Sunday, August 30

ハノイ ③ 市場

 どんな土地に行っても、人々の生活が一番よくわかるのがマーケット。もちろん、ハノイでも市場やスーパーマーケットをのぞいてきました。

 ハノイ最大のドンスアン市場。旧市街にあり、乾物や食器、衣料品などが中心でした。乾物はいろいろ種類があっておもしろかったです。




 衣料品や雑貨は本当にベトナム人の生活用という感じで、ちょっとかわいくてお土産によさそう・・・という感じではありませんでした。

 おもしろかったのは、いきなりネコや鳥が売っていたり。これは、ペットなのか、それとも・・・。

 市場の外側のほうには野菜などの生鮮食料もありました。バナナの花など珍しいものも含め野菜の種類は豊富。

 街の南にあるホム市場は生鮮商品や布が豊富で、肉、魚なども売っていました。半分に切られた大きな魚が、切られているのに身震いするように動いていたり、狭い市場の中で、平気でモーターバイクで走っていく地元の人たちにびっくりしたり。特に買いたいものはなくても、やっぱりマーケットはおもしろいです。

 ハンザ市場にはもっと生鮮食品もあり、バッチャン焼も売っているということで行ってみたのですが、取り壊されていて工事中でした。政府の方針で市場の建物を建て替え、スーパーマーケットに変えていっているのだとか。珍しい食材があるという話だった別の市場もいつの間にかなくなっているということでした。ただ、政府所有の大きな市場以外にも、あちこちにプチ・マーケットが。狭い路地では果物や野菜が並んでいます。あとは、香草、果物などを載せた担ぎ棒を背負って歩く女性たち。これも広い意味では路上販売の市場といえるのだとか。スーパーマーケットも行きましたが、品ぞろえは結構豊富でした。韓国食材、日本のお菓子、ワインはフランス、イタリア、南アフリカ、アルゼンチン、チリなど。やはり外国人の利用が多いのかもしれませんが、ベトナム人らしい買い物客も多く、生鮮食品はともかく、利用されているようで、外国人用という感じではありませんでした。ベトナムの女性たちは、日に2回はマーケットで生鮮食品を買うそう。とにかく、新鮮であることにこだわるということです。冷蔵庫が必ずしもない、という事情もあるのではないかと思いますが、野菜でも肉でも、とにかく鮮度にこだわるのだそう。肉も1日に2回絞めて、新しいものが運ばれてくるのだそう。買い置きはしないで、その日の昼食、夕食のための食材を買いに行くのだそうです。朝食は外食が一般的なので、うちでは食べない、ということでしたが。

 活気がある市場。マーケット巡りはやっぱりおもしろいです。

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