Saturday, November 29

ブルゴーニュ・ワインの会

 恵比寿のサロンで、晩秋に楽しむブルゴーニュ。

 いつもながら、すばらしいワインのセレクション&マリアージュもばっちりのお料理の数々でした。



 Cremant de Bourgogne Rose N/Vで乾杯。サーモンピンクがとても華やかで、思った以上にドライで、むしろ苦味を感じるぐらいすっきりしたスパーリング。白は、シャルドネが3種、Macon-Milly-Lamartine 2006、Maranges Blanc 2006。このレベルのしっかりとした白というのは、赤好きの私でもどちらもおいしかったです。そしてさらに、この日のハイライトである、Corton Charlemangne Diamond Jubilee 2002 Grand Cru。2002年はブルゴーニュの優良年で、もう飲めるとはいえ、あと10年は置いておいたほうがよいそうです。それでも十分おいしかったです。なかなか普段飲めるワインではなく、とても貴重な機会でした。そして、赤。Bourgogne Rouge Renommee 1995、Chambolle-Musigny 2005、そしてラストはもう1本の目玉だった、Echezeaux Grand Cru 2004。ルージュは、ピノノワールの古酒。これがそのお値段とは思えないおいしさ。とてもよい状態で熟成されているそうです。確かにとてもおいしくて、そのオレンジがかった色からも、きっとブラインドだったら、今日はこれがいちばんいいものに違いない、と思っていただいてしまったと思います。シャンボールは対照的にきれいな紫色で、こちらも美味しかったです。エシェゾーもピノノワール。もうすっかり飲みすぎているタイミングでいただいてしまったのは大変もったいなかったかも・・・と思いますが、こちらももちろんすばらしかったです。

 さらに昼間にピノグリ、ピノノワールを中心としたブラインドのワイン会が行われていたそうで、そのあまったワインまでだしていただきました。ニュージーランド、イタリア、南フランス、とこちらはあちこちのもの。珍しい、アルザスのピノノワールというのもあり、こちらも、ブルゴーニュワインとの比較という意味でも楽しく、ニュージーランドのピノなど、なかなかおいしいものも多かったです。

 生ハム、フォアグラ、サーモン、モンドールなどのチーズ、鴨、ポテトとコンビーフを使ったフランスの家庭料理、ローストポークとお料理もどれもおいしく、ワインも進みます。ついついいただきすぎてしまいました。いつもどおり、大満足の、幸せな会でした。

ピアノ・チャリティー・コンサート

 中学の同窓生のピアニストの方のコンサートをきれいになった母校の講堂で。

 ホールは同窓生、先生方のみでなく、小学生など子どもたちも結構多かったです。子どもも一緒に楽しめるようにという選曲だったのだと思いますが、本当にメジャーな曲ばかり。モーツアルトのきらきら星変奏曲、トルコ行進曲にはじまり、ショパンの別れの曲、幻想即興曲、ドビュッシーの亜麻色の髪の乙女など。どれもピアノを始めたときに、いつか弾けるようになりたいと思った曲など、好きな曲ばかりでした。子どもたちも思いのほか静かに聞いていました。

 美しい音色を楽しんだ後は、プチ同窓会。高校卒業以来に近いぐらい会っていなかった人も。ちょっと変わったかも、という人もパラパラはいても、基本的には変わってないねーと言葉を交し合う人がほとんど。それでも、久々に当時のあだ名で話しかけていいのかしら・・・とちょっと戸惑ったり、名前を思い出せなかったりということも。やっぱり、かなりの年月が流れていることは感じてしまいました。。。

 来年は創立100周年ということで、大きなイベントも企画されているということなので、楽しみです。

Thursday, November 27

Charles Smith Wine Party @ 57

 Orca Internationalというワインインポーターのワイン会に参加。
 
 こういう形の会は初めてだったのでどんな雰囲気かと思っていたら、かなり想像とは違う感じでした。



 全部いただいたわけではないのですが、そもそも、このワインメーカーの方はロックミュージシャンだとかで、ラベルはものすごく個性的。え、ワイン?という名前のものばかり。生産者の彼も、会場内で談笑したり、ワインをサーブしたり。生産者やインポーターの会社の知り合いも多かったようです。アメリカ人率もかなり高いパーティーで、なんとなく始まり、適当に帰る人は帰る、でも、終了予定時間になっても盛り上がっている・・・というところも、欧米のパーティーらしい、というか六本木らしい感じでした。ドレスアップした方も多く、華やかな雰囲気。

