Saturday, February 28

エジプト料理

 エジプト大使館の方のおうちにおよばれ。

 エジプト料理はあまり美味しいイメージがなく、アラブ系お料理は好きなのに今ひとつと思っていましたが、それはやはり昔参加したツアー旅行のせいかも。ツアーでは、ホテルかいつも同じようなレストラン。家庭料理はなかなかおいしかったです。

 
 エジプト料理はもともとはパン、それにタマネギ、トマト、モロヘイヤなどのお野菜と豆が中心で、それに周囲の国々の影響が入って、お肉が多くなってきたそう。イスラムなのでもちろん豚以外、ですが。お料理の説明を伺うと、トルコやギリシャに近いものも多かったです。ピーマンとブドウの葉のファルシ、ナスとトマトを使ったムサカ、挽肉をはさんだピタパン、チキンの揚げ物、チキンのクリーム煮、ビーフ、エビ、サーモンと豪華でした。奥様オリジナルという新じゃがのような実にポテトをくりぬいて詰め物をしたもの、ご飯にピタパンとお肉がまじってトマトソースがかかったコシャリ。これは、確か、渋谷のエジプト料理にもあった、エジプトで典型的な家庭料理、ファーストフードという炭水化物がダブルで使われているお料理の一種だったと思います。油を使ったものが多いですが、お味はどれも結構日本人好み。お米、パンにお肉がたっぷりという印象でした。どれもおいしかったです。


 お代わりまでしても、デザートは別腹。アラブらしい、甘めのスイーツ。パンもはいったライスプディングにフルーツサラダとアラブらしいケーキ。お茶は、ミントティーにアニスティー。紅茶にカルダモンをいれることもよくあるそうです。これにもエジプト人はたっぷりお砂糖を・・・!ちょっとカロリーはおそろしくなる感じですが。トルコに行ったときも、小さなガラスのカップにたっぷりと下にたまったお砂糖が飽和状態で溶けきれず入っていたことを思い出します。

 エジプトでは、ふくよかなほうが好まれるそう。結婚して、おなかがでてこない旦那様には、ちゃんと食べさせてもらえてないのでは、と奥様がいわれてしまうとか。たくさんごちそうを食べられる、というのは豊かな象徴、というのはもちろんわかるのですが。ただ、最近では、若い世代では、さすがに太りすぎは好まれないようになったということですけれど。

 観光地としてはとても魅力的で親日的なエジプト。いつかまたチャンスがあれば、いってみたいところです。
 

Thursday, February 26

銀座エスペロ

 スペインワインの会に引き続きというわけでもないですが、久々にエスペロへ。

 ここはなんといってもパエージャが有名。アラカルトでいただきましたが、エスカルゴ、カニとアボカドのサラダ、ヤリイカの詰め物もとてもおいしかったです。エスカルゴとヤリイカのソースもおいしく、パンの追加が欲しくなってしまいますが、パエージャをいただくためには我慢。オーソドックスに魚介類のパエージャをいただきましたが、おいしかったです。

 スペイン続きなので、フラメンコを見に行きたくなったきました。

Tuesday, February 24

スペインワイン&シェリーのワイン会

スペインの原産ぶどうへのこだわり、がテーマ。

 まずは食前酒で、辛口の「フィノ」というシェリー。すっきりしていておいしかったです。白は、マルティン・サンチョ・ヴェルデホ2007ルエダはベルデホというブドウ品種100%。そして、目玉は、アレハンドロ・フェルナンデス・コンタード・ディ・アサ2006リベラ・デル・デュエロ。テンプラニーニョ100%の力強いワイン。まだ読んでいなくて、ドラマも見ていないのですが、神の雫にも取り上げられたワインで、入手しにくくなっているそう。これはおいしかったです。そして、最後は甘口の「クレーム」のシェリーで。スイーツがない分、こってりとした甘さはデザートとしてよかったです。追加で、いただいた赤もおいしかったです。また、すっかり飲み過ぎという感じでした。



  お料理は典型スペインという感じではないですが、タンドリーチキンのサラダ、豚のオレンジ煮、ペスカトーレ。豚のオレンジ煮というのは初めてでしたが、あっさりとさわやかな感じで、赤でも白でもよい感じでした。

 シェリー2種がはいって、いつものワイン会とはちょっと違う感じが、またよかったです。

   
 

