飯倉の老舗イタリアン、キャンティ。一度は行ってみたいと思っていたところ、キャンティ企画が実現。
何かのテレビ番組で、アーティストや女優など有名人が昔から足しげく通う名店で、できた当時は、本場と同じイタリア料理を出す唯一のレストランということで評判、というのを見ました。老舗の風格でいまだその名声と人気は衰えない・・・というようなイメージ。
実は、キャンティは一軒ではない、というのを知ってびっくり。もちろん、キャンティ企画は本店でなければ意味がないので、飯倉に。一瞬通り過ぎてしまいそうな感じの入り口でした。手前が喫茶風になっているので、ちょっとイメージしていた一流店、というのとは違いました。ネットでも、これだけよいレストランが増えた今、「キャンティ」だから行く、という人でなければ、コストパフォーマンスやサービスには不満かも、というコメントを読んでいたので、ちょっと納得。予約をしていなかったので地下には入れず、カフェ部分の奥の個室風の一角に何とか入れることに。2グループでいっぱいの狭いスペース。すでに一グループが入っていて、その横の空いたテーブルをつなげてなんとかはいれました。バックヤードか何かだった部分に増築して屋根をつけたみたいな部分で、雰囲気があるという感じではありませんでしたが、とりあえず予約なしではいれたことに感謝。お互い予約をいれた、と思っていたら入っていなかったという状態だったのです。地下のメイン・フロアを見るチャンスがなかったのは残念でした。
コースでは多すぎるということで、アラカルトに。アンティパストはサンプルを持ってきてくれて、そこからいくつか選びました。イタリアに行ったとき、いつも、この最初のアンティパストを欲張っていただきすぎてプリミが来る前にでもういっぱい、になってしまっていたことを思い出しました。そういいながらも、結局、定番のナスのオリーブ焼きから珍しいソフトシェルクラブなど4つも選んでしまってパンとともにいただいたら相当おなかがいっぱいに。このあと、定番のバジリコ・スパゲッティとお勧めのカラスミ・スパゲッティをみなでシェアして、チーズとデザートに。こういう融通のきくところは、やっぱり日本。コースにしなくてよかった、と改めて思いました。デザートも銀のトレイいっぱいのサンプルから。目移りして欲張って3種類も選んでしまい、お店を出るころは大変でした。
お料理はどれもおいしかったです。テーブルクロスやインテリアなど、確かに今はもっとおしゃれなところがたくさんありますが、ここはここの味があるといえるのでしょう。デザートに入る前ぐらいに個室の逆の一角に新しいお客さんが。男性二人。そのうち一人は、あれっと思ったら超有名メジャーリーガーでした(私でさえ顔も名前もわかるという)。
なかなか思い出に残る夜でした。
1 comment:
thonちゃん
ぜひぜひ次のスペシャル・デーなどに使ってみてね。
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