Thursday, April 20

Queen's Birthday Party

 この国の王妃ではなく、もと宗主国の英国エリザベス女王のお誕生日。
 昨夜は、最後のダンスのレッスンを終えて汗だくになり大慌てで帰って準備をし、いってきました。

 今年は、かなり予算が削られたらしく人数もしぼり、全体のレベルもちょっと下げたよう。昨年は、大使が離任直前というせいもあったのか、とにかく派手。ジャングル風の入り口を通り抜け会場に入ると巨大なチョコレートのBig Ben、各国のお料理のブースに、南米のライブバンド。その豪華さはありませんでしたが、昨年よりはずっと英国調、を前面に出した雰囲気でした。バグパイパーが2人、インターナショナル・スクールの子どもたちによる歌と演奏。フィンガーサンドイッチ、fish & chips風の白身魚のフリッター、チーズなどを楽しみました。

 思えば、去年のこの時期はいろいろ大変でした。そんなことを思い出しつつ、あれだけ時間がなかなか経たないと感じていたのが、やっぱり1年は早かったなぁと感じます。季節感がないので、こうした行事や祝祭日が、記憶を呼び覚ます重要なきっかけです。ただ、それも、長くなれば一体あれは1年前だったのか、3年前だったのか、それとも5年前?という感じになってしまうかもしれませんが・・・。

 英国の場合、Queen's Birthdayは実際の4月か公式な6月かどちらかにお祝いしますが、この国の国王誕生日は7月。もちろん、お誕生日当日は祝日で盛大な式典をやりますが、その後、1ヶ月近く祝賀行事が続きます。この準備は数ヶ月前から毎年始められます。今年は、60歳。日本であれば還暦ですが、イスラムでは、特に60という数に重要な意味はないそうです。それでも、やはり切りのよい数字。石油価格上昇によって財政が潤っているということもあるのでしょうが、今年は昨年よりは大がかりなものになるようです。

 そういえば、今日は、友人のお嬢さんが19歳になるということでBirthday partyに招かれています。ちょっと顔だけ出そうかと思っていますが、birthday続きです。



 
 

 

3 comments:

Anonymous said...

先ほどテレビで「女王を作った10日間」というドキュメンタリを見ました。80歳までの彼女の節目となった日々は、やはり大英帝国の斜陽の側面が多く浮き彫りにされました。最初のDifficultyはスエズ動乱で、まだ若くて強気のコメントが聞けましたが、ウィンザー城の火事やBritania号の廃船で見せた表情には時代に逆らえない無念さが滲み出ていました。QBPに彼女は何を思うんでしょうね。

chestnuts said...

牧歌さん
Coolなイメージで斜陽からは立ち直った英国ですが、オープンな分、話題も振りまく家族のこともあり、悩みは多いでしょうね。

ちなみに、会場入り口に飾られていた写真は、比較的最近のものという感じの、かなりカジュアルな服装でくつろいでにっこりしているものでした。日本では絶対こういう写真は正装、ですが。

chestnuts said...

thonちゃん
写真撮ってないのです。なんといっても、カメラなし生活で、帰国前数日という今回初めてカメラを持って帰ってきたという・・・。