを行うことは禁じられています。それでも、「教会」として認められている建物はわずか。認められていても、首都のほうでは、普通の家のような感じで目立たない建物であることも多いそうです。以前聞いた話で、bible readingのような集まりの時には、必ずケーキを用意するといっていました。もちろん、wedding cakeではありません。「birthday cake」です。もし、当局への通報があって踏み込まれたとしても、ケーキがあれば、今日は○○さんのお誕生日なのでみんなで集まってお祝いしていました、という言い訳をするためだそうです。冗談かと思いましたが、本当だと言っていました。それぐらい、慎重にする必要があり、そして危険である、ということです。

 まるで、隠れキリシタン、のようです。もちろん、踏み絵はありませんが。それに、christianだけではなく、同じことは他の宗教にもいえます。中国寺なども、真っ赤な色で目立ち明らかにわかるものは国中でもひとつだけ。あとは、普通の家のような形だそうです。

 wedding cakeの朝食で始まった日曜日の締めくくりは、有名なkolomee。スープなしの細いちょっと縮れた麺にチャーシューなどを載せたもの。この国では珍しい、屋台の集まった場所(ホーカー・センター)に連れて行ってもらいました。友人(インド系)の友人(中国系)のお勧めでした。ちなみに、友人の中国系の友人たちはすべて教会つながりです。kolomeeは何度か食べたことはあるのですが、確かにここのものは今までで一番おいしかったです。麺もチャーシューも手作りで、普通よりも脂っこくなく、お持ち帰りする人が多いというのも納得です。夕方にこれを頂いて、月曜日からの仕事のために戻るという友人の友人(原住マレー人であるイバン族)の車に乗せてもらい帰宅。 彼女の一家もキリスト教に改宗済み。

 1日半ほどでしたが、いろいろな体験をし、たくさんの人に会い、そして少し複雑な思いも感じた週末でした。

Monday, March 27

Chinese Wedding

 土曜日、chiorを紹介してくれた歌の上手な友人が、教会での結婚式で歌うからよかったら一緒にと誘ってくれました。というのも、その場所が、車で2時間弱、石油ガスの産出で有名なところ。1年ちょっといたのに、通り過ぎた程度で一度もきちんと行ったことがありませんでした。帰る前に、せっかくだから、と思ってくれたようです。

 まったく知らない人の結婚式に出るのは、以前、マレーの結婚式で経験済み。教会だったら、いずれにせよオープンなので、まぁお邪魔しても差し支えないだろうと思い、行くことに。日帰りでももちろん行けるのですが、彼女はもともとそちらの出身。知り合いのおうちに泊まるからといわれて、お泊まりグッズも準備して出発。

 車の中で、結婚するのが中国系のカップルだということを知りました。教会に到着し、簡単なマイクテストをしたあと、彼女は着替え。教会はクーラーなし。窓は開け放され、ファンが回っていますが、人が入っていると相当暑いです。

 一度、中国と英国と日本のミックス・スタイルの結婚式に出たことがありますが、中国系クリスチャンの結婚式は初めて。いろいろ驚いたことがありました。まずは、新郎新婦が思いっきりポーズをつけて撮った巨大写真が2枚、造花やリボンの飾り付けとともに、教会の前面に張り出されています。中国系の人たちは、結婚式の前に写真をとって、新聞に「結婚します」とか「おめでとう」とかいう巨大広告を掲載しますが、それをそのまま引き延ばして張っているよう。うーん。写真好きのこの国ではきっと普通なのでしょうが・・・。次に、教会に何人も白っぽいワンピースやツーピースの人たちがいたこと。これは、聖歌隊の人たちだったのですが、白は花嫁だけでは?と思ってしまいました。白と(派手な金や黄色のネクタイ!)で統一というのがコスチュームだったようです。参列者の服装も、かなりカジュアル。コットン素材のワンピースはよい方で、ごく普通の格好をしている人も。新郎新婦の親族ですら、ネクタイなしのカジュアルスタイルなのにはちょっと驚きました。まぁ、昼間だし、暑いですから仕方がないですが。その一方、教会だから肩をだしてはまずいかな、と思っていたのですが、その心配はなく、ノースリーブは多数。そんな観察をしているうちに、まずは、groomの車が、そしてbrideを乗せたお花やリボンで華やかに飾り付けた四駆が到着。荘厳な雰囲気はあまりなく、お式が始まりました。リングボーイやフラワーガールの子どもたちがぞろぞろと歩くあと、新婦の父に手を引かれた花嫁がバージンロードを。

 中国語のみのときもあって、よくわからないときもありましたが、始まってまたもや驚いたのは、神父様がカラオケよろしく聖歌を歌い出したこと。お説教も結構長かったですが。それに、友人のソロ・リサイタル状態の歌が2曲、聖歌隊、両親への花束贈呈、キャンドル点灯など。本来の結婚の誓いや指輪の交換、誓約書へのサインももちろんあったのですが、途中で拍手ありのかなり盛りだくさんの結婚式で、なんだか、披露宴の一部が混じっているような印象でした。 教会内の造花やリボンの飾り付けから何から何まで手作り感あふれるアットホームなお式ではありました。

 お式が終わって、教会のすぐ横の野外でtea party。サンドイッチやサテーなどは別に目新しくないのですが、もちろん、結婚式といえば、ウェデイングケーキ。本格的に、5段重ねに生花をあしらった生ケーキでした。バタークリームで外見は真っ白なのですが、切ってみると中はいつものカラフル・スポンジケーキ。グリーン、ピンクなどのレイヤーは最近では見慣れた色合いです。フルーツケーキにアイシング、であれば、相当持ちますが、生ケーキ。こんな巨大なものをどうやって食べきるのかしら・・・と心配になってしまいました。

 teaが終わり、結婚式はおしまい。ただ、これで終わりではありませんでした。その後、せっかく来たからと観光客らしく小さな街中をドライブで案内してもらい、なぜか太極拳の練習に加わってみたり、ビーチに夕日を見に行ったりして、泊めていただくおうちに戻ると、友人の携帯にbrideのお姉さんから、「なんで、レセプション(ディナー)の会場にいないの?」と電話。招待されていない、といっているのに、結局今から来なさいということで、1時間半ほど遅れてディナー会場へ。経験上、おそらくまだほとんど始まっていないだろうと思ったのですが、予想通り。中華のコースは前菜とスープが終わったところ、お腹も空いていないので十分ちょうどよいタイミングでした。brideは紫で長いトレインのカクテルドレス。途中で、クリーム色のドレスにお色直し。チャイナドレスではありませんでした。遅れていったのでスピーチがあったのかよくわかりませんが、途中で余興らしい、カラオケやバンド。それに、中国式お決まりの乾杯(でも、お茶かソフトドリンクでした)。

