Sunday, May 31

Home Party @目黒

 フレンチをテーマにしたパーティーにお誘いいただきました。

 時知らず、というこの時期にしかいただけないという北海道の鮭を中心に、チーズ、マリネ、キッシュ、ブイヤベース等、盛りだくさん。特にブイヤベースは、最後の方でもうかなりおなかがいっぱいになってしまっていましたが、カニやアサリも贅沢に使ったスープは本当によいお味でした。お料理上手な方がたくさんいらっしゃって、自慢のお料理をご披露されて、どれもとてもおいしかったです。持ち寄りのワインもフランスが中心でしたが、CPもよくておいしいというイタリアのプラネタのシャルドネがなかなかよかったです。

 こんなにいろいろとお料理を準備するのは大変でムリそうですが、恵比寿に戻ったら、気軽なホームパーティーは頻繁に開きたいな、と思います。

Thursday, May 28

Riva Degku Etruschi

 南青山のリヴァ・デリ・エトゥルスキに。イタリアンは結構覚えにくい名前のレストランが多いけれど、ここは当分覚えられないかも・・・。

 ちょっとわかりにくいところで、しかも、一軒家でお店の名前もでていないので、一瞬ここなのかしら、と迷ってしまいます。2階建てでパティオ付き。あいにくのお天気でしたが、せっかくなのでパティオ席のほうで。

 コースをいただきましたが、グリーン・トマトを使った初夏らしいさわやかなアミューズから始まり、バルサミコなど2種類のソースとコーヒーブレッドを添えたフォアグラ、ウニを使ったショートパスタ、メインにはイサキをいただきましたが、どれもおいしかったです。小ぶりで何種類も盛られてくるパンもおいしく、カボチャのプリンのデザートにさらにプチフールまで。メルローとカベルネの北イタリアのあまり聞いたことがない地域のワインをいただきつつ、堪能しました。

 ナプレやサルヴァトーレが姉妹店のよう。結婚式やパーティーにも使えるゴージャスで素敵な空間でした。

ハイチ&尼門跡寺院の世界

 出産を控えた妹とのデート。

 ちょっと本来の用事におつきあいしてもらったあと、汐留のCafe Haitiでハイチ料理をランチに。ハイチ料理は定番というドライカレーにイカスミの煮込みを。ドライカレーは辛すぎず、しっかりと時間をかけてお料理しているお味。イカスミのほうはオクラとのコンビネーションがなかなか。ハイチコーヒーに添えられてきたのが一瞬シロップかしら・・・と思ったらリキュール。ラムか何かのようでした。


 そういえば、ずっと昔新宿でハイチ料理のお店があって行ったことを思い出しましたが、やっぱり姉妹店でした。大崎にもそういえば・・・と思ったら、やはりこちらも。

 その後、上野に移動して、チケットをいただいていた尼門跡寺院の世界@東京芸術大学美術館に。実は、芸大の中に美術館があったとは全く知りませんでした。ちょこっとした展示なのかと思いきや、点数も多く、しかもなかなか観る機会がないものばかり。尼門跡寺院(あまもんぜきじいん)とは、皇族・公家など高貴な女性の入寺によって営まれてきた独特な品格を持つ寺院だそう。中宮寺、法華寺、宝鏡寺、円照寺など、多くがちょっとなじみの薄いお寺。一般公開されていないところも多いようです。重要文化財も含む展示でゆったりと観たらかなり時間がかかってしまいました。文化的価値はかなり高いもののよう。Japan Timesの取材も来ていました。個人的には、掛け軸や像よりも、カルタや貝合わせ、昭憲皇太后のドレスなど、御所文化を感じる華やかなものほうが興味があり、楽しめました。人形はちょっと怖かったですが・・・。御所人形など特徴のある人形が何体か。それにしても、本当に幼いうちから尼僧となるべく尼門跡寺院にはいられた皇女の方々が多かったこと、その信仰の深さには感銘を受けました。

