Monday, August 31

シシリア@六本木

 六本木交差点のアマンドのあたりにあって今は少し移動したという創業来50年という老舗のイタリアン。

 イタリアンというより、ちょっと洋食屋さんっぽい感じでした。銀座のキャンドルに雰囲気が似ているかも。赤いタータンチェックのテーブルクロスで、驚くべくはそのリーズナブルなメニュー。「ピッツァ・パイ」と書かれている長方形の極薄生地のピザがおいしかったです。名物だというのに納得。ちょっとほかでは食べられません。そのほか、サラダ、カネロニ、カツレツなどいただきました。カツレツをイタリアンで食べたのは初めて。凝ったメニューはないですが、気軽な普段遣いにはいい感じのところで、場所柄もあり外国人お一人様が多かったです。いる間だけでも、3人のフランス人などヨーロッパ人っぽい男性が。皆、サラダとパスタなど注文し、さくっと食べて席を立っていきます。グループも多くて、ニーズにあわせて、テーブルも動かしやすい感じ。ただ、前の店舗と比べると明るくきれいになってしまったそう。

 壁に落書きしないでください、と書かれているのにびっくりしましたが、前のお店の壁には落書きがいろいろあったとか。歴史ある旧店舗のときに来てみたかったかも。

Sunday, August 30

お稽古復活

 旅行から帰ってきた日からバタバタと行動していましたが、そろそろお稽古事もいろいろ復活して、体も動かそうと、まずは、フィットネスクラブの体験に。Zumbaとバレエで汗を流してきました。ベトナムでの食べ過ぎと運動不足を解消しないと・・・。

 恵比寿周辺は前はガーデンプレイス内とプライムスクエアにしかスポーツジムはなかったのに、この1年で2つも増えて、競争が激しくなっています。今は比較してどちらに行こうか検討中ですが、バレエなど、スタジオレッスンが多いところが増えたのはうれしいです。

 お花のお稽古も、気づいたら最後のレッスンは去年。恵比寿に戻って2ヶ月半ほど経ったところなので、そろそろ、習い事生活復活にもよい時期になってきました。お稽古のあとは、おうちディナー。それにしても、今のうちはなじんでいて、ずいぶん前から住んでいる感じがする、とよくいわれます。

 

ハノイ ⑦ Spa

 ホーチミンではあまりマッサージやスパは気に入らなかったのですが、ハノイであれば観光客相手ではないところが多そうなので、毎日でも行きたいところでしたが、2カ所行ってみました。

 市内中心から南のほうにあるスパ、Hoa Thuy Tien。英語が辛うじて通じるのですが、あまりメニューの説明を聞いてもはっきりわからず。でも、るるぶに掲載されていて、英語可って書いてあったのですが・・・。とりあえず、疲れているのであれば、Hot Stoneを使ったものがよいといわれたので、そちらのコースに。準備万端で施術台に横たわっていたら、声をかけられ、Hot Stoneを見せられ、熱くないと片言の英語でいわれてしまいました。お勧めコースなのにスイッチ入れてなかったのかしら・・・と思ったのですが、仕方ないので普通のボディ・マッサージをお願いすることに。コミュニケーションがあまりとれていないので、結局、ちゃんと伝わっているのかしら、と不安になりましたが大丈夫でした。でも、結局、コース内容がわかっていなかったので、マッサージ、スクラブ、泥パックとされるがまま。マッサージの技術はそれほどでもありませんでしたが、丁寧だったし、泥パックまで終わると一皮剥けた感じで気持ちがよかったです。飲み物がでてくるなどのサービスはなかったですが、とにかくお手頃価格だったので、住んでいたらちょくちょく通ってもいいかな、というところでした。

 帰国日に行ったのが、こちらはメジャーなZen Spa。メジャーなわりに、非常にわかりにくい場所にありました。舗装されていない道なき道にまで入っていくので、ちょっと不安に。それでも、入り口からすぐにアロマのよい香りがするウェイティングルームに通され、お茶をいただきつつメニューの説明。こちらは、日本語ができるスタッフもいて、英語もしっかり通じて、その意味ではさすがに安心でした。時間がたっぷりはなかったので、セットメニューではなく、フェイシャルとボディを組み合わせてお願いしたところ、プロモーション価格を適用してくれました。バリ島でいったことがあるような、プチ・コテージ風の個室が並び、リゾート風なゆったりした雰囲気でマッサージを受けられます。マッサージの技術も高かったです。顧客の70%は日本人で、在住者も多い、というのには納得のサービスでした。

 ハノイのスパ、CPもよく、満足でした。

ハノイ ⑥ Hidden Hanoi (お料理教室)

 3日間のハノイ滞在は結構長いので、出発前にアメリカ人の友人からも聞いていたお料理教室に参加。

 漆絵などの体験もできると聞いたのですが、こちらは電話がつながらず、せっかくであればデモンストレーションを見ていただくだけのホテルのお料理教室ではなく、実際に作るタイプというHidden Hanoiに。観光客向けのお料理教室は増えているそうですが、こちらはその中でも老舗だとか。



 わかりにくい場所にありましたが、雰囲気のよい一軒家で、パティオ部分が気持ちよかったです。日本でいえばお盆のような感じなのでしょうか、先祖が帰ってくる時期だということで、そのお供えが。

 最初は、ベトナム料理や文化に関するレクチャー。これがなかなかおもしろかったです。市場に関する知識もこちらで。昔ながらベトナムの家では台所は外にあったので、今でも、立派なキッチンを作っても、外で煮炊きする人も多いとか、ベトナム人は低い姿勢を好むとか、聞いてびっくりということも。路上の食堂などで、ものすごい小さなプラスチックの低いイスをみかけて、座りにくそう・・・と思っていたのですが、ベトナム人にとってはあの姿勢が落ち着くのだとか。所変われば、です。お料理の品数、取り合わせ、「緑色」でなければ野菜でないとされていること、北と南のお料理の違いなど、なるほどと思うことがいろいろありました。



