Saturday, June 28

降りてゆく生き方

 新潟の町おこしの映画の応援パーティーに。

 銀座で武田鉄也さんなど俳優さんたちと歩く会、表参道での会と、2回、参加したいと思いながら都合がつかず見送ってしまい、今回が初参加。新潟ロケの報告会兼パーティーと聞いていたので、メイキング映像など観るのかしらと思いながら、映画の事前勉強も十分せず、いきなり言っても大丈夫かしら・・・とちょっと不安も抱きつつ。受付で「東京応援団ですね」といわれて一瞬困惑。それでも、受付でばったりお友達にお会いできて一安心。

 結構な人数が集まり、お料理はすべて手作り、持ち寄り。新潟から持っていらっしゃったものもたくさんあると伺い、またびっくり。監督や渡辺裕之さんなどの俳優さんも参加され、ほとんどがボランティアで作っているという作品らしい、とてもアットホームな雰囲気でした。スピーチに加えて、グループに分かれた自己紹介タイムなどもあって、本当に様々な、そしてとても積極的で魅力的な方たちが参加されているのが印象的でした。

 ワクワク感があるという言葉が何度かでてきました。みんなで何かを作る現場の雰囲気。とても楽しそうで、その不思議なワクワク感が伝わってきました。学生時代以来経験していないような・・・。

 これから機会があればまた参加させていただきたいな、と思いましたし、映画の出来上がりも楽しみです。
 

Friday, June 27

ラージマハール

 インド料理でも、ということで、ミッドタウン近くのお店に。

 中は明るい色調でゴージャスな雰囲気を出した宮殿風の店内。サービスも丁寧でした。
 あちこち支店があるようで、名前は聞いたことがあったのですが、今回が初めて。

 セットのディナーをいただきましたが、ボリュームもたっぷり。あつあつのナンもおいしかったです。個人的には、タンドリーなどBBQ系お肉より、カレー2種でお野菜がもう少しあるセットがあったらもっとうれしかったのですが。

 選んだカレーはエビだったのですが、衣をつけて揚げてあるものが中に入っていてちょっとびっくり。

 暑くなるこれから、またちょくちょくインドカレーもいいかしら、と思いました。

Thursday, June 26

party at Legato

 日本に長く住んでいるアメリカ人の友人が企画するパーティーへ。

 どんな感じかしら、と思ったら、結構おもしろいメンバーでした。普段は定期的に中国つながりのメンバーで集まると聞いていたのですが、確かに中国の方や中国つながりの方たちも。国籍もいろいろ。日本語、英語、中国語などが入り混じった会話。誰が来るのか、どんな雰囲気なのか全然わからないで行きましたが、そんな人もパラパラいて、ホストが紹介して回ってくれたりする気遣いもあって、楽しめました。

 大学院などでコースを教えているので、そのコースを取っている人たちが多く、仕事が忙しい中で、勉強を続けている人たちから刺激を受けました。落ち着いたらまた何か始めないと・・・。

 それにしても、やっぱりグローバルダイニングのnon-Japanese人気はすごいと思いました。

Wednesday, June 25

ジンファンデルの魅力

 しばらくいけなかったご近所のワインカフェでのワイン会。

 ジンファンデルはそんなに好みじゃないけれど、と思っていたら、どれもとてもおいしかったです。


 ロゼのグラジアーノ・メンドシーノ。ホワイトジンファンデルは甘いというイメージをすっかり裏切られる、ものすごいドライですっきりしたお味。一瞬、イタリアのワインかしら、というエチケットです。蒸し暑い時期、冷やしていただくのにぴったり。ホワイトジンファンデルでこんなものがあるなんて、とびっくりです。残り2本の赤は、アイアンストーン・ロダイ、セゲシオファミリー・ソノマ。どちらもとてもバランスがよく、おいしかったです。


 カナッペ各種。

 カモのコンフィ。しっかりとしたお味で、赤ワインが進みます。

 すっかりまた飲みすぎてしまいました。

Tuesday, June 24

Bali Spa

 先日、ストレス解消&少し汗をかきたいと思って、恵比寿駅近くのBali Spaへ。いつものヨモギ蒸しにしようと思ったら、なぜか電話がつながらず、予約不要というこちらにふらっと。

