高円寺に新しくできた座・高円寺。
クラシックに続いて、お芝居。
杮落としは、渡辺美佐子の「化粧」。27年も続いているそうです。一人芝居なので、ものすごくエネルギーが必要。座長であり、女であり、母である、「五月洋子」。劇中劇に、見えない人物に見える人物、幾つもの層が錯綜します。パワーに圧倒されました。これだけ長く愛され続けてきた作品であることを実感します。
座・高円寺オープンに伴い、高円寺の街は大道芸で華やか。あちこちで、コメディ、マジック、音楽、アクロバットと様々な大道芸が繰り広げられていました。おもしろいものは人だかり。ロンドンのコベントガーデンあたりや、エディンバラ・フェスティバルを懐かしく思い出したり。
それにしても、高円寺には商店街がいくつもあり、生活に密着した昔ながらの魚屋さんや八百屋さんから、おせんべいやさんがあると思えば、おしゃれなカフェや、ベトナム料理などのエスニック、イタリアン、かわいい小物を売っているお店、ギャラリーまで、そして、目立つのは古本屋さんとリサイクル・ショップ、と、とにかく多彩なお店の数々。庶民的で生活しやすく、しかも、掘り出し物も発見できそうなおもしろいところ。阿波踊りのイメージだけだったのですが、なかなかあなどれません。また、改めて高円寺散歩、楽しそうです。
座・高円寺も、モダンな建築で、小さなホールで舞台との距離が近いところもよく、また来月、よいお芝居がかかればぜひ来たいと思います。
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