燐光群のお芝居に。
多くのエンターテイメント系が中止や延期になっていましたが、こちらの舞台は当初どおり公演を行ったそう。「屋根裏」という不思議な空間が舞台なので、とにかく照明も普通以上に使わずエコであるというのもひとつの理由として書いてありました。確かに、舞台の上にセットされた小さな箱。世界一小さな舞台空間から発信する「超演劇」。各国でも上演されてきたということで、今回もインドネシア語、日本語、英語、韓国語と異なる言語が飛び交い、引きこもり、自殺、DV、様々な社会問題から、時代も場所もくるくると移り変わり、でもその事件は必ず、この「素晴らしい発明」である「屋根裏セット」で起きている、というお芝居。この狭い空間にこれだけの数の登場人物というのもすごいのですが、演出のおもしろさに引き込まれる作品でした。
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