テノールのリサイタルにお誘いいただきました。
アンダルシアの情熱、イタリアの春、トスカの3部構成で、最初はちょっと聞きなれないスペインの歌にカルメン「花の歌」、続いて春をテーマにしたイタリアの曲、最後はトスカから「たえなる調和」「星は光ぬ」。アンコールも5曲ほど。
やはりイタリアの歌、アリアがよかったです。のびのびと力強く、とても気持ちよく、心地の良い歌声でした。テノールのリサイタルというのは初めてでしたが、伴奏のピアノも素敵で、急にお誘いを受けてあわてて向かったのですが、優雅なひと時でした。
紀尾井ホールだったので、その後、四谷三丁目方面までフラフラと行って、スクレ・サレに。深夜までオーダーを受けるビストロの先駆けだったそう。コンサート後の遅い時間からでも、きちんとお食事をいただくことができました。いちばん少な目のブーケ・コースにしましたが、十分すぎるほど。ナメコをつかったアミューズはちょっと食材としては意外な感じ。パンもおいしく、エスカルゴのグラタンを前菜に、鴨むね肉のローストをメインにいただきましたが、どちらもボリュームたっぷり。コンサートの後という遅い時間にいただくにはちょっと重かったかも・・・。それでも、しっかりチョコレートケーキをデザートにいただきました。場所は不便でも、人気の秘密がわかるお店です。
ゆったりとしたお食事はコンサートに引き続きとても優雅。ただ、最後は終電に間に合わせるため慌てて帰ることになり、最後まで優雅さは保てませんでしたが。
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