Monday, February 23

筑波

 筑波のおうちへのご招待。


 そばの実から自家製という手打ちそばに、地場産の蕗の薹などの精進揚げ、「あわい恋」というつくばの濁り発泡酒、「すてら」というお酒をいただきつつ、さらにザンビアの主食シマと典型的なトマトベースのチキンを煮たもののキャベツ添えという珍しいものも。教えてもらいつつ一緒に作りましたが、人数が多かったため、キャベツ1個半!などと、豪快。地元で有名なお店の、ワインにあう甘くないパウンドケーキ、というのもおいしかったです。次回は、ぜひ、ワインとあわせたい感じでした。「田舎」がなかったので、古民家の造りもおもしろく、相当充実した遠足の1日となりました。

 ザンビア料理はいずれもシンプルな調理法、味付けですが、時間と体力は必要。特に、コーンフラワーを使ったシマは、タンザニアやケニアのウガリと同じような感じですが、とにかく練るのが大変。これができないと、ザンビアではお嫁にいけない、のだとか。




 この日は、つくばスタイルという地元の雑誌の取材もはいっていました。地元向けの雑誌というのは、個性、特徴があるところのみなのだそう。筑波というと学園都市のイメージで、それ以外何かあるのかしら・・・と思っていたのですが、研究・学園都市であるせいか、ランチの平均は1200円(!)だそうで、おいしくていいものしか残れないのだそう。地元のものを使い、多少高価でもよいものが評価される土地、なのだそうです。最近の農業回帰ブームもあり、また、筑波エクスプレスで東京からも近くなり、結構注目が高まっているのかもしれません。

イスタンブール@新宿三丁目

 久々にトルコ料理が食べたい、と新たなお店を開拓。

 日本で最初にできたトルコ料理で、老舗らしいです。支店も2カ所。でも、こんなところにあったのね、という裏道。ふらっと通りすがりに行くお店ではありません。サービスも感じも結構よかったです。全員外国人でしたが、トルコ人ではない人もいた感じでした。

 レディースセットがあって、さらに、月、火は割引ということでアラカルトに惹かれたものの、結局セットに。レンズ豆のスープはかなりハーブやスパイスがきいていて、レモンをしぼると酸味が加わりさわやかに。フムスなど典型的なディップ4種の盛り合わせにふわふわのトルコパン。これにメインのケバブの盛り合わせにサラダ、さらにライスプディングとチャイまで。ボリュームも相当ありました。どれもおいしかったですが、インパクトがあったのは最初のスープかも。アラカルトでオーダーされていたトルコシチューやトルコピザが気になりました。

 ナザールボンジュという目の形をしたトルコのお守りは、トルコに行ったときにあちこちでみましたが、どうもこれが女性限定でプレゼントだったらしいです。ただ、結局見あたらなかったみたいでもらえませんでしたが。

 またいろいろとエスニック系レストランの開拓、していきたいと思います。
 

Saturday, February 21

クリスマス・ローズの世界展

 サンシャインで行われているクリスマス・ローズの世界展へ。

 こちらで、ケンブリッジ時代のお知り合いの写真家・映像アーティストの志村博さんのケンブリッジのガーデンに関する講演をお聞きして、さらに写真展も。

 前日のプラネタリウムでのイベントに引き続き、懐かしいケンブリッジの写真やお話。英国人のガーデニングへの思いの強さを改めて感じました。

 そもそものメイン展示であるクリスマス・ローズは実はあまり身近ではなかったので、どんなお花かしらと興味津々。

 原種は地味な感じですが、色、形ともに交配を重ねてバリエーションは様々。





 はまる人が多いというのがわかる雰囲気のお花でした。

 会場は結構にぎわっていて、クリスマス・ローズ愛好家が多いことも実感。そういえば、我が家のお庭にも一応あるらしいので、今度どんなお花なのかちゃんと確かめなければ、と思いました。

 交配して新たな花をつけるまでは3年もかかるそう。ちょっと気長には待てそうもないですが、お庭のあるおうちであればコレクションしても楽しいかもしれません。
 

ブルゴーニュワイン・セミナー@Bisty's

 あまり足を伸ばすことがなかった表参道ヒルズ。こちらに、以前六本木ヒルズに入っていた、かなり高価なワインまでグラスで有料テイスティングからしっかり飲むことまでできるワインショップ&ブラッセリーバーが移ったのだそうです。