 レクチャーのあとは、おそろいの真っ赤なエプロンをお借りして早速調理に。Street Foodがテーマということで、揚げ春巻き、炭火焼きのBBQポーク2種とお米の麺(麺はできあがっていたものですが)でブンチャー(焼肉入りつけ麺)を。参加したメンバーは、NZの男性一人、OZの女性4人組。なんと、ニュージーランド人の男性とオーストラリア人にうち2人の計3名がシェフ。プロのシェフと一緒にお料理教室参加とは貴重な体験でした。ニュージーランド人のほうは、オークランドでこれからベトナム料理レストランをオープンするということで、ベトナムで勉強、準備中ということでした。シェフ以外も主婦、という感じのおばさまが多かったこともあり、材料を刻むなどの手つきはさすが。リズミカルな音の横で、普通に切っていましたが、飾り切りになると、やっぱり日本人のほうが器用。マリネしたポークは、パティオで炭火焼き。



 試食タイム! 春巻きは20分もじっくり揚げて、油っぽいかも・・・と思いましたが、香草をたっぷり添えていただくとおいしくてついつい手が伸びます。BBQポークは、スープをかけて、そこにヌードルもいれていただく、という形。

 帰ってからもう一度作る感じのレシピではなかったですが、なかなか楽しいお料理教室体験でした。 

 

ハノイ ⑤ ハロン湾

 世界遺産、ハロン湾。今回は、不勉強ながらここだけは行こうと決めていました。

 毎日あちこちのローカルの旅行会社がツアーをやっているということで、ひとりで参加するのに豪華クルーズ1泊もないでしょう、と日帰りのツアーに参加。ただ、日帰りするには結構遠かったです。日本人向けのツアーではなかったのに、偶然、ツアーの大半が日本人。仲良くなったのはドイツ人のカップルだったのですが。日本人の方は、一人参加の東南アジア放浪中っぽい感じの男性と鹿児島からいらした農家の方々3名グループ。ベトナム人の研修生を受け入れるということでその面接にいらしたのだとか。研修に参加したという日本語がまぁまぁできるベトナム人の男性がアシスタント兼通訳のような感じで一緒に参加していました。日本語ツアーに参加する雰囲気の方々だったので、ちょっとびっくり。


 市内からバスで3時間以上。その後、クルーズに。観光用クルーズ船であふれかえっていました。おもしろい形の岩や島が並んでいます。



 有名な闘鶏の岩など。それにしても、ベトナム人は想像力豊かで、ほとんどの島や岩には名前がついているそう。



 湾に浮かぶ漁師の小屋。生け簀にはカニ、貝、魚。ほとんど名前はわからないものばかりでしたが、いろいろ。気に入れば買うこともできる、とはいわれたのですが、それほど食欲をそそるものはありませんでした。農家グループのみなさんは、ベトナム人アシスタントの通訳が悪かったのか、これを頼まないとランチはないと思われたのか、魚をお買い上げになっていて、お刺身とスープにしてもらっていました。



 特別注文しなくても、ランチはたっぷり。4人でシェアだったので、全部そろった段階で写真撮影、というわけにはいかず、慌てて撮ったのですが、さらに2皿ぐらい。お隣のお刺身も勧められて、おなかいっぱいに。以前、ホーチミンに行ったときに参加した現地ツアーのランチはシャビーだった記憶があるので、その意味では期待以上でした。




 その後、ドイツ人カップルがカヤックをやっている間、時間があるので、モーターボートに乗り合いして、洞窟になっている近くを一回り。静かな入り江という感じできれいでした。小さな水上集落には学校もあって、しかもその建物はスポンサーなのか屋根に銀行の名前入り。




 鍾乳洞に移動。すごいライトアップぶりです。ハロン湾とはそもそも竜が降り立ったという伝説の場所なので、鍾乳洞内にも、竜がいるとの説明。確かに、竜やライオン、猿、少女など、説明されると、あ、そうかもしれないと思う(でも、やはり想像力がないとムリ)鍾乳石が数多くありました。

 ガイドは、世界新七不思議のひとつに選ばれた、といっていましたが、おそらく候補地となったという程度かもしれません。Seven Wondersには数えられなくても、自然遺産として素晴らしいことは確かでした。

ハノイ ④ 民族学博物館

 観光のひとつには入るのですが、ちょっと別枠で。

 ベトナムの少数民族の生活をテーマにした博物館。博物館の中では一番お勧め、人気と聞いたとおり、かなり見応えはありました。館内には、実物大の模型、結婚式や葬儀などのセレモニーや踊りの様子をおさめたビデオなど、わかりやすい展示となっています。珍しくきちんと英語での解説も。あまりに解説が多いので、途中で面倒になって結局あまり読みませんでしたが。建物内の展示以外より個人的におもしろかったのは敷地内の移築された建物。


 かなり大きな家です。確か集会場のような役割を果たしている建築物だった記憶が。天井が高いのはもちろんなのですが、何といっても、まずは入口にたどりつくのが大変。高所恐怖症の人には登れそうにありません。ベトナム人は健脚かも・・・。


 どこまで続くの?と思う長屋。女系の民族ということで、説明書きによると女性を中心とした家族が住んでいたとのこと。風通しをよくするためなのでしょうか、高床式になっている建物は多かったです。

 それぞれかなり特徴の異なる建築物が並んでおり、長屋に負けない長さのボートが展示されていたり、週末は水上人形劇が見られる池があったり、ベトナムにいかに多くの民族がいるのかを学べるなかなかおもしろい博物館でした。

 