 ひな壇はなく、花嫁花婿も丸テーブルのひとつで、ステージになっている部分には、ウェディングケーキが飾られていました。昼間の残り4段と、さらにピンク(!)と白の3段ケーキ。ケーキづくしです。なんだかよくわからないけれど参加した状態でしたが、さらに、帰りがけ、白いケーキの一番上を持って帰ってと渡されました。一番上とはいえ、かなり大きなもの。箱もなく、手にずっしりと重い白いケーキを捧げ持って帰っていく姿はかなり笑えたのではないでしょうか。

 見知らぬ人とはいえ、晴れの席というのはやはりよいものですが、それにしても、長い1日でした。

Friday, March 24

帰国

 今日、正式に帰国という辞令がありました。5月3日に帰国しようかと思い、フライトを手配中です。GWの逆路線なので、それほど混んでいることもなく、GW明けから出勤になるので、よいタイミングといえばよいタイミングです。

 いよいよ、カウントダウン。そう思うと、にわかに忙しい感じです。

 昨夜は、1、2週間で戻るといって2ヶ月以上戻ってこなかったインストラクターがようやく帰ってきたので再開したダンスのレッスン。その後、友人と夕食に。Snow fish(白身のお魚。日本語では何?)をいただいたのですが、妙に弾力がありすぎて固かったのと、ソースがスパイシー過ぎたのがいまいちでした。携帯などをいれたバッグがイスから落ちたのですが、いつものことと思い、帰宅。あれっと思ってみると、何とディスプレイ部分に大きなヒビ。今までよく携帯を落としていたのですが、今回は、よっぽど打ち所が悪かったらしいです。レストランの床だったので固かったのと、おそらく、一緒に入っていた頑丈で大きなアパートの鍵がディスプレイ部分にぶつかったようです。職場のものなので、もうじき後任にも引き継がなければならないし、と大慌て。幸い、中身には異常がなく、外側だけ新しいものを買ってもらってその分を弁償するだけですみました。こちらでは、携帯の本体価格がかなり高いのです。ごくシンプルなものでも2万円以上。この値段を出せば、日本だったらものすごい最新のものが買えてしまいます。しかも、日本や英国では、契約すればタダでもらえる機種も結構多いのに、と思ってしまいます。先日のカードに引き続き、ちょっとしたトラブルが多く、でも、それが皆ちょっとしたもので済んでいるのですが、これ以上トラブルなしに無事日本に帰れるだろうか・・・とちょっと不安になります。

 気を引き締めて、立つ鳥跡を濁さず、で日本に帰れるようにしたいと思います。

Thursday, March 23

感謝の夕食会

 異動の時期。この3ヶ月間ぐらいで1/3ぐらい人が入れ替わります。

 月曜日には、歓送迎会があったのですが、昨夜は、そのうちのひとりが単なる異動ではなくて定年退職されるということで、「感謝の夕食会」をニョニャ料理(マレーと中華のミックス)レストランで開いてくださいました。

 今のところ、歓送迎している側なのですが、私自身もカウントダウン。予定外に早い帰国になるので、あちこちのダンス・スタジオでのパッケージを使い切らなければとせっせと通っています。昨日も仕事を定時で切り上げ、エアロビに行き、戻ってカラスの行水状態でシャワーを浴びてから、レストランへ。このレストラン、ちょっとわかりにくいところにあるのです。何度か行ったことはあるのですが、夜にひとりで行くのは初めて。案の定、近くまでいったのに道に迷ってしまい、ただでさえ少し遅刻気味だったのが、10分ぐらいさまよったため15分ほど遅れてしまいました。運転している途中で携帯が鳴り、「すみません、迷子になっていますが、もうすぐ着きます!(といいつつ、自信はなく・・・)」と叫んでしまいました。1年前にはレストランの場所がわからず、送別会に参加できず帰った記憶がよみがえります。ムリにエアロビに行かず、誰かと一緒に行くべきだったと思っても、もう後の祭り。

 それでも、何とかたどり着いてほっとしました。ミニタコとクラゲの前菜、ココナツの殻にはいったエビのカレー、巨大ナスのあんかけなど、ちょっと珍しいセレクションでおいしいお料理を楽しみました。最後に、花束と色紙を渡し、お開き。最近、ちょっと飲み過ぎ食べ過ぎが続いているので、それも、せっせとエクササイズに通わなければならない理由でもあるのですが。

Wednesday, March 22

トースター

 平日の朝は忙しいもの。誰でも、決まった手順があって、それが崩れると慌ててしまうのでは。

 今朝、いつものとおり、身支度を整えたあと、電気ポットでお湯を沸かして、ヨーグルトにプルーンをいれて、あっという間に沸いたお湯で紅茶を準備したあと、冷凍庫から出したパンをトースターに・・・。

 こちらのトースターの主流はいまだにポップアップ。本当は、食パン以外も温められるオーブンスタイルが好きなのですが、最初にあったトースターが壊れていて、すぐに新しいものに取り替えてもらったので、新品だから文句も言えないと思い使っていました。ごくごくシンプルな、時間を示す目盛りをセットしてレバーを下ろすだけのもの。それが、今日は、下ろした数秒後に、跳ね上がりました。もう一度試しても同じ。コンセントを隣に移しても同じ。もしや・・・と思い、冷蔵庫を開けると真っ暗。

 毎日同じように使っていて、しかも、そのとき使っていた電化製品は常時使っている冷蔵庫とトースターのみ。ブレーカーではなくて停電だと思い、紅茶作ったあとでよかったと思いつつ、とりあえず、自然解凍されたパンとともに朝食。それでも、「停電」 は終わる気配なし。本当に停電なのかと疑問も感じ始め、ベッドルームに戻ると電気がつきます。ということは、ブレーカー。ブレーカーのある場所はわかっていたのですが、開いてみるとものすごい数。主電源らしいもの以外に、小さなものが30ぐらい。極めて機械ものに弱いため、迷わず、助けを求めることに。冷蔵庫の電気が流れていないということは、大した中身は入っていないにしても、朝の内に解決してしまわなければ大変なことになります。運良くエントランスホールのあたりで、スタッフが掃除中。そのまま部屋まで来てもらえました。最後に使った電化製品はと聞かれて、トースターだというと、いくつかスイッチを確認して、すぐにブレーカーをあげてくれました。トースターの故障が原因でブレーカーが落ちたようです。

