あまりなじみのない宝石でした。
ブルー・ゾイサイトという別名もありますが、ティファニー社が銘々した「タンザニアの夜」、このタンザナイトという名前のほうが有名。
ブルーやパープルがかった石で、タンザニアでしか産出されません。色が濃いほど価値が高いそう。特に、カラット数の大きいものはなかなかでないので、将来的にはかなり価値があがるのでは、とのこと。
せっかくタンザニアに来たのだから、記念にと気軽に考えていたら、希少価値の石ということで結構なお値段。もちろんルースで買う方がお安いです。加工の技術がほとんどないため、一流ホテルに入っているショップは、フランスにデザイン、加工のため送付してできあがったものを送り返してもらい販売しているそう。どうりで、ready madeのものが少なく、それがかなり割高なわけです。
このあたりがアジアとの差。ルビーなどアジアでは石がとれるところが多く、確かにかつてはデザインはイマイチだったと思いますが、デザイン画やモデルがあれば、結構最近は上手に作っています。第一次産品にいかに自国で付加価値を付けられるかは、経済成長のひとつのカギだと思います。
タンザニアだけでしかとれない石といいつつ、それほどショップも多くはないのですが、結局購入は断念。気に入ったリングは日本円にすれば10-20万円。ルースの小さなものであれば手はでる範囲ですが、かといってルースで買って日本で加工したらかなり高くついてしまいます。そこまで気に入った石であればよいのですが。やっぱり、ダイヤモンドのほうがいいかな・・・と思ってしまいました。
そのうち、小さなピアスぐらい、どこかで買いたいなと思っていますが。
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