Monday, October 24

再び常夏の国へ

昨夜、こちらに戻りました。
日曜日の出発だったせいか、成田も混雑、乗り継ぎの香港でもかなり時間がかかり、フライトも香港からは満席。

日本から戻りたくなくて憂鬱気分でしたが、混雑はともかく、フライトの遅れなどはなく、順調に戻ることができました。到着時は日没頃で、夜は風もあったので、それほど暑くなくて、とりあえず昨夜は気温差に悩まされることもありませんでした。

ただ、ああ、戻ってきてしまったと感じたのは、やはり夜。
ラマダン中のため、お祈りがいつもより長くて大音量なのです。
疲れていたせいか、夜明け頃に目を覚まさずに済んだのはラッキーでした。

そこで、思い出したのは、飛行機の隣の席の太ったおじさん。
思えば、隣の席からはみ出しそうだった大きなおじさんは、機内サービスの飲み物はペプシをもらっていました。いくらサービスがそれほどよくないにしても、普通は缶のプルリングぐらいは開けて渡すはずですが、開けていませんでした。彼はそれを前席のポケットにつっこみ、そのまま。その後機内食も特に聞かれることもなくパス。降りる間際に、紙袋に入った食事らしきものを渡されていました。3時間ちょっとのフライト、食事の時間には早かったので食欲がないのかな、でもこの体型ではダイエット中なのかも、ぐらいに思っていました。香港からの便で、イスラム系の乗客がかなり少なく、多くは中国系とヨーロッパ系。そのため、その時点で、まだピンときていなかったのですが、まさに、空港到着時が1日の断食が終わる時刻だったのです。隣のおじさんも、見た目がいかにもムスリム、という感じではなかった気がしたのですが、断食時間中だったのでしょう。きっと、イミグレーションをでた辺りで、あのペプシをうれしそうにごくごく飲んでいたのかもしれません。

当然、私は隣で機内食をつまんでいたのですが、ちょっと申し訳なかったです。
まぁ、強制されてやっているわけではないので、こちらが飲み食いしても悪いことをしているわけではないのですが。

ちなみに、機内食があまりにワンパターンでおいしくないので、前回は「シーフード」(本来はお肉を食べないベジタリアン向け)、今回は「ローカロリー」ミールなるメニューを事前オーダーしていました。私自身が「ローカロリー」ミールを食べていたので、隣のおじさんはダイエット中という発想になってしまったのかもしれません。

2 comments:

chestnuts said...

thonちゃん
さっそくのコメントありがとうございます。

ローカロリーミール、結構よかったです。
まず、最初に運ばれてくるので、いつまで経っても食事が来ないとか、来たときには選択の余地なしというのがないのがいいです。

メニューは、スターターは行きがエビ、帰りはスチームチキンのサラダ、レモン添え、メインは行きがラム、帰りはチキンのローストでした。付け合わせも基本はスチームで全部さっぱり。パンもブラウンブレッド。デザートはフルーツ。なかなかヘルシーでした。普通のメニューはたいてい脂っこいので、かなりのさっぱり感です。ラムがあまり得意でないので、行きはほとんど残してしまいましたが、変な味付けをされてるよりいいです。ただ、せめて胡椒は欲しかったですが。

まだ、ローコレステロールなどいろいろあるようなので、気が向いたらまた試してみようと思います。

chestnuts said...

thonちゃん
航空会社によるでしょうが、油やバターを極力使わず、低脂肪に徹していましたが、量はたっぷりありました。全部食べたら相当の満腹感はあると思います。

実は、指定したつもりはなかったのですが、香港・日本間もローカロリーミールになっていて、そちらのほうは結構おいしかったです。特に帰りのメニューはおいしかったので、完食してしまい、普段だったら残すことを考えると、カロリーセーブにはならないのかもしれません。

でも、おいしいことはいいことです、ね♪