 それにしても、まだ1年ちょっとしか経っていないトースター。こんなすぐに壊れるとは思いませんでした。見た目はレトロ・モダンというか、シルバーでちょっと丸みを帯びたステンレス製。いちど、長く空けていたあと、トースターを使おうとしたら中から小さなgeckoが飛び出してきて叫んでしまったことがありましたが、それ以外は特にトラブルもなし。というか、1年しか使っていないトースターでトラブルなど普通考えられません。そういえば、掃除機も調子が悪くて取り替えてもらったら、その新品がまたおかしくて、2度、3度と交換したあげく、1、2ヶ月、ごく普通に使っていたら、先日、小さなタイヤ部分が欠けてしまいました。こういうとき、日本やドイツなどのしっかりした家電の素晴らしさを再認識します。

 あと、1ヶ月半ほどですが、パン党の私にとって、トースターなしでの生活は困ります。さっそく、修理などを依頼する紙にトースター故障と書いてメンテナンス・ボックスにいれてきました。明日の朝までに新しいトースターが届く可能性は低そうですが。

Tuesday, March 21

韓流

 日本での韓国ブームはいまだ衰えないという感じだと思いますが、実は、こちらでも結構、冬ソナなど、韓国ドラマは人気。私自身は、冬ソナさえまともに観たことがないのですが、日本のドラマとともに海賊版DVDショップには韓国ドラマもずらーっと並んでいます。

 今週末には、韓国の女優が二人、友好親善大使として来るらしいのです。冬ソナを見ていないとはいえ、チェ・ジウぐらいはもちろんわかりますが、今回来るのは、ぱっと見た感じ、日本で話題になっていなさそう。「Jewel in the Palace」のヒロインとなっていましたが、人気ドラマなのでしょうか。だいたい、日本では、韓流にはまっている大半が女性。チェ・ジウはともかく、圧倒的にヨン様などの俳優が人気なワケで、女優二人というのもどうなのかしらと思ってしまいます。

 最近、韓国からはチャーター直行便がちょくちょく飛んでいて、大量なツアー客がゴルフをしにやってきます。それ以外は、車や電気製品の韓国製があるぐらいのイメージです。そういえば、韓国の化粧品がショッピングモールにはいったので、一生懸命プロモーションしていますが、あまり売れている気配はありません。車などは、日本製より少し安いというので売れてはいるようですが。韓国料理レストランは一軒のみ。辛いのが苦手なため、まだ試していませんが、韓国人女性がシェフなので「本場の味」だそうです。自分の奥さんのお料理よりもおいしい、という失礼なことを韓国人の知り合いはおおっぴらに言っていました。本当だとしても、ちょっとこの場でこういうことをいうのはどうか・・・と思われる場面だったのですが。

 それはともかく、韓国ブームがこれからもっと盛り上がっていくのかどうかは興味深いです。 

Monday, March 20

KK

 金曜日の夜から月曜日のお昼まで、KKに行ってきました。

 KKというのは、聞き慣れないのですが、こちらではとてもメジャー。KKは知らなくても、KLという言葉はもう少し一般的かもしれません。JBはKKよりマイナー。マレーシアというのは、都市の名前が2語で長いことが多いので、イニシアルで呼ぶのが「通」のようです。KKはコタキナバル、KLはクアラルンプール、JBはジョホルバルのことです。

 KKまでは、飛行機だったら飛行時間はたったの20-30分。一応、国際線になるので、搭乗時間までの手続きや待ち時間のほうがよっぽど長いです。ジュースが配られて飲み終わり、入国手続きのカードを記入していたらもう下降を始めるという感じです。

 KKには、最近、日本からの直行便が結構あるので、日本人ツアー客が増えています。ダイビングをする人には割となじみがあるところかもしれません。マレーシアは観光振興に国を挙げて取り組んでいるので、KKにももっと日本から来て欲しいでしょうし、これからどんどんプロモーションしていくのではないでしょうか。リゾートなので、海と自然以外には何もないといえばないのですが、海岸沿いにリゾートホテルがいくつか、市内にもシティホテル、ビジネスホテルなどがいくつもあります。海は澄んでいてとてもきれい。ちょっと覗くと、お魚がたくさん泳いでいるのが見えます。ダイビングしなくても、いくつも浮かんでいる近くの島まで渡れば、シュノーケリングでも十分楽しめるそうです。また、地域で一番高い4000mを超えるキナバル山など、サバ・サラワク地方の登山、トレッキングなどの基点にもなっています。幻の花、ラフレシアは、テングザルなどともにこの地域にしか生息していない植物です。9ヶ月もかかって花開いたら1週間。なかなか見るのは難しいようです。私自身は、海にも、プールにすらはいらず、山に登ることもなく、テングザルと蛍を見に行くリバークルーズ以外は、マーケットなどをフラフラしただけでしたが。きれいな海を見ながら、のんびりするというのもたまにはいいものです。

 もちろん、アルコールもOKです。タクシーも簡単につかまって移動も楽。日本語の案内なども少しずつ増えているようです。観光という点では、やはり、完全に何歩も先を行っています。ただ、思ったよりもSpaやマッサージはなく、これだけは、こちらのほうが質・量ともによさそうです。

 短い滞在だったのですが、楽しかったです。ただ、実は、金曜日の夜、到着したときにトラブル。ATMでお金をおろそうとしたら、ATMの機械がカードを飲み込んでしまいました。PINナンバーはあっていて、画面は先に進んでいたので、何が悪かったのかはっきりしないのですが、用意されていたお札とあわない金額を打ち込んだぐらいの操作ミスだったと思います。それにしてもお金が出てこない上に、カードまで返却しないとは。結局、日本の銀行に連絡してカードはストップしたのですが、果たして、現地の銀行からカードが送り返されてくるかは不明です。また、2日後に電話するようにといわれているので、電話をしないといけないのですが・・・。このまま放っておいて、日本で再発行手続きをとってほうが楽かもしれません。

 トラブルはありましたが、リゾートとしてはまぁお勧めできるところだと思います。Spa好きの私としては、舞踊など文化も楽しめるバリのほうが好みではありますが。

Friday, March 17

手足口病

 最近、かなり流行っていて、小学校、幼稚園、保育園がずっと閉鎖中。子どもを対象にしたイベントも軒並み中止。

 小さい頃、小学校の同級生が手足口病にかかったという記憶がうっすらとあるものの、麻疹や水疱瘡と同じレベルで、しかも、みんながかかるものでもなく、そんな大事だとは思っていませんでした。日本でも手足口病が大流行した年もあるようですし、インフルエンザも流行れば大事。今、まさに鳥インフルエンザは大騒ぎされているわけなのですが。一般的に、手足口病で死に至るということは少ないようですが、亡くなった子どもがでてきたので、これ以上広まらないようにということで政府が慌てたというのが現実。国営プールも閉鎖されています。病気の子はもちろんですが、元気な小さい子どもたちは、人が集まるところには連れて行けないということで、おうちの中に閉じこめられているよう。日本に比べれば広いおうちばかりなのでまだよいのですが、子どもたちも親もストレスがたまるでしょう。 学校閉鎖からそのまま1週間ほどのschool holidayに入ってしまうので、この間に落ち着いてきて、休暇明けには平常通りに戻ればよいと思います。

