恵比寿のサロンで、晩秋に楽しむブルゴーニュ。
いつもながら、すばらしいワインのセレクション&マリアージュもばっちりのお料理の数々でした。
Cremant de Bourgogne Rose N/Vで乾杯。サーモンピンクがとても華やかで、思った以上にドライで、むしろ苦味を感じるぐらいすっきりしたスパーリング。白は、シャルドネが3種、Macon-Milly-Lamartine 2006、Maranges Blanc 2006。このレベルのしっかりとした白というのは、赤好きの私でもどちらもおいしかったです。そしてさらに、この日のハイライトである、Corton Charlemangne Diamond Jubilee 2002 Grand Cru。2002年はブルゴーニュの優良年で、もう飲めるとはいえ、あと10年は置いておいたほうがよいそうです。それでも十分おいしかったです。なかなか普段飲めるワインではなく、とても貴重な機会でした。そして、赤。Bourgogne Rouge Renommee 1995、Chambolle-Musigny 2005、そしてラストはもう1本の目玉だった、Echezeaux Grand Cru 2004。ルージュは、ピノノワールの古酒。これがそのお値段とは思えないおいしさ。とてもよい状態で熟成されているそうです。確かにとてもおいしくて、そのオレンジがかった色からも、きっとブラインドだったら、今日はこれがいちばんいいものに違いない、と思っていただいてしまったと思います。シャンボールは対照的にきれいな紫色で、こちらも美味しかったです。エシェゾーもピノノワール。もうすっかり飲みすぎているタイミングでいただいてしまったのは大変もったいなかったかも・・・と思いますが、こちらももちろんすばらしかったです。
さらに昼間にピノグリ、ピノノワールを中心としたブラインドのワイン会が行われていたそうで、そのあまったワインまでだしていただきました。ニュージーランド、イタリア、南フランス、とこちらはあちこちのもの。珍しい、アルザスのピノノワールというのもあり、こちらも、ブルゴーニュワインとの比較という意味でも楽しく、ニュージーランドのピノなど、なかなかおいしいものも多かったです。
生ハム、フォアグラ、サーモン、モンドールなどのチーズ、鴨、ポテトとコンビーフを使ったフランスの家庭料理、ローストポークとお料理もどれもおいしく、ワインも進みます。ついついいただきすぎてしまいました。いつもどおり、大満足の、幸せな会でした。
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