エジプト大使館の方のおうちにおよばれ。
エジプト料理はあまり美味しいイメージがなく、アラブ系お料理は好きなのに今ひとつと思っていましたが、それはやはり昔参加したツアー旅行のせいかも。ツアーでは、ホテルかいつも同じようなレストラン。家庭料理はなかなかおいしかったです。
エジプト料理はもともとはパン、それにタマネギ、トマト、モロヘイヤなどのお野菜と豆が中心で、それに周囲の国々の影響が入って、お肉が多くなってきたそう。イスラムなのでもちろん豚以外、ですが。お料理の説明を伺うと、トルコやギリシャに近いものも多かったです。ピーマンとブドウの葉のファルシ、ナスとトマトを使ったムサカ、挽肉をはさんだピタパン、チキンの揚げ物、チキンのクリーム煮、ビーフ、エビ、サーモンと豪華でした。奥様オリジナルという新じゃがのような実にポテトをくりぬいて詰め物をしたもの、ご飯にピタパンとお肉がまじってトマトソースがかかったコシャリ。これは、確か、渋谷のエジプト料理にもあった、エジプトで典型的な家庭料理、ファーストフードという炭水化物がダブルで使われているお料理の一種だったと思います。油を使ったものが多いですが、お味はどれも結構日本人好み。お米、パンにお肉がたっぷりという印象でした。どれもおいしかったです。
お代わりまでしても、デザートは別腹。アラブらしい、甘めのスイーツ。パンもはいったライスプディングにフルーツサラダとアラブらしいケーキ。お茶は、ミントティーにアニスティー。紅茶にカルダモンをいれることもよくあるそうです。これにもエジプト人はたっぷりお砂糖を・・・!ちょっとカロリーはおそろしくなる感じですが。トルコに行ったときも、小さなガラスのカップにたっぷりと下にたまったお砂糖が飽和状態で溶けきれず入っていたことを思い出します。
エジプトでは、ふくよかなほうが好まれるそう。結婚して、おなかがでてこない旦那様には、ちゃんと食べさせてもらえてないのでは、と奥様がいわれてしまうとか。たくさんごちそうを食べられる、というのは豊かな象徴、というのはもちろんわかるのですが。ただ、最近では、若い世代では、さすがに太りすぎは好まれないようになったということですけれど。
観光地としてはとても魅力的で親日的なエジプト。いつかまたチャンスがあれば、いってみたいところです。
2 comments:
chestnutsちゃんのブログ読んでると、トーキョーにはほんとにいろんな国の人がいるんだなあと思うよね〜…みんな国の料理を作るとき、特殊な食材とかどこで手に入れてくるんだろう?
ongeさん
そうなの。聞いてみたら、やっぱり広尾とか麻布あたりだと特殊な食材も入手しやすいみたい。あまりにも珍しいものは、直輸入というか、持ってこないとダメだとは思うけれど。
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