Thursday, April 13

ディナー

 レストランのオーナーで不動産会社も経営している友人からのディナーのお誘い。帰ることがわかっているので誘ってくれたのはわかっているのですが、直前のお誘いで招待状もなく、インフォーマルなものなのだろうと思いながらも、今ひとつ、趣旨やメンバーはわからずとりあえずいってきました。

 前回、思いっきり迷子になったところ。昨日は、さすがにちゃんとたどり着きました。レストランの上のプライベート・ファンクション用のお部屋にセットされた大きな丸テーブルを囲んだゲストは結構不思議な取り合わせでした。もちろん、送別も兼ねて呼ばれたのですが、特に、そういう雰囲気ではなく逆にほっとしました。もっとインフォーマルかと思っていたのですが、席次はなかったものの着席だったので、これでスピーチでも求められたら大変・・・と内心思っていたので。国籍も様々でしたが、ノン・ムスリムばかり。ワインもきちんとサーブされました。中華とマレーのニョニャ料理のお店ですが、メニューはかなり洋風なセンスもはいったおもしろい構成。蓮の葉で包まれて蒸されたチキンや、北京ダックといった典型的な中華があると思えば、白身のお魚をつかったコロッケ風のものや大きなエビを使ったパスタがでてきたり。それにしても、いつまで出てくるのかと思うほど量が多かったですが、普通のレストラン・メニューではないものばかりで楽しめました。デザートの頃にはなぜかカラオケ。巨大スクリーンにカラオケ画面が映し出せるのも売りのようでした。

 いつもおしゃれな彼女なのですが、このお部屋のインテリアにもそのセンスが生かされています。中国的なもの、東南アジア、そして多少のヨーロッパ・チックな部分が入り交じっていました。なかなかおもしろい雰囲気でした。テーブルクロスは白ですが、イスには真っ赤なカバー。ナプキンは若草色。飾られているお花は、真っ赤なガーベラにオレンジのトロピカルなお花。この取り合わせはなかなか思いつきません。それでも、意外なまとまり感がありました。マネしたいと思うほど好みではありませんが、個性的で悪くありません。

 そういえば、お料理も、いろいろな国の特集をやりたい、日本からシェフを呼べないかという話を前にされたことがありますが、新たな取り組みにも意欲的。彼女のセンスと人柄を全面的に出して成功しているレストランであることを改めて感じました。

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