初インド。正確には、中学生の頃の初の海外旅行で空港だけは降り立っていますが。
今は気候的にとてもよい時期だそう。昼間はそれなりに暑いですが、過ごしやすい気温でした。3時間半という中途半端な時差が、不思議な感じです。
経由便だったのでとにかく時間がかかりました。経営悪化で次々減便、路線廃止しているJALは、デリー便も例外ではなく、現在は週3便。そのため、とにかくフライトはすぐに満席、大混雑。結局、香港経由のキャセイでしたが、これが、さらにバンコクに寄るという便。しかも、インドに向かうからか、何度もでてくる機内食はすべて同じようなカレー。。。着いたらカレーの毎日なのに・・・。もう少し工夫とバラエティがあってもよいのに。
デリーだけ、とても短い日程で特に何か見る時間などありませんでしたが、予想どおり、カレーだけはよくいただきました。モーリヤ・ホテル内のBukharaはクリントン元大統領なども行っていたというお店。さすが高級ホテル内、スーラやリビエラなどのインド・ワインは日本で飲むより高い!というお値段でしたが、タンドーリを中心にいただいたお料理は確かにおいしかったです。インドの経済成長に伴い、高級ホテルの宿泊価格も急騰しているそうなので、そうしたホテル内のレストランの価格、というのも同様なのでしょう。ダールなどのカレーがお勧めだったそうなので、カレーをほとんどいただけなかったのは残念でした。また、タージマハル・ホテル内のThe Grill Roomは最上階でとても眺めがよく、いくつものお部屋にわかれていて、サロンのような雰囲気だったり、家具も素敵。インド料理以外もオーダーできるようですが、こちらで銀のプレートに盛りつけられた、ゴージャスな感じのカレー・ランチをいただきました。濃い緑のサグ(ホウレンソウのカレー)などがおいしかったです。クラリッジのDhabaというところもとてもおいしいらしく、チャンスがあれば行ってみたいです。もっと、庶民的だけれど、人気があるというお店にも行きました。定番のバターチキンのカレーやタンドーリ、サグ・パニールなどをいただきました。カレーは大好きなのですが、さすがに、行きのフライトからのカレー尽くしはきつくて、いつもの食欲はわいてこず。カレーはお料理を習ってみたときにわかったのですが、相当オイルを使うので、おそらくそのせいでしょう。ベジタリアンといってもヘルシーな感じが今ひとつしません。生野菜やスチームしたさっぱりしたお野菜をたくさん食べたい!と次第につらくなってきます。おいしかったですが、当分インドカレーはいいかしら・・・と思ってしまいました。
ほとんど時間はなく、車窓からが多かったですが、大統領官邸中心の官庁街、戦没者慰霊碑であるインド門などの中心エリアと、世界遺産に指定されているフマユーン廟も短時間ですが見ることができました。フマユーン廟はタージマハルのもと、といわれているそう。大統領官邸周辺は、整備されてまっすぐに伸びた広い道路に立派な建築物が多く、高級ホテルとともに、これだけしか見る機会がないと、たぶん全くインドらしいところを見ていないということになるのだとは思いました。外国人が多く行くというKhan Marketもほんの少しだけ立ち寄り。インドの小売りの現状を垣間見られるので、ということで、ちょっとだけ車を停めてもらえたのですが、本当に短時間。ショッピングセンターも次々オープンしているということで、もう少し立ち寄る時間があればよかったのですが、残念でした。
印象的だったのは、セキュリティ-。ホテルなどはとにかく厳しく、荷物も必ず検査。面倒ではありますが、これが安全確保につながると思えば、仕方がありません。
インドはきっとあまり好きになれない、と思い込んでいたところはありますが、チャンスがあれば、プライベートでも行ってみてもいいかしら、という気持ちにはなってきました。
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