Wednesday, February 9

地域発見gathering 山形

 お知り合いの方の新企画。第1回目のテーマは山形県。

 参加できるかわかりません・・・とお伝えしつつ、結局ドタ参加させていただきました。この時期、風邪などのドタキャンも多いので、意外にドタ参加も重宝されたようでした。

 山形の日本酒を利き酒師の方のご説明とともにテイスティングし、その後、山形についての話を伺い、さらにジャズピアノで山形民謡の演奏のプチコンサートまで、という盛りだくさんの内容。

 いただいた日本酒は7種類。上喜元の特別純米「雄町」「山田錦」「美山錦」という3種類のお米品種違いの飲み比べに、出羽桜の桜花吟醸、本生、純米吟醸「雄町」「山田錦」。そもそも、お米の種類もあまり聞き慣れなかったのですが、それぞれで日本酒度、酸度などが異なるそうで、香りもお味もまったく違いました。ただ、少し飲み始めるとどんどん酔ってきて、感覚が鈍くなり、よくわからなくなってしまったのですが・・・。利き酒のときは、必ず吐き出すというのに納得。ワインよりアルコール度数が高いので当然です。

 最初は、ワインに近いので、さっぱりして飲みやすいからいいと思っていた上喜元の山田錦や出羽桜の本生は、次第に時間が経ち、軽食をいただき始めると物足りなくなってきて、最後は出羽桜の山田錦がいちばん美味しく感じられるように。周囲の日本酒をよく知っている方たちがおっしゃるとおりでした。ワインと同じで日本酒はまさにお料理とともに楽しむお酒。この日は、特に山形の食材や和食ではなかったのがちょっと残念でしたが、逆にイタリアンのオードブルに日本酒をあわせるというのが新鮮。普段、和食でもついついワインを頼んでしまうのが、日本酒に洋のお食事をあわせるという発想はなかった分おもしろく、意外にあってしまうのもびっくり。

 山形のお話もおもしろく、スキーで蔵王に行ったことぐらいしかないので、チャンスがあればいってみたいと思います。演奏の始まった頃には、お酒もおしゃべりも盛り上がっている終わりの頃であまりきちんと聞けなかったのですが、アレンジがおもしろく素敵な演奏でした。もう少し遅めスタートでゆったりと時間がとられているとよかったのですが、盛りだくさんの割に時間が短いのであっという間にお開きに。ワイン好きで日本酒はそこまでなのですが、地域を知る、というコンセプトにはとても興味があって参加して、日本酒についても少し知識を増やすことができてよかったです。

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