Sunday, March 7

ルノワール 伝統と革新 & 月夕堂

 ルノワールは大好きなので、これは行かなければと思っていた展示。

 思った以上に点数もあって、展示の順番や解説もわかりやすく、とても楽しめました。好きな作品も多かったですが、やっぱり、レースの帽子の少女、ブージヴァルのダンス、団扇を持つ若い女、あたりの有名な作品がやっぱり素敵でしたが、ちょっとマイナーなものかもしれませんが、縫い物をする若い女、という作品も素敵でした。淡いパープルで、肖像画ではない日常を描いた作品。花瓶の花も女性も絵の中に同等に溶け込んでいる感じ。やっぱり、ルノワールの色と光の素晴らしさには感動しました。あとは、やはりファッション。最新流行の帽子やアクセサリーを身につけている女性たち、というところも、ルノワールの人物作品に魅力を感じる一因です。

 かなり歩き回って相当おなかが空いていたのですが、日曜日ということでお休みも多いし・・・と迷って、月夕堂に。以前は、とても目立たない外装だったのが、最近すごく目立つようになったので、違うお店になってしまったのかしら・・・と思っていました。雨の日曜日ということで、普段は予約で混んでいるはずなのに貸し切り状態。プリフィックスのコースで、黒豚のテリーヌとヒラメのポワレをいただき、デザートは季節らしい桜を使ったものを。ポークリエットとアンチョビのフィナンシェのアミューズから、プチフールまで、どれも一人でやっていらっしゃるシェフの手作りでおいしかったです。

 

 

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