Wednesday, August 29

Satin Doll --- Jam Session

 六本木のサテンドール。一度行ってみたいと思っていたところ、先日、ジャム・セッションのお誘い。

 行ってみて気づきましたが、ビートルズのすごい上手なコピーバンドがいるAbbey Roadと同じ建物。 

 もちろん、ジャム・セッションに参加できるほど歌えるわけではないので、とりあえず、見学。そもそも、ジャム・セッション初体験。どんな感じなのかと思ったら、プロの方がリーダーとなって、その場で集まってきた方たちが即興でスタンダード・ナンバーを一緒に演奏、歌っていきます。相当レベルが高いときもあり、はい、やり直しでどうぞ、ということもあり。プロの方がカウントをとってくださったり。気持ちよさそうに思いっきり歌い上げる方を見ていると、生バンドで歌えるのはうらやましかったですが、まだまだ練習が必要そう。当たり前ですが、皆さん演奏したくて(歌いたくて)集まっているわけなので、次々と。多くの曲をこなせる方、少ない楽器の方は結構長いことステージです。

 カラオケでも、カラオケボックスはいいけれど、ステージは・・・という感じなので、せっかく来たのだから歌っては、と勧められてもとてもとても。実は一応最近習った楽譜は持ってきたのですが、コピーもないということもあり、とりあえず今日は見学のみとお断りしました。

 ちょっと刺激になりました。もう少しちゃんと練習して、そのうち、ジャム・セッションに行ってちょっと歌わせていただけるぐらいになったら、いいなーと思いました。

 そこにいたる前にまずは、普通にジャズを聴きにもいきたいですが。

 

Tuesday, August 28

トスカーナとピエモンテ



 イタリアのワイン会。

 トスカーナの白、ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ、ピエモンテの赤、スカヴィーノ・ロッソ、トスカーナの赤、グレッピ・クーピ・ボルゲリロッソをいただきました。サンジミニャーノは夏にぴったり。軽快でさわやか。くいくい飲めてしまうところが危険・・・ですが。スカヴィーノは最も近代的なバローロを作る生産者だそうで、皆さんの評価はそれほどでもなかったですが、個人的には飲みやすくおいしかったです。そして、目玉は限定品を契約輸入したというグレッピ。おいしかったです。いつもは4、5本なのが、3本にしぼって十分楽しんでくださいとおっしゃるだけあって、どれもよかったです。

 イタリアワインということで、クロスティーニなどをつまみつつ、ついついグラスが空いてしまいました。

Monday, August 27

天現寺カフェ

お取り寄せスイーツが食べられるカフェとして話題のところ。

 ご近所ということもあり行ってみました。石鍋シェフの濃厚なパリパリショコラミルクレープをハーブティーでいただきました。周りを見ていると、やはり、このミルクレープと天現寺カフェ限定のいちごプリンが人気。ハーブティーは、好きなブレンドでポットサービス。しかも、カップが飲み物をそそぐとハート型が浮き上がるタイプ。ローズヒップ系のブレンドでお願いしたので、きれいなピンク。本当にハートにぴったりでかわいかったです。ゆったりできて、カフェとしても、お食事でも使えるところです。お食事はお手軽なコースがあるよう。アイボリーを基調にそれほど広くなくモダンだけれど落ち着ける雰囲気で、ちょっとスイーツを、というときも、軽く飲みながらやお食事を、というときでも使えるところです。