 さらに、「資生堂・サントリーの商品デザイン展」というのもやっていました。こちらは企業のデザイン展というシリーズもの。資生堂とサントリー両社が創業以来現在まで、1世紀以上に渡り発表してきた数々の商品をデザインの側から光を当て、この機会に一堂に集めて概観する、というもの。スーツ姿の、おそらくデザイン関係の業界の方も多そうでした。かなり充実した展示。美術展のはしごはちょっとつらかったため、最後のほうはあまりしっかり見られませんでしたが、最近のものよりも、古いものの方が魅力的でした。この時代にこんなデザインがあったのね、と、その斬新さに驚きました。

 古いものから新しいデザインまで満喫して、上野は文化的にいろいろあることを改めて実感した1日でした。

Sunday, May 24

サンデーブランチ@東高円寺

サンデーブランチというか、午後からなので、アフタヌーン・パーティー、かも。

素敵なテラスのあるおうちにて。珍しい、ゴールドのボトルのドイツのスパークリング・ワインで乾杯。うまい具合に雨があがり、テラスでチーズやチョコレートやイチゴをつまみつつスパークリングを楽しむ、という優雅な昼下がり。フランス製のガーデンチェアのセットに、ラベンダーなどのハーブのあるテラスは、とてもゆったりした気分になれます。




 
 お天気が崩れてきたのでお部屋の中に移動しながら、girls talkは続きます。結局夜遅くまでお邪魔してしまいました。蚊取り線香をつけていただいたのに、やっぱり、蚊に刺されてしまいましたが、暑すぎないこの時期、素敵なテラスへのご招待でした。

Saturday, May 23

イスタンブール

 中野のカルタゴに行く予定が予約がいっぱい。そこで、新宿三丁目のトルコ料理、イスタンブール。

 以前来たことがあったのですが、こちらも土曜日は混んでいて、予約がとれてよかった!という感じ。アラカルトで、コースにはなにトルコ風ピザやチーズとジャガイモを使ったお肉料理などいただきました。最初にオーダーしたイスタンブール・サンセットというカクテルは、よく見ないでオーダーしてしまったので、ラクが入っていてちょっと苦手。ワインは結構おいしかったですが。お料理はどれもおしいかったのですが、デザートはやっぱり今ひとつ・・・。エスニック系でおいしいデザートにはなかなかあたりません。

 途中、ベリーダンスのショーもあり、カルタゴには行かれませんでしたが、トルコ料理&トルコの雰囲気を楽しみました。

Friday, May 22

アフリカつながり

 前の部署の関係での集まり。

 大学時代のプチ同窓会は相当懐かしい、感じでしたが、こちらはちょっと懐かしいぐらいの感じ。

 初めて、福利厚生施設的な「倶楽部」をプライベートに使ったのですが、価格の安さにびっくり。半セルフサービスで、おつまみ的なもの以外、お食事のほとんどは近くの中華料理店からの出前。お洒落な雰囲気からはほど遠いですが、中華も、お豆腐が1丁そのままでてくる(!)冷や奴も、意外においしかったです。運営費は、結局、お給料から天引きされている中からということなので、確かにたまにはこういう施設を使わないと、という気もします。

Thursday, May 21

プチ同窓会@土風炉

 大学時代のあまり参加していなかったサークルのプチ同窓会。

 卒業以来まったく会ったことがなかったり、そもそも、あまりちゃんと活動にでていなかったからよく知らなかったり・・・もしますが、学生時代の仲間というのは年月が経っていても不思議にもとに戻るのも早く、懐かしい名前も出てくると意外に覚えていたり。

 いろいろと変化があっても、ふっと戻れるというのは、いいもの。また機会があれば、こういうお誘いにも参加したいな、と思いました。

Tuesday, May 19

カリフォルニア・ワインの夕べ

 カリフォルニア・ワインをテーマにしたワイン会に。


 シャトー・スーヴェランというシャルドネは、バランスが良くてとてもおいしかったです。クラインというロゼはムルヴェドールという聞きなれない珍しい品種のブドウを使ったもの。これもさっぱりとさわやかでおいしかったです。急に暑くなったこともあり、白とロゼの気分。レイヴェンズウッドはジンファンデルだったので、普段は赤好きで白は飛ばして、というぐらいなのが、珍しくペース配分も前半シフト。お料理もサンマのスモークを散らしたサラダ、鶏、パスタとたっぷりで、ワインもどんどん進んでしまいました。

 差し入れの甲州ワインとA to Zもあったのですが、前半からしっかりいただいていたため、さすがにお味見程度。まだご近所には戻ってきていないのに、ついつい楽しくいただいているうちに遅くなってしまいました。恵比寿ご近所に復活してからも、油断してこれ以上飲み過ぎることがないように気をつけないと。。。

Sunday, May 17

すごいぞハイドン!

