「おとぎの国」ともいわれた南の小さな国での生活をつづるために始めたブログ。 帰国後も、予想以上に長続きしています。恵比寿からいったん離れて、また恵比寿生活復活。 心機一転、いろいろ新たなことにもチャレンジしつつ、気の向くままに書きつらねていきたいと思います。
Wednesday, April 25
グレイスワイン
以前は日本のワインって、と思っていたのですが、意外においしいものもあるなと最近思っていたところ、日本のワインとおうちご飯のマリアージュ企画があって、参加させていただきました。
甲府のグレイスワインさんのワイン、お話を伺いつつ、お漬物、冷奴、たけのこの煮物、カツオのお刺身といった和食とともにワイン9種を。白は甲州ブドウのワイン4種とドイツワインのようなもの1種。白はいつもどおり、ちょこっとずつでスキップしつつ、お待ちかねの赤を。赤は、3本。1本はものすごい貴重なもので、キュヴェ三澤の2002年ビンテージ。これは本当においしかったです。その前にいただいたブラック・クイーンとカベルネ・ソヴィニョンから生まれたというノワールという品種のワインもよかったです。最後にシメは、周五郎のヴァンというデザートワイン。こんなに日本のワインを飲み比べる機会もなく、特に、甲州を意識していただくのは初めてでとてもおもしろい経験でした。ブドウの木の剪定の仕方など、技術的な説明もしていただき、少しはワインの知識が深まったような気がします。
日本のワインは、やはり、ヨーロッパなどのワインに比べるとインパクトは弱いそう。実際いただいても、ものすごい力強さや個性は感じませんでした。逆に言うと、それが日本のワインの「らしさ」。そして、それが和食にあうということのようです。確かに、その繊細さが和食にぴったり。日本酒ほどアルコールの強さがなく、すっきりいただけるという意味で、和食とあわせるのであればまさにお勧めという感じでした。お漬物にあう白ワインなんて、ちょっと想像しませんでしたが、いい感じ。梅干はさすがにすっぱすぎてワインにはきつすぎる気がしましたが。
いただいたうちの白2種は、全日空のラウンジにも入っているそうです。最近は、フランス、スイス、東南アジア、オーストラリアなどにも輸出されているそうで、確実に「日本のワイン」はおいしくなって認められているようです。
今度はワイナリーツアーにもぜひうかがってみたいと思いました。
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