 今度行ったら栗のテリーヌとお食事のコースも試してみたいです。

Sunday, August 26

麻布十番納涼祭

 今年ものぞいてみました。

 ますます人出が増えて、会場も大きくにぎやかでした。六本木ヒルズ方面からいって、地方の「おらがくに自慢」では、お味噌の試食があったり、新鮮なお野菜のスティックを手に歩く人、岩魚や鮎、お肉などがジュージューと焼けていたり。国産ワインなども増えて、以前よりバラエティに富んできている気がしました。これを抜けて着物や食器などのアンティークの骨董市。そして、お目当ての国際バザールへ。会場は2つに増えて混雑はいつもどおりでしたが、意外に珍しい国やお料理が少なかった気が。これ、というほど、目をひくものはなかった気がします。ただ、パレスチナのストールがでていたことにはかなりびっくりでしたが。インド周辺の国々のカレー系、中東のケバブなどをピタにはさんだもの、あとは、常連のガーナ料理、スウェーデンのミートボール、フランクフルト、北京ダックなど。一通り眺めてはみましたが、これをぜひ、というほどではなかったので、ちょこっとつまんだぐらいでした。

 浴衣姿の人も目立ちました。浴衣を着ていくか迷ったのですが、結局暑いかなと思ってやめてしまいました。夕方から風もあり、気温も下がったので着ていってもよかったかもしれませんが。

 麻布十番も南北線ができてアクセスが簡単になり、この納涼祭もまたどんどんメジャーになって大きくなっていくのでしょうか。 

Saturday, August 25

Italian Bar Bacco

 ご近所のイタリアン・バール。
 
 前を通っていて、カウンターが目立ったので、カジュアルに使えそうな感じとチェックしていたところ。

 遅い時間から軽く飲みに行ったので、チーズとドライフルーツでワインを。チーズは数種は常時あるようです。シェーブルや白カビは今はない、といわれたので、いただいたことがなかったシャブリのウォッシュなどを含めてセレクト。カウンターだけでなく奥には席があり、気軽に使えつつ、結構落ち着けます。

 シャルドネをいただいていたのですが、最後のほうでグラスを見てびっくり! 何か入ってる!!!と慌ててグラスを取り替えていただきました。シャルドネは硝石(?)がたまるそう。赤だとボトルの最後は澱があるので注ぎきらないとよくいわれますが、白では知りませんでした。でも、注いだのは、お店の方だったのですが・・・。 

 お料理は試していないのでわかりませんが、とりあえずチーズはおいしかったです。

Thursday, August 23

Women's Day 2007

そういえば、去年の8月、南アフリカにはこんな祝日があるのね、と書いていました。
 本来は8月9日。いろいろ都合があって、今年はずれこんでの開催になったようです。

 今年もレセプションにご招待があり、行ってきました。今年は王女様ではなく、女性の大臣。今年は、大使公邸のお庭には英国風にいえばマーキー(大きなテント)がはられ、去年同様レセプションの前のセミナーが延びてお庭で待たされましたが、飲み物とともにチーズなどもサーブされ、蚊取り線香もたかれていて、去年よりは待つのが楽でした。

 セミナーはなんと4時間近く行われていたそう。女性の権利、女性の地位といったテーマで、いろいろな方が発表、スピーチをされていたのでしょうが、4時間はさすがに座っているほうは大変だったでしょう・・・。それでも、レセプションにお決まりの挨拶は、昨年の王女様より、当然大臣のスピーチは長かったです。スピーチやエンターテイメントが終わり、ビュッフェ・ディナーに。そういえば、去年はもっと女性の数が目立った気がしましたが、今年はやはり多いものの、男性も結構いる感じでした。

 ワインはもちろん南アフリカのもの。KWVでした。まだ行っていない銀座の南アフリカ・ワイン専門のバーの話題が何度か。ここも、行きたいと思いつつまだ行っていないところのひとつ。近いうちに、行ってみたいと思います。

 

Wednesday, August 22

Marche aux Puces

 ノミの市。ここも、ものすごいご近所。以前から行こうかなと思いつつ、実は行ったことがありませんでした。せっかくなので、最近はなるべく新しいところにチャレンジ。ノミの市は、ずいぶん前からある恵比寿のビストロなので名前は知っていて、近くのFummy's Grillなどには行ったのに、そういえばまだだった、という感じでした。