 おいしかったのは、ヴィオニエとシラー。このほか、大きくHouse Wineとかかれたエチケットのブレンド、グルナッシュ、カヴェルネなどがありました。お味はよかったのですが、このボトルを見て購入するか、と聞かれると首を横に振ってしまいますが。。。

Next Door @ T & G ARTS

 六本木のギャラリーでグループ展をされるということでオープニングに。

 思った以上に六本木の交差点から近いといころにあるギャラリーで、最初は通り過ぎてしまいました。

 若手アーティストに重点を置いた展覧会は今回で8回目だそう。5名の才能あるアーティストのひとりとして、お友達は素敵な絵を出展されていました。グループ展のために準備された新作を含めて10点ぐらい。2階は3名の作品が展示されていましたが、それぞれとても個性的で素敵な作品なのですが、なぜか調和がとれていました。白い箱のようなギャラリーに生えるそれぞれの作品は、個性を主張しつつ、意外に他の作品の邪魔をしていない気がして、それが不思議でした。

 変わったギャラリーで、夜はバー営業、週末などはウェディングの2次会などのパーティー利用が多いらしく、いつも作品を楽しめるというところではないそうです。

 美術館でしっかり鑑賞、もいいですが、最近、こういうギャラリーなどで、実際そのアーティスト本人から説明を受けながら観て気に入ったら手に入れることもできる、という身近さもいいな、と思います。

 

Wednesday, November 26

風邪

 久々に熱がでてダウンしてしまいました。

 急に寒くなったので、周囲も風邪がはやっているようです。インフルエンザの予防接種は受けたので、インフルエンザにはかからなければよいのですが・・・。

Saturday, November 22

高清水のお酒と秋田の食材を楽しむ会

 日本酒ときりたんぽなど、秋田のお食事をいただく会に。
 

 いつも素敵なサロンですが、かわいいクリスマスモードのインテリア。


 いただいたお酒は4種類。

 食材は秋田から直送のものばかり。ちょっとぬるっとした感じ。きばさ、というそうです。

 笠間焼の素敵な器。

 ソーセージは、プリプリしておいしかったです。

 このほか、もちろん、比内地鶏入りのきりたんぽもいただき、おなか一杯に。どれも、日本酒にぴったりでおいしかったです。

 ワイン党ですが、寒くなってくるこの時期、和食に冷酒もおいしく、特に楽しいメンバーでいただく会だと幸せです。

Friday, November 21

ぼたん

 淡路町という駅、初めて降りました。

 ぼたん、という明治から続く老舗の鳥すき焼きやさんに。鶏肉のすき焼きは初体験でした。備長炭と鉄なべを使用した、当時から変わらないお味、だそう。建物もよい雰囲気です。こじんまりした旅館か、大きな古い民家のような感じ。予約は5名以上からしか受けないそう。お座敷に小さな座卓が並んでいるのが印象的。メニューは1種類なので、飲み物以外はオーダーしなくても自動的に鳥すき焼きがでてきます。おいしかったですが、個人的にはちょっと割り下が濃くて甘すぎたため、そのあと、ものすごく喉が渇いてしまいました・・・。薄味に慣れているのと、お野菜たっぷりが好みなので、すき焼きよりはお鍋のほうがそもそも好きなため仕方がないかもしれません。

 神田のあたりは、昔ながらのよいお店というのが多そう。それにしても、21:00閉店というのにはびっくり。とにかく、ぱっと出てきて、ささっとおいしくいただき、ご馳走様と帰る、ということなのでしょう。

 しっかり味のすき焼き好きの方や、ちょっと日本情緒を味わってみたいという日本通外国人あたりにもお勧めな感じです。ただし、お座布団のため足は伸ばせずのんびり過ごすという感じではないですが。

Thursday, November 20

Beaujolair Nouveau

 あちこちでボジョレー・ヌーボーのパーティー。

 昨年に続いて国際文化会館でのワインパーティーにご招待いただきました。参加者のほとんどが相当年数の会員の方ばかりというこの会。ご挨拶でも、若い会員が増えてきました、それでも、会員の平均年齢は70代(!)ぐらいかも、ということでした。

