Saturday, October 23

ル・ギャルソン・ドゥ・ラ・ビーニュ

 広尾散歩どーりにあるLe garcon de la vigne。以前から気になっていたものの入ったことがなかったお店でした。

 お友達のチョイスでこちらに。普通のビストロかしらと思っていたら、ワインはすべて自然派ワイン。ソムリエ兼オーナーの方は、自然派の大御所であるマルセル・ラピエールのところでしばらく働いていたことがあるそう。半地下になっているので、入口まで行かないと中がよく見えません。それがちょっと入りづらいという気がするかも。中に入ってしまうと、細長い店内は落ち着いた雰囲気。マルセル・ラピエールの写真など、様々なものが壁一面に飾られているのが楽しいです。お料理は、基本はコースでコースのものをアラカルトでもいただける形。しっかりコースでいただきました。カマスを少し燻製したものを薄いパイ生地で包んで揚げたものを前菜で、お魚は、皮までパリパリのアマダイ、メインは仏産ハトのパイ包みと、その日のメニューからチョイス。どれもボリュームもたっぷり。特にメインのハトはしっかりしたソースで、ワインが進みます。ワインは赤であまり重くないものということでお勧めされたマルセル・ラピエールのものを。確かにガメイっぽくはなかったですが、個人的にはあまりガメイが好きではないので、それを事前に伝えておくべきだったかも。。。お料理にあわせてというより、先にワインをお願いしてしまったので、次回は好みを伝えた上で、お料理も先に選んでからお勧めを聞かなければ・・・と思いました。お料理はどれも美味しく、デザートのタルトまでしっかりといただいてしまいました。

 感じもよく、居心地のよいお店です。ワイン教室やワインとディナーのグルメの会などのイベントもあるそうなので、また伺いたいと思います。自然派ワインはずいぶん以前にワイン会で少しいただいたことが。そのときはあまり印象も強くなく特に気に入ったという記憶もないのですが、これだけこだわっているお店で、ちょっとお教室に参加してみたらおもしろいかしら、という気も。ワインはこれからまた試してみたいとは思いますが、美味しいものをしっかりいただきたい、というときによいお店です。

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