 食前酒に珍しくパスティスをオーダー。久しぶりだったのですが、思っていたより甘くのども渇いていたので、お水で思いっきり割ってしまいました。パスティスだけで5種類もありました。ちょっと珍しいとお店の方にいわれたものを試してみましたが、結論からいくと、無難にキールのほうが好み、ではありました。

 プリフィックスで、前菜、メイン、デザート。お肉系が中心で、今日のお勧めには野うさぎもあったのですが、またいつもどおりシーフードに落ち着いてしまいました。それでも、つまんだ鴨のコンフィがおいしかったので、次回、もう少し涼しくなった時期には、パテやフォアグラではじめてジビエに赤ワイン、というのがよさそうです。気取らないビストロで、ボリュームたっぷりのお料理がおいしかったのはもちろん、何よりサービスが○。笑顔で感じがよいうえに、キビキビしていて気持ちがよかったです。分煙じゃないのかなーというのはちょっと気になったのですが、パリらしいといえばそうかも。それでも、スモーキング・テーブルから離れたところだったので気にはなりませんでしたが。気楽にちょっとフレンチでも、というときに使えるお店です。

 

Monday, August 20

分別

 目黒区から渋谷区にきて、結構慣れるまで大変なのがゴミの分別。

 お引越し直後というのは当然かなりのゴミがでてくるし、最近は比較的お食事をおうちで作ることが多いこともあって、生ゴミなどもそれなりの量。

 ひとまとめだったゴミがどんどん細分化されています。南の小さな国ではあらゆるものをダストシュートにポン、っと相当環境にひどいことをしていましたが。ペットボトルの蓋はこっち、ボトルはこっち、と説明を受けて、なるほど、と思ったのですが、地域によってはさらに外側のラベルをはがすとか。

 それよりも今の悩みの種は、前のおうちにいまだ置き去りのモノたち。ベッドやソファベッド、テーブルなどどれも古いものですが、まだ使えるものも多く、でも今はお金を出してゴミとして引き取ってもらう時代。たまにパソコンなど無料で回収します、という車が回ってきますが、結局聞いてみたらこれは引き取れません、といわれてしまうのかも。思い切って捨てられるものはまだよくて、意外に愛着があって捨てられないもの、これがまた悩みの種です。

 デトックスとか体からも余分なものを落とすのが流行りですが、スリムで身軽に生活するためにも、あまりモノを買わないようにしよう・・・と思いながらも、いつの間にか増えていくモノたち。今週末はまたこの分別に頭を悩ませることになりそうです。

Sunday, August 19

BBQ

 実家でBBQ。

 いろいろお祝い事が重なり、まとめてとりあえず乾杯。花火でも、スパークリングをご馳走になったのですが、やっぱり乾杯用には、ということで、きれいなロゼのスパークリングを持参で。花火でいただいたのは、Green Pointでしたが、フランスのものにしてみました。成城石井で購入したのですが、やはりお手軽なスパークリングはよく出ているようです。これだけ暑いと、やっぱり冷やしていただけるとスパークリングや白に手がのびます。BBQなので、普通はビール!ということになるのでしょうが。

 いつもながら、お肉、シーフード、お野菜とバラエティに富んだBBQでしたが、さらに、カマンベールチーズや厚揚げなども炭火でこんがりと。

 いつもより少し「家族」の人数も増えたBBQで、楽しく盛り上がりました。

Saturday, August 18

たまがわ花火

 どうも花火を見た気分になれない・・・と思っていたので、これがおそらく最後のチャンスかと思い、4年ぶり開催のたまがわ花火に。有料席は早々に完売、と聞いて、場所取りも大変なのかしらとちょっと不安に。

 地元でよくご存知のお友達にjoinさせていただけることになり大助かり。世田谷区と川崎市が同時開催で2ヶ所の打ち上げ場所があるのですが、世田谷区の打ち上げ地点からすぐ近くのよい場所をキープしてくださっていて、そちらから。今シーズン初の浴衣も着て行ったのですが、あまり暑くなかったのもラッキーでした。浴衣は、涼しげだねーなどといわれても、どう考えてもワンピースやキャミソールより暑いですから・・・。