まめぞん@恵比寿

 久々に伺いました。いつの間にか食べログでも相当上位に入るようになって、人気のお店となっています。

 以前より、コースの種類が増えて、まめぞんを楽しむコースは、おまかせの前菜3皿、お魚、お肉、パスタ、デザート2皿の計8皿。かなりボリュームもありました。お野菜にこだわっているところは以前と変わらずで、バーニャカウダには前と同じく珍しいお野菜がでてきておいしかったです。紅芯大根はその名の通り、きれいな色でした。その他前菜は夏らしいホタテなどを使ったアミューズ、小さなパスタ、これでお魚、お肉といただくと、〆のパスタの頃には相当おなかいっぱいに。お肉とパスタが選べるので、お肉は付け合わせにインカの目覚めを使った鶏、パスタは秋刀魚を使ったものをいただきました。パンもおいしかったです。

 居心地がよいお店です。

ハノイ ③ 市場

 どんな土地に行っても、人々の生活が一番よくわかるのがマーケット。もちろん、ハノイでも市場やスーパーマーケットをのぞいてきました。

 ハノイ最大のドンスアン市場。旧市街にあり、乾物や食器、衣料品などが中心でした。乾物はいろいろ種類があっておもしろかったです。




 衣料品や雑貨は本当にベトナム人の生活用という感じで、ちょっとかわいくてお土産によさそう・・・という感じではありませんでした。

 おもしろかったのは、いきなりネコや鳥が売っていたり。これは、ペットなのか、それとも・・・。

 市場の外側のほうには野菜などの生鮮食料もありました。バナナの花など珍しいものも含め野菜の種類は豊富。

 街の南にあるホム市場は生鮮商品や布が豊富で、肉、魚なども売っていました。半分に切られた大きな魚が、切られているのに身震いするように動いていたり、狭い市場の中で、平気でモーターバイクで走っていく地元の人たちにびっくりしたり。特に買いたいものはなくても、やっぱりマーケットはおもしろいです。

 ハンザ市場にはもっと生鮮食品もあり、バッチャン焼も売っているということで行ってみたのですが、取り壊されていて工事中でした。政府の方針で市場の建物を建て替え、スーパーマーケットに変えていっているのだとか。珍しい食材があるという話だった別の市場もいつの間にかなくなっているということでした。ただ、政府所有の大きな市場以外にも、あちこちにプチ・マーケットが。狭い路地では果物や野菜が並んでいます。あとは、香草、果物などを載せた担ぎ棒を背負って歩く女性たち。これも広い意味では路上販売の市場といえるのだとか。スーパーマーケットも行きましたが、品ぞろえは結構豊富でした。韓国食材、日本のお菓子、ワインはフランス、イタリア、南アフリカ、アルゼンチン、チリなど。やはり外国人の利用が多いのかもしれませんが、ベトナム人らしい買い物客も多く、生鮮食品はともかく、利用されているようで、外国人用という感じではありませんでした。ベトナムの女性たちは、日に2回はマーケットで生鮮食品を買うそう。とにかく、新鮮であることにこだわるということです。冷蔵庫が必ずしもない、という事情もあるのではないかと思いますが、野菜でも肉でも、とにかく鮮度にこだわるのだそう。肉も1日に2回絞めて、新しいものが運ばれてくるのだそう。買い置きはしないで、その日の昼食、夕食のための食材を買いに行くのだそうです。朝食は外食が一般的なので、うちでは食べない、ということでしたが。

 活気がある市場。マーケット巡りはやっぱりおもしろいです。

ハノイ ② 市内観光編

 ハノイは小さな街で、ホーチミンほどショッピングに明け暮れるという感じではなかったので、今回は観光中心。以前、ホーチミンに行った際には、ワンピースなどのオーダーメイドと雑貨ショッピングをメインに、観光はおまけ、だったのですが、今回は観光が中心。

 ガイドブックに掲載されているようなメジャーなところはかなり回りました。

<ホーチミン廟とその周辺>
 ハノイといえば、ホーチミン廟。前回は外からだけだったので、余裕がある今回はやはり中にも入ってみようと思いいってみました。北京、アンカラ、モスクワでも同じようなのに行った記憶があります。北京同様にこちらも持ち物は預けて、帽子、サングラスは外し、ショートパンツやノースリーブはダメなど服装チェックもあり、セキュリティは厳しかったです。北京よりは距離感が近い感じで、冷凍保存されているという故ホーチミン主席とご対面。蝋人形だという噂もあるそうですが。その後、外にでると「ホーチミンの家」があります。立派な黄色の建物は大統領府で、こちらは離れた位置から見るだけですが、ホーチミン主席が住んでいたという家は外から室内が見られるようになっています。家は至ってシンプルで素朴。庶民的だったホーチミン主席の性格や趣味がよく表れています。流れでいくと、巨大かつ立派な外観のホーチミン博物館、ということになりますが、まぁいいかしら、と思いこちらはパス。その代わり、ホーチミン廟に隣接した一柱寺は前回も見ていましたが、ハノイの象徴でもあり、もう一度立ち寄りました。池の中にニョキッと立てられた石柱に乗っかった観音堂。ベトナムで現存する最古の木造建築だそう。珍しい建築方法です。

<サンジョセフ大教会とその周辺&ハンガイ通り>
 カトリック教会。ベトナムのキリスト教徒は人口の約10%だそう。ステンドグラスがきれいでした。大教会というだけあって中はもちろん広いですが、見学するのはあっという間。何といっても、この大教会周辺は最近人気のあるショッピングスポット。ホーチミンほどではないですが、ちょっとセンスのよい服、少数民族の布を使ったバッグや小物、漆の器をはじめとしたキッチン関連の雑貨などのお店が集中していました。ホーチミンのほうがやはり圧倒的にお店の数も、また、日本人や外国人受けするようなアレンジされたもの、センスのよいものが多いとは思いましたが、ブラブラ歩くのは楽しいエリアです。さらに少し足をのばすとハンガイ通り。こちらは、オーダーメイドができるシルクのお店が集中しています。数年前ですら、日本の雑誌を置いて、日本人に受けそうなスタイルを研究している感じのお店が多かったホーチミンと違って、つるしの服はそれほど垢ぬけたものはないですが、時間があれば、このあたりでオーダーしたかったと思います。エクスプレス対応ができるお店もありましたが、そこまでして今回はオーダーしなくてもよいかな、と思い、最後まで迷ったもののオーダーメイドは断念しました。