 普通は、ほとんど大人はかからないらしいので、個人的には心配する必要もないのですが、ここ数日風邪気味なのと(手足口病の症状ではもちろんありませんが)、最近、病気の話題が多いのが気がかりです。
 

Thursday, March 16

Guitarist

 昨夜は、Music Societyのコンサート。ギターのソロだったので、ぜひとも行こうという感じではありませんでした。それでも、誘われていってみると想像以上の入り。ギターを習っている子どもたちなどもいたからのようでした。

 Guitaristは世界中ソロで演奏旅行をしている英国人。オリジナル曲が大半で、バッハやガーシュインなどメジャーなものからフィンランド、インド、アラブ風など様々なアレンジ・オリジナル曲を取り混ぜ、分類の難しいフュージョン・スタイルの演奏でした。個人的には、フラメンコ・ギターが好きなので、伝統的なフラメンコ・ギターの曲のアレンジがなかなかよかったです。合間に挟むトークもおもしろく、(ある意味、ここに近い)中東の国で演奏したときの体験など、笑ってしまいました。音響がとてもよい立派なコンサートホールにはテレビ中継のクルーも入って大入り。でも、ライフルを持った兵士や警官たちも立っていたそうです。なぜか演奏後に質問タイム。結婚してますか、年齢は?という演奏と全然関係のないプライベートな質問(これも感覚が似ています)とともに、銃を持った警官が、「English man! What do you think of the situation in Iraq?」と聞いてきたそうです。冷や汗がでたでしょうが、政治的な発言は一切ダメといわれていたので、その質問に対しては、今この会場にいる皆さんとまったく同様に感じています、といって切り抜けたそうです。言論の自由のないことを逆手にとりユーモアをもって、という感じでしょうか。

 ギターというのは、イメージなのかもしれませんが、とてもメッセージ性の強い楽器である気がします。別の中東の国で、「English men with guns bring war」といわれたのち、「English man with a guitar brings peace」といわれた話は、何かその象徴のようでした。

 楽器ひとつで、人々に喜びや笑顔を与えられるというのは、素敵です。

Wednesday, March 15

スモークサーモンとチーズ

 昨日は、最後のフランス語レッスンと張り切っていったのに、ちょっと遅れて着いたのに私だけ。もうひとり来たのですが、2人しか生徒がいないので、結局30分くらい待っておしゃべりしたあとキャンセル決定。最初は7人のクラスだったらしいのですが、ひとり抜け、ふたり抜け、そしてたいてい遅刻。遅刻は、仕事のせい、ラウンドアバウト周辺のものすごい交通渋滞のせいも多いのですが(といいつつ、職場から直に来ないで着替えていて、仕事がといわれてもどうかと思いますが)、なかなか最後まで続かないようです。ちょうど、そのあとに、急な夕食に誘われていたので、まぁいいかとあきらめました。

 英国人の友人が、仕事のパートナーのスウェーデン人のところでスモークサーモンをいただくというのに、連れて行ってもらうことに。スモークサーモンをたたきのような感じに崩して、オニオン、ハーブ、スパイス、ウォッカなどで味付けしたものがひと皿目。それに、チーズ。ディナーというほどではなく、ワインのおつまみという感じでしたが、サーモンもおいしく、チーズ好きの私は、ちゃんとしたチーズボードにチーズナイフで数種類が出てきたのがうれしかったです。チーズは1種類だけスウェーデンのものでした。名前は忘れてしまいましたが・・・。大学時代にスウェーデン人の友人が、ミートボールを作ってくれたことを思い出して、そんな話題を振ると、隣にいた男性はうちの母のレシピと一緒だ、といっていました。スウェーデン料理は結構好きなので、日本でも何度かスウェーデン料理レストランでスモーガスボードや暖かいお料理をいただいていましたが、このミートボールは家庭の味という感じのお料理だったようです。

 男性のひとり暮らしらしいといえば、らしいのですが、リビングの横のお部屋には、プール台。それにあれっと思ったら、先日、Alliance Francaiseで展示販売されていた抽象画が目に入ってきました。聞いてみると、なんと、4点も購入したそう。ディナーテーブルに置かれたキャンドルスタンドもいわゆる「燭台」というタイプで、インテリアにはいろいろとこだわりがありそうでした。

 なんとなく、フランスつながりの会でした。

Tuesday, March 14

Francophonie week

 昨日から、Francophonie weekが始まり、昨夜は、そのオープニングイベントにいってきました。

 フランス語の映画を上映するだけ、といってしまえばそれまでですが、ホテルに併設された映画館のロビー部分でレセプション。Alliance Francaise主催のこのイベント、当地でのFrancophonieということで、ベトナム大使が仏・英両方でスピーチ。あとは、カナダ、カンボジア、ラオスらしいのですが、実はラオスがFrancophoneだという認識がありませんでした。ベトナム大使も、英語のほうが流暢でした。

 スピーチなどのセレモニーが終わり、軽食をつまんだあと、子どもたちのフランス語の歌、そして映画。子どもたちはかわいいですが、人前でご披露するほどの歌の出来ではありませんでした。まぁ、親たちから見れば十分なのでしょう。映画は、Voyous Voyelles。スキーに行くと母親に嘘をついて年の離れたかつての彼氏を捜してヴェルサイユからパリにやってきた19歳の大学生の少女。失恋して自殺しようとした彼女と出会ったすさんだ生活をしている姉妹。19歳と14歳の彼女たちは、事故で父親を亡くし、新しいボーイフレンドがいる母親に反発、ちょっとした詐欺とスリと恫喝まがいを続けています。ティーンエージャーの彼女たちの複雑な感情、「プチ・デビル」ぶり、不思議な結びつきとやはり誰かに頼りたいという気持ち。コメディタッチですが、やはりフランスらしい作品でした。途中、3度、いきなり画面が真っ黒。フランス語音声だけが流れて(画面が消えるので、英語字幕も当然なし)笑いが起こりました。2回はベッドシーン、1回は許可されない写真が満載されている雑誌が取り上げられるシーン。音声は問題視されないというのも変な話ですが。6年前の映画で、そもそもの画質もあまりよくはありませんでしたし、勉強の成果ゼロで、ひたすら字幕を追うことになってしまいましたが、久々に観たヨーロッパ映画でした。

 映画館はいつもどおり、冷凍庫状態。映画が終わったときは体が冷え切っていました。レセプションには結構人がいたはずですが、映画の最後までいた人は少なく、コメディもはいったドラマとはいえ、やはりこういうフランス的映画はあまり受けないのだろうと思ってしまいました。