 ブルゴーニュのワインメーカー、Domaine Nudantがきて、ランチ・セミナーがあるということで参加。ワインが好き、という方ばかりが集まっている雰囲気でした。200年の歴史があるというドメーヌ。レジュメも配布されましたが、通訳付きでフランス語でのセミナー。ドメーヌの説明から、テイスティングする5種のワインの説明、マリアージュやその他いろいろな質問にも答えていただきました。ブルゴーニュなので、白はシャルドネ、Ladoix 1er Cru "Les Grechons" 2006。樽香はあまりせず時間が経つにつれバターの香りが強まります。赤は、ピノノワールを4本。Ladoix Rouge 2006、Ladoix 1er Cru "La Corvee" 2006、 Aloxe-Corton Clos de las Boulotte (monopole) 2004、そして、Corton-Bressandes Grand Cru 2006。Rougeはスパイシーな香りのわりにやわからな味わい、La Corveeは、ミネラル感とスパイシーさでかなり気に入りました。Monopoleは結構タンニンを感じました。そして最後のものは、生産本数が少ないための参考商品でしたが、力強い複雑な味でとってもおいしかったです。


 どのワインもレベルが高く、ワインショップならではのグラスの下にそれぞれのワイン名、価格までつけたカードとともに出てくるので、比較もしやすく、よかったです。初めてでここまでよいものが揃ってでることは期待していなかったので、大満足でした。オードブルとサンドイッチのランチ・プレートもサーブされ、充実したランチ・セミナーでした。

 夜のセミナーもよいということなので、ぜひまた参加してみたいです。それに、普通にブラッセリーバーとしても利用してみたいところです。

プラネタリウムでのイベント

 ケンブリッジ在住アーティスト志村博さんの特別イベント。
 
 魚眼レンズで撮影したケンブリッジの写真をプラネタリウムのドームで見る&バイオリンのコンサートを楽しむという会。懐かしい風景や建物が、かなり不思議な雰囲気の中で映し出され、貴重な体験でした。もとの写真をドームでの投影用に加工されているそうで、写真によっては絵のような雰囲気だったり。まさに、その場に立っていると感じられるものあり、ゆがみ感がおもしろいものあり。

 バイオリニストの方もロンドンで活躍されている方ということで、プラネタリウムのドーム内で演奏を聴くというのも珍しいですが、ちょっと暗くした雰囲気の中でのゆったりしたやわらかい音色は眠りを誘います。。。

 特別イベントのため、終了時には、サンシャインのあちこちがすでにロックされていて、帰るのにちょっと四苦八苦してしまいましたが、癒し系イベントでした。

Thursday, February 19

Ark Hills Club

 仕事で、アーク森ビル37階の会員制クラブに。

 英国時代、会員制のいわゆるジェントルマン・クラブがいろいろあるのを知ったのですが、あそこまで敷居は高くないものの、日本にも結構「会員制」のところがあるのだと実感。打ち合わせなどの際にもとても感じもよいし、よくお仕事を一緒にさせていただく一流ホテルかあるいはそれ以上に安心して仕事ができる感じでした。VIP慣れしているのでさすがのサービス。雰囲気もよく、眺望も素晴らしく、できればプライベートで来たいものです。

 いろいろと大変なこと続き、ブルーな気分になってしまう今日この頃なので、こんなところで優雅に過ごせるときが来たらよいのですが・・・。ただ、実際のところ、こういうところも影響を受けて大変なのかもしれませんが。

Sunday, February 15

ホームパーティー

 節分をテーマにポットラックのホームパーティー。

 30人ぐらいが集まってにぎやかな会でした。持ち寄りはかなりバラエティに富んでいて、手作りのお料理も多かったです。パンを焼いてきたという方もいらっしゃりびっくり。一応、節分がテーマでしたが、太巻き以外はサラダ、ちまき、スパニュッシュオムレツ、韓国風チキン、きんぴらゴボウなど。最近、お料理をしてないな・・・と反省。

 途中で失礼してしまいましたが、自己紹介を兼ねたゲームもあり、アットホームな楽しい会でした。

Saturday, February 14

リラ・ダーラナ

 六本木のスウェーデン料理。かなり人気らしく、小さなお店でしたが、すぐにいっぱいに。

 そういえば、小さい頃、西荻の女子大通りのあたりで同じ名前のスウェーデン料理のレストランにたまに行っていた・・・と思っていたら、どうも、そこが移転したものらしいです。子供の頃だったので、あまりいただいたメニューなど覚えていなかったのですが、一軒家のお店のインテリアはぼんやりと。少なくとも、ダーラナ地方といえば有名な馬の置物がたくさんあった記憶は。六本木のお店にも、小さな馬がテーブルに飾ってあったり、吊り戸棚には、スウェーデンらしいガラスのグラスなどが飾ってあって、アットホームな雰囲気。