<文廟>
 正門が工事中で入れないのかしら、と思ったら、オープンしていました。孔子廟として建設され、その後、ベトナム最初の大学が置かれたところ。科挙合格者の名前が列挙された碑を背負った亀が並んでいます。亀の頭をなでている人もいて、学問の神様的な存在なのかもしれません。ハノイでとにかくよく見かけるのは竜とともに亀。シンメトリーの建物が奥まで並んでいて、伝統音楽の演奏もやっていました。

<ホアンキエム湖と旧市街>
 亀の伝説があるのはまさにこのホアンキエム湖。神の使いであるこの湖の亀に神から授かった宝剣を奉還したという伝説があるそうですが、実際に亀がいて、その亀をみるとよいことがあるとか。湖の中にある玉山祠。亀の塔があるこちらは前回行ったような気がしたので、今回は訪れませんでした。旧市街は狭い道に同業のお店が立ち並びます。ここまで同じようなお店ばかり並んでいて、差別化できるのかしら、と思ってしまうほど。ギルドの歴史がそのまま今に至っているそうです。





 旧市街にある旧家保存館(マーマイの家)。19世紀の2階建ての民家で、居間、寝室など、当時の家のつくりがよくわかります。町屋のように間口が狭く、奥まって部屋がある感じ。見落としてしまいそうな入口ですが、なかなか雰囲気があってよかったです。
 


<バッチャン>
 市内から車で30分ぐらい。バッチャン焼で有名な村。最近は観光客の人気スポットになりつつあるということでした。小さな村ですが、陶器専門店が並びます。工房を見学。伝統的な柄としては、白地にオレンジと緑で花が描かれたものや、白地に鮮やかな青の絵で魚のモチーフなどが描かれたもの。最近はモダンな柄も増えているそうで、様々な色、形のものが置いてありました。モダン柄の中にちょっと気に入ったものもあったのですが、割れ物だし、そこまで・・・という感じだったので、お店をちらちら眺めただけで短い滞在になりました。

<西湖>
 ハノイ市内には湖があちこちありますが、かなり大きな湖のひとつ。ハノイで最も美しい湖ということで、周辺は高級ホテルやヴィラが多く、特にヨーロッパ人が多く住んでいるエリアだそう。最古のお寺、鎮国寺にも立ち寄ってみました。

 よくこれだけ効率よく回れたという感じです。とても車&運転手なしではムリだったと思いますが。

Friday, August 28

ハノイ ① 全般編

 待ちに待った夏休み。

 最初はロワールのシャトーに泊ってワイナリー巡りをするいう素敵なお誘いや、ニューヨークのお友達が西海岸にお引越しする前に会いに行くとか、ロンドンかパリに滞在するかもというお友達と合流するとか、いろいろプランはあったものの、最終的に、9月の長期お休みが厳しいことが判明。結局、8月末の出発で、8月に入ってからでも比較的手に届く価格でフライトが確保できるところ、ということに。それにしても、フライトの混み具合はすごかったです。特に、ニューヨークは9月初旬もかなり満席。シルバーウイークを避けたら大丈夫かと思ったらそんなことはなく。格安航空券はキャンセル待ちもできないものが多かったです。

 そんな経緯はあったものの、ハノイには同僚などお友達がいて、快適なサービスアパートに泊めていただいた上に、お仕事中は使っていないのでということで、運転手つきの車を自由に使わせていただく、という贅沢な待遇。最大の問題は、運転手がベトナム語しかできず、こちらはベトナム語は全くわからない、ということでしたが、これもまた行き先などをベトナム語で書いていただいたメモを駆使し、お互い何を言ってるのかさっぱりわからないながらもコミュニケーション。この素晴らしい虎の巻のおかげで、ものすごく効率的に回ることができました。

 ハノイは実は2回目。といっても、1回目はラオスのビエンチャンに行った際のトランジットで1泊のみ。そのときもお友達がいたので、実質的には数時間の滞在だったにもかかわらず、ホーチミン廟やその周辺など、外から見られるところは簡単に案内していただき、水上人形劇を鑑賞、スパでのマッサージもしっかり予約をお願いしました。今回は、到着後、山のようなガイドブックをお借りしてプランを検討。

 4日間の滞在のうち、1日はハロン湾に行きたい、と決めていたので、それ以外は基本的にハノイ市内&市内から近いバッチャンに行くことに。とにかく充実して楽しい4日間でした。
 

Monday, August 24

お宮参り@明治神宮

 ようやく夏休み。今年はしっかり連続5日間を確保。

 軽井沢から深夜に戻ってきたばかりですが、これからが本格的な夏休み。ということで、ベトナム旅行に出発。その前に、ちょうどお休みだからということで、朝から姪のお宮参りにおまけで参加。個人のお宮参りのご祈祷は、事前予約不要ということで、朝、そのまま申込。お宮参りに限らず、厄除けなど、他のご祈祷の方とまとめた形でした。舞もあり、お神酒もいただき、なかなかよい体験でした。足はしびれてしまいましたが。ご祈祷中は赤ちゃんたちがぐずりだして二重唱。神社の方たちはきっと慣れているのでしょうが。その後、記念写真の撮影をしたのですが、こちらも大変。首の座らない赤ちゃんのご機嫌のよい、しかも、よい表情にあわせてすかさず撮影。大人は常にポーズを保ち続けなければならない状態。果たしてどんなできあがりになるのでしょう。

 お宮参りだけでその後の会食はさすがに参加せず、ハノイに向けて出発、です。

Sunday, August 23

軽井沢

 軽井沢で観光についてのセミナーがあるというお誘いを受けて、1泊2日で軽井沢へ。セミナーの内容もあまりよくわかっていませんでしたが、とりあえず、久々の軽井沢、アウトレットや温泉にも行けそうということで参加させていただいました。