 時間制で、岩盤浴、ゲルマ、ブルブルマシーン、アロマ酸素が自由に使えるということなので、とりあえず、すべてトライしてみることに。ちょっと混んでいますが、といわれたとおり、結構人が入っています。人件費をおさえて、利用料金を低価格に設定しているらしいです。着替えたら、まず、何をされますか?と聞かれたので、いちばん汗がでやすそうなゲルマを。次はドーム型の岩盤浴。そして、これは初めての体験の、乗っているだけでジョギングしたときと同じぐらいの運動量になるらしい、ダイエットマシーンを少しだけ、最後はリラックスのためのんびりアロマ酸素がでてくるチェアでリラックス。ブルブルマシーンは、最初乗って少し動きを早くしたら一瞬気分が悪くなりそうになってしまい、慌てて、慣れるまでゆっくりモードに。お試し80分でしたが、すべて試して、いい汗をかけました。

 予約不要、タオルも着替えも込みなので、本当に気楽に寄れるので、また使ってみたいと思います。

Monday, June 23

ゆとりの空間

 最近、外食続き。本当は、おうちでお料理して、ゆったりしたい・・・と思うのですが。

 そんなわけで、おうちご飯の雰囲気を求めて、ここも未訪だった栗原はるみさんのお店、「ゆとりの空間」へ。
 
 手前が雑貨屋さんなので、一瞬、あれ、ここがカフェ、という感じ。オフホワイト基調の明るいナチュラル系インテリア。箸起きやキャンドルもかわいいです。

 お食事セットをオーダーしている人が多かったですが、アラカルトで。

 体によさそうなさっぱりサラダ。ミョウガなど夏らしい素材です。ドレッシングがかかってしまっていないところがお好みにできてよいです。 


 トマトベースのパスタ。思ったより味付けは濃い目でしたがお野菜もたっぷり。


 ほくほくコロッケ。久しぶりにコロッケをいただいてしまいました。

 デザートにいただいた白ゴマのプリンがおいしかったです。

 ちょっとおうちご飯な雰囲気。もちろん、おうちでのんびり・・・のほうがいいですが。

Sunday, June 22

Carthago

 1週間遅れの父の日ディナー。

 うちでやりたかったのですが、今回は外で。エスニックという希望だったので、候補をいろいろと挙げて聞いたら、レバノン料理というリクエスト。代官山のマイレバノンにしようかと思ったのですが、直前に変更して、中野のカルタゴへ。レバノン料理だけではないですが、地域は同じだし、おいしいという評判なので、いちど行ってみたかったところ。

 中野は小学校時代の塾通い以来。調べてみると、結構中央線にはエスニックの有名店が多いです。

 表からも目立ちますが、ドアを開けると、思いっきり中東の雰囲気。ぎりぎりでも予約したのでよかったのですが、満席。シェフとホールを2人で切り盛りされています。お料理のペースは当然ゆったりですが、サービスも感じがよく、お料理はどれもおいしかったです。グラスワインはなんとセルフ。何種類か並べてあり、普通のグラスと小さなグラスに自分で勝手についで、最後に自己申告。グラスワインにします、と伝えると、冷蔵庫に入っていた白ワインなど、いろいろ出してくださり、結局7種類。アルジェリア、チュニジア、モロッコ、と珍しいものばかりでした。父は、アルジェリアの白という珍しいものに始まり、3種類試した上に、最後はさらにレバノン・ビールまで。グラスには思わずなみなみついでしまいました。

 前菜3種。定番でお勧めのナスのペーストと辛いものというリクエストでタコを使ったもの、それにさっぱりしたパセリとキュウリのサラダを。熱々ででてきたピタパンにぴったり。