 いただいたヌーボーは、蜷川美香デザインのラベルを使ったブシャール・エイネのもの。酸味が結構ありました。去年のほうがよかったのでは・・・という声はちらちら。毎年、今年はおいしい、といわれていますが、今年については確かにあまりいわれていないかも。夏に雨が多かったのが原因のようでした。

 ボジョレー以外のものをあとから出していただくと、やはり、そちらのほうがおいしくて戻れませんでした。ワイン好きが増えるにしたがって、ボジョレー・ヌーボーの人気やお祭り騒ぎは少なくなるのは当然。航空運賃が相当加算される価格には見合わない軽い味わいであれば、とりあえず初物、1杯で十分、という人が多いのではないでしょうか。

 恒例のテイスティングがあり、去年はまったくわからなかったのですが、今年はわかりやすいかも、と思ったのにダメでした。カベルネ、ピノノワール、ジンファンデルだったので、これは絶対ジンだと思ったものがなぜかピノ。やっぱりブラインドは難しいです・・・。

 

チビテ舞踊団

 タンザニアの音楽とダンス。

 以前、ザンジバルの有名な歌手のコンサートには行ったことがありましたが、タンザニアの踊りは初めて。先日のエチオピアとはまた違った感じでした。

 カラフルな衣装。手作りの身の回りのものを使ったシンプルな楽器で生み出されるリズム、明るく、元気になるようなエネルギーにあふれたものが多かったです。

 こうしたダンスなど無形文化を保存していくのは難しいのだそう。伝承されていかなければ再現できなくなってしまうと、今はコンピュータと特殊な測定器具を用いて記録している研究者の方の努力についても伺いました。未来に伝えていくべき歴史と文化。失われていくのはとても惜しいと思いました。

Wednesday, November 19

Aquarium at Dunhill

 銀座のダンヒルにある英国バーへのお誘い。ついでにちょっと遅れたお誕生日もお祝いしていただきました。

 ダンヒルの場所がわからず迷子。銀座で迷子なんて。地図でメルサの前だと思っていたのが、実はティファニーの前。そういってくれればすぐわかりましたが。1階は普通にショップなので、どこにバーがあるのかしら、と思ってしまいますが、2階と3階。3階はシガーバーらしく、ゆったりとしたラウンジではあるのですが、ちょっと煙い感じなので、2階のカウンターのほうで。お祝いだからということで、シャンパーニュをいただきましたが、英国バーなのでスコッチなどは揃っていました。飲み物よりむしろバラエティは少ないですが、フードメニューが英国風。チーズとローストビーフをいただきました。チーズの盛り合わせはスティルトン以外は英国チーズではなかったですが。厚切りの一口大となったローストビーフの横に焼いた石とローズマリーが。これは、香りを楽しむためです、といわれました。英国バーだからかもしれませんが、グラスワインは2種類のみ。やはり、カクテルやウイスキーのほうが売りのようです。最後にいただいたカクテルはとてもさっぱりしておいしく、しかも、大きなアイスがまるで宝石のようにごろっと入っている感じが素敵でした。

 落ち着いた大人な空間。銀座らしいいい雰囲気のバーでした。

Sunday, November 16

北京 その2

 北京の続き。

 写真を撮らなかったのが残念でしたが、台湾料理の老舗の北京支店、欣葉(Shinyeh)でお食事を。お友達のお知り合いから声をかけていただき、知らない方たちが集まる会に混ぜていただいたおかげで、かなりいろいろなものをいただくことができました。どれもおいしかったですが、特に印象的だったのは、丸ごとのハトのロースト。フィンガーボールを出されたので手で豪快に食べないと、とてもお箸ではうまくいただけません。顔がごろんと残った様はちょっと・・・やっぱり、とは思いましたが。最後に追加でいただいたポークはイカやシイタケ、お野菜のソースが絶品。あっさり仕上げた中国野菜もおいしかったです。そして最後の杏仁豆腐はものすごいモチモチしていて、初めての感触。以前、ロンドンで、ここの杏仁豆腐は絶品!といわれたところとは、タイプが違う感じ。甘さは控えめ、アーモンドの香りや味はそれほど強くないですが、おなか一杯でもするっと入ってしまう一品でした。お料理はどれもそれほど脂っこくなく、かなり食べ過ぎた割りに翌日にもたれることもありませんでした。その後、日本人経営のバーに移動。東京にもありそうな感じで、上海だったら普通だけれど、こういうのが北京にも増えてきているのだそう。そういえば、台湾料理のレストランの地下にはかなりモダンな雰囲気でガンガン音楽が流れているスペースがあって、何かしらと思ったら巨大カラオケボックスでした。相当お洒落スポットという感じでした。