 Francophonieの仲間にはとても入れていないレベルですが、今日は、おそらく最後となるフランス語のレッスン。帰国しても、フランス語に多少でも触れるようにして、続けていきたいとは思っていますが。

Monday, March 13

ICT

 先日、ICTの技術者の方と話す機会がありました。
 中国系でカナダで学んだという彼は、おそらく、この国では貴重な存在。一応、公務員なのですが、仕事の中身のせいか、民間的な雰囲気や発想も感じさせます。完全な技術屋さん、なのだと思いますが、まさにこの国の情報技術の専門分野を担っている人、のようでした。

 今の時代、ICTを進めていかなければ取り残されます。政府の発表すること、やることは、常に後手、いったいいつになったら物事が進むのかという感じですが、ICTの分野は、ビジネスが中心。ビジネスは周囲の国や国際社会の動きに敏感。ビジネスが動いていき、それに政府がくっついてきているという印象です。以前書いたとおり、電話などのインフラ整備はまだ不十分。第三世代携帯電話は発売されても、コンテンツがないという状況です。まともな地図すらないので、もちろんGPSは存在しません。それでも、ネットの普及率は高く、新しいもの好きの国民性、ローンを組んでまで最新携帯を購入する人たち。

 最近は、e-governmentを目指して、IT研修なるものをあちこちでやっているようです。これは、日本で、ワープロからパソコンに変わった時代に行われたようなものと同じなのか、中身はよくわかりません。「イット」と読んでしまう人はさすがにいないかもしれませんが・・・。

 前に、アフリカへの支援で、PCを大量に持っていったところで、そのままでは「ただの箱」になってしまってムダという話をよく耳にしました。ICTと騒いで、とりあえず、ハードが欲しいといわれて贈ったところで、結局、ソフトを使いこなす方法とその管理・維持までしっかりとフォローしていかなければ、すぐに役に立たなくなってしまいます。これとはだいぶ事情が違うお金持ちの国。すでにたくさん、「箱」はあるはずですが、それをどのように利用していくかという問題でしょう。

 情報社会といわれる現在、情報はあふれていて、必要かつ正しく価値のある情報をいかに迅速に入手するか、また、数ある情報から選択していくか、です。情報に踊らされないためには、最終的にはその情報を使おうとする人の判断にかかっていると思います。情報が自由ではなく、制約されているこの国で、ビジネス主導のICTの広がり。政府として禁止したものが、すらっと入ってきてしまう可能性や、禁止されている「集会」がネット上で行われる可能性なども高まります。どういう形で情報をコントロールしつつ、ICTを進めていくのでしょう。この国の目指すところ、というのはよくわかりません。国是に掲げるマレー・王政・イスラムを遵守し、なるべく変わらずに周囲にあわせていくというスタイルを維持し続けるのでしょうか。

Sunday, March 12

sparkling wine

 sparkling grape juiceではなく、本物です。シャンパーニュではないですが。金曜日、土曜日と、ドイツ人、英国人の友人たちとdrinksやdinnerを楽しんだので、久々に飲みました。あまり飲む機会がないと、確実に弱くなっているようです。その場は楽しくても、翌朝がつらいのですが・・・。

 金曜日は、同じ建物内の友人のお部屋に、ボトルとおつまみを持って遊びにいったのですが、10年以上いる彼女は当然のことながら物持ちで、アジアの家具や絵、飾り物などがいろいろあって楽しいです。中国、ベトナム、タイ、韓国等、異なる国の家具や小物をうまくまとめています。バスルームには、巨大な貝がいくつも飾られていて、海辺の雰囲気。こういう自分のテイストをしっかり持って、素敵なインテリアにしてあるおうちにお邪魔するとうれしくなります。sparkling wineもちゃんとシャンパングラスに。お料理はほとんどしていないようですが、以前約束したパンを焼いてくれていて、帰るときには焼きたてのパンを半分に切ってお土産に持たせてくれました。ドイツ製のパン焼き器。昔実家にあったものと似ているので、たぶん、材料をいれてスイッチをオンにするだけ、のようです。黒パンに近いような濃い茶色、ナッツなどがたっぷりはいってずっしりと重く、ちょっと酸っぱい香りのするドイツ・パン。これに、おいしいチーズとハムでもあれば、sparkling wineのおつまみにもばっちりだったでしょう。

 土曜日は、やはりご近所の英国人の友人たちと近くのホテルのレストランへ。偶然、二人が持ってきたのもsparkling wine。ふたりは以前から相当仲がよいようなのですが、見た目は対照的。年も離れていると思うのですが、かたや、毎日のようにダンスに通い、スリムな体型、そしてもうひとりは、こちらに来てからますますまぁるく、ふくらんでしまったそう。彼女をいかにダンスに引きずり込むか、が課題のようでした。グラスを空けつつ、個性的な友人たちとgirls talk。途中でギターと歌のライブもあったのですが、その横で大声で笑っていて、ちょっとかわいそうだったかもしれません。

 sparkiling juiceでも十分盛り上がれることもあるでしょうが、やはり、sparkiling wineのほうがいいようです。できれば、おいしいシャンパーニュであれば、もっと素敵ですが。

Friday, March 10

日本への赴任

 昨日は、今月末から日本に赴任予定という女性を紹介されました。

 学生生活は英国で送っていたということで、海外生活は初めてではないらしいのですが、独身なのでひとりで行くのかしらと思っていたところ、ご両親がたぶん一緒に来るそう。国際結婚しているカップルで日本人の奥さんのほうのお母様がもうおひとりなので子どもの世話を手伝ってもらうから一緒に、とか、お子さんがいるので、旦那様だけ日本で女性のご両親が子どもたちとともに海外、とか、最近は本当にいろいろなパターンがあります。

 それぞれのご家庭にあった生活ができるのがいちばん、だと思います。ただ、ちょっと気になったのは、滞在資格。配偶者と未成年の子どものように法的に規定されている扶養家族であれば、もし、10人の子だくさんであろうと、問題はないでしょう。扶養家族に当てはまらない場合、いろいろとクリアしなければならない問題が多そうです。今は事実婚、同性婚など、様々な形態の「家族」が存在する時代。それも、国ごとで法的なステータスはもちろん、常識も異なるわけですから、物事は複雑です。以前、あるアフリカの国の人が、「自分の甥」が来るのにビザがおりない、自分の国では甥も家族同然である、家族が遊びに来られないとは何事か、と大騒ぎしたことがありましたが、この「甥」、本当に親族なのかも疑問ですが、二十歳も過ぎていて、どうも滞在目的も疑わしいという感じだったようです。こんなハッタリ、ダメもとのような話はともかく、日本では法的に同性婚は認められていませんが、オランダのように認めているヨーロッパの国もあり、そういう国のカップルの扱いなど、難しいと思います。

