Sunday, November 26

炭酸煎餅とサイダー

 この二つ、どちらも有馬温泉名物。知りませんでした。

 炭酸煎餅は宝塚でも見かけて、関西では一般的かと思ったら、そういうわけでもなく、どうもこの2箇所のよう。そういえば、宝塚にも温泉がありました。炭酸泉を使って作った薄焼きの丸くて軽ーいお煎餅。プレーンでも結構甘みもあります。京都の八橋に、栗、黒ゴマ、イチゴなど様々なバージョンが出ているように、炭酸煎餅もいろいろ種類が増えたのは最近のようです。青海苔風味、レモン味、2枚重ねにした抹茶クリームサンドなど。

 そして、実は有馬温泉はサイダーの発祥の地だそう。サイダーのそもそもの語源、オリジナルはcider、フランス語ではシードル。つまりリンゴ酒。それがなぜか日本では甘味をつけた炭酸水のこと。人工的な甘みが苦手でいわゆる清涼飲料水系はほとんど口にしないので試さなかったのすが、有馬温泉の昔ながらのサイダーのビンは、ちょっとレトロでいい感じでした。

 普通温泉地といえば、温泉饅頭。それが有馬温泉では、温泉饅頭よりも炭酸煎餅。個人的には南部煎餅のほうが好みですが、その土地ごとでの新たな発見、というのは楽しいものです。

1 comment:

chestnuts said...

thonちゃん
炭酸煎餅って関西以外ではマイナーなのでは。私も宝塚に行くまで全然知りませんでした。