 こちらは天下一家というお店。薬膳料理で有名だそう。日本の雑誌恐るべしというのはロンドン時代などにも思いましたが、現地以上に最新情報や穴場スポットをしっかりフォローしています。こちらも、オリンピック前のブルータスの北京特集の別冊から。一応、少し過ぎたけれどお誕生日のお祝いも兼ねていただきました。ただ、その後にカンフー劇を観に行くことにしてしまったため、かなりきついスケジュール。予約していたコースをやめて単品でささっと済ますことにしてしまったのは残念。地元でも人気店のようで中国人の男性グループが多かったです。確かに、薬膳で、特に男性向き、となっていました。

ふかひれ姿煮! 別にでてきたスープにどさっといれてくれます。あふれんばかりのふかひれ。コラーゲンたっぷり。あっさりしてするっと入ってしまいました。これが、実はコースより高額、だったのですが・・・。



 薬膳のお野菜料理。しゃきっとした歯ざわりのおいもとブロッコリーの軸。


 鶏肉。 
 時間がなくて、メニューをきちんと見ることもなく、薬膳らしい感じをあまり味わえなかったのは残念でいしたが、どれもおいしかったです。隣のテーブルでオーダーされていたものなど、興味津々でしたが。



 お食事以外で特筆すべきなのは、最新のホット・スポットである芸術区。もともとは倉庫や工場のエリアに中国のモダン・アートのギャラリー、それに伴ってオシャレなカフェやレストランなどが今もどんどん増えて拡大している地域。市内からは結構遠くて行くのは大変。でも、いく価値はあります。
 カプチーノでほっと一息。中国茶も大好きだけれど、やっぱりこういうカフェが落ち着きます。




 今まで北京には中国の地方からの人しか来ていないのかも、と思っていたのが、ここに来たら、欧米系観光客もいっぱい。


 おもしろいオブジェがあちこちに。

 時間がなくあまりギャラリーは観られませんでしたが、写真はいいものも多く、陶器も普段使いによさそうなものがあり、お土産の発掘にもよさそうでした。


 中には現役のような工場の煙突から煙がモクモク。機関車があったり、レールや、動いているコンベヤーベルトがあったり。もともとあった機械や建物をそのまま生かしているのですが、妙にマッチして不思議なアート空間を生み出しています。中国にもこんなところがある、という一見の価値ありです。もちろん、モダン・アート好きはもっと楽しめるでしょう。


 対照的に泊めてもらっていたちょっと市内中心から離れたマンション近くのマーケット。金魚を売っていました。あとは衣類、雑貨、本など。雑多のものが多いですが、掘り出し物もあるそう。しっかり生活用品をゲットしている友人のたくましさには感服。こうしたマーケットも、資本主義が導入された結果。

 オリンピックを契機に観光にも力をいれていて、もともと観に行く予定だった京劇から変更して観に行ったカンフー劇など、完全に観光客向けのイベントもできていました。カンフー劇は、英語上映。楽しめます。もう1回は行かないと思いますが・・・。

 短い割りに、相当充実した滞在でした。これもお友達がいたからこそ。四合院、万里の長城など、まだまだ行けなかったところもあり、気軽に行ける近さの北京、また遊びに行きたいと思いました。

Saturday, November 15

北京 その1

 初北京。週末+αでいけるところでちょうどお友達がいるので寒くなってきたけれど、以前から行きそびれていた北京に行くことに。空港は広くて立派。高層ビルも多くて、さすが、オリンピック前の建設ラッシュ後という感じで、想像以上に都会な雰囲気。ただ、実際は、まだまだ・・・と思うところはいろいろあるようで、特に住んでいると大変なようです。

