渋谷のヒラルの新しいシェフによるトルコ料理のお教室に参加。ウスパナク・タラマというホウレンソウとヨーグルトを使った前菜、トマトスープ、オルマーヌ・ケバブ(森のケバブ)という牛肉、ジャガイモ、ナスなどを使ったメインにバターピラフ。ケバブというとドネル・ケバブの印象が強いですが、油でいためたお肉料理はすべてケバブと呼ぶのだそう。重ね焼きに近い感じでした。バターピラフには極細のパスタを混ぜるのがおもしろく、エジプトなどでも、お米とパスタを混ぜるお料理があるので、中東特有なのでようか。
日本に来てまだ3か月というシェフは日本語ができないため、別のトルコ人の方が通訳。ただ、通訳があまり細かくないので、ちょっとわかりづらいところもありましたが。シェフはさすがの包丁さばき。ただ、わーっと思ってしまったのは、まだ、日本風にアレンジされていない、「本場」のオイル加減。つまり、ものすごくオイルをたっぷり。しかも、オリーブオイルよりもサラダオイルを多用していました。確かにいただいてみるとおいしいのですが、やはりちょっと油がきつくて、自分で作るときには相当減らさないと・・・とは思ってしまいました。油がきついと、カロリーが恐ろしいのはもちろんですが、胃にきてしまいます。いったん素揚げしたものをも一度炒めて、という手順も多く、省略するとやはりお味には差がでるのでしょうが、レンジでチンしてもいいかしら、と思ってしまいました。
その後は、トルコのチャイ文化などについてお話を少し伺い、その後は、トルコの楽器演奏。中東らしい調べでした。楽譜には一応表せるそうですが、半音の種類が2つあって、それがトルコやアラブ特有の音楽を生み出しているよう。あまり聞くことのない感じの曲ばかりで、興味深かったです。
最後に、甘いお菓子のロクムをいただきつつ、これも激甘のエルマ・チャイ(リンゴ茶)やチェリーのジュースを。油とお砂糖がとにかく多いので、体にはやはりよくなくて、トルコ人は糖尿病が多い、というのには納得。世界三大料理の一つといわれるトルコ料理。結構好きなのですが、普段、お店でいただく際にはここまで油を感じないので、選んでいるお料理の種類のせいもあると思いますが、やはり日本人向けのアレンジされているでしょう。
トルコが大好きで旅行にもよく行っているという参加者の方も多く、トルコに行ったのはずいぶん前なので、またいつか行ってみたいところです。
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