 昨日ご両親が一緒に行くかも、という話を聞いたときは、まだ、はっきり決まっているという感じでもありませんでした。驚きましたし、珍しいとは思いましたが、あまりそれ以上コメントしませんでした。実際、手続きの段階になったら、特権を付与される立場にある彼女なので、もしかしたら、普通のケースよりもさらに大変かもしれません。

 いずれにしても、日本での勤務と滞在を楽しんでもらえればいいなと思います。
 お茶のお稽古に興味があるというので、東京に戻ったら前に教えていただいていた先生を紹介しようかしら、などと思っています。日本に戻ってこの国とすっかり縁遠くなってしまうのも寂しいな、と思い始めた今日この頃、接点を保てそうなのはうれしいです。

Thursday, March 9

International Women's Day

 昨日は、International Women's CommunityでInternational Women's Dayのdinnerがあるというのでちょうど何もなかったので、参加してみました。

 確実に参加するはずのcommitteeメンバーには何人か知り合いはいたのですが、あとは、誰が来るかもわからずとりあえず行ってしまいました。昨年、一度だけ、IWCのイベントで「Grammy Nite」なるものにいったのですが、これは、とにかくドレスアップしてディナーやダンス、ショーを楽しむというイベントでした。これもほとんど知り合いはいなかったのですが、このときは逆にお友達を増やすチャンスと思って参加しました。今回は、結局、行ってみたら友人が多いテーブルを発見。途中からそちらに移動しました。知り合いが少ないうちは、たったひとりであっても参加する勇気もあるし、ものすごく積極的に話しかける努力もするわけですが、人間、やはり楽な方に流れます・・・。

 会長とcommitteeメンバーによるスピーチ。ちょうど、昨日のワーキング・ランチで、ジェンダー問題についてちょっと話題にしたこともあり(International Women's Dayであるということはまったく意識していませんでしたが)、スピーチの内容には興味がありました。イスラムというのは、女性が表に出ることを好まず、女性に不利、というイメージがありますが、この国では、少なくとも最近は女性の元気さ、活躍ぶりは目立ちます。閣僚レベルや企業トップではまだゼロでも、官民ともに職場では女性のほうが多いのではという印象で、幹部クラスでも女性の数は増えています。確かに、服装については、女性のほうが制約を受けていますし、結婚ということになると、女性のほうが外国人との結婚に踏み切れない状況があるようです。どの程度、そんな話が出るのかなと思ったのです。結局のところ、「今の時代に生まれて私たちはラッキーです。悩みはダイエットぐらいで、あとは、しっかりお金を稼ぎたいということと、美しくありたいということ以外はあまりないのですから。」という感じで、一般論として現代女性の獲得した自由や権利に触れ、あとは、過去の例を挙げたぐらいでした。もちろん、スピーチですから、本音トークというわけではないでしょう。女性が車の運転を禁じられ、車にひとりで乗ること(男性運転手とふたりっきりになること)も許されず、目だけでた黒い布で全身を覆わなければならないサウジアラビアなどと比較すれば、彼女たちは現状に十分満足している、といえるのではないかと思います。

 ビュッフェ・ディナーが始まる前に、今日は、special drinkを用意しましたといわれ、何が出てくるかと思ったら、スパークリング・グレープ・ジュース。どうもテーブルにジュースや水用のグラスに加えて細めのワイングラスもどきがあると思いました。これで、乾杯。スペイン製のもので、色はコーラのようでしたが、お味はまぁまぁ。そういえば、マレー系の人たちがいる席で、乾杯をしたのはこれが初めてだったかもしれません。その後、ディナー、ダンスのパフォーマンス、ラッキードローと、あとの流れは典型的なものでした。

 そんなに盛り上がることもなく、最後は趣旨を忘れてしまっていましたが、中国系も多いcommitteeをはじめとするパワフルな女性たちを見ていると、この国はジェンダーについても、イスラムとそれなりにうまくバランスをとっているのかな、という楽観的な考え方でも、間違っていないのかなという気もしてきます。


 

Wednesday, March 8

ゴミ

 そろそろ身辺整理を始めています。

 モノを増やさないようにと思っても増えているもの。それでも、ショッピングの魅力に著しく欠けるところなので、ほとんどが日本から最後は処分してしまおうと思って持ってきたもの。それと、意外にいつもたまってしまうのが、書類。契約書や領収書、ステートメント、カード、パンフレットetcの雑多な紙の山。

 片づけ始めると結局ほとんどがゴミ。職場では週に3回、お掃除のフィリピン人スタッフが掃除機をかけてゴミ箱の中身を回収してくれます。職場では、シュレッダーにかける必要がないゴミ、というのはそんなに出ないのですが、アパートのほうは何もないはずと思ってもいろいろでてきます。アパートででるゴミは、何の分別も必要なく、(日本語であれば個人情報すらそれほど気にする必要がないかと思い・・・)すべてダストシュートへ。実は、これ、ロンドンで住んでいたフラットもそうでした。ダストシュートの中を「ガラン、ゴロン」とすごい音を立てつつ転がっていくボトルにはさすがに良心が痛みます。痛んでも、ほかに手段がないのですが。アリが来るので、生ゴミはこまめにダストシュートにポイ。そのうち同じダストシュートに、いらなくなった靴やお洋服を放り込むことになりそうです。

 ロンドンにいたときは、ストレス解消のショッピングの結果が恐ろしいことに。帰る直前には、とても日本に持ち帰れないと、足にあわず1度しかはかなかった靴や、日本ではあまり利用しないと思われたバスローブなども含めて、大変なゴミの山。さすがに、バスローブなどはダストシュートにはいりそうもなく、最後は段ボール箱にゴミをつめて、内廊下にとりあえずだしました。余っていたアルコール類を手にポーターのところに降りていって、ゴミの処理をお願いしたのでした。

 今回は早めの身辺整理とショッピングをしていないことが効をなして、ダストシュートを詰まらせるようなことにはならないといいのですが。

 それにしても、リサイクルはものすごく遅れています。ペットボトルのボトルとキャップは別、とか、細かすぎるゴミの分別は本当に大変ですが、もう少し、分別してもいいのでは、と思います。

