Thursday, May 28

ハイチ&尼門跡寺院の世界

 出産を控えた妹とのデート。

 ちょっと本来の用事におつきあいしてもらったあと、汐留のCafe Haitiでハイチ料理をランチに。ハイチ料理は定番というドライカレーにイカスミの煮込みを。ドライカレーは辛すぎず、しっかりと時間をかけてお料理しているお味。イカスミのほうはオクラとのコンビネーションがなかなか。ハイチコーヒーに添えられてきたのが一瞬シロップかしら・・・と思ったらリキュール。ラムか何かのようでした。


 そういえば、ずっと昔新宿でハイチ料理のお店があって行ったことを思い出しましたが、やっぱり姉妹店でした。大崎にもそういえば・・・と思ったら、やはりこちらも。

 その後、上野に移動して、チケットをいただいていた尼門跡寺院の世界@東京芸術大学美術館に。実は、芸大の中に美術館があったとは全く知りませんでした。ちょこっとした展示なのかと思いきや、点数も多く、しかもなかなか観る機会がないものばかり。尼門跡寺院(あまもんぜきじいん)とは、皇族・公家など高貴な女性の入寺によって営まれてきた独特な品格を持つ寺院だそう。中宮寺、法華寺、宝鏡寺、円照寺など、多くがちょっとなじみの薄いお寺。一般公開されていないところも多いようです。重要文化財も含む展示でゆったりと観たらかなり時間がかかってしまいました。文化的価値はかなり高いもののよう。Japan Timesの取材も来ていました。個人的には、掛け軸や像よりも、カルタや貝合わせ、昭憲皇太后のドレスなど、御所文化を感じる華やかなものほうが興味があり、楽しめました。人形はちょっと怖かったですが・・・。御所人形など特徴のある人形が何体か。それにしても、本当に幼いうちから尼僧となるべく尼門跡寺院にはいられた皇女の方々が多かったこと、その信仰の深さには感銘を受けました。

 さらに、「資生堂・サントリーの商品デザイン展」というのもやっていました。こちらは企業のデザイン展というシリーズもの。資生堂とサントリー両社が創業以来現在まで、1世紀以上に渡り発表してきた数々の商品をデザインの側から光を当て、この機会に一堂に集めて概観する、というもの。スーツ姿の、おそらくデザイン関係の業界の方も多そうでした。かなり充実した展示。美術展のはしごはちょっとつらかったため、最後のほうはあまりしっかり見られませんでしたが、最近のものよりも、古いものの方が魅力的でした。この時代にこんなデザインがあったのね、と、その斬新さに驚きました。

 古いものから新しいデザインまで満喫して、上野は文化的にいろいろあることを改めて実感した1日でした。

2 comments:

onge said...

ハイチ料理、初めて見たわ!!イカスミとオクラっておもしろい組み合せね〜。
それにしても文化的な一日だったのね〜!展示会のはしごって、疲れるよね〜。。。鑑賞するって、エネルギーの消耗が激しいんだろか。

chestnuts said...

ongeさん
そうなのよ、疲れるのよね~。
立って歩き回って、じっと観るっていうのが。