3日間のハノイ滞在は結構長いので、出発前にアメリカ人の友人からも聞いていたお料理教室に参加。
漆絵などの体験もできると聞いたのですが、こちらは電話がつながらず、せっかくであればデモンストレーションを見ていただくだけのホテルのお料理教室ではなく、実際に作るタイプというHidden Hanoiに。観光客向けのお料理教室は増えているそうですが、こちらはその中でも老舗だとか。
わかりにくい場所にありましたが、雰囲気のよい一軒家で、パティオ部分が気持ちよかったです。日本でいえばお盆のような感じなのでしょうか、先祖が帰ってくる時期だということで、そのお供えが。
最初は、ベトナム料理や文化に関するレクチャー。これがなかなかおもしろかったです。市場に関する知識もこちらで。昔ながらベトナムの家では台所は外にあったので、今でも、立派なキッチンを作っても、外で煮炊きする人も多いとか、ベトナム人は低い姿勢を好むとか、聞いてびっくりということも。路上の食堂などで、ものすごい小さなプラスチックの低いイスをみかけて、座りにくそう・・・と思っていたのですが、ベトナム人にとってはあの姿勢が落ち着くのだとか。所変われば、です。お料理の品数、取り合わせ、「緑色」でなければ野菜でないとされていること、北と南のお料理の違いなど、なるほどと思うことがいろいろありました。
レクチャーのあとは、おそろいの真っ赤なエプロンをお借りして早速調理に。Street Foodがテーマということで、揚げ春巻き、炭火焼きのBBQポーク2種とお米の麺(麺はできあがっていたものですが)でブンチャー(焼肉入りつけ麺)を。参加したメンバーは、NZの男性一人、OZの女性4人組。なんと、ニュージーランド人の男性とオーストラリア人にうち2人の計3名がシェフ。プロのシェフと一緒にお料理教室参加とは貴重な体験でした。ニュージーランド人のほうは、オークランドでこれからベトナム料理レストランをオープンするということで、ベトナムで勉強、準備中ということでした。シェフ以外も主婦、という感じのおばさまが多かったこともあり、材料を刻むなどの手つきはさすが。リズミカルな音の横で、普通に切っていましたが、飾り切りになると、やっぱり日本人のほうが器用。マリネしたポークは、パティオで炭火焼き。
試食タイム! 春巻きは20分もじっくり揚げて、油っぽいかも・・・と思いましたが、香草をたっぷり添えていただくとおいしくてついつい手が伸びます。BBQポークは、スープをかけて、そこにヌードルもいれていただく、という形。
帰ってからもう一度作る感じのレシピではなかったですが、なかなか楽しいお料理教室体験でした。
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