某ベナン人タレントを囲む会なるものに参加することに。
正直なところ、一度仕事がらみで会ったぐらいでテレビなどで観たこともありませんでした。アフリカ系タレントは、ほかに結構名前が売れている人も多いのですが。そもそも特に最近はあまりテレビにでていないとか。比較的お固く、まじめ路線で国際交流や親善をやっているらしく、シンポジウムや講演会などに出ているそうです。
ともかく、結構都心から離れた京王線の駅近くにある中華料理屋さんで、なぜかアフリカ料理。お手製のベナン料理とお店の餃子に持ち込みワインや焼酎などという不思議な組み合わせでした。ベナン料理は、お祝いのときだけいただくというトウモロコシベースのトマトなどがはいった一見パテのような感じのものに、トマトソースで煮込んだチキンを添えたものに始まり、ヒヨコマメなどのソースを添えたクスクス。そして、同様にトウモロコシベースの主食に青菜系のシチュー。最後にでてきたのは、お豆腐とチーズでねっとりとしたソースの中に鳥のハツがはいったもの。本来はベナン特有の臭いチーズを使うらしいですが、手に入らないので、代用して作ったそう。かなりおなかがいっぱいだったこともあり、重くてクセのあるこのお料理はちょっときつかったです。全般にスパイスはそれほどきつくないので、ピリピリという辛いソースをお好みで。もちろん、私はなしでいただきました。
素朴な家庭料理。クスクスはわりといけました。ジンジャーがかかっているのが新鮮でした。日本にはベナン料理レストランは一軒もないので、そのうちレストラン経営も考えているそう。一応タレント活動をしているだけあり、飲まないのにノリは人一倍よく、おしゃべり。感心したのは中国語も上手で、お店の中国人の方たちとは中国語、私たちとは日本語をベースで時々英語と仏語がまじっていました。
中華料理店からすぐそば、エレベーターなし、お寿司屋さんの上の5階というアパートは、まさに日本のスタンダードな感じの広さで、ところ狭しといろいろなものが散らかっていました・・・。確かにここではこの人数を集めてパーティーはムリ。そんなおうち拝見して失礼しましたが、なんだか不思議な集まりでした。
1 comment:
ペナンってどこ?と思った。
世の中、いろんな国と料理があるんだねえ、、、
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