フライトは安いものは航空会社に不安が残るため、結局、結構高めでしたが、この時期にロンドンに行くよりはお安いということでタイ航空でバンコク経由。短い滞在でしたが、お友達がいるのでものすごく効率的に遺産巡りをさせていただきました。
ネパールには4つの世界遺産があり、文化が2、自然が2。文化遺産のひとつが首都カトマンズのあたり。カトマンズ盆地には7つの構成資産が点在していて、これ全部でひとつの世界遺産ということだそう。今回、3日間でなんと7つ全部を制覇(したはず、だそう)! といっても、あまりに一気に観光したため、予習していない頭では消化不良気味・・・でしたが。カトマンズ盆地は、カトマンズ、パタン、バクタプルという3つの古都から成り立っています。
到着日は近場ということで、Patanに。パタンのダルブール広場。建物はどれも現在普通に使われている寺などで、ネパールのひとたちは、そこでお祈りしたり、寝そべったり、本当に生活に密着している感じ。外国人のみが入場料を支払ってはいるのですが、かなり高額とはいえ、これで世界遺産の保存がはかられていると思えば当然なのでしょう。いちどは危機遺産指定されたところでもあり、観光客としては多少の貢献はしなければ。
Patan Museumはなかなかみごたえがありました。ただ、展示物は特にこのあたりのものというわけではなく、ヒンドゥーの神様などについての説明がわかりやすくよかったです。ラットは象の頭を持つガネーシャの乗り物。かなり印象的な一品でした。
それにしても、この博物館、ネパール人とSAARCとそれ以外に加えて、なぜか中国人料金設定が。私たちは中国か日本かと聞かれ、日本と答えましたが、結局おまけして中国人料金を適用してもらいました。
Bhaktapur。いくつもの寺や鐘などが立ち並び、その彫刻も素晴らしかったです。狭い路地に古い街並みが素敵でした。
BhaktapurのChangu Natayan Village。鶏やヤギがあちこちに。トウモロコシが軒先に干されているのが絵になっていました。
坂道を山の上まであがっていくと、寺が。ただ、もうこのあたりで建物の違いがだんだんわからなくなってきてしまいましたが。私営のChnagu Museumは民俗資料館という雰囲気で、オーナーのおじさんが逐一案内して説明してくれて、これはこれでおもしろかったです。
山の上なので、ここから眺める景色もよかったです。
こちらは巨大ストゥーパがあるBoudhanath、ボダナート。チベット仏教で、マニ車も超巨大なものからストゥーパの周囲中にある小さなものまで。これを1回転させるとお経を一回唱えたことになり御利益があるそう。
独特な建造物で、なんといっても四方を向いて目がついているのが特徴。知恵の目、なのだそう。ストゥーパは、ボダナートとスワヤンブナートの2カ所で見ました。
お猿さんがたくさん。
ここは、火葬を行う場所として有名で、この日も5体ぐらいが火葬されてお葬式が行われていました。観光客も大勢いる中、この公開の葬儀場、なんともいえない気持ちになりましたが・・・。
カトマンズのダルバール広場にあるクマリの館。生神であるクマリ、女神の住む建物。運良く、クマリが窓から顔を出すのを見ることができました。もちろん、撮影は禁止でしたが。
ヒンドゥーと仏教が混ざり合い、歴史と生活を感じるおもしろいところ、でした。
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