 地域住民の花火というカラーが強く、プログラムもほかと違っておもしろかったです。小学生の「夢」の花火など。え、これがイチゴ?、スイカと虹の違いって・・・、などというコメントも多かったですが、うまくそれらしい形にあがると拍手が。クライマックスが想像以上に短くて、あれ、もうおしまい、という感じでしたが、さすがに近くからで迫力もあり楽しめました。合間には、少し遠くに見える川崎市側のものを眺めてみたり。

 とにかく念願かなってかぶりつきの席で花火鑑賞ができて、これでようやく夏が来た、というか、夏が終わった、という感じでした。

Friday, August 17

New Sanno

 米軍の施設。以前から結構近かったのがさらにご近所になりました。

 ずいぶん前にクリスマス・パーティーかなにかのイベントには行ったことがありましたが、今回はディナー。かすかな記憶では、もうちょっとレトロで暗い感じだったレセプションが、おそらくリファブリッシュしたのか、シャンデリアで明るい感じに。レストランは鉄板焼きとステーキハウスがあるらしいのですが、ステーキハウスのほうがお勧めといわれ、そちらに。私たちグループ以外は、カップルばかりで、記念日という感じのご夫婦などが目立っていました。日本語と英語のメニューどちらがよいですか、といわれたので、日本語にすると、お値段は一切なし。英語のほうについていたのかどうかは不明ですが、日本語メニューを見るのは当然のことながらゲストという扱いなので書いていなかったのかもしれません。フルコースとアラカルト。フルコースにはスパークリング・ワインとグラス・ワインも付くということで、そちらに。フォアグラやトリュフなど高級素材も使ったメニューで、どのお皿もボリュームがあって、お味もおいしかったです。スパークリングはIron Horseで、メインはホタテにしてしまいましたが、もちろん巨大なステーキも。気になるお値段は、サービス(アメリカなので!)を加えてドルを円換算して適当に割ったためはっきりはしませんが、このフルコースを普通のレストランでいただいた場合を考えると少なくとも三分の二か半分。

 その後行った横のバーには、スロットマシーンのあるゲーム室が隣接されていました。

 バーの中の雰囲気も独特。軍関係者以外で、結構アメリカ人の有名人が来るらしいです。この日は誰もみかけませんでしたが。

 またちょっと珍しい体験でした。

Thursday, August 16

神宮の花火と納涼の宴

 2回目の花火!と思ったのですが、思ったよりも遠く。

 渋谷からはちょっと距離がある高級住宅街の低層マンションにおよばれ。屋上から見えるはず、ということで、あがってみたら、確かに見えるのですが音はかすか。もっと近いと思ったのに・・・ということでした。よくよく地理を考えてみれば、神宮にもう少し近くなければよく見えないのは当然。都心であげるので、そもそも尺玉など大きいものもないですし。前回に続き、遠くの花火でちょっと不完全燃焼気味。それにしても、神宮は、スポンサーが多く、コンサートなどのイベントとの組み合わせだから、花火と花火の間にしょっちゅうインターバルがあります。

 というわけで、花火は早々切り上げて、お部屋に戻り納涼の宴に。

 デパ地下調達のお惣菜をつまみつつ、にぎやかにあっという間に時間が過ぎてしまいました。

Tuesday, August 14

Cardenas Chinois

 お勧めと紹介されていたお店が実は、新しいおうちの本当にご近所。1,2分のところでした。
 同じグループの別のお店には行ったことがありましたが、こちらはかなりカジュアルな感じ。

 プリ・フィックスでワインやカクテルなど飲み放題まで込みというコストパフォーマンスの良さにびっくり。冷たい前菜、温かい前菜、メインにデザート、食後の飲み物までつきます。


