久々のミュージカル。
ロンドン時代は頻繁に行っていましたが、日本ではチケットのお値段と入手が大変なことが多いこともあり、気楽に新作がかかるたびにふらっと行く、ということができないでいました。
e+で割引チケットを発見、早速興味を持ちそうなお友達を誘っていってきました。遠藤周作原作「王妃マリー・アントワネット」をベースにした新作。11月に初演となったばかりです。レミゼラブルのような感動はありませんでしたが、まぁ楽しめました。前半、18世紀らしい華やかな宝塚的なドレスはいいのですが、ストーリーや歌、ダンスとしてはどうかな・・・と思いましたが、後半はフランス革命という時代背景、人間模様や心情の変化、成長ぶりなどが前面にでてきていた感じでした。いきなり、ものすごい大人になって落ち着いてしまったアントワネットにあれっと思ったりしましたが。まぁ、だいたい、ミュージカルというのは、バレエほどではないにしても、ストーリー的にはすごい飛躍があったり、ひどく単純化されたりしているものですが。比較的豪華キャストで、不思議な「錬金術師」の存在などもおもしろかったですが、やはり日本語というのはミュージカルに乗りにくい言語だと感じてしまい、日本語だとストレート・プレーのほうがいいような気もします。
これから舞台ものが多い時期、最近しばらくご無沙汰している歌舞伎や文楽といったものを含めて、いろいろ行きたいと思います。
1 comment:
thonちゃん
そう、たまには気分転換と思って。
悪くはなかったけど、原作を気に入っているのであればますます微妙なのかも。本を読んでないのでよくわからないけど、一般的には本から入ると映画や舞台にがっかり、ということはあるものだし。
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