 下調べもしていかなかったので、何をしたいというのがあまりなかったのですが、とりあえず北京おのぼりさんらしく、天安門へ。

 とにかく、広くてびっくり。今の時期、観光客がいっぱい。といっても、ほとんどが地方から来た中国人。外国人は少なかったです。まずは、毛沢東だけは拝みにいかなきゃ、ということで毛沢東の安置された記念館に。もちろん写真撮影禁止ですが、そういえばレーニン廟でも荷物を預けたのですが、やっぱりここでも。

 その後、近辺をフラフラしているうちに、胡同とよばれる下町地区に。結構外見だけはきれいにしてあるのですが、中は昔のままで迷路のよう。あまり足を踏み入れなかったのですが、この中を迷いながら歩くのも結構おもしろそう。表通りから一歩はいるとものすごい狭い通路なのですが、表通りは小さな食堂、スナックを売るお店や、モダン・アートのギャラリーなどが連なっており、結構楽しかったです。

 おいしそうだったので、これがお勧め!といわれたひき肉などが挟まったパンケーキみたいなものにチャレンジ。これはなかなかおいしかったです。 

 有名な老舎茶館に。曜日や時間帯によって、京劇などいろいろなパフォーマンスもお茶とともに楽しめるそう。行ったときはちょうど影絵をやるというので、優雅なティータイムを。



 菊花茶。

 点心。こぶりの上品なお菓子でした。かなりいろいろ種類があって、どれをオーダーするか結構迷いました。


 影絵は、特に動物の動きがなかなか。漁夫の利、という言葉のもとになっているらしいストーリー。貝がでてくるのですが、動きがとてもコミカルでした。

 故宮は混んでいるということで、代わりに訪れたのはこれも北京観光の目玉といわれる「頤和園(いわえん)。西太后のお気に入りだったというこの夏の庭園。とにかく広大。ゆっくり回ると相当時間がかかるということで、さらっと見ただけですが、お天気もよかったのでとてもきれいでした。そしてここにもまた、地方からの中国人観光客の団体さんがたくさんでした。

 あちこちで写真を撮るのですが、結構、なぜここで?と思うところで撮っている人も多かったです。人が通るところであろうと、お互い気にしない感じ。

 とにかく人が多いのが印象的。もっと季節がよい時期はすごかったそうです。マーケットやデパートものぞいてみましたが、物も豊富。最近はさすがにかつてほどバブリーな人は見かけなくなったといわれていますが、それでも資本主義の波はすっかり浸透し、高価なものもずいぶん売っているし、マック、IKEA、カルフール、など企業の進出も目覚しく、モノはあふれていてまだまだ勢いがあるのを感じました。悪評高いトイレもそこまで、ではありませんでした。といっても、ちょっと郊外に行けば、排水・下水を含め生活臭などのニオイはかなりきつく、短い北京滞在中、いちばんつらかったのが、ニオイと空気の悪さ、でしたが。

Monday, November 10

Birthday Dinner @キッチンセロ

 目黒で結構有名なお店。小さいので予約なしだと入れないことも、と聞いていました。急遽、お祝いしていただけることになり、こちらに。近くに住んでいたときにはまだなかったので、できてからまだ1年ぐらいかも。斜め前のお店など、いくつか行ったことがある目黒駅からすぐのところで、あ、ここにできていたのね、という感じ。入り口はかなり細長く狭いし、ここから入っていいの?という感じでしたが、中に入ってしまうと居心地のよい空間。

 ワインが豊富。日本のワインやオーストリアなど、珍しいワインをいろいろグラスで楽しめます。どのワインもおいしかったです。一応、カテゴリーとしては、スペイン料理となっているようで、タパスもいろいろありますが、ワインにあうおつまみのバラエティーも相当。カラスミとカブのサラダはカラスミ好きということもあり、とてもおいしかったです。パテ、柿とカモのフリット、ズッキーニのソテー、フォアグラを使ったコロッケと、どれもワインが進みます。ポーションが小さいので、いろいろと頼めるところがよいです。パエリアが出来上がると声がかかり、これもいただきました。最後は、サプライズでバースデープレートにしたデザートまで。やっぱりこういうの、とてもうれしいです。