 サンマのカルパッチョ、ムール貝とはまぐりのシェリー蒸しなど、いつもどおりシーフードを中心にチョイス。


 シノワと銘打つだけあって、中華風の食材やメニューも。試してみたかった黒豚のシューマイはやはり人気だったのかもうありませんでした。暑いし、お魚系を中心に選んでしまいましたが、お肉系もかなり充実。ソースは柚子胡椒など和をとりいれていたり、全体にあっさりしていて、しかもオリジナルな感じのものが多く、どのお皿もおいしかったです。ワインも白、赤それぞれ5種類ずつ。もちろん、このお値段なのでものすごいワインを期待するわけにはいきませんが、飲みやすくお料理にあうものがセレクトされています。


 ボリュームもあり、プリ・フィックスとはいえ、これだけ選べるのであれば通ってしまうというのもわかります。駅からは遠いですが、気楽に使えるよいお店でお勧めです。

Monday, August 13

ブログのタイトル変更

 毎日暑いですが、ようやくお引越し荷物も片付いてきたところで、ブログのタイトルも変更してみました。

 よく知ったあたり、だと思っていたのですが、お散歩するたびに新たな発見あり。前のおうちから10分くらいしか離れていなくても、持ち前の方向音痴ぶりを発揮して迷子になったり、小さな路地に迷い込んで不思議な国の気分を味わったりしています。

 というわけで、おとぎの国、不思議な国、素敵な場所、といういろいろな意味で、結局のところ、いつも今いるところでenjoyしている様子を、また気の向くまま書いていきたいと思います。

Sunday, August 12

Lesotho

 こんな国があったのね、というまた小さな国。南アフリカの中にぽつんとあります。
 九州の7割ぐらいというから、まぁ、南の小さな国よりはよっぽど大きいですが。

 以前、ちょっとかかわりがあったスワジランドと一緒でサブサハラの中で数少ない王国。東京に大使館を開設したのですが、想像以上なリッチぶりにびっくり。そもそも、日本に大使館を作るということそのものがそもそも大変なのですが。立地条件がよい高級マンションの1画という感じのところに事務所を構え、式典などもかなり派手にやっていました。キリスト教がほとんどということで、食べ物、飲み物に制限がほとんどなく、シャンパーニュで華やかに乾杯、というのがアフリカらしくなく驚きました。女性の民族衣装は、半そでとスカートのワンピース風なツーピースで結構かわいいです。日本人と相当体格が違うので、ワンピースは難しいのかもしれません。それより、彼女たちは日本で既製服をみつけるのそのものが大変そうです・・・。

 かなり振り回された感はありましたが、基本的にはおだやかな国民性。おつきあいはしやすい人たちです。実は、結構観光地でもあるらしいです。たぶん、行く機会はないと思いますが、こんな国もあったということを改めて認識した数日間でした。

Saturday, August 11

東京湾大華祭

 花火フリークの私が、なんと、今シーズンはこれまで一度も花火を見ていなかったのです。

 週末いつもバタバタとしていたため、今日も花火があるのに・・・と思いつつ週末が過ぎていく状態でした。ようやく、今シーズン最初の花火。

 天王洲アイルのマンションの39階から。距離的には少しあるので、かぶりつきが大好きな私としては、若干の物足りなさはありましたが、迫力以外は素晴らしい眺望でした。普段から夜景がきれいなので、それにプラスアルファの花火打ち上げ、という感じ。夜景にさらに華を添えるという感じでしょうか。花火のほうが低い位置で見下ろすぐらいですが、バルコニーに出て、大玉があがればやはり音もしっかり聞こえて、見ごたえがありました。それにおもしろかったのは、こんなに屋形船や船がいたのね、と思ってしまうほど、船が集まっている様子。花火終了ごろになると、船がさーっと動き出し、しばらく経つと、水の上は何もなくなります。晴海やお台場から鑑賞するのとはかなり違う感じの花火を楽しむことができました。