 潰したソラマメを使った揚げ物。薄味で揚げ物と思えないほどさっぱりで気に入りました。


海老とチーズを使った温かい前菜。ソースがおいしかったです。


 メインはやはりクスクスを。ケバブがバーンと乗ったロイヤル・クスクス。好みとしては、お魚かお野菜のクスクスだったのですが、こちらもおいしく、特に付け合せのお野菜がいいお味でした。

 お隣の大きなグループでは、ものすごい巨大なお皿でケバブの盛り合わせが運ばれていました。お肉好きの人が多ければ、あれもいいかも。

 アラブ系のお料理が食べたくなったら、ぜひまた来たいと思うお店です。

Saturday, June 21

Del Charlro

 最近、気になっていたお店を次々開拓中。

デル・チャルロ。

 恵比寿駅近くだけれど、ちょっと目立たないお店。地下のお店で、お隣がバーだけれど、よく見るとイタリアン。薄暗いちょっとディープな雰囲気ですが、落ち着きます。


 地鶏のゴルゴンゾーラのサラダ。今の時期にしかないという珍しいアスパラ・ソバージュというフランス産の細くて柔らかなアスパラが入って、ゴルゴンゾーラはそれほど強くないですが、ボリュームはたっぷり。

 初めてのお店なのでやっぱりマルゲリータ。チーズたっぷり。ちょっと厚めの生地でした。

 カウンターがほとんどの小さくな店内。サッカー好きのようで、ワールドカップなどサッカーグッズがあちこちあるのが、ミスマッチのようで、意外にしっくりきてしまっている不思議な感じ。

 ボードのお勧めメニューを含めて、どれもおいしそう。たまに、お持ち帰りなのか何かを取りに来る人もいたり、やっぱり常連さんが多そうです。カウンター席の方がオーダーしていた熱々のパスタもおいしそうでした。最後にいただいたイチゴのクラフィティも濃厚でおいしかったです。

 

Friday, June 20

Marche aux Vins Yamada

 広尾散歩道にあるマルシェ・オ・バン・ヤマダ。

 以前から気になっていたところ。カウンターしかない小さなお店でワインバーかと思ったら、しっかりとしたフレンチ。ワインはブルゴーニュ中心でいろいろとグラスで楽しめます。

 カウンターにはチーズが並べられ、2年もののミモレットやウォッシュなど、どれもワインにぴったりなおいしそうなものばかり。まずは、シャンパーニュをアミューズとともにいただきつつ、メニューを。これは何?と思ったのが、「ドンブ産グルヌイユのムニエル」。カエル、でした・・・。カエルは以前、カンボジアでほんの少しだけ試した記憶が・・・。形そのままで出るわけではないにしても。。。結局、無難な花ズッキーニのホタテムース詰めなど、いただきましたが、どれもおいしかったです。白はシャルドネ、その後メインの羊の背肉を赤でいただき、最後はチーズ、とのんびりとした時間を過ごしました。

 外国人グループ、カップル、常連らしい男性お一人様。シガーもあり、男性一人が似合う、ワインとお料理を楽しめる大人なお店、という感じです。

 昨年の秋、あれ、閉まっていてお店のドアに張り紙が、と思ったら、「北海道に狩猟に行っていますので、お休みします。戻ったらジビエを出します」というような内容だった記憶が。ジビエの時期に、また来たいお店です。

Tuesday, June 17

Women in Government

何度か参加しているセミナー。英国大使公邸にて小池百合子議員をお迎えして。

 ジャーナリスト出身で、アラビア語も英語も流暢。写真や動画を交えた英語でのレクチャーは、ユーモアのセンスもあふれたものでした。国力とは、人口、経済、国土といった要素に政策や意思をかけて生まれるもの。政策がひとつもなければ、何も生まれない、たとえ経済に多少かげりがあっても、政策さえよければ国力はアップできる、重要なのは、心技体・お金・そして女性の活用、この3つのピラミッドがバランスすることを目指す、エコや環境への意識、というわかりやすいポイントを、女性向けレクチャーであることを意識して、各国女性閣僚とのgirls networkに触れたり、尊敬する人物というサッチャー元英首相の言葉の引用などとともに。人前で話すことをずっと専門にされているだけあって、そのプレゼンテーションには感心しました。その後の質疑応答もなかなか鋭い質問が多く、おもしろかったです。