 カウンターしかなくこじんまりした、女性スタッフだけで切り盛りしているお店。興味をそそられるメニューがまだまだあるので、遠くなってしまいましたが、また来たいお店です。

Sunday, November 9

東京セイントアカデミー合唱団定期演奏会ト&お誕生日前夜祭@オリオール

 合唱のコンサート@カザルスホール。

 バッハ2曲にシューマンのレクイエム。宗教曲はおごそかで美しいのですが、どうも眠気を誘われていますという難点が・・・。心地よいすばらしいハーモニーだったことは間違いないのですが。カザルスホールはこじんまりしていましたが、正面のパイプオルガンの前にシャンデリア風のライトがはえてきれいでした。

 お誕生日前日ということで、新宿御苑のオリオールで軽くお祝いしていただきました。テラス席はちょっと寒そうだったので中で。お料理はヘルシー。ただ、ボリュームはものすごくたっぷりです。ニース風サラダは、想像していたものとまったく違いました。オリオールの売りであるラップ(薄いピザの生地にホウレンソウを練りこんだもの)を焼き上げたものをカップにして中にサラダが盛り付けてあり、器ごといただけるタイプ。パリッとしたラップもおいしく、普通のサラダ・ニノワーズよりも凝っていて素敵でした。アンティパストのスモークサーモン、ゴルゴンゾーラとチキンのラップ、パリパリの薄焼きマリナーラ風ピザといただくともうおなかいっぱい。ワインもオーガニックのものも置いていて、Veganだとさすがにいただくものがあまりなさそうでしたが、シーフードOKはもちろん、乳製品まではOKなベジタリアンにも十分対応できるヘルシーなメニューが豊富でした。リーズナブルなので、カジュアルディナーをしたいときにはぴったりのお店です。季節がよければ、テラス席が気持ちよさそう。

 新宿御苑周辺は結構いろいろお店があるので、これからも開拓していきたいエリアです。

Saturday, November 8

エチオピア料理とダンスの夕べ

 以前出張の際にも観たエチオピア・ダンス。

 エチオピアは独自の暦を使っており、2007年にミレニアムを迎えているので、これがミレニアム最後の時期のお祭り、お祝いになるそう。

 80以上の民族がいるため、舞踊もかなり異なるそう。北部では、首、肩など上半身の動きが特徴的。ものすごい勢いで首を振る動きがあったり。気分が悪くなっちゃいそうです。。。。南にいくほど、動きが上半身より下半身を激しく使うのだとか。ステップそのものはあまり難しいものはない感じでしたが、かなり激しく動くものも。

 エチオピアは美人が多いとはよく言われますが、顔がとにかく小さくて彫りが深いです。

 演奏は、クラール(ハープ)、ケエロ(太鼓)、ワシント(縦笛)、マシンコ(一弦ヴァイオリン)の4つの代表的な民族楽器で。エチオピア人は日本人に近い感じの国民性なので、もっと静かな感じかと思ったらかなり乗りがよかったです。とにかくみんな勝手に踊り始めるので、舞踊を見るというより一緒に楽しむ、という雰囲気。

 エチオピア料理とワインのほうは。。。パックで渡されたインジェラとカレーは辛すぎていただけなかったのと、エチオピアワインはやはりちょっと・・・です。Queen Shebaは相当日本人向けにしてあるのを再実感してしまいます。

Thursday, November 6

Novelloパーティー@ Buono Buono

ブオーノ・ブオーノの恒例のイタリアワインの新酒、ノヴェッロを楽しむ会。

 昨年はじめて参加して、今年は日程的にムリかも・・・と思って、前売り券購入をためらっているうちに、前売りは完売。でも、直前になって、やっぱり行けそう、行きたい!と思い、当日券で参加することに。

 当日券は数が少なく、早めに到着して無事確保できて一安心。

 28種類ものワインがでていて、最後のほうは、本当に一口テイスティングしては次、という感じでなんとか20種類ぐらいがんばりました。お料理をいただきすぎて、相当苦しくなってしまいました。最初のうちに、パスタなど、ついついたくさんとってしまったのと、早めにでてきたドルチェを食べ過ぎたのが敗因。お料理の出るタイミングや量がわからないビュッフェだと、ペース配分が難しいです・・・。



