初の訪問だったミャンマー。最近まで首都だったヤンゴンと遷都した新首都のネーピードーに。
宿泊したヤンゴン市内のホテルのロビーのゾウさん。結構大きくて迫力あります。タイと同じでゾウのモチーフはあちこちで見かけました。
比較すると他のアジアの都市からみればいかにも東南アジアチック。ヤンゴンの空港は立派でしたが、街は雑多な印象。そう思ったのですが、人工的で現在まだまだ建設途中のネーピードーから見ると、ヤンゴンは人が多くて都会というか活気はあふれている感じ。ミャンマーのイメージといえば、人権問題、軍政という程度でしたが、思った以上に表面的には平和で普通な雰囲気でした。カンボジアのように地雷の問題を抱えていない分、体の不自由な人がいないことにはほっとします。また、圧政とはいえ、生活そのものは意外に豊かなようで、物乞いやしつこい物売りはほとんどいませんでした。きれいな部分しか見ていない、といえばそうなのかもしれませんが。
ネーピードーまではプロペラ機で約1時間。
マーケット。ネーピードーは成長途中の街。次々新しいショッピングモールもできているようです。建物自体は結構新しいですが、中は至って庶民的なマーケット。ヤンゴンではマーケットに行く時間もなかったのでうれしかったです。ヤンゴンに比べると規模は小さいと思いますが、様々なモノにあふれて、ここでも、意外なほどに豊かさを感じました。
菊を中心としたお花も。お花を売れるというのは、生活に余裕があるということだと思います。
タナカ(日本人の名前みたいです!)という木の樹液のようなものを保湿と日焼け止め代わりに顔に。タナカはあちこちで売っていましたがさすがに試しませんでした。女性と子供が使うそうで、この塗り方もオシャレのひとつ、だそう。といっても普通はベタッと塗っている感じでしたが。この子は、ウサギちゃんのマークにしてあって、かわいかったです。
スイカの山。
お米。
高床式住宅。一般の国民は藁葺きだったり、木で組んだ高床式の家に。
豚さん。近くには子豚もたくさんいました。
暑いのであまり外にはいられず、すぐに中で休憩。
インテリアもなかなかオシャレなホテル。デザイナーはきっとヨーロッパ系が入っているのでしょう。
ボリュームたっぷりの麺。
ミャンマーのビール。ビールは苦手なのでお味の確認はしてませんが。
すごい色のアイスクリームとジェリー。もちろん、私はこんなチャレンジングなものはオーダーしませんが・・・。でも、おなかは壊されなかったそうです。とにかく暑いので、外にいると冷たいものは欲しくなります。
なぜかいくつも作られている広い敷地の高級ホテルのひとつ。暑いので生花はもたないのに、結構ホテルではきれいに生花を使っています。
サファリロッジを思い出すようなコテージタイプのホテル。
高級ホテルにはもちろんプール。プールだけでなく、この新しいネーピードーには池が多いです。政策として必ず政府関係の建物にもあるそう。水資源は豊かです。暑いところなので涼をとるという意味のほか、緊急時の備えなどいろいろな意味があるのでしょうか。
新しくできたというGem Museum。まだ、1階のショップ部分は半分も入っていず工事中でしたが、上の展示は思ったよりはいろいろあってびっくり。翡翠、真珠、ルビー、サファイア、エメラルド、金、ペリドット、水晶等、様々な貴石・半貴石が産出されるようで、巨大な天然真珠や金塊なども無造作にディスプレーされていました。
なかなか行く機会のないミャンマー、ホテルや仕事の訪問先の合間だけでしたが、ほんの少しですが、ヤンゴンとネーピードーという二つの街を垣間見ることができてよい体験でした。
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