Saturday, May 5

石積みのある町 ~ 坂本

 また、関西といっても、渋く滋賀県。琵琶湖のすぐ横です。


 普通はお城の壁ですが、石積みが街中に見られるのが特徴の比叡山延暦寺のお膝元の城下町、坂本。

 日本史で必ず習う天台宗、最澄、比叡山という有名どころの割には、延暦寺が京都からこんな離れたところにあったのにびっくり。坂本の町から坂本ケーブルというケーブルカーにごとごと揺られて到着します。そもそもが、京都から鬼門の位置にあるため延暦寺が建てられたそうで、都から離れた険しい場所であるからこそ、悟りが開ける修行もできたのでしょう。延暦寺は、人材育成に力をいれていたということで、仏教の有名な開祖はほとんど延暦寺に入門していることを知って驚きました(単に不勉強ともいいますが・・・)。というわけで、延暦寺ももちろん立派なのですが、結構気に入ったのがこの坂本の町。



 水琴窟というそうで、耳をすますとかすかにお琴のような音色。初めて見ましたが、日本庭園の装飾の一つで水滴により琴のような音を発生する仕掛けなのだそうです。なんとも侘び寂びの情緒があります。



 あまり観光地化されたところではないため、たくさんお店はないのですが、行列ができていたおそば屋さん。建物は文化財指定されているようで、とても立派。時間がなくて回れなかったのですが、寺社がたくさんあって、1日のんびり散策するのにもよさそうです。

2 comments:

Anonymous said...

ふう〜ん、あの辺りってこんななんだ〜。昔、姉達が大阪に住んでた頃、車で延暦寺に行ったのです。足で行くといい物が見られたりするから楽しいわよね〜。

chestnuts said...

ongeさん
車で行ったほうがのぼるところが少なくて楽だけどね。