 キャリアと女性であること、家族・家庭を維持することとの両立。前回の高井美穂議員のお話のときにも、女性だけでなく日本は特に男性が働きすぎで、それが大問題、というのがポイントでしたが、まだまだ日本ではなかなか難しいのかしら・・・と感じました。

Monday, June 16

アッフェルバウム

 結婚式の引き菓子といえば、バウムクーヘン。

 ユーハイムだったので、普通のバウムクーヘンかと思って開けてみたら、アップルバウム。かわいいです!
真っ赤なセロファンに包まれて、緑の葉っぱの飾りがちょこんと。大きなボールのような感じ。丸ごとのリンゴを包み込んだバウムクーヘンは柔らかめの生地でおいしいです。いつだか、並んで買ったバウムクーヘンよりも好み。

 写真を撮る前に切っていただいてしまったのが残念。

 

Sunday, June 15

Lavanderie

 恵比寿周辺で日曜日のランチは結構空いていなくて、結局、一応雑誌か何かに「おいしいこだわりパンを使っている」といって評判がよいという話のラヴァンデリへ。

 南仏プロヴァンスのイメージということで、カジュアルな店内は、もう少しカフェ風でサーブされる席もあるかと思ったら、セルフサービスではありましたが、お味はよかったです。こだわりのパンとお料理の融合ということで、サンドイッチなどのセットは軽いランチやお茶にはぴったり。男性にはちょっと物足りないポーションかもしれませんが。これでオープンスペースなどあればもっと雰囲気もよく人気がでそうです。

 それにしても、日曜日は閉まっているお店が多いことを再認識。次にランチ計画をするときは、しっかり調べておかないと・・・。

Saturday, June 14

八芳園&La Boheme

 ジューン・ブライドという言葉があるのは、そもそもヨーロッパではいい時期だから。雨が心配と思っていたら、とてもよいお天気。お着物では暑いので汗をかいてしまうことを心配するほど。八芳園の緑はとてもきれいでした。

 実はあまりお庭を散策したことがなかったので気づきませんでしたが、緑豊かな庭園には、錦鯉がたくさんいる池や四季折々の木や花だけでなく、お茶室や、おそらく小さめの会食や披露宴等に使える歴史のありそうな家屋も。壺中庵という料亭だったようですが、実はここの椅子などの調度はアンティークでよいもののよう。中を見ることができず残念でした。

 朝の美容室はかなりの混雑。いつもアップも自分で適当にやってしまうのですが、やはりプロにやってもらうと違います。とにかく、1日の挙式数の多さには驚かされますが、美容室も流れ作業で手際よくさばいていなければならないことい納得。

 オリエンタル・チャペルでのお式、そして披露宴。その後、La Bohemeでの2次会にも。最近は、2次会屋さんというのがあるそうで、司会もプロ、次第や受付もすべて業者にまかせてしまえるそうです。お友達にお願いするのもいろいろ面倒、という場合、確かに便利。それにしても、最初にこういうニーズに気づいてビジネスにした人の着眼点には関心しました。

