Sunday, December 31

Mamma Mia

 今年の締めくくりはミュージカルで。

 ロンドン時代に初演から2,3回観に行った好きな作品のひとつ。ABBAのCDを買いに走ったきっかけとなったミュージカルです。それまで、Dancing Queenなど有名な曲は知っていたのですが。四季では2月頃が千秋楽ということで、終わる前に、と思いチケットを。意外に席もそれほど苦労せずにとれて、端っこでしたが比較的前のほうのよい席。かぶりつきが好きなので、真ん中で後ろ、よりとにかく舞台に近いところを選んでしまいます。

 日本語で観たのは初めてでしたが、歌はすべて日本語になっていました。そのほか、セットなどはロンドンで観たものとほぼ一緒。もちろん、派手派手衣装もです。

 前田美波里さんのスタイルのよさに感嘆しつつ、テンポよく進んでいく笑いありちょっぴり涙ありのストーリーを楽しみました。最後は全員スタンディングで盛り上がり、これで明るい気分で年越しできる、とうれしくなりました。

 よく考えれば、シングルマザーに父親がわからない娘という設定なのですが、その重さをぱっとはねのけてしまうような明るさがあります。やっぱり、最後はハッピーエンド、というのもいいところです。最後のショー的な部分はオリジナルの英語の歌でもいいのでは、という気がしましたが、日本語だからこそステージとの一体感も生まれやすかったのかもしれません。 

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