もともと、ボジョレー・ヌーボーはあまり好きではないので、お祭りだから楽しいイベントがあればという感じだったので、まさにちょうどよい感じ。お友達が急遽来られなくなり、はじめてのバーにひとり・・・とちょっと不安もありましたが、オーナーご夫妻が素敵だし紹介するから大丈夫、といわれて伺うことに。
マンションの1室。確かに飲食店がたくさんはいっているビルですが、ほとんど気づかないぐらいのサインしかなくて、ドアも閉まっているので、知り合いの紹介でなければまずはいらない感じのところ。でも、中は不思議な空間で、アットホーム。居心地がよいところでした。
こじんまりしたお店で、それほどお客さんも多くなく、それでももう普通に考えたら夜10時を回っているのでよい時間。バンドネオンとギターのライブをとても贅沢な状況で楽しみました。アルゼンチン・タンゴの古典的なものから現代のもの、スペインの曲、オリジナルなど、どの曲も素敵で心に響くものばかり。こんな間近で生演奏を楽しめるのは本当に贅沢。バンドネオンという楽器の歴史、それぞれの曲のストーリーなどのトークもおもしろく、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
かなり遅くまで(朝まで?)飲み続ける雰囲気の常連さんたちに別れを告げたもののそれでも相当遅くまで。おひとりさまでもすぐにお店の雰囲気にとけこめて、仲間になれる、そんな素敵なバーでの、素敵なライブでした。ボジョレー・ヌーボーは・・・まぁ、今年は不作といわれていることもあり、期待もしていなかったですが、やっぱりヌーボー。常連の方にごちそうしていただいたシャンパーニュが美味しかったことはいうまでもありませんが・・・。
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