すごいスピードで後ろからやってくる白バイ。
フランス語のレッスンに向かおうとする途中のことでした。
私自身もまっすぐの道であたりに全然車もいないので、結構スピードを出し始めていたところでした。追い上げてくる白バイは、優に100キロは超えている感じ。だいたいが2車線なのですが、ちょうど1車線の道路でした。スピード違反を取り締まるには向こうがスピード出し過ぎでは、と思いつつも、少しスピードをゆるめたら、1台、また、1台と。私の車を追い抜いて横を通るときに、腕を左に伸ばしていました。どういう意味? 3台目のバイクに続いて、すごい勢いで飛ばしている黒い車に追い越されてからようやく、わかりました。横に寄れ、という意味だと。黒い大きな車は国王が乗っていたらしく、白バイが先導していたのでした。対向車もいなかったので、結局停車もせずとろとろ(というか、普通の速度で)走っている私の横を、風のように通り過ぎていきました。通り過ぎたあとに、ようやく、少し離れたところによけている対向車を1台発見。あぁ、私もああすることを求められていたのだ、とわかるのが遅すぎました。
フランス語のレッスンは、とてもフレキシブルに対応してもらうことができました。週2回のビギナー2のコースに週1回だけ。テキストもその都度のコピーだけをもらえる形になりました。文法は大学時代に少なくとも基礎を詰め込んでいるはずなので、やっていると何となく思い出します。
この日、クラスにいたのはマレー系の女性3名と同じくマレー系のご夫婦。女性たちは皆ご主人の送り迎え。フィアンセが迎えにくるという大学卒業して間もなそうなクラスメートに、自分で運転しないの?と聞いたら、運転はできるけど、もうじき結婚するから、driver for lifeがいるし、と返されてしまいました。さすがに、chauffeurとはいっていませんでしたが。
思えば、先週ここに来たときは、半分に折れたナンバープレート。白バイの先導はいりませんが、ドライバーがいるのはうらやましい限りです。ちなみに、王様は乗り物好きの運転好きで、日本まで自家用飛行機を自分で操縦していってしまうぐらいです。おそらく、あの黒い車は自分で運転していたのではないかと思います。どちらにしても、確認できないぐらいのすごいスピードでした。私はいつまで経っても、運転が好きにはなれそうもありませんが。
3 comments:
空いている道路をゆっくり走るのが好きですねえ。って、それじゃ車の用途を果たしていないかな。日英はどこに行くにも渋滞と路上駐車が多いので、自転車を使いがちです。高校時代は夏になると、横浜から伊豆までサイクリングしたものです。夏の部活はかったるいのに、サイクリングは苦しくても楽しかったですねえ。学生になって、車で行くようになるとサイクリングでも一緒に来てくれる彼女がいればなあ、と思いましたが、そういうことをやってくれるマーラのような相手は現れませんでした。
牧歌さん
いえいえ、田舎のB道路をオープンカーで走るみたいな感じは、気持ちがよいと思います。横浜から伊豆までのサイクリングというのもすごいですね。結婚して、夫婦でサイクリングをし始めたというカップルを2組ぐらい聞いたことがあります。最近はマウンテンバイクやプジョーなどのおしゃれな自転車もでているので、密かなブームなのでしょうか。そういえば、マーラが、職場まで自転車通勤していたのを思い出します。
拙宅の前の水溜りに止めていましたよ。
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