 コンサートのタイトルとしては珍しいかも。

 東京クラシカルシンガーズ&オーケストラ・オン・ピリオド・トウキョウの演奏会@浜離宮朝日ホール。知り合いの方が歌われるということで、初めて伺いました。

 ホールも初めて。週末の築地市場あたりは本当に静かです。相当寂しい感じ。ホールは大きすぎず、落ち着いたよいところで、ハイドン没後200年ということで、ハイドン兄弟、ハイドン尽くしのコンサートでした。メインは、ヨーゼフ・フランツ・ハイドンの「ネルソン・ミサ」。それに弟のヨハン・ミヒャエル・ハイドンのミサ曲にヨーゼフ・フランツ・ハイドンのトランペット協奏曲。聞きなれない曲ばかりで、珍しい感じでした。華やかな感じの曲ではありませんでしたが、しっかりと練習した結果生み出されている美しいハーモニーは心地よかったです。

 すごいぞハイドン!とまでは不勉強で思えなかったのですが、古典派宗教曲を楽しんだ優雅な午後でした。

Le Bonheur

 ル・ボヌール@新宿御苑へ。

 ネットで検索してみつけて、ちょっと気になっていたワインバー。おばんざいがあったり、化学調味料は一切使わず安心な食べ物だけ、ワインもこだわりのセレクション、という感じ。

 クスクスをつめたイカ飯、ポーク・リエット、セミドライトマト、などの日替わりおばんざいのセット、豚ばら肉のトロトロ、ピザなど、いろいろといただきました。ポーションは小さめなので、少人数でもいろいろ種類がいただけます。グラスワインもワイン4種類のセットを。白1、赤3でいただきましたが、南フランスを中心に、ちょっと珍しい感じのものが多く、どれもおいしかったです。Vin de Tableとなっているのにとてもしっかりしていたり。

 駅からはものすごく近いものの、飛込みではとても気づかないお店。常連さんが多そうな雰囲気でした。家庭的なお野菜もたっぷり使ったものをつまみつつ、ワインをいただきたい、というときには良い感じのお店です。ワイン以外もこだわりのビール、日本酒などまであるので、ワインじゃないものも、というときに使うワインバー(?)としてもよいのかもしれません。

Saturday, May 16

Home Party@藤沢本町

 ちょっとした遠足気分。

 それにしても、小田急線の快速急行というのは速かったですが、各駅しか停まらないところだとすごく時間がかかります。いずれにせよ、夜は本数が減るので昼間の気分でいると、まだ帰りつかない・・・ということにはなりますが。以前、お隣の善行にあるお宅に伺ったときのことを思い出しました。こちらも、藤沢本町も各駅停車のみ。


 お料理はケータリングで。透明のプラスチックの箱がきて、ふたを開ければそのままお皿に移す必要もなく、ピンチョス・スタイルのフィンガーフードで立食パーティーが気軽に楽しめます。結局、お料理をとって、イスに座ってという感じでしたが。後片付けも簡単だし、パーティールームなどを使ってパーティーをするときもこれは便利です。温かいものはないので、寒い時期はちょっと、という気もしますが、ランチタイムか午後のガーデンパーティーみたいな感じにはさらにぴったりかも。

