目黒のさんま祭りってこんなにメジャーだとは。
「さんまは目黒に限る」とお殿様がいったため、さんまがとれるわけでもない目黒の枕詞になっているさんま。産地はともかく、今の時期のさんまは本当に食欲をそそられます。
無料で5000匹の産直さんまが炭火焼され、すだちとともに配られるというので、ご近所だしちょっと行ってみませんか、とお誘いがあり行ってみることに。
お稽古が入っていたため、その前の1時間、ちょっとのぞいて、うまくいったらさんまを食べて・・・と思っていたらとんでもない。10時開始というので、その頃待ち合わせ。日曜日の10時の目黒駅がこんなに人がいるのは初めて。さっそくさんま祭りと書いてある方角に向かうと、道路わきから煙が。なんと、さんまは駅近くの大きな道路の脇に設置された特設魚焼きエリアで焼かれていました。
10時少し過ぎにはさんまを焼いているエリアから延々続く列。とてもさんまはムリそう、とは思ったものの、どれぐらいの列だろうと最後尾まで行ってみることに。大通りが高速と交わるところで折れてもまだまだ列は続き、歩くこと15分近く。もうお隣の五反田駅からのほうが明らかに最寄りというあたりにたどり着いて、ようやく最後尾のプラカードが。当然、お稽古までには間に合わないとは思いましたが、とりあえず並んでおしゃべりして、さんま祭りに来た気分だけ味わうことに。しばらくして偶然、別の友人たちが通りがかったので、彼女たちも加わり時間ぎりぎりまでおしゃべり。横入りではなく、交代であれば文句もないでしょう、と列はバトンタッチ。目黒のさんまにちなんで、落語も無料で行われていたのですが、そちらももういっぱいだったそう。
ちなみに来週もさんま祭りがあるそう。目黒駅は品川区なので品川区主催であるのに対して、こちらは目黒区主催。やはりさんまの無料配布があるそうです。
かんかん照りの中、1匹100円で買えるさんまを食べるために並び続ける人たちを横目に見つつ、こうして並ぶことそのものを楽しめない限り、やっぱり買って帰ったほうが早い、とは思ってしまいました。それでも、並んだ末に手にしたさんまはおいしそうに見えましたが。
1 comment:
thonちゃん
来週のは、駅から結構離れている区民施設のあたりだと思うので、ちょっと大変かも。あ、車だったら楽かも。
Post a Comment