 花火が終われば、そのままシャンパーニュなどで乾杯しつつ、クーラーの効いたお部屋の中でお食事。快適で優雅な花火を楽しませていただきました。

Monday, August 6

お引越し

 猛暑の中、汗だくになりながらお引越し。脱水症状を起こしそうでした。

 徒歩10分圏内という近さ。ただ、近いといっても、ロンドンやケンブリッジで経験した建物内とか隣の建物への移動というお引越しでない限り、結局のところ、相当大変。つめてもつめてもモノはあふれ、意外に捨てられず。うちの中はあっという間にダンボールだらけ。途中で投げ出したくなって、ついつい気分転換といって、現実回避してしまうことも、なかなか終わらない原因のひとつでした。

 当日は、業者にも箱詰めしてもらいながら搬出作業を開始。さすが手際もよく、使っている道具もプロなので違います。もっと思いっきり1日がかりにしてしまって、ほとんどやってもらってしまったら楽だったのでしょう。

 大きな家具をいくつか残してガランとしたうちはすっきり。暑いですが、意外に風が通るので、その意味では気持ちよく、新しいおうちでの受けの前に大掃除をと思ってちょっときれいにしたら、こんなに広かったのかと改めて思いました。つまり、どれだけモノがあふれていたか、ということ。

 相当お気に入りのおうちだったので、さびしい気持ちでも一杯です。都心と思えない静けさ。新しいところは、やはり恵比寿で、もっと本当にebisu生活ど真ん中という位置なため、この静寂はもう求められません。

 新居はまだまだ箱だらけ。片付けるのにはもう少しかかりそうです。想像以上に騒音が気になり、今までいかに静かなところに住んでいたかを感じます。いろいろな意味で忙しい8月はもう少し続きそうです。

Torres Wine Tasting

 スペインの黒い牛がボトルについてるワインといったら、あー、という感じ。

 トーレスワインの日本の社長がワインをセレクト、お持ちいただき、Bistro Lyonでお料理をいただきつつ楽しむ会。白4本、ロゼ1本、赤3本で計8本もいただきました。いつもどおり、少しずつ、といいながら、最後には結構な量になってしまいます。1本目の白は、2003年で飲み頃はちょっと過ぎてしまっているそう。香りはマスカットらしい甘い香りですが、お味は全然甘くなくてびっくり。2本目のほうがさわやかな香りなので、むしろ甘さを感じるぐらいでした。ボトルにぶるさがっている牛は、シャルドネ100%だと黒、ブレンドされた(お値段もちょっと高級な)ものだと金の牛がついているという説明で、金の牛があるとは知らなかったのでびっくりしました。この日の3本目は金の牛つき。さらに、お勧めは4本目のチリのシャルドネでした。これは桃のようなフルーティーな香りのものでおいしかったです。ロゼ、定番の赤と続き、赤2本。最後の赤はこの日でいちばんよいものということでしたが、やはりおいしかったです。tasting notesをつけようと思ったのですが、いつもどおり、やはり最初のほうだけ。赤になった時点で、ほとんどメモなしの状態になってしまいました。

 実は翌日に本格的なお引越し。そんな状況なのに、現実逃避、気分転換ということですっかりいい気持ちになって帰ってきてしまいました。

 

Friday, August 3

ikra

 久しぶりに恵比寿のikraへ。看板のないとか、隠れ家とかいわれるところで結構前からあるところではないでしょうか。オートロックの建物なので、中から開錠してもらえないとはいれないところですが、ぐるなびにも載っているので・・・。

 同じ建物内には福笑もありますが、こちらは以前行ったときのサービスが悪かったのでもう1回行こうという気になれません。

 かなり遅い時間でしたが、結構混んでいました。

 ここでは、やはり魚卵の盛り合わせ。キャビア、イクラ、カニコなど白いお皿にきれいに盛られた卵たちはロシア風に小さなそば粉のパンケーキで。テーブルには生ハムもあり、お料理の種類としてはモダン・ヨーロピアン。ワインはカリフォルニアやオーストラリアなども多かったですが。ウニなどを使ったものが多く、パスタ、メインとどれもワインが進んでしまうお料理です。

