Tuesday, December 20

ソフトシェルクラブ・スシ

昨夜は、先日からずっと、いちど一緒に試してといわれていた、日本食レストランへ。
ドアを開けると「いらっしゃいませ」。

数年で何度もオーナーが変わっているお店ですが、今回は、珍しく評判もよく続いています。というのも、当地唯一の日本人シェフ(板前さん?)が調理場の責任者だからのようです。ただ、そんなにおいしくなかったという話も聞き、これは逆にいうと、和食らしすぎて受けない、という可能性もあるのかと思っていました。

いわゆる回転寿司スタイルと普通の定食・居酒屋系メニュー。お寿司を運ぶのは汽車です。これは、他のお店でもあります。メニュー選びは彼女にお任せすると、最初にこれはどう?といったのは、「ソフトシェルクラブ・スシ」。そもそも、こういうものがメニューにあるところが・・・。スシと名が付けば、立派な和食、と思われているようなので、これは和食というよりフュージョン、というと、じゃあ、このJapanese Spring Rollは、といわれました。そもそも、春巻は中華料理。確かに、春巻は日本の食卓でもおなじみ。かといって、ベトナム風生春巻きぐらい違えばよいのですが、あえて和風、というほどの特色があるのでしょうか。結局、彼女が選んだのは、ソフトシェルクラブにエビ天ぷらというフュージョン・タイプのお寿司と春巻とお好み焼き。すごい取り合わせです。量が多いので、とてもこれ以上頼めませんでした。それでも、確かにお味的には、意外にちゃんと日本食でした。メニュー、食材、プレゼンテーション、アレンジは、相当こちら風になっていますが、他のお店に比べればいい線をいっています。少なくとも、リゾート・ホテルの摩訶不思議な懐石もどきに比べれば、庶民的な味ですが、おいしく食べられました。

ソフトシェルクラブ・スシをいただいて、日本のおしゃれな和食ダイニングで、アボカドなどを使ったまさにここで主流なタイプに近い変わり太巻きの盛り合わせに、からっと揚げられた小さなカニが、飾られていたのを思い出しました。その盛りつけはまさに南の島風。あれも和食というのであれば、これも立派な和食、なのかもしれません。

2 comments:

Anonymous said...

食材の関係で伝統的和食が出来ないために、オーセンティックという表現にするところも多いようですが、最近のロンドンの和食は、Non-Japoにも受け容れられるように、というコンセプトのオーセンティックに変わって来た、というレストランオーナーがいました。全世界的なトレンド?というには時期がまだ早いでしょうか。

chestnuts said...

牧歌さん
ロンドンの和食のほうが日本人の数の多さに比例して、圧倒的に「普通の和食」がいただけたと思いますが(モダブリやはやりの和食もどきのお店でとんでもないものに遭遇したことはありますが)、non-Japaneseに受け入れやすい形になってこそ、もっと広まっていくということなのかもしれませんね。