「おとぎの国」ともいわれた南の小さな国での生活をつづるために始めたブログ。 帰国後も、予想以上に長続きしています。恵比寿からいったん離れて、また恵比寿生活復活。 心機一転、いろいろ新たなことにもチャレンジしつつ、気の向くままに書きつらねていきたいと思います。
Saturday, February 23
ワインの基礎を学ぶ会
フランスのちょっとマイナーな地域のワインを中心に3回目のお勉強会。
南のほうのものを中心に。南は気候のせいもあって、酸味は少なく、濃い感じのものが多いそうです。ただ、補酸ということも認められているそうで、南のワインでも酸味があるものも。酸味もワインの骨格のひとつということで、やはりいずれにせよバランスというのが大事なようです。
いつもどおり、白、赤3本ずつをテイスティングノートを付けつついただき、説明を伺いました。ロブションのパンやチーズをつまみながら。その後はさらにおいしいお料理とのマリアージュも楽しみつつ、おまけの2本もあり、計8本。
最初の白はアリゴテというあまり人気のなかった品種から生まれたBouzeron 2006。かなり酸味が強かったです。魚介類などにあいそうな感じ。コストパフォーマンスのよいものでした。次はさらにコストパフォーマンスがものすごいよい、1000円代で買えてしまうもの。Grand Marrenon 2005。南ローヌ地方のもので、いろいろと賞をとっているというのに納得。結構好み。最後はアルザス。Alsace Pino Gris Jubliee 2001。リースリングはあまり・・・なので、やはりドイツに近いこのあたりのものは大好きという部類にははいりません。
いずれにせよ、赤好き。赤になるとそれまでのテイスティングモードよりついつい飲んでしまう傾向あり、です。結局、白の残りは周りの方に召し上がっていただき、赤モードに。赤の1本目は明るいルビーでラズベリーやストロベリーの香り。あ、これは、何かのとき典型といわれたはず!と思い出したのがボジョレー。はやりガメイでした。Saint Amour 2006。名前からバレンタインなどにも人気があるそう。当然のことながら軽いものですが、自然派で有名なマルセル・ラピエールのもので、確かに体にやさしい感じでした。次がこの日の私にとってのベスト。ダークなガーネットのCote Rotie Brune et Blonde 2003。シラーにヴィオニエが少しだけ混ぜてスムースさとエレガントな感じをだしているそう。テイスティング最後はさらにダークなガーネットのChateau Montus 2003。タナというなじみのない品種でした。これは最初に出していただいたロックフォールとのマリアージュがよいということで、残しておいたものをいただいたところ、確かにぴったり。
そして、実はおまけはハイライト。Le Petit Cheval 2004。サンテミリオンのいかにも、驚きもない想像通りの、という評価もありましたが、シュヴァル・ブランのセカンド。これのファーストはボルドー8大ワインのひとつだそうです。万人受けするおいしさで、接待などでこれをだしておけば決して文句はいわれないだろう、という感じのものでした。それでも、個人的にはこちらよりリーズナブルなCote Rotieのほうが気に入りました。リーズナブルといっても、こちらだって十分普段にいただくという価格帯ではないのですが。さらにもう1本おまけがあり、計8本、楽しみました。
まだまだセパージュの違いもよくわからないのですが、少しずつでも特徴などがわかってくるのは楽しいです。
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