 来月には恵比寿生活復活!、の予定なので、またおうち集まりも落ち着いたらやりたいと思います。

Wednesday, May 13

Early Summer Party

 英国留学関係の恒例のパーティー@英国大使公邸。

 やんごとなき方々がご出席になることも多いのですが、今回もお見えになっていました。直接お話するとさすがにかなり緊張してしまいます・・・。

 この時期、やはり英国らしいのはGarden Party。この日もいつもどおり、最初はお庭に人が集まって、スピーチが終わってから、ビュッフェのお食事がサーブされる頃に中に移動、最後はこれもまた恒例のボートレースを鑑賞。

 最近、すっかり英国もヨーロッパも行くチャンスがなくて寂しいのですが、せめてこういう形ででもかかわりを持っていきたいな、と改めて思います。

 

Sunday, May 10

母の日ランチ@Aila

 ディナーの予定が、結局ランチになりましたが、恵比寿のコロニアル・フレンチのAilaに。

 ウィークエンド・ランチのコースをいただきましたが、前菜のラタトゥイユのガレットがおいしかったです。メインは子羊のシチューにクスクスという定番と、本日のお魚のサーモンのアーモンドがけ、リゾットぞえを。どちらもおいしかったです。もう、Ailaの経営は別だと聞いていますが、パトリス・ジュリアンのお料理教室に参加した際に、ちょっと似た感じのアーモンドを使ったサーモンのお料理をいただいた記憶が。そのときいただいたものよりも、さっぱり仕上がっていました。デザートのバナナのアイスとイチジクのショコラもよかったです。特に、これだけ暑いと、アイスクリームがうれしくなります。

 ばたばたと午前、午後と用事を済ませていたため、予定していたジャズ・ライブにはちょっとスタミナぎれ。暑いし、荷物も重いし・・・。

 いきなり夏が来たような母の日、でした。 

Saturday, May 9

世界のカベルネ・ソーヴィニヨンを飲み干す会@Bitte

 葡萄屋さんというネットで珍しいワインを販売されているショップのワイン会。



 ずらりと並べられた10カ国のワインたち。セルフで好きな順で好きなだけ(といっても、そんなには飲んだら、最後まで行き着けませんが・・・)いただく形式。


 ルーマニア、イタリア、ブルガリア、インド、アメリカ、ニュージーランド、アルゼンチン、チリ、ウルグアイ、ブラジル、そしておまけのモルドバという11本。珍しいものばかり。すべてカベルネ・ソーヴィニヨン100%。ほぼ、番号順に試したのですが、結局、おいしかったのはニュージーランド、アルゼンチン、イタリア、アメリカ、とかなり無難なライン。ルーマニアは初めてでしたが、色は本当にきれいなルビー色なのですが、酸味が強い感じ、ブルガリアはビオっぽいと表現されるらしい香りが苦手、インドは想像どおりのスパイシーさが個性的、という感じでした。価格帯的には、ルーマニアとチリがいちばん高めで約3000円だったのですが、これに3000円はちょっと・・・でした。CPのすばらしさからだと、ウルグアイ。1000円というお手軽さからは価値あり、という感じでした。

 チーズ、ハムなどのおつまみをいただきながらだと、ワインのお味も変わってきて、しかもいろいろ試すうちにだんだん違いもわからなくなってしまいましたが。。。

 珍しいワインをいろいろ試せる貴重で、楽しいイベントでした。

Wednesday, May 6

Detox

 最近、あまりにも運動不足。GWは特に遠出の予定もなかったので、最後の仕上げは体を動かしつつ、のんびりする、ということで、ベリーダンスの体験レッスンとヨガの体験レッスンをはしごした上に、岩盤浴に。

