Wednesday, February 7

コルシカ特集

 イタリアのイメージが強くて、イタリアかと思い込んでいたのですが、コルシカはフランスの一部。恵比寿にコルシカという名前の有名な老舗イタリアンがありますが。

 ナポレオンの生まれたところだから、フランスといえばフランスですが、地理的にもイタリアのほうが近いし、実際本土とは相当違うそう。

 コルシカのチーズ講習会に参加しました。とても珍しく、すべて羊のチーズ。フルール・ド・マキ(fleur du maquis)のフレッシュなものと1ヶ月熟成の食べ比べ、白カビのコルシカ(corsica)、ウオッュのウ・ベル・フィゥリツ(u bel fluritu)、そしてデザートとして、ブロッチュ(brocciu)。フルール・ド・マキはローズマリー、サリエットのハーブで包まれ、アニスもぱらっと、さらにジンのもとになるジュニパーベリー(ネズの実)と唐辛子がお花の雰囲気を出すために飾られているものでした。熟成の度合いでまったく違うチーズをいただいているよう。フレッシュなものもすっきりした辛口の白ワインにあっておいしかったですが、熟成したものはやはりこくがあって、おいしかったです。コルシカはしっかりしていて好き嫌いがあるかもといわれたのですが、むしろ、これぐらい「味」があるほうがチーズらしくてとてもおいしかったです。変わった名前のウォッシュは赤ワインが進む味。とにかく臭いので、ジョークなどにもよくでるそう。手で触らないほうがよいそうです。チーズの臭いのはまったく問題なしで、ちょっとパルミジャーノに似た味わいでしっかりした塩味でした。ブロッチュはリコッタに似た感じですが、少し塩味があり、今が旬、シーズン限定のチーズ。リンゴの蜂蜜や、ジャムを添えていただきました。さらに、参加者の方がお持ちになったセージの葉がついたペコリーノというチーズに、ブイヤベース風の魚スープにはグリュエールをかけていただき、珍しいチーズ三昧でした。



 コルシカは羊やヤギが非常に多いそうで、あとは、栗も有名だとか。

 今回の講習では、なるべく自分でチーズをカットするというのもあり、それもおもしろかったです。ワインバーなどでの薄切りチーズはいつも物足りない!と思ってしまうので、このぐらいいいですよ、とたっぷりと珍しいチーズを切り分けていただくのは楽しかったです。

 チーズは今回は神楽坂のアルパージュで購入されたそうでした。今度機会があったら行ってみたいと思います。

http://www.alpage.co.jp/www/common

 

1 comment:

chestnuts said...

thonちゃん
確かに!
次回の講習には声かけますね。
かなり思う存分チーズ満喫という感じなので。