 新宿から高速バス。高速がかなり混んでいたので2時間半という予定時間より相当かかってしまいました。噂に聞いていた通り、1000円高速は本当にすごい状況でした。帰りは車に乗せていただきましたが、行きと同様に、やはり相当時間がかかりました。


 高速バスの発着は軽井沢プリンスホテルだったので、到着してから少しだけアウトレットをのぞいてからセミナー会場のユニオンチャーチに。教会でのセミナーというのも初めての体験。木造のユニークで素敵な建物。開放感があり、とてもオープンな雰囲気。ユニオンチャーチは、宗派を問わない教会でクリスチャンであれば誰でも礼拝に来てください、というところですが、こうしたイベントへの場所提供もよくやっているようでした。

 軽井沢とのゆかりが深い、観光分野に見識がある方々が講師。軽井沢の歴史や現在かかえる問題など、歯に衣着せないお話でした。観光地か保養地か、観光によって壊されていくもの、観光によって得られるもの。軽井沢というブランドの街が何を目指していくのがよいのか、考えさせられました。

 翌日は、軽井沢の数々の著名人の別荘を車窓からガイドしていただきつつドライブして、ランチ、温泉と楽しみました。それにしても、やはり別荘といえば、軽井沢。著名人の多さに改めてびっくりしました。

 ランチは、ベルンの森のテラス席にて。朝は少し曇っていたのが途中で晴れてきて、眺めもとてもよく気持ちの良いところでした。ランチプレートをいただきました。メインのお魚を中心にした三品が、細長いプレートにとても上品に絵のように美しく盛り付けられていました。プレートが結構場所をとったので、テラス席ではちょっとスペースが狭い感じだったので、本来はやはり二人を想定している席なのでしょう。ブドウにフォアグラをあわせて、チーズとブラックペッパーをふって焼いてあるものがなかなか新鮮でした。食後のハーブティーはかなりの種類から選べたのですが、比較的無難にラベンダー&カモミールを。ゆったりとした時間を過ごせました。



 立ち寄り湯はトンボの湯は大変混んでいるということで、穴場の千ガ滝温泉に。あまり混んでいなくて、露天風呂が二つもあり、あまり熱くない柔らかいお湯をゆったりと楽しみました。入口のショップで売っていたプリンもおいしかったです。

 かなり充実した1泊2日でした。移動時間にかなりの時間をとられてしまったこともあり、また、紅葉の頃など、あまり混雑していない時期に遊びに行きたいな、と思いまいた。

 

Thursday, August 20

次世代のビューティーウーマン

 連日、外食続き。送別会などのお誘いもあったのですが、胃を休めるためにも、以前に申し込んでいたトレンダーズ主催のセミナーに。

 テーマは結構壮大な感じですが、ストレスの多い現代社会の中でいかに女性が美しく生きていくか、というような感じ。前半は精神科医の名越康文さんとモデルの小泉里子さんのトーク、後半はラティースというまつ毛の育毛を目的とした美容医薬品のPR。もちろん、後半がメインではあったのでしょう。

 ラティースのほうは、米国では相当人気の、効果の高い基本的には安全なものらしく、興味はあるのですが、皮膚が弱いのでかぶれたらイヤなので購入はしませんでした。美容系のクリニックというと、まだ、どうしても怖い、高いというイメージも強いですが、医療系でないエステサロンなどに比べれば、クリニックにもよるのでしょうが、相当安心で良心的なのかもしれません。

 前半のトークでは、今後心がけていかなきゃ、と学ぶことも多かったです。特に、ネガティブな気持ちは自分に客観的になることで抑え、排除していく、噂話や悪口のようなネガティブなことをいわないことで本当の意味で「明るく」なる、自分によい影響を与えるような友達を選ぶ、という点は、意識していきたいな、と思いました。

Wednesday, August 19

南インドの味 カレーリーフ@東中野

 本来予定されていた、ダバ・インディアという以前行ったことのあるカイバルの姉妹店が予約できなかったということで、こちらに。マイナーな感じの東中野。しかも、日本人がやっている南インド料理、ミールスがおいしい、というお店。東中野、そういえば初めて降りました。

 ドリンクのメニューも意外に豊富なのにびっくり。インド以外のドイツやベルギーのビールもあり、カクテルも、ワインはインドのSulaのRed Zinfandelのほかは、ギリシャ、スペイン、フランスというカレーにあう、しかも、お料理を邪魔しない感じでセレクトされたという不思議なラインナップ。揚げパンのプーリーをカクテルでつまんでから、ギリシャのNemeaという赤ワインでミールスをいただきました。ミールスはバナナの葉風のお皿に盛りつけ。自家製のヨーグルトがさっぱりお口直しによかったです。ライスはお代わりできますといわれましたが、ボリュームはほんとうにたっぷり。




 東中野というロケーションはちょっと行きにくいですが、あまり油っぽくなく、日本人好みのあっさり系南インド料理をいただきたい、というときにお勧めできるところだと思います。

Tuesday, August 18

Chevening Scholarships

 英国政府のやっているチーブニング奨学制度、25周年を迎えるということでレセプションがあり、ご招待いただきました。チーブニングそのものは関係がないですが、英国留学・勤務経験者というつながりだったようです。

 英外務省がやっている英国の国費留学制度ですが、日本での知名度はあまり高くないかも。先日、British Councilの英国留学経験者対象イベントにも参加して、また英国つながりのネットワークが広がりそうです。

一鳳@銀座

 銀座の中華レストラン。

 狭い階段ですが、入ると意外に広くてきれいな感じ。ちょっと半個室風に奥が仕切れるようになっていて、リーズナブルだけれど、落ち着いてお食事はできるところでした。

 予定よりも参加人数が減ってしまったのですが、事前にこれだけはお勧めだから、といわれたらしく、オーダーしていたお刺身が。中華なのにお刺身?という感じでしたが、九州でとれる、滅多に出回らない珍しいお刺身です、といわれてでてきたものは、白身の見た目は鯛に似た感じのもの。いただいていみると、かなり歯ごたえありすぎ。というか、結局、私は味があまり感じられず、むしろ生臭くなってきて、かみ切れないし・・・ということで飲み込めず、一切れでギブアップ。あとで調べてみたら、貴高、という高貴な名前だといわれたものの、ウツボの種類・・・。普通は捨てられてしまうというのも納得。もとを知っていたら口にするのはもっとつらかったかも・・・。