Tuesday, March 7

猿と猫

 あたりにはプチ・ジャングルがいっぱい。

 最初は、「そこのジャングルで」などといわれてちょっと違和感。森とか林とか呼ぶのでは、とも思ったのですが、やはり熱帯雨林。これはジャングルと呼ぶのが正しいのでしょう。住んでいるマンションからは川が見えますが、川と建物の間にもプチ・ジャングル。前にシンガポールから来たお友達が、どこを見ても緑がたくさんある!と感動していましたが、確かに国土のほとんどがジャングルで、わずかな都市地域もこの人口の少なさからあちこちにプチ・ジャングルが存在しています。確かに比較すれば、シンガポールはコンクリートの固まり、という感じでしょう。

 プチ・ジャングルには、猿や巨大トカゲ、リス、ヘビなどが生息していて、たまに見かけます。この地域にしかいなくて珍しいのはテングザルといわれる天狗のような長くて巨大な鼻がある猿ですが、これには、なかなか遭遇できません。かなり臆病で警戒心が強く、人がたくさんいるところには現れないのです。これと対照的に、ふらっと、人間生息エリアに出てくるのは、種類はよくわかりませんが、体の小さなお猿さんたち。よくお買い物しにいくスーパーの駐車場の横もプチ・ジャングルですが、午前中にいくと、猿の群れが人間見物か、車見物かわかりませんが、かなりの数の猿たちがこちらを眺めていることがあります。

 当然、民家の横にもプチ・ジャングルはたくさんあり、ヘビがいた!とか怖い話もあります。先日聞いたのは、とてもかわいらしい話。裏山(プチ・ジャングルのことです)から母猿が4,5匹の小猿を連れて降りてきたそうです。そのおうちには、猫が数匹いるのですが、なんと、この小猿ちゃんたちは、猫とお友達になって、寄り添って一緒にいたそうです。なんともほほえましくかわいらしい姿だったとか。普通は、子どもを連れた母猿は気性も荒く、他の動物や人間を寄せ付けないはずですが、猫には気を許していたそう。犬猿の仲といいますが、猿と猫、というのは相性がよいのでしょうか?

 とはいっても、やはり街中でみかける動物は、圧倒的に猫と犬ばかり。最近、猿に会うこともあまりありません。帰る前には、テングザルのお顔をまともに拝見したいものです。

Monday, March 6

お料理

 昨夜は久しぶりに多少のお料理。ここのところ、週末はたいてい1日はダンスのパーティー。あまりうちにお友達を呼んでいなかったので、まともなお料理をほとんどしていなかったのです。普段は、ひとり分では作る気もしないので、活躍するのは温野菜を作るためのレンジOKのタッパーとレンジ、麺類をゆでるための小さなお鍋のみ。

 あと2ヶ月足らずで帰国と思うと、せっかく日本から持ってきたり、お願いして持ってきてもらった食材や調味料をいかに使っていくか考えつつ、かといって、もうあまり買い足しもしたくないし、と頭を使ったメニュー作りになってきます。それでも、結局、昨日は、最近知り合いになった友人ひとりを呼んだだけだったので、無難にパスタなど簡単なものを準備しました。和食といっても、一般的に想像され受け入れられやすいものは限られています。カリフォルニア・ロール的なお寿司。それに唐揚げや天ぷらなどの揚物系。ウナギも結構人気があります。サーモンやチキンの照り焼き。それ以外のものがどの程度受け入れられるかというのは、かなり微妙です。煮物的なものをひとつ作ってみたのですが、これはジャガイモとチキンにしたせいか、割と大丈夫だったようです。ふたりなのに、材料を使ってしまいたくて、ドレッシングにしてもパスタにしても大量生産。ハイティーをしてからきた、という友人は食欲もそれほどなく、かなり残ってしまいましたが。

 キッチンは電気のみ。電気のリングは、熱くなるのに時間がかかり、冷めるのも時間がかかります。温度調節はとても難しいです。沸騰したら弱火にして・・・などとレシピにあっても、沸騰してからダイヤルの数字を小さくしても遅すぎます。余熱利用への切り替えタイミング、二つ以上のリングを同時活用する工夫など、慣れてきたとはいえ大変です。それに引き替え、電圧が高い分、単純機能しかないとはいえレンジは便利です。あっという間に調理できてしまいます。もちろん、きれいに片づけているから・・・といういいわけはあるのですが、レンジを多様しているせいか、昨夜もあまりお料理していないキッチンね、とコメントされてしまいました。少なくとも、昨夜はお鍋やフライパンなど総動員で洗って干していたので、私としては「少なくとも今日は普段以上に十分使っている」という感じだったのですが。

 ちなみに、友人のところでは、「外」にガス台があるといっていました。油ものは汚れるからやらない、といったのに対して、こちらの主流はほとんどが揚物系、油は大量使用するわけですから、そんなことはいっていられません。スーパーで売っているクッキング・オイルの入れ物の巨大さには圧倒されます。業務用という感じです。家庭でも大量に油を使っているのは間違いありません。外だったら油がはねても気にならないということでしょうが、どういう状況なのでしょうか。

 こちらに来る前には、行ったらやることもなくて時間はたっぷりあるし、食べたいものもないから、自分だけのためにでもお料理をずいぶんするようになるだろう、と思っていたのですが、実際は、そうでもありませんでした。キッチンが使いにくい、材料をそろえるだけでも大変、外食やテイクアウェイのほうがよっぽど経済的、暑いから火をあまり使いたくないなど理由はありますが、何よりも自分だけのために作って食べるというのはやっぱり寂しいものです。時間をかけて作っても、ひとり食べたらあっという間、ですから。 

Sunday, March 5

毛利宇宙飛行士

 ちょうど毛利宇宙飛行士が当地を訪問中。こちらの民間企業の招待で、各地の学校などで講演会をされています。せっかくの機会ということで、昨日、在留邦人向けにも講演をしてくださることになり、行ってきました。

 1992年。日本の国を代表して宇宙空間で活躍された宇宙飛行士第一号。以前、館長をされている日本未来科学館で行われた行事でお顔は拝見していて、にこやかにゆったりスピーチをされていたせいか、物腰の柔らかな方という印象がありました。今回は、子どもたちが多かったこともあり、1時間ほどのお話の中心は、宇宙での食事とトイレ、そしてあとは日本未来科学館の広報。やはり皆が身を乗り出して聞いていたのは、食事。宇宙に行くと「意地汚く」なるそうです。山登りなどと同じで、食に対する意識が強くなるようです。宇宙に行くと味覚が変わるため、日本のレトルト・カレーが大変おいしくて、アメリカ人などにも大好評で、NASAでもカレーのレトルト研究が始まったけれどなかなかおいしいものができず、結局日本のスーパーで購入したものを持ち込んでいる、今では「日本のカレー」がNASAの通常ミール・プランに組み込まれているとか、ラーメンが食べたかったけれどダメだった、野口宇宙飛行士は、ビストロ・スマップでキムタクが作ったカレーと一緒に特別に開発してもらったラーメンを持っていった、といった庶民レベルのお話はなかなかおもしろかったです。それにしても、スペースシャトルは、発射後、たったの8分ちょっと宇宙に到達してしまうそうです。そんなに近いところだったと思うと(それより、そんなすごいスピードで進むのか、とびっくりすべきですが)不思議な感じがしました。技術はどんどん進歩していて、それでも、ああいった悲惨な失敗もあり、危険は当然あるのに、夢を追い実現していこうとする人たちがいること、月並みですが、地球や、なんと毛利さんがご自分で撮影された富士山の画像などに感動しました。

