Wednesday, May 30

トルコ料理レッスン@Wakka Kitchen

各国のエスニック料理のレッスン。一緒に作って、セレクトされたワインとともに楽しむ紹介制のサロンのようなお料理教室の第1回。

メニューは、トルコの定番サラダ「羊飼いのサラダ」、「レンズ豆のスープ」と「羊団子のグリル ヨーグルトソースかけ」。


 最初にレシピの説明。身近で手に入る材料で代用できるかどうかなど、細やかな配慮があり、さらに、これはかかせないという、スマックという中東・北アフリカではよく使われるスパイスの説明があったのがとてもよかったです。ゆかりに似た感じのスパイス。なかなか日本では入手できないそうです。それなのにも、レバノン、アラブ、イラン、トルコなどそれぞれの産地のティスティングもありました。レバノンのものが高価で繊細だそう。ほのかな酸味があって、赤の色もきれい。レンズ豆はオレンジ色のものを使用。黄色のものよりおいしいそう。オリーブオイル、バター、サラダオイルの使い分けなど、学ぶことが多かったです。

 お味のほうももちろん、とてもおいしかったです。どのお料理もタマネギ、ニンニクがたっぷり使われるのですが(本当はあまり得意な食材ではないのですが・・・)、スマック、ドライミント、チリペッパーといったスパイスが効いていて、おいしかったです。タマネギをついつい避けたくなるのですが、結構いただけました。レンズ豆はニンジンとタマネギがたっぷりはいっているせいか、想像以上に甘いけれど素朴なお味。ちょっとカボチャのスープに似た雰囲気でした。メインのキョフテは赤身を使っているのにパンを入れているため、とても柔らかくてジューシー。ヨーグルトとトマトの2種類のソースがとてもきれいでした。



 これに、ラクを食前酒に、ソムリエの方が選んだスペインのカバ(Montesquis Brut Reserve)、白(Venta dAubert Blanco 2005)、赤(Isadi Crianza 2003)とともにいただきました。ラクは以前飲んだときよりも甘くて飲みやすく、中東系のお料理にはぴったり。ワインもどれもおいしかったです。トルコに行ったとき、トルコ・ワインも結構おいしかった記憶がありますが、日本では見かけないのであまり手に入らないのでしょうか。


 おいしくて楽しい会に大満足、でした。

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