 そのほか、本当はお店の方がお勧めを適当に出すというのがいいらしいお店だったのですが、このお店を紹介してくださった方がいらっしゃれなかったこともあり、結局、メニューの写真を見て選ぶことに。川七、というお野菜の炒め物はおいしかったです。ちょっと海藻のようなお味。どこかでいただいたことがあるような。あとで気づいたのですが、以前、ベランダ自家製といっていただいた中国野菜、雲南百薬の一種のよう。オカワカメの別名もあるようですが、おいしかったです。腸詰はちょっと漢方くさい感じで苦手でしたが、そのほか、海鮮おこげや焼きそばはおいしかったです。薬膳鍋がお勧めだということなので、もう少し寒い時期になったらよいかも。

 今度はやはり詳しい方と一緒のほうがいいかしら、という感じでしたが、ちょっと個性的なお店でした。

Sunday, August 16

Home Parties

 週末は、またおうち集まり。送別会も兼ねた同僚との集まりに、お帰りなさいといろいろなおめでとう、を兼ねた家族集まり。

 暑いけれどクーラー嫌いなため、今のところ、結局ホームパーティーでもエアコンなしで過ごしています。夏は大勢およびするのは暑いからやめよう、とは思うのですが、大勢ではないにしても、結構来ていただいています。夕方以降になると意外に涼しい風が入ってきて、クーラーなしでもなんとか過ごせます。みんなちょっとガマンしていただいちゃっているとは思いますが・・・。それなりには汗をかくものの、やはり夏なのだから汗をかくのが普通でしょ、とも思ってしまいます。暑い時期に全く汗をかかないほうが不自然で、体にも悪いと思うのですが。

 とはいっても、さすがに暑い時期、あまりキッチンに長くいたくはなく、しかも、極力火は使いたくないので、レンジを活用できるようなメニューや冷たいもの系に。ミントを飾っただけのシンプルバージョンですが、Pimmsもなかなか好評でした。それにしても、冷蔵庫、もう一回り大きいものにすればよかったと後悔。特に夏場は、飲み物やサラダなどつくったものを冷やすスペースが足りません。赤ワインだって、この時期、冷やさなければさすがにおいしくありません。そもそも、「常温」、といっても、ヨーロッパの常温なので、日本の夏の室温はどう考えても高すぎ。さらにデザートなどお持ちいただくともう置き場がなくて・・・。土曜日のパーティーでは、キルフェボンのタルトをお持ちいただき、巨大な箱は、そもそもからっぽでもうちの冷蔵庫にははいらないような大きさ。保冷剤だけでなんとかデザートタイムまでもたせました。

 リクエストしていた実家のハーブたちも一部持ってきてもらったので、また少しお料理のレパートリーを広げたいな、と思います。

 

Thursday, August 13

Summer Wine Party

 British Councilの英国留学経験者を対象にしたセミナー&ネットワーキングのイベントに初めて参加。
 
 そもそも、ブリティッシュ・カウンシルに来ることがもう何年ぶり、という感じ。以前より明るくきれいになっていました。Lloydsの方による日本のリテールバンクに関するセミナー。financial seminarということで、もっとマクロ経済的なものかと思っていたのですが、時間の関係もあり、Suicaなどのe-moneyとクレジットカードにしぼった今後の日本の銀行の顧客獲得のための方向性などについてのお話で、意外なトピックではありましたがおもしろかったです。その後、エビスバルのソムリエの方によるワインセミナー。こちらも限られた時間でしたが、普段の食卓にどんなワインを選んだらよいか、という実用的なアドバイスや最近の日本ワインの魅力などお話いただきました。この日カナッペとともに楽しんだワインは4種類。イタリア北部のすっきりとした白はソヴィニヨン・ブランにソアベによく使われるブドウをブレンドしたもの、日本のワインが2本で、甲州の白、シャトー・メルシャンの赤、そして、珍しいイギリスのバッカスの白。どれもおいしかったです。イタリアのものはドライでさっぱりして非常に飲みやすかったです。日本のワインはいずれも日系航空会社国際線のビジネスやファーストに採用されているレベルということで、こちらもなかなか。甲州は不思議な淡い色合いでしたが、味わいはしっかり。イギリス・ワインというのは、英国時代に一度だけ、ワイナリーに行った際に飲みましたが、おそらくそれ以来。最近は英国でもよいブドウがとれているということで、ワイナリーも増えているようです。2002年のビンテージで、香りもよく、濃厚な味わいでした。いつもは赤好きなのですが、さすがに暑い時期、それにセレクトも好みのものが多かったせいか、白もいいかも・・・と思いました。

 意外に知り合いの方が参加されていたり、内容も充実してよいイベントでした。ご近所なので、今月いっぱいは英国ワイン&フード特集をしているというエビスバルにもお邪魔してみたいと思います。

Wednesday, August 12

Calm Terrace

 恵比寿のカリフォルニア料理。気になっていたものの、行ったことがなかったところでした。

アジアテイスト、エスニックテイストがちょっと入った感じのカリフォルニア料理。アラカルトもよさそうでしたが、初めてだったこともありプリフィックスのコースをいただきました。前菜にはチリコンカンとアボカドを使ったピザ風のものを、本日のパスタは、トマトソースのもの、メインには白身魚。カリフォルニアのピノノワールとともに。チリコンカンはちょっと甘めで、春巻きの皮をピザの皮に見立てたものでした。メインのお魚は付け合わせも美しく、おいしかったです。

 ちょっとロフト風に一段高くなっているあたりの席は、なかなか落ち着く感じで、空調がきつすぎないのもよかったです。雰囲気、サービスはなかなかよく、ゆったりできるお店でした。