 途中で現れて、すぐに無残な姿になってしまった子豚ちゃんの丸焼き。しっかりいただきましたが、顔を見てしまうとかなりかわいそう。皮のあたりはコラーゲンたっぷり。

 28本のボトルのディスプレー。実際には昨年同様に地域ごとにボトルが。それぞれのワインの特徴も伺えばちゃんと教えていただけるのですが、数をこなすことに集中してしまうと、結局、さっきのとは違う感じ、とか、新酒のわりにしっかりしている、という程度しか記憶に残りません。メルローやサンジョベーゼといったメジャーな品種以外にもイタリアならではの地元のブドウを混ぜたものがいろいろ。それぞれ個性ありで、ボジョレー・ヌーボーより楽しめます。好みなので、意見は結構わかれていたのだと思いますが、プーリア州のものの人気が高かったような印象。1本だけ、隠しワイン(28本目)があります、ということで、ノヴェッロ・テロルデゴというものでしたが、こちらはやはりおいしい、と評価が高かったです。唯一の白ワインは酸味があり、さっぱりとしていました。エチケットもそれぞれ。28本もあるとゆっくり味わう余裕がなくなってしまっていたのが、残念です。
 
 ボジョレーと同じお祭り。イタリア好き、ワイン・美味しいもの好きの方々が集まる楽しい会でした。

Wednesday, November 5

大丸 世界のチーズとワインフェア

 人気のイベントと聞き、いらっしゃる方にご一緒させていただくことに。

 平日なのに初日のせいもあるのか、大混雑。仕事帰りで、試飲終了時間まであまりなくて、とにかく急いで回らなければ!と、いう感じでした。おしゃれなエチケットに惹かれて、まずはフランスのドライですっきりした珍しいロゼのスパークリングと赤をいただき、その後、あまり飲む機会がない、レバノン、チュニジア、ウルグアイのワインを試飲しました。レバノン・チュニジアのワインはどれもブドウそのものの味をものすごく感じました。ちょっと独特なお味のものも。美味しい!とコメント付きだった赤は結構よかったです。南米だと、チリや、最近はアルゼンチンのワインはたまに聞きますが、ウルグアイは珍しかったです。通常はレストランにおろしていて、一般の販売はやはり少ないそう。コストパフォーマンスは悪くない感じでした。試飲の時間が終わってしまうというので、慌ててブルゴーニュのスパークリング、ピノなども試しました。「世界」ではありますが、そもそもの歴史など考えれば当然ですが、ヨーロッパが多かった気が。日本、アメリカもでていましたが、オーストラリアなどは少なかったようです。

 レジは長蛇の列。とてもこれに並ぶ気はしないほど。とりあえず試飲だけで買うのは改めてということで最後にチーズのエリアに寄ってお食事に。チーズもおそらく試食があったのだと思いますが、カットチーズ4,5種のパックがお買い得でした。特にパーティーの予定もないと、この量の消費はちょっと、と思いやめてしまいましたが、ハード系だったらもつのでよかったかも。定番のミモレットにギネスを練りこんだものなど、ちょっと目新しいものがはいっていました。 

 もう少しゆっくり楽しめる余裕があればよかったのですが、慌てて一回りになってしまったのが残念でした。結局、何となくは覚えていても、どれが気に入ったというのもきちんとは記憶ができていないので、せっかく試飲したのに・・・という話も。

Tuesday, November 4

傘風楼

 小布施では、ヴァンヴェールというオーヴェルジュに宿泊。フレンチをいただくつもりが、残念ながらディナーがお休みの日。そこで、栗落雁で有名な小布施堂の系列のイタリアンへ。

 コースの種類がいろいろあって、軽めから、しっかりまで。普通のコースにしたのですが、相当ボリュームがありました。


 前菜の盛り合わせ。ものすごく大きな白のプレートは、まるでパレットのような感じ。

 フォッカッチャ。




 パスタ、ピザ、グラタンなどから1品選べたのですが、いろいろ種類が多くて迷ってしまいました。ピザが有名ということだったので、キノコのピザを。モチモチしっかりしたパンタイプで、おなかにずっしり。これでメインがくることをすっかり忘れてしまっていました。



