今年が第2回という六本木アートナイト。昨年は知らなかったのですが、今年はおもしろそうなので行ってみなければ、と思っていたところ、招待券にも当選して、アートを満喫しました。アートナイト、というだけあって、コアタイムは日没から日の出。さすがに、オールナイトはちょっと・・・と思って、土曜日の夜からと日曜日の昼間に分けて、結局、コアタイムと微妙に重なりつつずれる時間にはなってしまいました。
巨大イチゴのショートケーキは、ミッドタウンに展示されていたもの。
あちこちにオブジェあり、時間があわずパフォーマンスは観られませんでしたが、とにかく、街ごとがアートであふれている感じ。
森美術館などはオールナイトで開館。招待券があったこともあり、結局、森美術館、サントリー美術館、21-21 Design Sight、国立新美術館など、はしごしてしまいました。
森美術館の「六本木クロッシング2010展:芸術は可能か?」。エルメス、プラダなどのブランドの紙袋や、マックなどの紙袋を切り抜いて「木」にしているアートやピザの箱のアートが印象的でした。
消費文化の象徴であるペーパーバッグに、そのもとになっている木を切り抜き出すという発想。自然環境など訴えるものがある一方で、繊細な紙の木に感動しました。
思いがけずおもしろかったのは、森アートセンターギャラリーの就活アート展、「美ナビ」展。新鮮な発想と、「就活」らしく、企業のPRだったり、身近な感じがしたり、新鮮なアイディアが楽しめました。色鉛筆を様々な形に切り抜いたものなど、印象に残るものがいろいろとありました。
いちばんもともと行きたかったサントリー美術館。和ガラス展。ポルトガルから伝わってきたガラス。藍など様々な色彩、グラスや茶器、道具、装身具、クーラーもなかった時代に涼をとるための風鈴など、いろいろな用途のものが並べられていました。はかなく、美しい、ガラスの世界にひたることができました。
スカイデッキからの東京タワー。寒かったですが、きれいでした。2日間、とにかくいろいろなアートに触れられ、充実していました。
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