マラウィに青年海外協力隊員としていく予定の親戚を招いてアフリカ話。正直なところ、マラウィのイメージすら全然よくわかりません。アフリカの中でもおとなしくて地味な印象。でも、実は青年海外協力隊員の派遣数は一番多いのです。それは、活動しやすい環境なのか、活動すべき環境なのか・・・。やはり後者の比重が当然高いのでしょう。
これ、といった特産品もなく、資源に恵まれているわけでもなく、観光として売りになるものも聞かず、内陸国なので(そして英国が旧宗主国だったこともあり)お食事のレパートリーも少なそうです。主食はトウモロコシでつくったシマ。タンザニアなどで食べられているウガリと同じようなもの。モザンビークもシマでした。普通の海外駐在と違って、協力隊員としての生活は、ずっと大変。現地の人に混じって、その信頼を勝ち得なけければなりません。突出した生活レベルを見せてしまってはいけないわけです。お湯がでるか、という以前に、お水がちゃんとでるのか、電気はあるのか、という感じになるのでしょう。
日本にいると、この恵まれた環境を当たり前のように享受してしまい、インフラが整備されていない状況というのが想像できなくなってしまいます。旅行や出張でいくのと異なる「生活」の大変さ。そうした中で、何か自分にできることを、役に立ちたい、という気持ちで世界のあちこちに向かっていく協力隊員の方たちの前向きな姿勢には本当に頭が下がります。
これから、マラウィについてももう少し気にかけて勉強していこうかな、と思います。
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