 全然、のんびりじゃない・・・かもしれませんが、とりあえずいい汗はかけました。

 阿佐ヶ谷の駅近くにあるベリー&サルサのスタジオ。体験が多かったので、気楽でした。ヒップスカーフも貸していただき、基礎をかなり丁寧に教えていただけるところ。エジプトのベリーということで、トルコなどとは一味違うそう。少人数で教え方も丁寧なので、ベリーをきちんと基礎からやりたい、というのであればよいかも。といいつつも、サルサをそろそろ復活したいし、それよりまずはバレエを復活したい、という気持ちが強いので、とりあえずは体験のみにしました。そのまま、東京岩盤浴というところへ。こちらにもスタジオがあり、ヨガのレッスンは当日でも体験OKということで、まずはヨガ。とにかくストレッチと腹筋など、筋肉もしっかり使うので、ベリーからはしごだったせいもあり、最後は結構ぐったり。ぐったりしたところ、そのまま岩盤浴へ。岩盤浴も久々でした。普段、岩盤浴だとなかなか汗がかけないのですが、運動後だったせいか、比較的早くから汗がでてきました。お肌もすべすべに。恵比寿と目黒以外では行ったことがなかったのですが、さすが、阿佐ヶ谷、リーズナブルです。もっと早く知っていたら、通っていたかも。

 そろそろ杉並脱出計画を真剣に考えているので、体験はどれも割りと気に入ったものの、会員になるのはためらってしまいます。それでも、久々によい汗をかき、デトックスできました。

Monday, May 4

ホームパーティー@田園調布

 クリスマスに参加させていただいているホームパーティーが今年はGW中も。
 
 さすがにGWの中日だったので、参加者数はいつもより少なめ。その分、ゆっくりお話できて楽しめました。


 コゴミや菜の花のキッシュ、角煮、ラタトゥイユ入り生春巻き、パスタなど、毎回ホームパーティーでクッキング隊として腕を奮う方たちのお料理はどれもおいしかったです。特に、生春巻きにラタトゥイユというのは、想像もしていなかったアイディアでした。

 キッチンが2箇所もある田園調布の素敵なおうちでのパーティー。遅くまでお邪魔して楽しみました。

Sunday, May 3

brasserie Coeur

 神泉のブラッセリー。ちょっと1本はいったところ。

 最初に行って見ようと言っていたところがお休みだったので、こちらに。ブラックボードのお勧めメニューから、大好きなホワイトアスパラガスがあったのでアラカルトに、とも思いましたが、結局コースを。アミューズのキッシュのあとは、温野菜の冷製、メインはサーモンをいただきました。付け合せも含め、お野菜がたっぷりなのがうれしいです。パンもおいしく、空いていたこともあり、サービスのタイミングなどもよかったです。

 オープンキッチンにカウンターありで、気楽に使える雰囲気。テラス席もあるので、これからはお外でランチ、というのもよさそうです。エリア的にも眺めなどは期待できるところではありませんが。

フラワー・フェスティバル@渋谷

 フラワー・フェスティバルのボランティア。今年で3回目になるイベントだそうですが、今まで全然知りませんでした。

 NHKホール横の代々木公園のあたりは、いろいろとイベントが多いスペース。確か、タイのフードフェスティバルなどが有名だったと思いますが、実は行ったことがなく、場所がちょっと不安でした。しかも、連休なのにいつも以上に早い集合。それでも、心配すること必要もなく、さわやかな朝、人通りのあまりない渋谷駅周辺に新鮮さを味わいつつ、無事到着。

 新潟から14万本のチューリップが到着し、それを使った花絵。中腰で1,2時間すごく集中して作業をしたので、お昼頃にはちょっとバテ気味でした。花絵は3種類。スポンサーということもあるようで、まずは、「天地人」の絵から製作。




 公募で選ばれた作品2点。下絵の描かれたパネルには1輪ずつ花を差し込めるような穴があいていて、そこに地道に下絵にあったチューリップをひたすらいれていく作業。完成したパネルを組み合わせ、見やすいように角度をつけてディスプレー。花を挿すのは相当な単純作業なので、長時間はつらいです。

 渋谷のシンボル、ハチ公。


 昨年の花絵はバラの花びらを使ったそうです。日差しもあり、気温があがって、チューリップはすぐにしんなりしてきてしまいましたが、そのしんなり感が花びらっぽい感じになるので、これはこれでよいとのこと。花絵製作は思いのほか早く終了。

