世界遺産、ハロン湾。今回は、不勉強ながらここだけは行こうと決めていました。
毎日あちこちのローカルの旅行会社がツアーをやっているということで、ひとりで参加するのに豪華クルーズ1泊もないでしょう、と日帰りのツアーに参加。ただ、日帰りするには結構遠かったです。日本人向けのツアーではなかったのに、偶然、ツアーの大半が日本人。仲良くなったのはドイツ人のカップルだったのですが。日本人の方は、一人参加の東南アジア放浪中っぽい感じの男性と鹿児島からいらした農家の方々3名グループ。ベトナム人の研修生を受け入れるということでその面接にいらしたのだとか。研修に参加したという日本語がまぁまぁできるベトナム人の男性がアシスタント兼通訳のような感じで一緒に参加していました。日本語ツアーに参加する雰囲気の方々だったので、ちょっとびっくり。
市内からバスで3時間以上。その後、クルーズに。観光用クルーズ船であふれかえっていました。おもしろい形の岩や島が並んでいます。
有名な闘鶏の岩など。それにしても、ベトナム人は想像力豊かで、ほとんどの島や岩には名前がついているそう。
湾に浮かぶ漁師の小屋。生け簀にはカニ、貝、魚。ほとんど名前はわからないものばかりでしたが、いろいろ。気に入れば買うこともできる、とはいわれたのですが、それほど食欲をそそるものはありませんでした。農家グループのみなさんは、ベトナム人アシスタントの通訳が悪かったのか、これを頼まないとランチはないと思われたのか、魚をお買い上げになっていて、お刺身とスープにしてもらっていました。
特別注文しなくても、ランチはたっぷり。4人でシェアだったので、全部そろった段階で写真撮影、というわけにはいかず、慌てて撮ったのですが、さらに2皿ぐらい。お隣のお刺身も勧められて、おなかいっぱいに。以前、ホーチミンに行ったときに参加した現地ツアーのランチはシャビーだった記憶があるので、その意味では期待以上でした。
その後、ドイツ人カップルがカヤックをやっている間、時間があるので、モーターボートに乗り合いして、洞窟になっている近くを一回り。静かな入り江という感じできれいでした。小さな水上集落には学校もあって、しかもその建物はスポンサーなのか屋根に銀行の名前入り。
鍾乳洞に移動。すごいライトアップぶりです。ハロン湾とはそもそも竜が降り立ったという伝説の場所なので、鍾乳洞内にも、竜がいるとの説明。確かに、竜やライオン、猿、少女など、説明されると、あ、そうかもしれないと思う(でも、やはり想像力がないとムリ)鍾乳石が数多くありました。
ガイドは、世界新七不思議のひとつに選ばれた、といっていましたが、おそらく候補地となったという程度かもしれません。Seven Wondersには数えられなくても、自然遺産として素晴らしいことは確かでした。
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