 いろいろあって、涙、涙の1日でしたが、お式から2次会まで、素敵でした。
 

Friday, June 13

北海道産のワインとチーズと朝採れアスパラを楽しむ会


 またまたおいしい集まりに参加。

 北海道のワインをこんなにたくさん飲み比べをするチャンスはないので、とても貴重でした。

 やはり白が多かったですが、暑い時期だし冷えてさわやかな白は季節柄はぴったり。宝水ワイナリー(ケルナー)、北海道ワイン(ケルナー)、山崎ワイナリー(ケルナー)、松原農園(ミュラートゥルガウ)、月浦ワイン(ミュラートゥルガウ)、そしてリスト外でお土産の小布施ワイナリー(シャルドネ)までが白。北海道は緯度や気候からやっぱりドイツのブドウが多いそうです。シャルドネは小布施だけあって、なんと、樽香もすごいのですが、栗のような香り。こげたキャラメルというか、甘い感じで、最初は甘みを感じるのですが、非常にドライな後味で、その他のものとは相当雰囲気が違いました。北海道のワインはどれも、色が淡く、水に近いようなものも。でも、その色の割りに、それぞれ香りや味は相当個性的でした。松原農園は、アスパラも作っているというころということで、お料理のメインのひとつでもあったアスパラとあわせて。アスパラの緑は本当にきれいでした。山崎ワイナリーのものは酸味が非常に強く感じられましたがコクもあり、生産数が少ないため人気が高いものだそうです。ホタテとオレンジのカルパッチョにぴったり。月浦ワインは上品な甘みがありました。


 北海道白糟酪恵舎のチーズも、スカモルツア、リコッタ、ロビオーラ、トーマ、テネレッロ、モンヴィーゾ、モッツアレーラ等いろいろな種類を。いずれもイタリア製法のチーズ。フレッシュも多くて、ほとんどがクセがなくてものすごく食べやすいもの。ウォッシュのロビオーラも初心者もOKな感じ。モンヴィーゾはちょっと塩気が強かったですが、どれも白や軽めの日本の赤にあう感じでした。

 赤ワインは、グレイスワイン(ピノノアール)、ココファーム 風のルージュ(ツヴァイゲルトレーベ)、月浦ワイン(ドルンフェルダー)、十勝ワイン(清見)の4本。グレイスワインは後味に渋みと苦味をちょっと感じましたが、ピノは全般にお値段高めになってしまう中、お値段的には立派。この日一番印象に残ったのがこのココファーム。やっぱり自分で行ったワイナリーというのはどうしても思い入れがあります。きれいなルビーで、とてもすっきり滑らかで、いくらでもいただけてしまう感じ。月浦ワインはお値段的に最高級。果実味と酸味を感じるものでした。十勝ワインは一番人気。ちょっと甘みを感じるものでしたが、これが良かったとおっしゃる方多数。清見というブドウがあることを始めて知りました。

 赤はチーズのほか、ラムシチューとあわせて。ジンギスカンを人数分はさすがにムリということで、シチューとなったそうですが、クセがまったくなくおいしかったです。個人的にはシチューのほうが好きなので、ジンギスカンでなくてよかったかも。

 トラピストのチーズタルトでしめて、北海道テーマのおいしい夕べは終わりました。
 
 今の時期北海道はとても気持ちよいでしょう。ワイナリーめぐり目当てでなくても、北海道に遊びに行きたい!と思ってしまいます。

Thursday, June 12

ルクソール

 エジプト料理。

 エジプト旅行に行ったのははるか昔。あまり、どんなエジプト料理をいただいたかの記憶なし、さらにおいしかったという記憶もなし。それでも、以前から渋谷や四谷、割と最近できた目黒のエジプト料理はチェックしていて、そのうち、と思っていました。

 渋谷のルクソールに。エジプト創作料理らしいので、典型的なものかどうかは微妙。アラカルトでお願いするのも面倒だから、ととりあえず、コースで。ひまわりやカボチャの種などをドレッシングにいれたサラダ、トマトベースのお野菜のあつあつのスープ、ナイルパーチの揚げ物、ラクダ(!)のケバブ、そしてエジプトのファーストフードといわれるコシャリに、なぜか最後はトルコアイス。ボリュームは相当ありました。トマトとタマネギ、そして豆類が多かったという印象。エジプトといえば、モロヘイヤやハト料理のイメージは強いですが、コースにははいっていませんでした。スパイスが結構効いてますといわれた割には、それほど強いフレーバーやテイストはなく、特にラクダはあっさりとした感じ。ヤギより食べやすいです。コーシャは混ぜご飯。お米にマカロニ、ヒヨコマメ、タマネギ、ミートソースをぐちゃぐちゃ混ぜてしまうのですが、懐かしい(?)感じの食べやすいお味。あぁ、と思ったのは、小学校給食の人気メニューだったスパゲッティミートソース。それに、ドリアの中身をミックスしたとでもいうのでしょうか。