 最近遅い時間からお食事になってしまうことが多く、こんな時間なのに・・・と思いつつも、しっかりデザートもいただいてしまいました。

Thursday, August 2

Yokosuka Naval Base --- Blue Ridge

 横須賀米軍基地の第七艦隊旗艦Blue Ridgeを見学させていただけるというお話があり、行ってきました。





船は、自衛隊の親善寄港できた艦船見学はしたことがありましたが、米軍のものは初めて。かなり厳重なセキュリティチェックを通り、船へ。船内ツアーはかなり頻繁に行われているらしいです。はしごを上ったり降りたり、天井も低い船内は迷路のようです。どこも番号や記号での表示なので、自分がどのあたりにいるのかはまったく不明。食堂、キッチンなどはもちろん、医療施設、床屋、郵便局などまで中にありました。カフェテリアなど、どれも、Five Star Serviceと謳っているところが笑えました。ちなみに、船内のソフトドリンクはフリーでした。この機械そのものは日本製が多いそう。船のパーツなども中で生産してしまうそうで、そうした作業エリアも案内していただきました。中にいる海軍の方や、エンジニア、その他職員の方たちはみなニコニコしていて気さく。もちろん、写真を撮ってはいけないところもあるとはいわれて、コンピュータルームのようなところに入るとき、案内をしてくださっていた方が真剣な顔で小声で何をいわれるかと思ったら、「No Smiling」。一瞬、まじめな表情にジョークとわからず、にこっとしていた顔がこわばってしまいました。もちろん、大声で笑うのはともかく、にっこりしてはいけないところなんて案内される先にあるわけがなかったのですが・・・。ちなみに、この日ガイドを務めてくださった彼は背が高く大きな方。横に並ぶと自分が小さな子どものような気分になってしまいました。








 

 その後、船から基地内のレストランやバーがある建物に移動し、お食事。もちろん、基本は米ドル支払いです。円で払ってもお釣りはドル。お値段はかなりお安いです。巨大な基地内には、学校あり、アメリカスタイルの巨大スーパーあり、もちろん、マックやスタバもあり、です。

 それにしても、船の生活は窮屈そうでした。閉所恐怖症の人には絶対我慢できないでしょう。下級武官だと、3段ベッドと聞いて、体の大きい彼らだったらほとんど身動きできないのでは・・・と思ってしまいました。待遇は相当よいようですが、それでも、長くは続けていくのは大変な職業だと思います。

 ちょっと珍しい体験でした。

Wednesday, August 1

国産ワイン

 今回はきちんと参加できず、かなり遅い時間から特別に飛び込みさせていただきました。

 というわけで、なんと10本もあったのですが、泡1、白1、赤2だけ、残っていたものをいただきました。白は高畠ワイナリーのスパークリングシャルドネ。時間がだいぶ経ってしまっていたので、泡はだいぶ少ない感じでしたが、コストパフォーマンスのよいさっぱりとした飲み心地のものでした。これに、グレイすワインのシャルドネをいただき、あとは、メルロー100%のTsuguneというものと、アルプスワインのシラーを。駆けつけで次々だったので、せっかく先日習ったことを十分生かせませんでしたが、どれも口当たりがよく飲みやすかったです。前回の駆けつけで追いつこうとしてツライ思いをした反省もあり、パンなどいただきつつ味わせていただきました。

 少ししか説明は伺えなかったのですが、国産ワインのよいところは、実際作っているところに気軽に行けるところなのかしら、という気がしました。やはり、作り手を知っていて、どんな風に作られているか見ていると、思い入れも違ってくるのでしょう。

 この夏は一回は甲府あたりに行ってみたい、と思っています。

 今回は急な参加で写真も撮れなかったのですが、かなり珍しい感じの素敵なエチケットもありました。何となくは覚えているので、今度ショップでも探してみようと思います。