Tuesday, August 11

バラッカ

 赤坂のスペイン・バルにてお誕生日のお祝いの会。暑気払いも兼ねてということで、そういえば、去年はお誕生日の集まりだということを知らずに誘っていただいて参加した記憶が。

 サングリアのあと、赤ワインをいただきつつ、サラミなどの盛り合わせ、バルらしいマッシュルームのオイル煮やタコなどをいただき、パエリヤまで、しっかりいただきました。大勢のこういう雰囲気だとついつい飲み過ぎてしまい、あとで反省することに・・・。タパス系はおいしかったですが、そういえば、最近、恵比寿のTio Danjoも行っていないので、行きたくなってきました。

 
 

Sunday, August 9

ホームパーティー@三鷹

 三鷹のほうのおうちでホームパーティー。ただ、そのあと、うちにもお友達をお誘いしていたので、あまりゆっくりはできませんでした。

 三鷹駅がずいぶんきれいになった、と少し前に思いましたが、駅中はさらにお店が充実。三鷹からバスでおうちに伺いましたが、大学が多いエリアは緑が多くゆったりとした感じでした。ケンブリッジつながりの集まりだったので、Pimmsで乾杯。オレンジ、ブルーベリーなど、フルーツをたっぷりいれて、フルーツポンチ風。英国ビールもありました。ひとり早めに切り上げて失礼してしまいましたが、帰りのバス停近くで、庭先無人直売を発見。ナスとジャガイモが売られていたので、ナスを買って帰りました。

 夜に来ていただいた方たちも英国つながり。というわけで、うちでもPimmsをお出ししました。フルーツの用意がなかったので、ミントのみ。それでも、暑い中、到着直後のウェルカム・ドリンクとしては、アイスティーに近い感じでさっぱりしてよかったようです。

東京湾花火大会

 もう今シーズン4回目。といっても、これまで3回はすべてホームパーティー兼、だったので、花火を純粋に観に行くのはこれが唯一になるかも。近くで観たい、とは思いつつ、やはり大混雑の人混みはつらいので、お誘いがあればそちらに。東京湾もおうちからというお話があれば、そちらに、と思っていたものの、今年は残念ながらお声がかかりませんでした。

 お台場側から。本当は打ち上げ会場に近い晴海側がよかったのですが、朝から場所をとってくださる、というお話だったので、ありがたく参加させていただきました。夕方に新橋で買い出ししてから、場所取りしていただいていた場所に移動。ゆりかもめの新橋駅の異常な混みぐらいに、すでに、気持ちがちょっとなえてしまいましたが、たどりつけばゆったり座れる場所がある、と気を取り直しつつ向かいました。到着すると、新橋での混雑から考えると相当スペースには余裕があり、朝からとっていただいていた場所は、お台場海浜公園内ではベスト・ポジション。十分、花火を満喫できました。

 東京五輪を意識していると思われる、五輪仕様の花火、これまで以上にバラエティにとんだ形の花火など、いろいろと楽しめました。何といっても、尺玉の大きさと音が、花火らしくてよかったですが。

 お天気もなんとかもったので、帰りも終了直後に皆が駅に殺到ということもありませんでした。そのまま砂浜で余韻を楽しみつつおしゃべりをして、少し空いてから帰路につきました。意外とゆったり、しかも、あっという間にうちに帰ることができて楽でした。

 やはり浴衣を着て花火を観ると、日本の夏、という気分で盛り上がれます。

Friday, August 7

さとう、

 西麻布の和食のお店。

 予約もとりづらい人気のあるお店ということでしたが、いわれたとおり、ちょっと奥まったところにあり、わかりにくかったです。こじんまりしたお店は、落ち着いた雰囲気でインテリアも素敵。お料理は基本的には居酒屋っぽい家庭料理がおまかせで。クレソンとエビのいためたもの、変わり冷ややっこ、カレー風味の鶏肉の煮たものなど、ちょっとひと手間かけたり、工夫されているものばかりでした。最後の締めは、卵かけご飯、というのが定番だそう。普段、卵かけご飯はいただきませんが、ブログでもいろいろな方が書いている、お店のお勧めということで、せっかくなので卵もお願いしてみました。2種類のお醤油がでてきて、こだわりの卵ご飯、という感じ。

 ビールが苦手なので、最初から白ワインそのあとは赤をいただきました。そもそもが和食なので、ワインはそれほど揃えられているわけではないようでしたが、周りでは結構ワインを飲んでいるグループも。おそらく常連という感じのおじさまグループが目立ちました。分煙ではないのが正直なところちょっと・・・ではありましたが、堅苦しくないお店で、ちょっとおいしいおつまみをいただきながら飲みたい、というときによいお店、という感じでした。

 それにしても、なぜ、お店の名前の最後に「、」が入るのかしら・・・。

Thursday, August 6

神宮花火大会

 今回もお友達のマンションの屋上からみせていただくことに。

 信濃町あたりのマンションでしたが、どのぐらいの大きさで見えるのかしらという感じでしたがこれまでの2回に比べると、だいぶ、迫力があり音もよく聞こえました。遠くだと微妙な色の違いもわかりませんが、水色、グリーンなど、あまり見ない感じの色や新作っぽいものもよく見えました。低い位置であがるものはさすがにそれほど見えるわけではなかったですが、混雑を避けてゆったり見られて、とても快適でした。

 花火の後は、お部屋に移って、お食事。遅くに帰ったせいもありますが、花火の混雑とは無縁でゆったりい帰れました。神宮のいいところは、大きなものはあがらないにせよ、仕事帰りでも間に合って、気軽に観られるところでしょうか。欲をいえば、もう少し近い位置から観たかったですが・・・。

