Saturday, May 19

ロイヤルコペンハーゲン ビングオーグレンダール@松濤美術館

終わってしまう前にと慌てて、魅惑の北欧アール・ヌーヴォー 塩川コレクションにいってきました。ロイヤルコペンハーゲンはイヤープレートやブルーフルーテッドなどでおなじみで、ブルーの色合いも大好き。今回は、そのデンマークの誇る名窯ロイヤルコベンハーゲンと、かつては人気を三分したというビングオーグレンダール。実は、ビングオーグレンダールのほうは名前を知らなかったのですが、どちらも素敵な作品でした。

 19世紀末から20世紀初頭に制作されたアール・ヌーヴォー磁器なので、青ではなく、むしろ淡いグラデーションの釉下彩、鮮やかな虹彩を生じる結晶釉などで、自然のモティーフをかたどった作品が多数。猫や犬などの動物、カタツムリ、魚、トカゲなどなど。蛇など、これをお皿として使うのはどうなの?と個人的には思うものもありましたが、素晴らしい作品の数々の鑑賞を楽しみました。

 ビングオーグレンダールの「鷺のサービス」など、実用品であるのに繊細な芸術品も多かったです。終わる前に行けてよかった・・・と思いました。

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