Tuesday, January 10

Bonne Annee

 こちらでフランス人の友人ができたこともあり、大学以来ご無沙汰してしまっていたフランス語の復活を去年から考えてはいました。

 1月からのビギナー・クラスが開講されたというので、いってみることに。完全な初心者クラス。しばらく遠ざかっていたのですっかり忘れたとはいえ、大学に加えて中・高校時代にもかじっていたこともあり、さすがにABCからのクラスはちょっと、という感じでした。できれば、フランス語会話みたいなクラスがいいのですが、そういうものは存在しないようです。

 前に教育省の生涯教育として行われているマレー語の講座にいったときは、もっとひどくて、「私は外国人でマレー語を勉強するのは全くの初めてだけれど、このクラスでよいか」と念押ししたはずなのに、行ってみると、マレー語は話せるけれど読み書きが不十分、という、いわゆる「国語」というか「読み書き」教室でした。私を含めた少数の「外国人」生徒にとっては、先生と他の生徒(ローカルかおそらくローカルと結婚している中年女性たち)はマレー語で会話をしていてちんぷんかんぷん。でも、勉強している内容は、アルファベットはAから始まります、大文字と小文字があります、というレベル。初回の授業の日、何度かこちらの希望を伝えたものの、そもそもこのクラスにいれられたことが間違いと気づき、思わず、アルファベットは知ってるからもう今日は帰ります!といったら、他の外国人生徒たちもあとからついて出てきました。その後、だいぶ経ってから一応外国人用のコースも設置されましたが、急なお休みが多かったり、結局は文法中心で、求めているものとは違ったため、飽きてしまってやめてしまいました。日本で語学教育を受けていれば、文法構造は割と簡単に理解できますし、時制もないシンプルな言語なので、辞書さえあれば、文章を作ることそのものはそれほど難しくありません。それに、そもそも、文章を書く必要性は日常生活で全くないので。

 このマレー語講座の受講料は格安。そのため、それ以上文句を言う気も起こらなくなったのですが、フランス語講座のほうは、ごく普通の値段設定。日本にいれば、自分のレベルにあったちょうどよいコースというのがみつかるのでしょうが、なかなか時間がとれません。仕事が終わってさらに習い事に駆けつけることもできる余裕がある状態なのに、選択の余地がないこの国。一応、フランス語を始める宣言はしてしまっているのですが、どのクラスに所属するか、週1回だけ出席する形にさせてもらえるか、など、悩むところです。

 新年を迎え、新たなことにも取り組みたい、という意欲はあるのですが。少なくとも、挨拶だけではなくもう少し会話ができるようになりたいので、まずは3月まで、フランス語に触れる機会だけでも作るという意味で、授業に参加すればいいのかもしれません。

3 comments:

Anonymous said...

個人レッスンを受けるのは如何なんでしょう?先生探しが大変かな。この種の問題も経験しそう。

chestnuts said...

牧歌さん
個人レッスンもあります。それも考えてはいるのですが、お友達作りという観点からもグループレッスンのほうがよいかな、というのがあります。あと、個人だと、本当に先生に左右されますよね。

chestnuts said...

thonちゃん
thonちゃんはいつも忙しいのに、フランス語やお花、テニスなどいろいろがんばってるので、すごいと思います。日本にいると、本当、時間が足りないわよね。