Thursday, November 5

松下あけみ レースドールの世界

 ミッドタウンでの展示のご案内をいただき、伺ってみました。

 レースドールというのは初めて。ミッドタウンのアトリウムが、とても優雅な空間になっていました。ものすごく繊細な陶器のお人形たちに、ポーセリンペインティング、アートフラワー、そして、ハープの演奏も。レースドールというのは、お人形をまず作り、そこに磁器粘土を重ねたレースをお洋服として着せるそう。焼くと、レースの部分は燃えてしまうので、土だけが固まるため、動きのある柔らかそうな微妙なラインが陶磁器のお人形ができあがる仕組み。ものすごいデリケートなので、途中で割れてしまうこともあり、運搬は極めて難しいため、一般の販売はほとんどなく、趣味の世界として発達してきたのだそう。

 マリー・アントワネット、人魚姫、スペインの踊り子など、様々な国をテーマにした人形たち。一緒に飾られた絵皿などとハープの調べで、異空間が演出されていました。

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