 アボガドのムース、米なすのアンチョビ・グラタン、鱈の白ワイン蒸しをいただきました。スウェーデン料理といえばよくいただくサーモンやヤムソン氏の誘惑といわれるポテトグラタンや、甘いジャムを添えたミートボールなどとは違うセレクトでしたが、おいしかったです。日本人向けにしてあるせいか、オーダーしたお料理のせいか、バターやクリームたっぷりの濃厚さがなくて、メインは特にかなりのボリュームでしたが、いただけてしまいました。周りのテーブルで召し上がっていたロブスターがおいしそうだったので、次回はあれをいただいてみたいかも。
 
 

Friday, February 13

歓送迎会のはしご

 歓送迎会の多いシーズン。

 炭バルDATというスペインバル風のお店といつもの英国パブ。お店が近かったので、Towncryerのほうは、最初と最後に顔を出すことができました。

炭バル、ちょっと目先が変わって、なかなかよかったです。洋風創作料理という感じでしたが、ボリュームもたっぷり、見た目もなかなかにぎやかな感じのお料理のコースでした。場所が新橋に近いちょっとはずれたエリアのせいか、コースがものすごくリーズナブルなのにもびっくり。さすがにコースにはカモぐらいでしたが、ジビエも売りらしく、ちょっとタパスをつまみながら飲んで、というような使い方も、しっかりいただく、という感じでもよさそうです。

Monday, February 9

Thanks Nature Cafe

 道玄坂の自然派カフェ。入り口からは一見、コーヒーぐらいしか飲めないのかしら、という感じですが、結構しっかりお食事もできるところでした。

 メニューも思ったよりバラエティに富んでいて、ワインもオーガニックのものや、モルドバワインも。モルドバのプルカリ・ピノノワールをいただきつつ、ワンコインのタパス風のマッシュルームや丸ごとのトマトを使ったグツグツメニュー、39品目のサラダピザなど、カフェ飯らしいものをいただきました。サラダピザ、サラダ丼はトッピングも選べて、生野菜をたっぷりいただきたいときにはよい感じです。雰囲気、メニューともに女性向な感じでした。

Saturday, February 7

Girls' Talk & Wine@天王洲アイル


 天王洲アイルの駅からすぐの素敵なマンションで、Girls' talkとワインとの会。天王洲アイル、久々に行きましたが、思った以上に近くて便利。慣れれば品川からも20分ぐらいで歩けるそうです。

 白と茶を基調にしたインテリアは、まるでモデルルーム。洗面所にはまるでネイルサロンのようにOPIなどのボトルがディスプレーされていたり、目にはいるものは選ばれて置かれたものばかり。お野菜のゼリー寄せ、サーモンのせ、チーズやパテ、キッシュなど、どれもワインにぴったりの美味しいものばかり。こだわりの食材たちが並んでいました。辛口のスパークリングで乾杯したあと、イタリアと南フランスの赤を。なんとも優雅な楽しい集まりでした。

 こんなに素敵な会はなかなかできませんが、また、うちでもHome Partyができるように早くお引越しを実現しなければ・・・。

Tuesday, February 3

三菱クラブ

 仕事がらみで通常は入れない、企業グループのおそらく幹部用のところでお食事。

 東京會舘が運営しているそうで、夜景よりむしろ皇居が昼間はきれいに見えそうな眺望抜群、天井が高い広々としたゴージャスなスペース。それなのに、居酒屋っぽいメニューをお箸でいただくという不思議さ。もちろん、フレンチなどもお願いできるのでしょうが。クローズな形なので、この雰囲気にしてはおそらくかなりリーズナブルな設定なのでしょう。お料理など、これといって印象に残ることはなかったのですが、こういうスペースがあること、なかなか入るチャンスがないところに行けたという意味では、よい経験でした。

Sunday, February 1

Oli

 セルリアンタワーのイタリアン。本当は、JZ Bratに行きたかったのですが、日曜日はお休みでした。

 Oliはずいぶん昔には行ったことがありましたが、渋谷では大人な雰囲気で落ち着けるところではあります。お勧めメニューから、前菜盛り合わせ、ほろほろ鶏のロースト、定番メニューからチーズを使ったショートパスタを。チーズ好きなのでこってりしたチーズソースのパスタのチョイスはよかったです。Au Bon Climatのピノでいただきました。カリフォルニアのピノといえば、というぐらい有名だということを知らず(名前を聞いたことがあるかも・・・ぐらいでした)にいただきましたが、口当たりよく飲みやすいので、今日は控えめに、と思いつつもいただいてしまいました。