 宇宙旅行は、今は25億円(日本人の方がひとり申し込み済み)とか、安くても(!)JTBが売り出したパックツアーは1100万円(しかも、完売)だそうです。20年もすれば、200万円ぐらいで地球を何周かするぐらいはできるでしょう、といわれましたが、どうなんでしょうか・・・。現時点で、月までいくのは100億とかそういうレベルのようで、しかも、命の保障はないそうです。

 宇宙で、地球ほど美しい星はなく、地球以外に生命が住めるところはない、とおっしゃっていました。もちろん、宇宙は広いので、どこかを探せば地球のような星もあるのかもしれません。でも、やはり、地球がいかに素晴らしいところか、それを守っていく責任が私たちにはあるのだということを、改めて認識させられました。小さい子どもたちが多かったので、どこまでお話がわかったのかな、という気はしましたが、彼らにとっても本当に貴重な体験だったと思います。

 怖さのほうが先に立って、宇宙に行きたいとは思えないのですが、ほんの少しだけ、宇宙が身近になったような気がします。

Thursday, March 2

突然に

 とても急な展開となり、4月後半か5月には帰国することになりました。まだ、帰国日が確定していないどころか、正式な形にもなっていませんが、もう戻ることだけは確実。

 早く帰りたいと騒いでいたものの、いざ、いきなりそれが決まるとやり残したこと、やりかけのこともいろいろとあり、今まで以上にバタバタと過ごすことになりそうです。秋ぐらいまでは、と覚悟も決めて、予定などを立てていたので、単純に大喜びという感じでもありません。あれだけ今すぐ帰りたい、と大騒ぎしていたわりには、驚きのほうが大きかったことに自分でもびっくりしています。ホームシックは波があり、今は静かな時期だったので、余計なのかもしれません。「南の小さな国から」もあと2ヶ月、ということになるでしょうか。ブログを始めたのが遅かったので、1年間という一回りができないのが残念です。ただ、毎日同じような気候、日照時間も大きく変わらず、というところなので、四季折々の・・・、ということもないのですが。

 まだ正式でないとはいえ、もうそろそろ帰るから、と友人たちには漏らしつつあります。
 今日は仕事絡みのランチ。産休から復帰して久しぶりに会うカウンターパートとだったのですが、ふと、いきなり、そういえば、あと、どれぐらいここにいるの?と聞かれて、実は・・・。聞かれなければ、まだいわないつもりだったのですが。残念がってくれて、出発の日が正式に決まったらちゃんと余裕をもって連絡をしてね、あ、気が付いたら帰っちゃっていた、ということがないように、といってくれたのはうれしかったです。ちなみに、彼女は出産ギリギリまで働いて、産休はわずか50日程度。日本では、法定で6週・8週、通常は1年、長くとろうと思えば3年までとれるところもある、という話をするとうらやましがっていました。そうはいっても、短い産休でも十分周囲がbabyの面倒を見られる環境、そして、残業が少ない短時間の労働時間。最近は、日本でもフィリピン人のメイドさんやシニア・ボランティアのような派遣サービスを利用する若いカップルも増えてきているとはいえ、産休期間は短くても、やはりこちらのほうが恵まれていて、子どもを生んで育てやすい、とは思います。

 帰ることが決まり、また、少し違った目で毎日を見て、感じることができるかもしれないので、出発までなるべく継続して、でも、気ままにつづっていきたいと思います。
 

Wednesday, March 1

鳥インフルエンザ

 最近は欧州でもかなりの広がりを見せていますが、近隣国では人への感染例も日々増えています。

 先日、在留邦人向けの鳥インフルエンザに関するレクチャーがありました。レクチャーを聞くまで、当地は汚染国ではなく、avian flu freeであると発表されていたので、何となくの知識しかありませんでした。そういえば、いつの間にか、鳥インフルエンザから「新型インフルエンザ」という言葉がでているけれどどう違うのだろう、という感じでした。

 簡単に言えば、鳥インフルエンザは鳥がかかるインフルエンザ。インフルエンザにかかる動物は、人間や鳥以外にも豚などがいるそうですが、かかりやすい動物と、かからない動物、同じ「鳥」でも、感染しない鳥もいるらしいです。今は鳥インフルエンザが人に感染しているWHOのフェーズ3の警戒期。確認はとれていなものの、人から人へ感染したかもしれないというケースもあるということで、フェーズ4とのボーダーにさしかかっているそうです。本格的にフェーズ4に入り、限定的に人・人間の感染が発生するようになったら、新型の流行が始まったと判断されます。新型とは、つまり、鳥インフルエンザのウィルスが変異して人に感染する新種のウィルスになったということ。新しいといわれるぐらいなので、どんなものとなるのか予測不可能、治療薬もありません。タミフルという薬が話題になっていますが、これさえあれば大丈夫というわけではなさそうです。早期発見と処方は必須、あとは、自己の免疫力というのが重要なようです。結局、自分の体力と免疫でウィルスと戦っていくということになります。

 交通の発達した現代、あっという間に世界的大流行(フェーズ6)まで進む可能性があります。そのため、世界的に予防策、対応策を検討する必要があり、セミナーなどが行われています。確かに、今までの感染は鳥との密着した生活を送っている人たちがほとんどで、生活、教育、衛生、医療レベルが高くない地域。だからこそ、死亡率も高かったのかもしれません。それでも、新型インフルエンザとなれば、どんな猛威をふるうことになるのかわからないので恐怖です。

 まずは、正しい予防知識と準備、警戒をしておくことが必要なのでしょう。今のところは、食物感染はない(であろう)とされています。火をしっかりとおしていれば、鶏肉や卵は問題ないということです。チキンが中心のイスラム国では、鶏を食べてはいけないといわれたら、相当大変なことになります。

 SARS騒ぎのときは、気づいたら収束してきた感じでした。今回も、鳥インフルエンザ・ウィルスの負け、ということで、収まってくれればよいのですが。

 だいぶ遅ればせながら鳥インフルエンザ対策を議論し始めたこの国。もしも感染が確認されたら、大慌てするだけで、おそらく対応できないのだろうなぁと思います。とりあえず、鶏には近づかないようにしておこう、と思います。