Wednesday, August 5

ゴルフ体験レッスンとおうちディナー

 恵比寿でもゴルフの体験レッスンができるところを発見。広尾と違って雑居ビルで洗練したおしゃれな感じはなかったのですが、飛び込みで予約。

 マンツーマンであることは同じですが、こちらは韓国人女性プロがインストラクターで、広尾のPCなどハイテクを駆使したレッスンとは正反対。建物の雰囲気にもぴったりという感じですが、結構スパルタ系。素振りも相当やらされました。いきなり、テニスラケットを持たされて、それでゴルフボールを打ったり。最後はがんがん打たされて、これは筋肉痛確実・・・。それにしても、やっぱり教え方も全然違います。どちらがよりよいのか、というのは判断に迷うところ。広尾のほうが、快適空間でセレブな雰囲気いっぱいであることは間違いないのですが、こういういかにもスポーツを習っています、という感じも悪くはないかも。

 いずれにせよ、マジメにがんばれば、実は球技ももう少しできるようになるのでは、という自信が錯覚かもしれませんが、2回の体験レッスンで生まれつつあり、もう1カ所ぐらい体験を受けるか、そろそろどちらかで入会してもいいかしら、という気になってきました。

 そして、おうちでのプチ集まりを続けています。そろそろ、遊びに来ていただいた方が延べ20人ぐらいになってきたかも。girls talkをしていると、思わず時間を忘れてしまいます。

Sunday, August 2

BBQ@アメリカ大使館コンパウンド

 雨だったので、バルコニーで焼いて、室内で普通のホームパーティーという感じではありましたが、BBQパーティー。

 串に刺したチキン、ハンバーグ、ソーセージをバンズやホットドッグパンに自分ではさむというのは、英国スタイルと一緒。それにサラダ、お菓子などをつまみつつ、交流を楽しみました。ちょっとしたサイドディッシュがあるのはやはり主催者が皆女性で、対象も基本は女性だからでしょう。留学中などは、学生だったというのももちろんありますが、本当にハンバーグとソーセージ以外、何もなかったこともあったので。

 BBQは花火と同じ、やはりお天気に左右されるのが大変。主催者側も相当屋外にするか、室内にするかを直前まで迷って決めたそう。それでも、かなりの人数が集まって、楽しみました。そういえば、毎年、BBQ企画やお誘いはあるのですが、この夏にあってからはこれが初めてだったかもしれません。

熱海

 MOA美術館の薪能を観に行くのがメインで熱海1泊旅行へ。


 まずは到着して、待ち合わせ時間より早かったので、早い組で、駅前の家康の湯という足湯に。足湯は間歇泉の横に作ってあり、しかも、本当に駅前。待ち合わせがてら、電車の待ち時間などにも、ついでに足湯に入るという気軽さがよいです。足をいれてみると結構熱かったですが、気持ちよかったです。その後、お魚料理がおいしい、というフレンチ、クレールにてランチ。いただいた、セットのメインのお魚のトマトソース。白身魚でタイ系のお魚、だったのですが。それぞれ、プロヴァンス・ソース、ウニを使ったソース、カニを使ったソースなど、違うものを選んだたらお魚も、スズキ、マダイなど、お魚も違ったものがでてきました。サラダ、お魚のダシがきいたコンソメ風のポタージュに、最後のコーヒーもおいしかったです。


 ランチ後にさらに参加者が合流。「あたみや」で利休まんじゅう、という、通常午前中で売り切れてしまうことが多い、といわれる、結構大ぶりで甘さ抑えめのおまんじゅうを買い食いしたり、起雲閣という、10年ほど前までは旅館として使われていた立派なお屋敷を観たり、サンビーチで行われる、いかにも地元のお祭りという感じのビール・フェスティバルに立ち寄ったりしてから、ようやく、メインの薪能に。


 起雲閣のお庭。ただ、お庭は中を歩くより建物から眺めるほうがよい感じでした。建物はアールデコをとりいれた、ローマ風バスがあったり、ちょっと他ではあまりない感じ。太宰治、三島由紀夫、尾崎紅葉、坪内逍遥など、とにかく著名な作家などが多く逗留し、執筆したという歴史のある建物。それぞれのゆかりのお部屋あり、洋館あり、と和洋折衷な、時代を現すような独特な建物でした。



熱海は本当に坂が多くて、山の斜面にあることを感じますが、MOA美術館はその中でもさらに山の上。入口から建物内に入っても、立派なエスカレーターがどこまで続き、その近未来的な雰囲気からそのうち天国かどこか別世界についてしまうような雰囲気の中、ようやく、薪能の会場に。海をバックにした能舞台。一般の観覧席は斜面になっている芝生なので、ちょっとおしりが痛くなったり、位置によっては見るのが大変だったりはしますが、雰囲気ともども楽しめました。演目はメジャーなもので揃えられているということで、熊野、成上り、葵上。メジャーといっても、お能をあまり知らないので、狂言の成上りと、以前観たことがある葵上はともかく、熊野はあらすじを読んだだけでは足りず、台詞と照らし合わせながら。

 翌日は、雨になってしまいましたが、直前でも予約をとっていただけた旧日向別邸で、ブルーノ・タウトというドイツ人建築家の作品を見学。昨年、タウトの集合住宅が世界遺産い指定されたそうで、そういう意味でも、最近注目度は高まっているよう。まずはビデオを観て、その後、専門家による非常に丁寧なご説明をうけながら、地下に当たる部分の、タウトが設計した3部屋を見せていただきました。とても日本人では発想できない間取りや細部にわたる工夫、でも、日本や日本文化をこよなく愛したタウトだからこその、素材使いや日本らしい美しさをとりれている部分。貴重な文化遺産をゆっくりと鑑賞させていただきました。

 1泊2日でそれほど長い滞在ではなかったにせよ、正直なところ、熱海にこれほど観るところがあると思っていなかったので、思った以上に充実していました。何より、東京から近く気軽に行ける、ということもあり、熱海、また遊びに行きたいな、と思います。次回は、今回行かれなかった他の歴史や由緒ある建築物や、芸妓見番にいってみるのもおもしろそうです。そして、何より、海も山もあるという恵まれた自然も魅力の一つです。