Saturday, November 15

北京 その1

 初北京。週末+αでいけるところでちょうどお友達がいるので寒くなってきたけれど、以前から行きそびれていた北京に行くことに。空港は広くて立派。高層ビルも多くて、さすが、オリンピック前の建設ラッシュ後という感じで、想像以上に都会な雰囲気。ただ、実際は、まだまだ・・・と思うところはいろいろあるようで、特に住んでいると大変なようです。

 下調べもしていかなかったので、何をしたいというのがあまりなかったのですが、とりあえず北京おのぼりさんらしく、天安門へ。

 とにかく、広くてびっくり。今の時期、観光客がいっぱい。といっても、ほとんどが地方から来た中国人。外国人は少なかったです。まずは、毛沢東だけは拝みにいかなきゃ、ということで毛沢東の安置された記念館に。もちろん写真撮影禁止ですが、そういえばレーニン廟でも荷物を預けたのですが、やっぱりここでも。

 その後、近辺をフラフラしているうちに、胡同とよばれる下町地区に。結構外見だけはきれいにしてあるのですが、中は昔のままで迷路のよう。あまり足を踏み入れなかったのですが、この中を迷いながら歩くのも結構おもしろそう。表通りから一歩はいるとものすごい狭い通路なのですが、表通りは小さな食堂、スナックを売るお店や、モダン・アートのギャラリーなどが連なっており、結構楽しかったです。

 おいしそうだったので、これがお勧め!といわれたひき肉などが挟まったパンケーキみたいなものにチャレンジ。これはなかなかおいしかったです。 

 有名な老舎茶館に。曜日や時間帯によって、京劇などいろいろなパフォーマンスもお茶とともに楽しめるそう。行ったときはちょうど影絵をやるというので、優雅なティータイムを。



 菊花茶。

 点心。こぶりの上品なお菓子でした。かなりいろいろ種類があって、どれをオーダーするか結構迷いました。


 影絵は、特に動物の動きがなかなか。漁夫の利、という言葉のもとになっているらしいストーリー。貝がでてくるのですが、動きがとてもコミカルでした。

 故宮は混んでいるということで、代わりに訪れたのはこれも北京観光の目玉といわれる「頤和園(いわえん)。西太后のお気に入りだったというこの夏の庭園。とにかく広大。ゆっくり回ると相当時間がかかるということで、さらっと見ただけですが、お天気もよかったのでとてもきれいでした。そしてここにもまた、地方からの中国人観光客の団体さんがたくさんでした。

 あちこちで写真を撮るのですが、結構、なぜここで?と思うところで撮っている人も多かったです。人が通るところであろうと、お互い気にしない感じ。

 とにかく人が多いのが印象的。もっと季節がよい時期はすごかったそうです。マーケットやデパートものぞいてみましたが、物も豊富。最近はさすがにかつてほどバブリーな人は見かけなくなったといわれていますが、それでも資本主義の波はすっかり浸透し、高価なものもずいぶん売っているし、マック、IKEA、カルフール、など企業の進出も目覚しく、モノはあふれていてまだまだ勢いがあるのを感じました。悪評高いトイレもそこまで、ではありませんでした。といっても、ちょっと郊外に行けば、排水・下水を含め生活臭などのニオイはかなりきつく、短い北京滞在中、いちばんつらかったのが、ニオイと空気の悪さ、でしたが。

1 comment:

Anonymous said...

いつの間に中国!!しばらくブログチェックしてなかったからな〜