 その後、プレゼント用のチューリップを束ねたり、会場内をフラフラしたりしていました。

 それにしてもこれだけの本数のチューリップの寄付とはすごいと思いましたが、そもそもが、球根を育てるために切り取られた花。そのため、茎が短いことに納得。花絵はともかくブーケなど作るにはちょっと不向き。横浜でも同じようなイベントがあり7万本送られたそう。それでも、どうせ切られてしまうお花がこんな形で活用されるのは、お花にとってもうれしいことでしょう。束ねるのはちょっと大変でも、赤、白、黄、オレンジ、紫などの色とりどりのチューリップはきれいで、お持ち帰りはかなり人気でした。フリルつきのものなど、ちょっと変わったもの、優しい香りがするものもあり、チューリップももはや「赤、白、黄色」のイメージではないなぁ、と再認識しました。いずれにせよ、やっぱりお花に囲まれているのは幸せです。

 フラワー・フェスティバルといいつつ、花絵以外は思ったより「お花」のテーマが薄い感じではありましたが、お天気のよい休日、春を感じるイベントでした。

Saturday, May 2

化粧@座・高円寺

 高円寺に新しくできた座・高円寺。

 クラシックに続いて、お芝居。

 杮落としは、渡辺美佐子の「化粧」。27年も続いているそうです。一人芝居なので、ものすごくエネルギーが必要。座長であり、女であり、母である、「五月洋子」。劇中劇に、見えない人物に見える人物、幾つもの層が錯綜します。パワーに圧倒されました。これだけ長く愛され続けてきた作品であることを実感します。

 座・高円寺オープンに伴い、高円寺の街は大道芸で華やか。あちこちで、コメディ、マジック、音楽、アクロバットと様々な大道芸が繰り広げられていました。おもしろいものは人だかり。ロンドンのコベントガーデンあたりや、エディンバラ・フェスティバルを懐かしく思い出したり。

 それにしても、高円寺には商店街がいくつもあり、生活に密着した昔ながらの魚屋さんや八百屋さんから、おせんべいやさんがあると思えば、おしゃれなカフェや、ベトナム料理などのエスニック、イタリアン、かわいい小物を売っているお店、ギャラリーまで、そして、目立つのは古本屋さんとリサイクル・ショップ、と、とにかく多彩なお店の数々。庶民的で生活しやすく、しかも、掘り出し物も発見できそうなおもしろいところ。阿波踊りのイメージだけだったのですが、なかなかあなどれません。また、改めて高円寺散歩、楽しそうです。

 座・高円寺も、モダンな建築で、小さなホールで舞台との距離が近いところもよく、また来月、よいお芝居がかかればぜひ来たいと思います。

Friday, May 1

La Folle Journee au Japon 前夜祭スペシャルコンサート

 GWの定番となってきた東京国際フォーラムでのラ・フォル・ジュルネ。いつも、聞きに行きたいと思っていましたが、なかなか都合がつかず、気づくと終わってしまうという感じでした。それが、今年は、前夜祭コンサートのチケットを買ったのでというお誘い。

 5回目の今年、4回目までのテーマを振り返った曲目の第一部。ベートーヴェンの運命に始まり、シューベルトの未完成まで。そして、今年のテーマ、バッハとヨーロッパの第二部。ヴィヴァルディの四季から、春と夏、バッハのヴァイオリン協奏曲第2番。メジャーな曲が多く楽しめました。第一部は、どれも一楽章だけでさわりのみだったため、若干中途半端、もう少し聞きたいけれど・・・という感じはありました。第二部はかなり個性的なヴァイオリン・ソロ。派手なパフォーマンスも楽しめました。途中解説ありというのも、このプログラムならでは、なのでしょう。普段クラシックになじみがない人にも来てもらおう、クラシックを身近にというのがコンセプト。チケットのお値段がとてもリーズナブルで、気軽に楽しめる音楽祭。ただ、かなり人気がでているので、チケットをとるのはやっぱり結構大変になっているそう。英国の夏の風物詩、プロムスのように、当日も並べばアリーナや桟敷の立ち見が可能、とまではいかないのは残念です。それでも、無料の屋外コンサートを含めてプログラムは目白押し。コンサートのはしごをする方も多く、プログラムがつまっているため、アンコールがないところも特徴なのだとか。

 このGW、遠出の予定はないので、ちょっといろいろな文化活動にいそしもうかな、と思います。