「おとぎの国」ともいわれた南の小さな国での生活をつづるために始めたブログ。 帰国後も、予想以上に長続きしています。恵比寿からいったん離れて、また恵比寿生活復活。 心機一転、いろいろ新たなことにもチャレンジしつつ、気の向くままに書きつらねていきたいと思います。
Saturday, November 17
Wine Tastingの基礎 vol.2
フランスワインのテイスティングお勉強会。1回目の復習もはいっていたので、前回より自分なりにはちょっとわかった気が。特に前は本当にまったくわからなかった香りの表現が少ーしずつですが、わかるようになったのは多少の進歩かも。
ブライドでテイスティングノートをつけつつ、最後は価格帯、ブドウの種類、産地等まで予測して6種をいただきました。ブドウの種類などは不勉強でわからないのですが、価格帯は意外にいい線で勘が当たったり。
驚いたのは、Vin de Tableで5000円もするものがあること。これまでAOCにならないものはVin de Paysで、これは地酒なので格は低くても安くておいしい掘り出し物もある、と思っていました。でも、テーブルワインはやっぱりテーブルワイン。地酒にもならないもの、という認識。これが間違いでした。厳しい条件にあえてあわせようとせず、独自に手をかけておいしく作っているワインもあり、これがVin de Tableとなっていることもあるのに驚きました。これは赤の1本目、テイスティングでは4本目。マルセル・ラピエール(☆最初間違えてニコラ・ジョリーと書いていましたが、ニコラ・ジョリーは3本目でした)の自然派ワイン。これはおいしかったです。珍しいのは、酸化防止の亜硫酸を加えていないため、ボトルがワックスでとめらているところ。本来であればテイスティング最後6本目のLouis Jadotの1996はお値段からも相当期待されるものだったはずなのに、あれ、っというお味。香りはよかったのですが。それに比べても圧倒的においしくすーっと飲めてしまいました。あと特筆すべきは、白の3本目、シュナン・ブラン。10000円以上するもので、美しいゴールド。白好きではない私でも、しばらく置いて最後に食後酒に近い感覚で楽しみました。ワインは保存状態で相当変わってしまうということも含めて、いろいろ学び、実感できました。
ひととおりテイスティングについて学んだあとは、おいしいお食事をつまみながら。やっぱり赤が進みます。ただし、やはりマリアージュはあるので、ホタテを赤でいただいてしまったらちょっと生臭い感じ。うーん、これはやはり白のほうが。今の季節限定のモンドールなどのチーズは、本当にその威力を発揮します。比較のためにだしていただいたボジョレー・ヌーボーも普通に大量市販されているものよりそもそもよかったとはいえ、チーズと一緒だと格段にアップ! さらに、デザートワインもいただき、全部で8種類試すことができました。
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