 メインのお魚。アクアパッツア。
 

 もう食べられない、といいながらも、やっぱりしっかりとデザートは別腹。チョコレート系でおいしかったです。

 最後はプチフールがわりのように落雁がでてきました。ワインは小布施ワイナリーのものを。

 上がバーになっているということだったのですが、あまりにも満腹だったため行きそびれてしまいました。次回小布施に来ることがあれば、バーにも行ってみたいし、系列の和食もよさそうな感じで、できれば、桝一客殿という蔵や古民家を移築、改造したホテルにも泊まってみたいと思いました。小布施散策にはそれほど時間がとれなかったので、今度は美術館めぐりしにきてもよいかもしれないです。

小布施ワイナリー

 小布施ワイナリーの葡萄摘みに参加。

 小さなワイナリーですが、ワインの評価も高く、最近話題のところ。

 ぶどう狩り、ではなく。ワインを作るための作業に参加、体験させていただくという感じ。

 心配したお天気もよくなってきて、気持ちよかったです。


 まずは、収穫の仕方について説明を受けました。上のほうになっているものは酸味が強すぎるため収穫せず、枯れてしまっている部分は切って捨ててしまいます。


 今回の収穫は、カヴェルネ・ソヴィニヨン。2箇所の畑が対象。


 慣れてくると結構ペースも早く、大勢だったのもあり作業完了。楽しかったです。摘み取りしながら、お味見も。


 合間の休憩では、おやきやスモークチーズ、お漬物とともに、もちろんワインを!


 前日から準備されていたスモークされたソーセージ。お外で食べるので余計においしく盛り上がりました。


 近くにはリンゴも。本当にたわわに実っていました。


 こちらはバルベーラという別の品種。

 その後、ワイナリーに戻り、醸造体験もさせていただきました。今回収穫されたブドウがワインになるのは2年後。作業にかかわると愛着もわきます。

 参加している方々はブドウの木のオーナーをされていたり、あちこちのワイナリーをめぐっている方も多かったようです。

 また来年も参加してみたいと思います。

Monday, November 3

Ottimo

 新宿はあまり知っているお店もなくて、デパートなどの中以外だとどのあたりにあるのかもわからず、お店探しにちょっと苦労。

 Seafood gardenという名前ですが、シーフード以外のメニューも多かったです。コースがお手頃ですが、アラカルトで。秋らしく、お勧めのキノコと栗を使い、ハチミツでちょっと甘めの味付けとなっているペンネッテ、ほろほろ鳥などをいただきました。考えてみたらシーフード以外ばかり、でした。あまり広くない店内なので、テーブルの間隔や通路はちょっと狭い感じですが、お料理はどれもおいしかったです。イタリアワインはかなり揃っていて、すべてイタリアかと思ったら、なぜか南アフリカが2本だけ。ステレンボッシュのもので、せっかくなのでこちらをいただきました。イタリアのお酒はリキュールも含めてかなりセレクションの幅は広いです。ちょっと試してみたいものがいろいろ。

 次回は、売りのシーフードをイタリアワインでいただき、最後はリキュールでしめる、のがよいかもしれません。

Sunday, November 2

横浜フィル&ふるさとフェア。。。Birthday Party

 再び、横浜。

 なぜか続くときは続きます。

 横浜フィルのコンサートに。みなとみらいホールは初めて行きましたが、パイプオルガンのある立派なホールでした。シュトラウスのジプシー男爵、チャイコフスキーのロココの主題による変奏曲、ドヴォルザークの交響曲第八番。さらにアンコール曲も結構ありました。

 その前に、ふらっと赤レンガのあたりに行ったら、ふるさとフェアをやっていました。手前の食べ物のブースはすごい混雑。沖縄ソバ、牡蠣など、各地の物産展のような感じでいろいろなものが売っていたようです。奥のほうでは、地方の観光促進のためのブース。こちらは空いていたのでのぞいてみたら、それぞれ特色があり、おもしろかったです。最近、プチ遠足がマイブームですが、もう少し足を伸ばした国内旅行も結構楽しそうかも。


 夜は1週間早いですが、家族が集まり、お祝いをしてもらいました。お祝いにいただいたブーケ。くすんだピンクのバラはとても好きな色です。