 日によってベリーダンスなどもあるらしく、オーガンジーのカーテンで仕切られた個室風のテーブルで、シーシャを試しているグループなども多く、テーマレストラン、という感じでした。

 エジプトは、旅行した中では、観光という観点では最も感動したといえる場所。歴史の神秘、古代人類の英知や偉大さ。お料理はぜひまたリピートを、というほどではないにしても、また機会があれば訪れてみたいところです。 

Wednesday, June 11

薔薇空間

 宮廷画家ルドゥーテの生誕250周年を記念したバラの絵の展示。

 東急が発行しているSalus Magazineのイベントに当選してギャラリートークに。せっかくなので、英国時代(ずいぶん前・・・)に購入したローラアシュレーのバラプリントのワンピースに、バラのピアスを身に着けて参加。

 座ってお話を聞いてそのあと自由に鑑賞という形かと思ったら、ギャラリーを回りながらの説明でした。Bunkamuraのザ・ミュージアムですが、ミュージアムの外のオープンテラスにはローズ・ガーデンが。外からバラをテーマに華やかです。会場内に入った瞬間にダマスクの甘い香りに包まれます。

 バラは大好き。バラ園などにいっても、非常に多くの種類があるのに驚きますが、今回はバラの古代種の説明からでとてもわかりやすかったです。古代種であるガリカ、ダマスク、アルバのそれぞれのバラの絵を1冊の本からはずして額に入れた形で展示。もともとバラの花びらは5枚だったそう。オシベの数が多いので、八重が自然発生しやすいのがバラの特徴だそう。古代種3種は、それぞれ、現代の赤、ピンク、白系につながるものだそうですが、特に、香水のもととしても有名なダマスクは、ちょっと落ち着いた渋めのピンクも多く、素敵でした。あまりの点数の多さには、さらっと流し観てしまいましたが、近づいてじっくり観ると、やはりボタニック・アート。本物を忠実に再現した、その繊細さにはためいきがでます。バラらしい、華やかな八重や大ぶりのものに、やっぱり心惹かれました。中国原産のチャイナ・ローズとの交配で四季咲きができたということで、年2回のバラの季節はそうやって生まれたのか、と納得。ワイルド・ローズといわれるいわゆる野生のバラは北半球にしかないそうですが、150種のうち、実は20種は日本にあること、黄色いバラは中東にしかなかったことなど、勉強になることが多かったです。

 会場内は、4種類の異なるバラの香りが流されていたようですが、中のほう2つの違いは嗅覚もにぶってしまっていたのかよくわかりませんでした。

 お花といえば、やっぱりバラ。ひたすらバラの絵だけの展示というのは珍しいと思いますが、甘く優しい空間体験でした。

Sunday, June 8

Avilant

 日の丸自動車のすぐ近くの小さなちょっとディープな雰囲気のレストラン、アビラン。
 
 ずーっと気になっていたのが、恵比寿内お引越しで遠くなったこともあり、なかなかチャンスがなかったのが、いきなり、そういえばということになり電話。以前入れなかった記憶から小さいところなので予約は必須と思ったら、あっさりOK。

 カテゴリーは一応地中海料理。いい感じのオーナーシェフのおじさまおひとりでここ3年ほどはやっていらっしゃるそう。常連さんが多そう。こじんまりした店内には、懐かしいピンク電話までがしっくりなじむ、落ち着いた感じ。早食いの方には向いていません、というのにも納得。

 店名のアビランコース、前菜4品、メイン1品をいただきました。

 タラモサラダにトマトやケーパー、あさつきがアクセント。

 タイもおいしかったです。

 エスカルゴではなくサザエですが、ガーリックがばっちりきいてます。

 ナスのグラタン。

 ちょっと塩辛かったですが、海の幸のパスタ。

 どれもワインが進みます。それで、フルボトルワインもいろいろあるわけではないのですが、これが今までになく破格のお値段。これで商売大丈夫かしら?と心配になるほど。しかも、フルボトルのオーダーでコース料金は下がり、しかも2人で2本目は1000円割り引きます!という太っ腹。

