Monday, January 22

浅草寺

 仕事の関係で、浅草寺に。

 この機会に今までいつも曖昧にごまかしてしまっていて疑問だった、神社とお寺の違いを少しだけ事前勉強。神社は神主さんがいて神道の神様がお祀りされているところ、お寺は仏教、仏陀という非常に大雑把な理解しかできていませんでした。

 浅草寺にも浅草神社というのが同じ敷地内という感じに隣接して存在していて、なぜ?と思っていたのですが、歴史的に神社とお寺の区別があえてあいまいにされてきたということがわかりました。結局、ちょっと調べただけなので、知識も理解も甚だ不十分ですが、日本人は「神様、仏様」とついつい唱えてしまうという理由もそこからなのでしょう。そもそも、日本は一神教ではなく八百万の神の国。何でも感謝できる、尊びるというのはいいことだと思います。むしろ、何でも願掛けして、お願い事をしてしまう・・・ということのほうが実際多そうですが。これが、日本人特有の宗教観(のなさ)にも影響しているのでしょうか。

 南の島では、初のイスラム教国生活でイスラム教を少しだけ実際に体験しましたが、今度は余裕があるときに、きちんと仏教と神道についてまとまっているものを読んでみたいと思います。ただ、ネットで見た限りでは、どちらかに詳しい専門家はいても、両方を十分に把握している専門家は少ないため、よい比較参考資料がないというようなことが書いてありましたが。

 浅草寺に話は戻りますが、浅草に行けば、普通雷門から入って仲見世を通り、本堂に外からお参りして、境内に焚かれているお香を頭や体にかけておしまい。今回は、本堂の中でご住職のご説明を受け、「焼香」というのはよい香りのものをささげて参拝するという意味があるなどを知り勉強になりました。さらに、実は五重塔(があったのも、今まで認識していませんでした・・・)付近に古い立派な絵馬が展示されている建物や、伝法院の裏には回遊式日本庭園があることなどを知って驚きました。特に、庭園のあたりは、仲見世の賑わいが嘘のような落ち着きと静寂。

 仲見世と雷門で出来上がったイメージの浅草に、新たな発見がありました。

 

2 comments:

Anonymous said...

そうそう、神社と寺、よく分かんないよね。
歴史がからんでくるので、ますます理解しにくそうだ、、、いい経験をしたねえ。

リンクってブログの?ここに付けてみたけど、これでいいんだろか??

chestnuts said...

ongeさん

リンク、貼っておいたわ。これでちょくちょく遊びにいけるわ。

thonちゃん

そうなの、その釈然としないという感じなのよね。日本庭園は、確かに誰でも入れるのかどうかはよくわからないんだけど。