ドガ展へ。想像以上に点数も多く、見応えがありました。
やはり何といっても、目玉はエトワール。ステージの上で、スポットライトを浴びるエトワールの美しいこと。ドガといえば、踊り子の画家。その他の作品も、動き、躍動、光を感じる素晴らしいものばかり。エトワールもそうですが、大胆な構図が多く、それが余計観るものを惹きつけているのだと感じました。パステルの素晴らしさを感じさせる作品も多かったですが、パステルを多く使うようになったのは実は目の病になったためであるそう。背景のくすんだ赤、ところどころに使われている深みのあるグリーン、踊り子の首に巻かれたリボンの黒など、印象的ですがずっと観ていたいと思うような落ち着きがあり、他の印象派とはまったく違ったテーマのおもしろさもあって、とても楽しめる展示でした。いかにもバレエをやっています、という小さい子を始め、子どもも結構多くて、とても熱心に観ていたのも、興味を持ちやすくある意味わかりやすい作品だからなのかもしれません。
横浜美術館そのものも初めて。常設展のほうもちらっと観てみましたが、イサム・ノグチからダリ、マグリットあり、といろいろでした。
そもそも、オルセー美術館は一番好きな美術館。オルセーに行ったときの感動を思い出しますが、久しぶりに、好きな作品をたっぷりと楽しめる展示でした。
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