 デザートにコーヒーまで、ちょうどよいタイミングででてきて、サービスもよかったです。早食いはご遠慮となっていますが、お料理も飲み物も待たされることは決してなく、ひとりで目が届く範囲内のお店で、この居心地のよさを実現しているのだと思いました。

 実は平日来るお姉さまOL二人組みぐらいがワイン2本というケースが多いそう。駅からは確かに遠いですが、またいきたいな、と思う味のあるお店です。

Wednesday, June 4

Luke

 聖路加タワー47階のフレンチ・レストラン。

 46階までは高速エレベーター、そのあとは、専用のエレベーターであがる形。

 とにかく夜景がきれいでした。外に出られるようになっていて、ガラス越しではなく180度見渡せる状態。ピアノの生演奏もあって、とても雰囲気がよいところです。ウェディングなどでも結構使われるようで、テラス部分には十字架のモニュメントが。

 前菜、スープ、メイン、デザートがプリフィックスとなったミニョンコースをいただきました。全粒粉を使ったパンがおいしかったです。サービスも丁寧ですが、夜景が何よりものご馳走。昼間の眺望もまたよさそうです。

 築地は意外に行かないエリア。聖路加タワーへの途中には慶応発祥の地があるということで、広げた本の形のモニュメントがありました。このエリア、結構学校が最初にできたところだそうです。銀座からすぐという一等地ですが、当時は広い土地の確保がしやすいところだったのでしょうか。

 隅田川に面した聖路加タワーは、夜はかなり静か。ちょっとふらっと歩くのは人通りが少なくて怖い感じですが、上から眺めた隅田川や橋はとてもきれいでよかったです。

Monday, June 2

Pencil House

 妹の新居での集まり。

 いわゆるペンシル・ハウスなのですが、よく効率的にお部屋が作られていて感心しました。段差なしのフラットな生活をしているので、3階までの階段は結構きつい・・・と思いましたが。

 ちょうど、南青山のインテリアショップに行ったあとだったのですが、こちらもペンシル・ハウスお店版という感じ。外階段があり、エレベーターは一応あるのですが、最上階にはなくて、これは内階段になっている急な螺旋階段を上る形。なんと、広いバルコニー部分にジャグジーがあって、5階なのに、周囲の建物が低いためかなり眺望がよいのにびっくり。

妹宅は、住宅街の中で絶対最初は迷ってしまうような袋小路の一角。住宅街なのでさすがに眺望はないですが、白を基調にした新築のおうちはピカピカして、思った以上に広く、明るい感じ。ペンシル・ハウスとはよくいったものですが、狭い敷地でコンパクトではあるもののそれなりの住空間が生み出されているのにはびっくりします。ペンシルとはいっても、土地付、一戸建てであることを実感。

 新たな生活のスタートにはぴったり、という感じのおうちでした。

 

 

Sunday, June 1

Bolice

 ようやく落ち着いて、久々のランチ。

 表参道方面にお散歩中発見したイタリアン。前にはなかった気がしたので聞いてみたら、やはり以前はフレンチでしばらくやっていて、業態を変えて最近オープンしたそう。

 ランチのコースをいただきましたが、とにかく量がたっぷり。

 アンティパストの盛り合わせ。

 冷たいパンプキンスープ。自家製フォッカッチョもおいしかったですが、このスープは程よい甘さでおいしかったです。


 パスタはコースでいただくにはちょっと量が多かったので、最後は少し飽きてきてしまいました。白えびというのは初めていただきましたが、じゃりじゃりしていて、とりあえずカルシウムはたっぷりとれる感じでした。


 デザートはシンプルに見えるのですが、栗のはいったカプチーノ味のプリン風のもので、これはなかなか珍しい感じでおいしかったです。

 雰囲気はなかなかよいところですが、駅からはかなり遠い感じ。サービスは丁寧でよかったので、また機会があればふらっと立ち寄りたいです。